東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

福井4日目

2017年10月31日 20時33分44秒 | 全日本インカレ2017

Facebookより
【福井4日目!】

今日の朝は風は落ちていたものの、台風の名残で波が高かったため赤旗でした。昼前に出艇可能になり、多くの大学と合同コース練習を行いました。

軽風であるのに前の船が見えないほど波が大きく、葉山でうねりには少し慣れたつもりでしたが、今日はかなり走りに悩まされました。
なにはともあれ、福井に来てから練習がほとんどできていなかったので今日は長めの練習ができてよかったです!

明日は計測が行われます。日に日にハーバー内も全日本雰囲気に包まれてきました。最後の最後まで成長し続けられるよう、明日も頑張ります!

福井2日目!

2017年10月29日 22時45分16秒 | 全日本インカレ2017

Facebookより

今日は朝から雨の中出艇し、早稲田大学と九州大学との合同コース練習をしました。
昼着後に再出艇し、予報通り風が上がったら着艇する予定でしたが、まさかの無風による着艇となりました。若狭は風の予測をするのがかなり難しい海面で、くるくると風が回り並走して走り合わせることすら難しいことが多いです。

福井には着いてからは雨が続き、風邪や疲れに気をつけなければなりません…。また、若狭の海はとても綺麗だと聞いていたのですが、あいにく連日の雨で視界が悪く残念です。あしたの台風が去った後は晴天のもとでセーリングできることを願います!

また、LB酒井様が宿まで山積みになるほどたくさんの飲み物を差し入れてくださいました。ありがとうございます!

福井1日目

2017年10月28日 23時56分17秒 | 全日本インカレ2017
Facebookより
【福井入り!】
本日12時より福井に入りました。
船をおろし、梱包解除のち少しだけ海上練習を行いました!
雨の中の弱い南からの風で、非常にシフティなコンディションのなか帆走練習を行いました。
明日は朝から練習します!

宿は、登喜丘荘という民宿に泊まらせていただいております。とても綺麗でご飯も美味しいので部員一同幸せです。ありがとうございます😊

また、本日夜にはH16卒の三箇山様に宿にお越しいただき、全日本インカレについてのお話を拝聴いたしました。ありがとうございます。
より良い結果を残せるように、部員一同精進いたします!

では、失礼します。

1週間経って

2017年10月20日 18時07分28秒 | レース反省
こんばんは、四年の山本です。

決勝から1週間が経ちました。また、去年の決勝からは1年と少しが経ったことになります。

・・・

去年の結果、つまり両クラス敗退、を敗北と形容するのならば、今年の結果というのは勝利に近い何かに相当するのかもしれない。

実際決勝初日に1レースだけ行って9位に着けていた時は胃が痛かったし、決勝最終日、両クラス全日本出場を決めて着艇した時には嬉しかった。言いようもなく晴れやかな気分だったのは事実。


もともと両クラス共に目標は全日本出場ではなくその先に定めていたのであるが、いざ決勝が始まってみれば予選上位校のレベルは拮抗しており、簡単な道ではなかったと思う。
故に当たり前だと思ってた全日本出場ラインである8位を強く意識することとなってしまった。


僕に関して言えば、東大が長らく逃し続けてきた経緯もあり、最低でも全日本ラインは絶対に死守しなければならないという意識が生まれ、今までずっと保ってきたはずの、いわば挑戦者の姿勢が崩れていたように思う。



そうしてスナイプ級は5,6位に対して約35点差、総合でも6位に対して約30点差と、僅かな差で関東の入賞を逃してしまった。


スナイプ級も総合も、入賞はこんなに近いところにあったのだ。


四年秋、最後の関東決勝でも死ぬほど緊張して、たくさん失敗してしまったし反省も多くある。
ただ、幸いなことに次のチャンス、つまりは全日本の舞台が残されているし、ある意味では史上最高の挑戦者の立場に置かれているとも考えられる。


まだ見ぬ世界ではあるが、臆することなく全力でぶつかっていきたいと思う。

そろそろ前を走っちゃおうかなって(*^◯^*)



この秋、サポートボートは気配りと陽気さ、レース間の大学別順位速報の出来などが最高にイカしていたし、陸番も結果速報の迅速な作成や船台運びをしてくれるなど、レースメンバーとしてとてもありがたかった。こんなに応援してもらえることは人生においてもなかなかない。
サポートのおかげで結果が出たと言っても過言ではない。です。

また、インカレ予選前後で絶不調だった僕を見捨てず明るく励ましてくれた菅原、師田を始めとしたチームメンバーの存在が心の支えでした。
最後に、辛い時期も、一緒に耐えてくれた浅川、ありがとう。
あと少しだけ、よろしくお願いします。


・・・


今回の秋インカレを迎え、LBの皆様方、小松コーチ、部員のご家族の皆様、諸関係者の皆様より厚く支援いただいたこと、心より感謝申し上げます。

今後も宜しくお願い致します。

東京大学運動会ヨット部四年 山本圭祐


祝・全日本

2017年10月13日 22時25分52秒 | レース反省
こんにちは。
2年マネージャーの塚田と申します。

こうしてブログを書くのは新入生紹介以来、2度目ということです。久しぶりすぎるくらい、お久しぶりの投稿です。

全日本インカレ出場おめでとうございます!そして、応援ありがとうございました。
大きな大会のたびにL Bの方々の偉大さ、ありがたさを感じます。いつもたくさんのサポート、応援ありがとうございます。
全カレでもご支援よろしくおねがいいたします。

ヨットの世界について詳しいことはわからないですが『32年ぶりの両クラス全日本出場』、この言葉で今回プレーヤーが成し遂げたことのすごさを実感しています。

夏の練習、みんな毎日朝から夕方までずっとヨット。陸で待ってるのは少し寂しいときもありました。笑

全カレが決まった後に伝わってくる充実感が本当に素敵だった。とっても嬉しかった。全国という誰でもいけるわけじゃないチームのマネージャーをさせてもらってるなんてとても幸せです。


これからも少しでもプレーヤーの役に立てるよう頑張ります。マネージャーも、どうぞよろしくおねがいします!
全日本でも東大らしいレースができますよーに!


塚田美駒

インカレ見聞録

2017年10月13日 21時57分34秒 | レース反省
お疲れ様です、1年の吉武です。

先週行われた関東インカレ決勝ではチームボートに乗っておりました。着順をとり、東大と、競ってる大学3〜4校の得点を計算してホワイトボードに書いたり、潮を測ったりしてました。

外からレースを見て、ハラハラドキドキして、そしてレースとレースの合間のわずかな時間にサポートする、せっかくサポートボートに乗ってるんだからもっといろいろしたいけど、そうできる時間はあまりに短い。

見ている人にとって、本番は、歯がゆい。

でも、だからこそ、選手が勝った時は、本当に嬉しい。
他人のレースの結果でここまで喜んだのは初めてかもしれません。これがインカレなんですね。


来年、全日本の枠を取らねばならない。

できれば個選も。

吉武

夏終わり、秋始まる

2017年10月13日 12時22分48秒 | レース反省
こんにち3年470スキッパーの西坂です。
関東インカレ決勝ついに終わりました。
念願の全日本進出です。
 
ブログを書くとき、いつもどう文章を始めるべきか悩まされます。ブログは7月の七大学戦のときに書いて以来ですかね。
夏休みの間、ずっと週六日間練習してきて、学校が始まってもインカレの決勝までほぼずっと練習してきて、関東インカレが終わってやっと夏が終わったんだなぁという感じがします。思えば、七大学戦は夏の始まり。長く充実した夏でした。
 
(夕日をバックに疾風II)
 
 
さて、決勝について書いていきます。
まずはリザルトから。
 
【470級】
9レース実施(全15校45艇)
49 4537 塚本・中田
31(PTP)-29-33-16-39-19-31-19-28 計245点
50 4579 西坂・水石/斎藤
25(PTP)-5-11-6-12-16-21-28-19 計143点
51 4452 小野・角出
27(PTP)-28-21-9-28-18-29-16-14 計190点
6位 法政 516
7位 千葉 562
8位 東京 578
9位 明治 584
 
【スナイプ級】
8レース実施(全14校42艇)
49 31308 山本・浅川 
32(PTP)-23-28-22-24-13-11-8 計161点
50 30785 師田・江村
40(PTP)-30-29-41-7-29-35-39 計247点
51 31418 菅原・多賀谷
19(PTP)-2-4-9-5-9-23-20 計91点
6位 明治 462
7位 東京 499
8位 法政 551
 
【総合】
6位 明治 1046
7位 法政 1067
8位 東京 1077
 
詳しくはこちら
https://sd254a156085413e3.jimcontent.com/download/version/1507535138/module/13202524088/name/第84回関東学生ヨット選手権大会決勝%E3%80%80470級最終成績.pdf
 
https://sd254a156085413e3.jimcontent.com/download/version/1507535121/module/13202523788/name/第84回関東学生ヨット選手権大会決勝%E3%80%80スナイプ級最終成績.pdf
 
https://sd254a156085413e3.jimcontent.com/download/version/1507535121/module/13202493988/name/第84回関東学生ヨット選手権大会決勝%E3%80%80総合成績.pdf
 
 
 
470級は8位、スナイプ級は7位で全日本進出です。総合では8位でした。
 
3年生の僕にとっては、3度目の秋インとなりました。
1年目、入部して半年たったころに最初の秋インがありました。当時は3年生中心のチームということもあり、部員全員が「戦う集団」になれていなかったと思います。結果は470 12位、スナイプ級14位。
その冬から小松さんにコーチに来ていただき、だんだんとレースメンバー、サポートメンバー一体となった「戦う集団」になっていきました。
2年目、夏の練習から淡青のドライバーをする機会が多かった僕は、サポートメンバーとしてのプライドを強くもちながら秋インからに臨みました。チーム全員で本気で全日本を目指したレースの結果は、470 8位、スナイプ8位。全日本出場枠が7枠であったため、全日本進出はなりませんでした。最終日、風待ちの中、無念のAPAが上がり、その後のミーティングでみんなで大泣きしたのを強く覚えています。サポートメンバーであった僕も本当に悔しくて悔しくて泣いてしまいました。当時1年生だった、今の二年生もみんな涙を流していました。
3年目、ついにレギュラーになりました。今年から全日本出場枠が8枠にはなりましたが、8位で悔し涙を流したあの日が忘れられず、7位で関東を通過しようと意気込んで臨みました。結果、470 8位、スナイプ 7位。470チームは目標達成ができませんでした。しかし、やっぱり全日本出場とはとてもとても嬉しいもので、しかもまわりのみんなが喜んでくれるんです。嬉しいです。
 
 
この夏、週六日、昼着艇もせず、ハーバーの着艇時間ぎりぎりまで練習してきました。ほんとにこれでもかってくらい練習したと思います。それでも、毎日モチベーションが下がることはありませんでした。毎日もっとうまくなりたい、もっと練習したいと思うのです。海に出るのが楽しみなのです。正直去年、淡青から練習をみているとき、週6もヨット乗っていたら大変そうだな…と思っていました。でも、今年の夏は、どれだけ体力的に疲れていようがとても楽しかった。
 
実は、今年の6月から470チームのチームリーダーを任せていただいておりまして、チームリーダーというのは難しいものだなと思う毎日です(このことに関していろいろ思うところありますが、代替わりしたころに書かせていただきたいと思います)。ですが、練習を全くいやだと思わず毎日楽しめていたということは、特に下級生から言動がよく見られることの多いリーダーという立場にある上で少しでもその責務は果たせていたのかなとふと思います。
 
 
 
さて、レースの話をします。やっとです。ごめんなさい。
 
決勝は初日2レース、二日目5レース、最終日2レース行われました。
この一年間NO文字を掲げて戦ってきたわれらですが、予選5レースで文字を4つつけてしまっていため、慎重になることを深く意識しながら、レースを行いました。
 
初日を終わって9位。
 
そして二日目レース終了時点でも9位。この時点でも、われわれ470チームは不思議と前を向いていることができました。なぜなら、そこまで我々は7レースを行って文字をつけずに(PTPはありましたが…)戦って来られたから。派手なレースはない我々でしたが、大たたきをしないで耐えていれば自ずと浮上して行けるという妙な確信がありました。その日の審問の結果で、千葉大が一件失格になり、その日終了時点で8位に浮上しました。
 
そして波乱の三日目。第8レースで、一個前の明治、そして一個後ろの千葉と一気に差が縮まり全日本出場枠争いは超接戦となりました。具体的には、千葉と16点差、明治とは12点差。そこで風待ちを挟み、南風で最終レースが行われました。
スタートは南風、強めの下有利。まさに、予選の最終レースと同じ状況でした。我々3艇がそろってBFDを付けたレースです。一回目のスタートはゼネリコ。二回目ブラック旗が掲揚されました。最高の緊張感です。当然ながら頭には3艇BFDでむなしくハーバーバックした予選がちらつきます。
結果、そのレースでは6艇がリコールしましたが、東大3艇はリコールせずに済みました。予選最終レースがなければ、1艇でもリコールしてしまっていた可能性は十分にあると思います。運命とは面白いものです。
しかし、スタートで消極的になってしまったため、順位は振るわず。7位から9位までが最終レースで一気にひっくり返る波乱のレースとなりました。
こういう場面でも、弱気にならなくて済むような技術が必要ですし、「予選でそういうことがあったからこそ、決勝ではいいスタートをする」ということができるようになれば、私たちは一つレベルアップできるような気がします。精進あるのみです。
 
9レース行って、7位の千葉とはPTPを除くと7点差、9位の明治とは6点差。9レースも行って3艇の合計点がこれほど切迫することはなかなかないと思います。
サポートメンバーの話によると、最後フィニッシュまでの流し込みに入る時点では明治に負けていたそうです。本当にぎりぎりの戦いでした。
応援に来てくださっていた方々、または速報などで結果を気にしてくださっていた方々ははらはらしたと思います。次は安心して見ていられるチームになるように。頑張ります。
 
でもやっぱり、簡単に行かせてくれるところじゃなくてよかったです。ライバル校と僅差の戦いをして、誰が勝ってもおかしくない状況で。ものすごい緊張感が続く中でやっと手に入れた出場権なわけですから。やっぱり全日本という場所はそういう場所であってほしいです。
 
このような接戦を制して強く感じるのは、やはり支援・応援してくださる方の力の大きさです。
LB会を中心とするLBの皆さんにたくさん支援してもらって、また、応援の声をかけてくださって。いいセールがあって、いい船がそろってて。それらがなかったら、接戦の中で勝てていなかったのは確かです。
本当にありがとうございました。
 
また、千葉大学に3年生の同期のペアがおりまして、これがまた上手いのですが、この一年間ずっとめちゃくちゃ意識して来ました。一年間ほとんどのレースで接戦だったと思います。
何の話かと言うと、他大学の同期にライバルとして認識できる相手(片思いだったら辛いですが)がいて、この一年間とても楽しかった。
僅差で戦えるライバル校がいて、そう言う相手がいて、学生頂点の早稲田大学が一緒に練習してくれて応援してくれて。そして部内でも切磋琢磨して来たスキッパー陣がいて。本当に最高の環境でやらせていただいております。
ありがたいです。
 
支援応援してくださる方に感謝を、ライバル達に敬意を決して忘れずに。
 
 
話は変わりますが、旧帝七大学すべての学校(存続危機の名大は除きますが)が全日本に駒を進めました。
「全日本での再会を期して」このエールが実ったわけです。嬉しいです。
もちろん我々は小戸のハーバーで負けた悔しさを忘れてはいません。全日本では、七大で負けた東北、京都に、関東で負けた千葉に勝てるように。残り半月、必死に頑張りたいと思います。
 
夏が終わって勝負の秋です。
応援よろしくお願いします。
 
 
3年 西坂惇之

備忘録 その3

2017年10月11日 17時00分00秒 | 通常練習
平素よりお世話になっております。角出です。
 
 
備忘録シリーズ3回目ですね。
 
秋インカレ決勝を終え、無事両クラス全日本出場の権利を獲得することができました。
1985年以来32年ぶりです。
詳しいリザルトや状況は誰か書いてくれるはずです。
 
何度も言うことになりますが、我々は去年末から「32年来の挑戦」というチームスローガンを掲げて活動を続けてきました。
32年前というと私の両親がちょうど今の私と同じように大学に在籍していた頃です。
このスローガンを打ち出した経緯としては、自分たちが目指している事のスケールの大きさを明確にし、それを達成することへの刺激を掻き立てるべきだという小松さんの助言がありました。
 
正直最初は全日本出場が両クラス決まったという実感があまりありませんでした。
そんな中最終日に応援に駆けつけてくれたLBの方々を筆頭に、結果を気にしてsnsでの速報を随時確認してくれていた方々、他大学の仲間たちがまるで自分たちのことのように喜んでくれて祝福してくれたことが本当に嬉しかったです。
 
「32年来の挑戦」という組織理念的に部員のために打ち立てたスローガンは、我々の想像以上に大きくなり周りをどんどん巻き込んでいき、達成に至るまでの過程も含めて多くの感動をもたらしてくれたように思います。
当事者の部員だけに留まらず、我々の活動を応援してくれていた方々に僅かながらでも感動を与えることができて、努力してきた甲斐があったと心から思えました。
思い返せば8月2週目から10月初週までほぼ週6で昼着艇せずに馬鹿みたいに練習量を追い求めてきた夏でした。
 
みんなヨット馬鹿ですね。
どれだけ長い時間を一緒に過ごしてきたか。
よくやってくれたと思います。
レースメンバーだけにフォーカスされがちですが、サポートメンバーや下級生、マネージャーたちが自分たちの仕事に責任と誇りをもって遂行してくれていたからこそ成し遂げられたことです。
 
感謝しています。ありがとう。
 
そんなこんなで漸く全日本に出場できたことを実感できるようになってきました。
でも我々はこれで満足してはいけません。インカレの戦いはこれからが勝負です。
全日本出場はあくまで通過点に過ぎず、全日本という未知の舞台でより高みを目指していく必要があります。
関東インカレと違って失うものが何もない挑戦者であるからこそ、真摯に謙虚にレースに臨み結果にこだわっていきたいです。そうでないと何も面白くないですから。
別に我々は思い出づくりに行くつもりはないです。
そういう姿勢で臨むことで、個人としてもチームとしても成長していけるし、私の代のみならず来年以降も連綿と続く「強い東大」の復活につながるのだと思います。全日本出場なんて当然な時代がまた訪れるかもしれません。
それにまだまだ続く東大ヨット部のストーリーの中で感動を提供していきたいです。
心から応援したい、頑張ってほしいと思われるような組織であり続けたいです。
わざわざ狙う必要はないけれど、やはり劇的であった方が面白いじゃないですか。
 
 
話は変わりますが、東大野球部が法政大学から15年ぶりに勝ち点を奪取しましたね。
ヨット部の全日本出場決定の前日だったので良い報告続きになりました。
家に帰ってから野球部の記事を色々と読んでいたのですが、歴史に新たな1ページを刻んだタイミングが一緒だったからか、精神的に高揚していたからかは分かりませんが、東大野球部の話が全然他人事には思えず、野球部のFacebookページの『僕の野球人生』というコラムを一気読みして、涙ボロボロこぼして泣いてました。
『僕のヨット人生』なんてたかが3年半というあまりにも短すぎる時間だったけれど、本当にかけがえのない大切な時間だったなあと回顧していました。
全日本終わってその気があったら『僕のヨット人生』書こうかな。
 
 
全日本のレース初日11月2日が私の誕生日で、その翌日がペア組んでる小野の誕生日なんですよ。
若狭で誕生日迎えられるなんて幸せ者ですね。
そんなラッキーボーイ&ラッキーガールな4452ペアは全日本でボルケーノして爆走すると言わざるを得ない。
あとDailySailingのインタビュー内容も考えておかないと。
 
 
さあ、あと一ヶ月弱。楽しんだもの勝ち。
以上です。
 
角出賢司
 

from三崎to志摩

2017年10月06日 15時49分05秒 | Weblog

一年470クルーの松前です
このたび、10月1日から6日にかけてAntaresⅢというクルーザーで三崎のシーボニアから志摩の五ヶ所湾に回航するのに一年天木とLBの青木さん、松山さんとともに乗らせていただきました。

行程を簡単に説明させていただきますと、三崎口〜下田(静岡)〜御前崎(静岡)〜安乗(三重)〜志摩へと1日ずつ寄港しながら回航し、御前崎から安乗まではオーバーナイトで回航しました。

僕はまだ湾内で行うディンギーヨットのレースにしかふれたことがありませんでしたが、今回の経験を通じて、迫力あるクルーザーヨットの帆走の面白さや、全く陸が見えない中でGPSと方位磁針だけを頼りに海に突き進む醍醐味を体験することができました。また、オーバーナイトでは風速19mにも及ぶ爆風や大波に遭遇し、もし転覆したら死んでしまうではないかと不安になりましたが、満天の星空や満月に照らされながら暗い海を航海していくのはとても興奮しました。

また、それぞれの寄港先では地元の新鮮な美味しい海鮮料理を食べさせていただきました。特に安乗でいただいた初体験のフグは言葉では表現できないほど魅力的な味でした。最高でした‼︎

これまでは、ヨットといえば大学のヨット部で乗るディンギーしか思いつかなかったのですが、湾外でクルーザーを走らせたり、港町の街並みを眺めたり、地元の方々と交流したりと海の世界が大きく広がったと思います。

最後に、伊勢神宮に行き、先輩方の両クラス全日本進出、さらには全日本総合10位を祈願してきました。目標を達成できるように、僕もできる限りサポートできるよう頑張ります。

そして、普段では経験できないこのような貴重な経験をさせていただきまして、オーナーの細谷さま、岩木さま、伊藤さま、ほんとうにありがとうございました。