東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

LBの方々へ ~新歓進捗状況!~

2008年04月24日 08時31分16秒 | Weblog
新歓代表の山中です。葉山・八景島の試乗会、そして新歓コンパを終えた現在での新歓の進捗状況です。

「新入部員目標15人」で走り出した今年の新歓ですが、例年と異なるオリ合宿などの新歓日程や試乗会での悪天候のせいか正直順風満帆とは言えません。連絡先を聞き新歓の対象として裁いている新入生の数は例年とあまり変わりませんが、試乗会に来る新入生の合計人数やヨット部を第一候補として考えている人の数が去年と比べると少ないようには思います。

ただ良いニュースを言えば、昨日の新歓コンパで入部宣言をする新入生や「9割方入ることに決めてます」と言ってくれる新入生が5、6人いたこと!新歓をやってて良かったと思える瞬間。最高です。

春インカレに入るためディンギー班主体の試乗会はもう終わりで、今後の試乗会は基本的にクルーザー班におまかせになります。もはや新入生を誘い込む最後のチャンスではありますが、去年を振り返れば武尾やクルーザーの中山がヨット部に来たのもこの最後の試乗会でした。前向きに考え、これからは特に一人一人の新入生への勧誘を大切にしながら、部員増強を目指していこうと思います。

全てを忘れてヨットに乗りたい

2008年04月19日 13時51分29秒 | Weblog
↑新勧だなんだと苛まされている部員の(心の)叫び

4月に入ってから練習記録をupしてなくてすみません。
ざっと書くと、
5、6日 上級練(2年はオリ合宿へ。そして勧誘・・・)
9,10、11、17日
基本的にレースペアで練習。スタ練、ショートのコース練を中心に。吹いてるときは走り合わせ、サイドジャイブ練等。
週末は試乗会。でも天候に恵まれずなかなか新入生が乗れない....><残念です↓↓


14、15日 レース
 *Power Up Race*  sponsored by NORTH SAILS

470 4301 室伏・松木      13/26位
   4175 川西・高橋/山中    14位
   4096 霜山・山中/宇田川   19位

スナイプ  29279 山中・金城   19/22位
      28511 川口・石川   20位


自分にとっては初レースとなったわけですが、、一番の反省点は周りを見てなさすぎたこと。
「次の動作を失敗するんじゃないか」という不安と焦りが先行して、余裕がありませんでした。特に1R目では全く他艇の動きを考えず、もはや普段のコース練と同じような感覚に。スタートもコースもスキッパーに言われるままでした。せっかく20艇レースだったのに、もったいなかった!!!!

1R目 
下寄りからスタート。1上までにわりと右にシフト(多分)
1上まわって20位前後。サイドマークで1、2艇抜いたのかな。
最終的にはもうちょい前だったと思います。


2R目 
トップスタート!!と思いきや1分前><ゼネリコで助かった...
東大3艇近くでスタート。一線に残ったけど、上と下の艇が邪魔でずるずる落ちていく。
周りを見ようとしてみたものの、上マーク見つけるのにレグの半分以上を費やすわ、ヒールトリムが疎かになるわ。
下りレグではスピンつぶしすぎてずるずるずるずるずるずる抜かれてしまいました。
トップ艇団が左行ったのは見たのですが、左右どちらに伸ばした船が速かったのかまでは分からず。


クルーでレースに出るのは最初で最後になるかもしれませんが、
・これから舵を握るためにも、普段からもっともっと周り見るようにする
・動作ミスへの不安なくレースに臨めるように、また、他艇を気にしながら・急な場面ででもベストの動きができるように基本動作を身につける
ことを目標にしていきたいと思います。


2年 宇田川

    






六大戦 反省

2008年04月17日 00時06分11秒 | Weblog
SNIPE二年の川口です。

今回のレースは2月にスキッパーに転向してから初めてのレースで、他の船にぶつけないことをとりあえず最優先して臨みました。

同じく二年の石川と出場したのですが、上級生と乗って動作をミスしないことだけを求められた今までと違って、自分たちだけで走りからコースや交渉など全てをこなすこと自体が初めてで、反省点は山のようにあります。

まずはスタート。1R~3Rはかなりシモ有利でしたが、並んでラインにつくのもおぼつかないために船の少ないカミから出ざるを得ず、スタートから大きな差がついてしまいました。スタート練習の経験がほとんどないのでやむを得ない部分もありますが、・ラインを流す・見通しをとる、あと忘れがちだったのが・潮をはかるなどのスタートの準備は最低でもやっておこうと思いました。4Rからはだいたいイーブンで、他の艇から離れてはいるものの前よりはラインに着けているという感じはありましたが、加速の練習もしていなかったため出遅れることがおおかったです。特に最終レースは結構慣れてきたので艇団の中からちゃんとスタートを切ってみようと思い、並んで待っていたのですが、やはり加速で出遅れカミの船に殺されてしまいました。ラインに着く技術、あらゆる風域での加速にかかる距離と時間の把握、他艇との交渉などの習得のためにスタート練習が不可欠だと感じました。


次は走りに関して。クローズは順位の差ほどにはスピード差は感じなかったように思いましたが、フリーが異常に遅いと感じるときが何回もありました。1カミでは後ろに何艇かいたのに、シモに行く頃にはほとんどケツということが何回かありました。多分セッティング以前の問題で、ほかのことに気を取られてメイントリムが全然あってないときがあったんだと思います。また、マーク際で他艇との交渉になれておらず、どうしていいかわからずに判断がおくれることがありました。そもそもあるケースに対して自分がとるべき行動のパターンが用意できていないので、その整理も必要だと思いました。


最後にコースに関して。コースに対する一貫したヴィジョンが無く、行き当たりばったりでコースを引いていました。唯一うまくいったと思ったのが5か7Rで、スタートが若干カミ有利ぐらいで艇団がカミに密集してはいましたが、左に大きなブローが見えたので艇団を無視してシモからでて左にのばし、1カミを10番前後で回航できました。そのコースをとることに確信が持てないとあまりうまくいかないんだなと思ったのと同時に、どのコースにも確信が持てないときにどうやって走れば良いのかという疑問も残りました。あと28511にはコンパスがついていませんが、それも何とかしたいと思います。これはnorth p-up raceで思ったことですが、風やラインを角度で正確に把握しようとする意識が全然足りない。今は振れとかが分からなくても、コンパスで理解しようとしなければずっと分からないままになってしまう。どんなことにも言えますが、分からないからといってしなければいつまでたってもそれを理解できるようにはならない、だから潮もはかるしセッティングもとろうと思いました。そういう姿勢は常に持っていたいと思います。



今回のレースで一番強く感じたのは、目の前の一艇を抜くことの難しさ、そして自分のミスでどれだけ他の艇に簡単に抜かれてしまうかということでした。
練習がなかなかできない日が続いていますが、ここで学んだことをさしあたっての目標である春インカレにつなげていきたいと思います。今回のレースは結果を出すことよりもレース慣れすることが目標でしたが、そのぶん勝とうという意識に欠けていた部分は否めませんでした。ですが、次は最低でもある程度の順位が求められるので、今回のミスは繰り返さないよう、今の実力で取れる最高の順位を目指してやれることはすべてやって、気持ちを新たに臨みたいと思います。

六大戦

2008年04月02日 22時18分28秒 | Weblog
スナイプ班3年近藤です

 六大戦はたまにシングルとりましたけど最終レースでドンケツだったりと全体的にさえない結果でした。すいません
細かいことは山中君が書いてくれたので、それプラス自分個人の問題点について書きます


1、やはり基本動作の完成度が低い。タック、ジャイブはもちろんのことヒールトリムもあやしい感じでした。何か変化が起こるたびに遅れている感じなのでそこは春インまでにつめていきたいです
2、クローズ中に集中してない。わりと論外なことを言ってすいません。目の前のブローばかりを見ていて二個、三個先のブローを見てのコースどりができていなく、特に後ろを走っているときには他艇にも気を取られすぎて自分のコースを引けず一艇一艇着実に抜けていない感じです
3、リーチングが遅い。とにかく遅いです
4、スタート、マーク際での他艇関係。今回特に失敗したわけではありませんが空いてるところからヒョヒョイって感じだったのでもっと戦う技術が必要だと思います
5、セッティングがあやしい。クローズ中の謎の下流れ、ウェザーの無さなど

そんな感じです。それで練習についてですが
1,3,5については今まで通り出艇後はじめにクローズ、リーチング、ランニングを走り合わせて、タック・サイドジャイブ練習。そのあとマークサークリングをやりたいです。
2,4については他大のコースにまじってやりたいです



結局山中と書いてることあんまかわんないっすね。申し訳ない

六大戦

2008年04月01日 21時17分08秒 | Weblog
 
とりあえずは遅くなりましたが、旧4年生方、御卒業おめでとうございます。
とわに愛してます。

そしてどうもこんばんわ、ちょっとしかレース出てないシューカツ太郎です。


【六大戦おえて我が艇がとりあえず春インまでに必要な事】 

1.クルーとのスタート練⇒スタート前のジブ、バランス、加速の仕方に加え、即トラッピーズ、タックなどできるだけ多く経験してもらう。自身もクルーがトラピに出やすい位置、センターやバングを入れるタイミングなども考慮しつつ、スタート後前に出るスタートを目指す。下や上の艇の実力や性格によって動きを予測する経験も積みたい。上手いとことも下手なとこともスタ練キボン。数コナシタイ。
2.セッティングとってスピードup⇒走った感じセッティングでもっと速くなると思った。セールのカタチ含め川田さんと要相談。
3.フリーセーリング⇒明らかに去年より遅かった。1上回って抜かれた事なんてほとんどなかったのに…スピントリムのせいにしろ自身の感覚が鈍ってるにしろ、要チェック。ただウチのきゃつらと走ってわかるかどうかは…。
4.リーチングとサイドジャイブ⇒今回はまだ吹いてなかったからよかったが、強風のリーチングはものすごく不安なのでクルー要練習。サイドジャイブは風に関わらず抜かれる気しかしないので要練習。ポールにも問題ありかも。強風で三角形ぐるぐるするべし。
5.フィニッシュ⇒正直いまだにスピンが上げきれるかとか、どっちが近いとか自信ない。流し込む練習も若干したい。
6.コース⇒練習でもうちょいデジコン使いたい。

まぁ要するに
【セーリング】クローズはセッティングとって、フリーはスピードを戻す
【基本動作】強風での上サイド下/レース形式でのタックジャイブ(頑張れ新2年)
【スタート&コース】キレイに並んで出る。練習あるのみ(艇数もとむ)。デジコンつむ。あとクルーしばいてて先の事考えるの忘れるときがあるのに注意。






…ちなみに将来のコースももうちょっと見えてほしい。



六大戦!!

2008年04月01日 11時27分41秒 | Weblog
六大学戦お疲れ様でした*”

結果は、山中さんも書いていたとおり不安定な順位でした。風が弱くて序盤にいい位置で走り始めたときはそんなに順位を落とすこともなく行けたけど、風が強くなってからや、出足で遅れた時などに落ち着いて走れずにミスをしたりしてなかなか前に行けなかった気がします。どんな状況でもあわてないで集中して走れるようにしたいと思いました。

自分の反省点は、動作がまだ未完成なところとまだ周りをみての判断が遅いところです。
下手なタックとか、ランチャーUPの遅さとかが積もって、少しずつ早い大学との差になっていました。そういうところを早く改善して、ジブの微調整とかクルーとしてもっと高いレベルで競えるようになりたいなと思います。ハイクアウトに出てるときのジブの調節はあまあまだし、スタート後にジブを合わせるのが遅くて横の艇に競り負けていた気がします。
今回は、スキッパーより絶対先にマークを見つけて聞かれたらすぐ答えられるようにしようと決めていました。でもそれ以外にも下りで後ろの艇を見て状況を伝えたりしないといけないのに前しかみてなかったりまだまだ周りがみれていませんでした。それに、周りをみても判断が遅いし、どうするのがよりいいのかまだわかってないです。

今回の反省を生かして練習を頑張りたいです!!

反省点もいろいろでたけど、早稲田に囲まれてのスタートとか、いい経験になったし、楽しかったです〃

六大学戦

2008年04月01日 00時13分53秒 | Weblog
山中です。

六大学戦、終わりました。細かいリザルトは手元にないけど...とりあえず470級4位、スナイプ級5位、総合5位。ともに上の慶應との点差が大きく、全部員にとって春インカレに向け気合を入れなおさなければならないと痛感させられるレースとなりました。

自分の艇に関して言えば、シングルも取りそれなりに勝負はできるという手応えの一方で、極端に悪い結果に終わるレースもあり、その不安定さに多くの課題を自覚させられました。

レースミーティングでスナイプのメンバーの話を聞きこれから一月で取り入れたい練習・練習の改善すべき点は以下の通り:

【取り入れたい練習】
 ・スタートの加速(特に和石ペア)。
 ・多艇でのマーク際の実践練習。上マーク回航後上すのか落とすのかの判断、その判断をクルーが共有し動作面でする対応、艇団に対する対処、上突破され始めたときのリカバリー、マーク際でのルーム取りなどなど、実践での経験値が足りない。艇が集まるようにショートコースをこなしたり、他大と合同でやったりをしてみたい。
 ・「走りにくい状況での走り」。2上のクローズで出遅れてて艇団があるような場合など、ベストの走りが不可能なときの走らせ方が分かっていない。

【改善すべき点】
 ・スタート練習をスタートだけで終わらせるのではなく、スタート後の数十秒まで行う。スタート後に死なない走り、スタート直後のタックでスタボ艇の前あるいは落して後ろを切れるかの判断、などスタート直後の練習が不足しているように感じた。(自分が悪い結果となったレースはスタートそのものでなくその後の数十秒間でのミスによるものだった)
 ・より高いレベルでのタック練習。ワン・タックで半艇身遅れたもしくは前に出たということに神経質になって高い意識を持って動作を磨きたい。
 ・フレタックをよりこなす。今回大会2日目はフレも多くタック・マッチとなった。フレタックをスキッパーもクルーも反射的にできるくらいに日常的にフレタックをこなして前に出ることを考えるべき。
 ・ルールへの意識の向上。日頃(自分も含めて…)「わかってるけど、練習だからいいか」とルールに関してゆるい部分があるが、これは極めて危険と感じた。日頃からスタートでもマーク際でも怒鳴り散らし合わないと。


霜山主将も言ってたけど、スピードについてもコース取りについても、より高い意識を持って自分にシビアなってくことこそが一番大事だと思う。現役のみんな、各々本気をぶつけて、残り一月ガツンと伸びましょ。