東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

年末の帳尻合わせ⑤/5 駒場祭の日の練習と優雅な冬の休日

2016年12月31日 07時00分00秒 | Weblog

おはようございます!

今年最後の朝、いかがお過ごしでしょうか。
2年水石です。

FB告知もしていなかったので誰も読んでないかと思っていたこのシリーズですが、コメントを頂いたり楽しみにしてるよって言われたり、意外と読んでいただけているようで恐縮です。

さて、東北大戦の前の週、11/25-27の練習について。この週は駒場祭ということで学校が休みの金曜日から三日間練習しました。日曜日は小松さんがいらっしゃり、私は午前中紺碧に乗せていただきました。小松さんに淡青を出すよりヨットに乗るべきと言っていただいて、470スナイプ2艇ずつに淡青3人の予定のところ470を1艇増やすことができました。紺碧は新旧艇出ていてコース練習もすることができ、早稲田大学と合同練習させていただいているありがたみを感じました。そういえばこの前の週は東大の練習に早稲田の自主練の艇が混ざる形でしたがなぜか早稲田の方が艇数が多く、ありがとうと言っていただいたもののこちらこそという感じ。小松さんが人が少なくて寂しいなぁとおっしゃっていて、こんなことを言われてしまうようではいけないなと思いました。浅川の集計によると2年生の練習出席率1位が西坂2位が水石らしいのですが、自主練含めて乗艇時間では誰にも負けないと言えるようになりたいです。

一昨日28日は葉山に行ってきました。角出さんと西坂と、ヨットサービスに置かせていただいていた3894と4175を葉山の合宿所にコロコロしたのですが、この日は富士山がすごく綺麗でした。麓までくっきり見えて、なんだか近い。寒い日もいいことありますね。いちおしは渚橋の交差点からで、海の色も良い江ノ島も近い。朝電車から見えたときも綺麗だなぁと思いましたが、葉山まで来てよかったです。そして、ヨットサービスの鈴木さんにソファ、布団、毛布、カーペット、掃除機、オーブントースターをいただきました!息子さんの引越しで出た不用品だそうで、20分遅かったらゴミ収集されているところでした。早起きは三文の徳は本当ですね!角出さんの9時集合は英断でした。鈴木さんありがとうございます。私の大好きな葉山の家をみんなもっと好きになってくれるでしょう。合宿所に着いたら松山さんから引退記念のプレゼントもありました!良い日だ。
ヨットを運んだ後は本郷で中田さんと合流してお昼を食べて御殿下でバドミントンをしました。豚汁鍋と鯖の竜田揚げ定食がとっても美味しくてお腹いっぱいだったのでほんとはお昼寝したかったのですけれど、御殿下は3時で閉まってしまうし我々はトレーニングするために本郷に来たのでまっすぐ御殿下に向かいます。唯一まともにできるラケット競技かつ男の子とやっても(たぶん)さほどつまらないと思われない数少ないスポーツなので、スマッシュ打てないけど好きですバドミントン。子供の頃祖父母の家で遊んでおいてよかった。栗原のおばちゃんありがとう。次の日というかいまだに下半身全部と右前腕が筋肉痛です。筋肉痛っていい気分ですよね。裸足で2時間やってたのでその時は気づかなかったのですが後で足の裏がめっちゃ痛くなりました。早起き&満腹のち運動の心地よい疲労によりその後行った高校同期のお家で爆睡しました。みんなごめんね。遊び疲れて寝るなんて理想の冬休みです。写真は冬の風情の不忍池にて、たそがれあっちゃんと角出さん。撮影は中田さんです。 ということで、今年のブログは以上でおわります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

 

水石さおり


年末の帳尻合わせ④/5 なにが「また明日」だ。遅れてすみません。。

2016年12月30日 23時59分59秒 | Weblog

こんばんは。2年水石です。

先ほどどうやら終電を逃したようです。わざとじゃないのは初めてです。きわどい時間では全くなかったのにおかしいな。グーグルマップによれば3時間くらい歩けば帰れるみたいなのでがんばります。アルバイトの後おつかれ乾杯して元気なので問題は携帯の電池が少ないことだけですね!

さて、東北大戦振り返りブログ⑥です。
私は4301で塚本と出て、
6-8-2-2-11(8)-5(4) (括弧内は除オープン艇)個人3位
でした。
470で初めてレースに出たのは去年の東北大戦でしたが、その時の私は本当にただの錘でしかなく今回のようにチームで勝ちに行くという意識も持っていなかったので、今年とは全く違ったものだったように感じます。正直なところ、私は小さい頃から勝ちたいとか負けたくないとかいう気持ちがほとんどなくて(「勝ってほしい」はあるからマネージャーの方が向いてるんじゃないかと思ったり)、チームの勝負やOBの期待を背負うのも嫌だから高校の伝統の対抗戦(男子だけでした)などは女子で本当によかったと思ってました。大学に入っても、ヨットが好きだし練習楽しいけど、勝ち負けとかなくひたすら真っ直ぐ走ってるのが一番好き、全日本がかかったインカレとか無理、むしろ早く一年生に抜かしてもらいたい、とか。ほんとに勝負事向いてない。(そもそも運動会の部活に入る予定じゃなくてシー◯ィンドがちょっと違う感じだったから消去法的に...)そんなんなので熱いミーティングは辛いしいつも半分嘘みたいな感じだし一緒に乗ってくれてる人に申し訳ないし。でも、去年の女子インで初めて後輩と乗って、代替わりして自分が三番目のクルーになって、今回の東北大戦で初めて優勝を狙うレースに出て、ちゃんと勝負をかける面白さがわかってきた気がしています。次は勝ちたい、私が出たいと少し思える。少しじゃだめなんですけど、女子インの前後・東北戦の前後で大きな心境の変化を感じました。この変化を行動に表して、インカレまでに絶対勝つとぶれずに言えるように。
全く東北大戦を振り返ってないですね。このあいだメモ帳を流して薄れゆく記憶も断片的すぎて書けなくて。レースや練習の中身を覚えてないこと自体意識がなってないんだと思います。あともっと早く書けばよかった。

そういえば、東北戦の日曜日のミーティングで角出さんが言ってくださった「夏と比べてすごい上手くなってるよ」が2016年言われて嬉しかった言葉ランキング暫定1位になりました。ちなみにそれまでの1位はおのま「(女子インで)さおりさんを信頼して結構よく走れたと思います」です。がんばろうと思えた言葉たち。

 

今度こそまた明日。あと一回よろしくお願いします。 

水石さおり

 


年末の帳尻合わせ③/5 沈したくない話と諸々

2016年12月26日 14時40分52秒 | Weblog

こんにちは。2年水石です。

年の瀬ですね。昨日は同期忘年会をしました。全会一致の結論は小松菜奈ちゃんが美しい。

 

八景島レースの前の週、12/10, 11の練習についてご報告します。

土曜日は一時赤旗の強風で、日曜日も午前中は強風だったのですが、、ずっと沈していました。スキッパーが誰でも私の艇が沈が多かったのでおそらく主な原因は私にあって、練習時間を減らしてしまって申し訳ないでし恥ずかしいです。土曜日に助けてくださった法政大学の皆さんありがとうございました。一年生の頃からタック沈が多くて、それでも前よりよくなってタック怖いという気持ちも無くなったしこの前の秋葉山では私と小野の艇だけ沈しなかった日もあったのに悲しい。日曜日のミーティングで話してもらって意識しようと思うのは、目線を意識して艇の回転に動きを合わせる、体重のない分より速く動く、何かあって移れなかった時に無様でもとにかくジブを切って何とか起こす、ということです。まだ陸シュミも必要です。次の強風の練習から、一つ一つ動作を意識してこれという形を見つけて無意識に出来るまでに持っていきたいです。土曜日は八景島の花火がありました。写真はその時の戸倉。

 

その週の金曜日は学連の広報部で葉山町の山梨町長にお会いしてきました。町長室は壁がガラス張りで日当たりがいいです。大学時代のお話や葉山町のことなどを聞かせていただきました。日本代表が何人もいてインカレも優勝するようなウィンドサーフィン部の主将をされていた町長で、学生時代のお話は驚くようなこともあって面白かったです。正規練習の前に毎朝鎌倉ー葉山を往復する自主朝練をしていたというお話とか。町の方との関係については印象の悪いところを直す、迷惑を掛けないのは大事だけど、良い印象を持っていただけるようなこと、自分たちを知っていただけるようなことを積極的にやっていくのがいいんじゃないかというお話になるほどと思いました。部や学連としてだけではなく、学校の研究の素材を葉山にして町の方に協力をお願いするなど、そういうことからも学生への理解や親しみが生まれるということです。あるいは合宿生活の様子を知っていただくような、たとえば町長のヨット部に対する疑問#1は(渋滞の原因たる)リヤカーの中身だそうで、そういう柔らかい広報いいなと思いました。この対談は来年広報誌の記事になる予定です。

 

それではまた明日。

 

 

水石さおり


年末の帳尻合わせ②/5 八景島レース!

2016年12月23日 17時22分35秒 | Weblog

こんにちは、二年水石です。
先週土曜日に八景島レースが行われました。

《470級(全24艇)》
4579 塚本・角出 10-8-6 計24pts 8位
4452 小野・千葉 8-11-RET 計44pts 11位
4357 西坂・中田 13-10-8 計31pts 9位
4175 戸倉・水石 17-18-14 計49pts 18位

《スナイプ級(全31艇)》
31308 山本・浅川 9-10 計19pts 8位
30563 菅原/高山・多賀谷 3-14 計17pts 4位
30785 師田・江村 19-17 計36pts 16位
29604 金澤・田原/鈴木 26-26 計52pts 29位

  470は上から3分の2くらいまで大学順に並んでその下に新人スキッパーが続いている感じの今回、戸倉と私は新人スキッパーのトップくらいの位置ですね。自分よりもヨットの経験が少ないスキッパーとレースに出るのは初めてで、不安でもありつつすごく楽しみにしていました。強風だったら戸倉中田と西坂水石に組み替える予定で、もちろんあっちゃんと出ても絶対楽しいのですけれど、私がたくさん考えて喋らないと成り立たないという状況が必要だと思ったので、予報が上がらないといいなと一週間ウィンドファインダーを見ていました。もう少し吹いてもらってもよかったですが。
  いちばん心配だったのはダウンレグで、なにしろ普段私は基本的にスピンと海面しかみていなかったので他艇との関係など全然(クローズのタクティクスも全然なってないんですけどそれ以上に全然)わからず、東北戦では角出さんがランのコースを引いていたと聞いてどうしようと思っていました。やってみたらいちばん楽しかったのもダウンレグでした。前の艇を抜くこと後ろに抜かれることがよくわかって、あの艇の上を行こうとか後ろ来てるから気をつけてとかフィニッシュはあそこを通ればいいんだよねとかたくさん話して、順位を上げられることが多かったです。風が強かったら、後ろから厳しく攻められたら、下マークが混んでいたら、ずっと辛いものになっていたと思われますが、今まで見えていなかったものが少しは見られてよかったです。
  1レースでも東大の他の艇より先にフィニッシュするという目標には届きませんでした。達成できたとしたら、スタートをしっかり出ることと、スーパーポートロングだった第3レースでオーバーセールしてスピンを張っていた西坂を抜かすことだったと思います。スタートは、下有利のスタートで混んでいる所に行く勇気はなくきれいなラインが作られなくてどこにいていいかわからなかったりラインから離れてしまったりと、空いている所から出たので被されて走れないことはありませんでしたがスタートラインを切ったのはかなり遅かったと思います。第3レースの一上では、スタート直後から圧倒的にスピードがなくて焦り変な角度で走り、焦ったままマークの位置をちゃんと確認せずオーバーセールしてしまいました。ランチャーを張ったスナイプが思い切り右の方にいたし前の470の艇団もおかしな感じだったのに。ちゃんと周りを見ていればもっと前にいられたはずで悔しいです。
  今までより少し私の役割が多かった今回のレースですが、本当はいつもこれくらいかそれ以上に周りを見て考えて喋らないといけないんだと思います。そんなつもりでこれから練習していきたいです。


水石さおり


年末の帳尻合わせ①/5 納会!&艇庫閉め

2016年12月23日 12時03分31秒 | Weblog

こんにちは。

ご無沙汰しております、2年水石です。

ブログの当番をサボり続けた結果、5回分の投稿を拝命しました...!ごめんなさい。練習や部員の様子を知っていただくためにも自分の考えを整理するためにもブログが大事なことなのはわかっているんです。そんなすっと書けるなら5週も滞納しないです。なんとか年末までに5部作がんばります。。

 

記憶の新しい方から。先週末の納会&艇庫閉めについて。

私納会が大好きなんです。先週は土曜日の納会のために生きていたと言っても過言ではない。お酒飲めるようになる前からお酒の席は好きでした。だから基本的に空気だけでも酔えるのですが、ちょっとのアルコールですぐ気分よくなれる体でよかったです。特にヨット部の納会は、いつもの合宿所の秩序がぜんぶ無くなるところとか、何人かの話が幾つか出来てそれぞれしんみり語ってたり盛り上がってたり早くも寝てたりいろいろなことが起こって見ていて楽しい。激しい飲みが頻繁に行われる部活じゃなくてよかったなと思います。

今年の八景納会はなんと花火付きでした。八景島の花火は合宿所の裏から上がるので、シーパラに遊びに来たどんなお客さんよりも私たちが特等席です。しかもこの日は南風だったので屋上に出させてもらえ、今年最後の風を味方につけた幸運でした。だったらしいです。私は見ていない。ひと夏に6回花火大会に行った私としたことが、花火の邪魔にならないように完全消灯したミーティングルームで角出さんとお酒を飲んでおりました。後ろの暗闇から江村さんの歌声が聞こえていてちょっと怖かったです。花火は前の週に見たしこっちの方がきっとよかった。写真は先週の花火と戸倉くんです。花火の後は乱入してくる高山をあしらいつつあっちゃんと田原と金澤くんの恋の話を聞きながら寝ようとしている江村さんの邪魔をしていました。えむ兄の情報を聞き出す遊びもしました。楽しい夜でした。しょっちゅうやりたいけどそれだとたぶん意味ないんですね。あとこの話書いてるのは非常に楽しいんですけど読んでても全然ですよね、すみません。

次の日は大掃除&ミーティングでした。ずっと艇庫の空間を圧迫していた金属ゴミをついに捨てることができました!何時間もグラインダーでマストを切断してくれた岡田さんありがとうございます。健康被害が出ていないといいのですが。ミーティングルームも見違えるようでした。去年班制度を作ってから日々の掃除の時間が格段に有意義になり、普段から合宿所がきれいになってはいましたが、それでもまとまった時間がないと出来ないところはあります。目を背けていた所が綺麗になって気持ちいいです。その後のミーティングでも、強い大学は合宿所がきれいという話が出ました。新年から個々の意識と日々の掃除でいつ誰が来ても恥ずかしくない合宿所を保って行きたいです。あと今年中に自宅の部屋をなんとかしようと思います。

掃除の後はミーティングをしました。全体ミーティングの間に挟んだ学年別ミーティングが秋よりも良いものになっていたと感じます。わざわざみんなの部屋に行って秘密の話をしていた(?)一年生からも止めどない話に時間を何回も延長していた三年生からもそれぞれ、互いに思いつかない意見も似ている意見も出て来て面白いです。私たちはついに二年副将を決めました。副将浅川!どっちがなっても要は象徴みたいなもので各々がすることは変わらないよね、と言い続けて結局どうしてそうしたのかよく覚えていませんが、良い代になる気がします。上からも下からも信頼されるように、大好きな同期に見捨てられないように、精進します。

 

水石さおり


『しゃべクルー』への道

2016年12月08日 02時00分00秒 | レース反省

こんばんは。新2年スナイプクルーの多賀谷です。

遅くなってしまいましたが、12月3,4日の東北大戦の感想を書かせてもらいます。

リザルトは中田先輩のとんぺー+の記事にありますので、そちらをご参照ください。

 

僕は、今回で最後の東北大戦となる、新4年の頼れる高校の先輩、山本先輩とレースに出ました。

結果は参加したスナイプ全24艇中、5-3-1(OCS)-1-3、計37点で個人7位となりました。

 

OCS(On (the) Course Sideの略だそうです。記号や信号旗にも早く慣れたいなと思っています。)がよろしくないことが、

今回のレースで痛感させられました。

角出先輩は、

「もしたらればの話ではあるけれどもOCSがなかったなら…総合1位を十分狙えた」とおっしゃっていました。

1位だー!とフィニッシュラインを切ったけれどもホーンが鳴らない。。

後ろで「やっちまったなぁ」というようにこちらを見つめてきた師田先輩と浅川先輩のあの表情。。。

自分のせいだと言ってくださった山本先輩。。。。

忘れません。

 

自分では、リコールはしていないと思っていましたが、1艇身ほど出ていたそうです。

まだまだスタートラインが見えていないので、これからは意識して練習して行こうと思います。

スタートラインはクルーの方がよりよく見えているはずなので、

リコールはクルーにかなりの責任があると思います。

あと何艇身あるかを正確に伝えられるくらいになれればと考えています。

 

今回のレースを通じて、自分は『しゃべクルー』という言葉を思いつきました。

これは、できるだけ多くの情報を艇内に集め、他艇との間のやり取りもするクルーのことです。

スキッパーは、他艇に声かけするとき、ボートスピードから一瞬気がそれてしまったりするそうです。

クルーは声かけを積極的に行い、スキッパーの負担を軽くします。

また、スキッパーはクルーよりもメンタルがやられてしまいやすいので、

クルーが優しい言葉をかけてあげることで艇内の覇気を保ちます。

『しゃべクルー』を目指して練習練習。

 

東北大学の方々はとても気さくに接してくれて嬉しかったです。あと、恋ダンスも(笑)。

七大学戦でまた会えることを、楽しみにしています。

 

東京大学運動会ヨット部 新2年 多賀谷光

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


スキッパーデビュー戦

2016年12月06日 18時10分15秒 | レース反省

こんばんは。スナイプ新人スキッパーで新2年の鈴木です。

 

続々と報告が上がっている通り、12月3、4日に東北大学・横浜国立大学・東京大学定期交流戦がありました。

今回は東大チームとしてではなく、オープン艇としてスキッパーデビュー戦をさせていただきました。

 

艇は29604、クルーは1日目に新4年生の江村さん、2日目に新3年生の浅川さんで、リザルトは1日目3レースが21-17-16、2日目2レースが20-16で19位(合計90)でした。

着順だけ見ますと、21着/24艇、19着/20艇、19着/19艇、20着/20艇、16着/20艇と、下から4、2、1、1、5とシングルの連続であります。いやはや。

 

1日目のレースは慣れないスタートが難しく、ホーンが鳴ってからグダグダ動いて加速も出来ずにほぼビリから始まり、その順位を巻き返すこともなく終わった感じでした。唯一、第3Rは上手く加速しましたがリコールしたように思われ、しかもI旗掲揚でアウターマークを回航したので遅れに遅れ。結局リコールしていなかったのがとても悲しいです。

 

2日目はほぼ無風なコンディションから始まり、第4Rはライン付近で本部船と他艇に挟まれてどうしようもなく本部船に接触、推進力違反も重なり初めての720°を経験しました。

奇跡が起きたのは最終第5R。なぜか新4年生の師田さんと同時にスタートを切ることができ、そのまま1上付近までグイグイ走り続けました。クルーの浅川さんによると、レイラインに乗せるまでは確実に上から数えてシングルだったそうな。

しかし、上り角が足りずにタックを繰り返し、気付けば10艇ほどに抜かれ…それでも2日間で最も良い着順となりました。

 

 

初日の反省はスタートが出来ない、そのまま挽回もなくフィニッシュしてしまうからスタート頑張ろうと思っていたのですが、スタート完璧でも走り負けてしまったので基本の基本からしっかり練習しなければと改めて強く感じたデビュー戦でした。

 

最近、ようやく徐々に走れるようになり、一層益々ヨットが楽しくなってきたので寒くて辛い冬ですが何とか乗り越えていきたいと思います。

とんぺーさんと恋ダンス踊ったのすごく楽しかった。

あと、引退された先輩方がいらっしゃったのがとても嬉しかったです。

 

皆々様、今後ともよろしくお願い致します。

 

新2年 鈴木敦己


初めての470に乗ってのレース!(東北戦)

2016年12月06日 13時40分54秒 | レース反省

こんにちは!470クルー1年(新2年)の千葉です。

今回のとんぺー戦では2年(新3年)の西坂さんと出させてもらいました!秋の6大学戦の時は僕はスナイプチームにいたので、今回のレースが初めての470クルーとしてのレースでした。

僕たちのリザルトとしては9-7-13-9(OCS)-8-9
個人順位が10位という結果に終わりました。

20艇中10位という成績はあまり良い結果とは言えないですし、何と言っても“OCS”はダメですね。

今までの練習は、僕の中ではまだ動作の練習でしかなく、レースを本当に意識することはできていませんでした。今回のレースの結果を受けて本当に勝ちたいという思いが強くなり、勝つために練習したいなーと思うようになりました。これからの練習では動作の練習はもちろんのこと、もっとレースで勝つためになにが必要かを考えながら取り組めたら良いなと思います!

今回のレースでは西坂さんは僕にコースを引かせてくれました。(とはいってもコース選択に自信なんてまだまだ持てないので「右に行くので良いと思うのですがいかがでしょう?」ぐらいな感じです)コース選択によってマークを回る早さに雲泥の差が出ることを痛感しました。

そのほかに難しいと思ったことは自分がいま全艇の中でどのくらいの位置を占めているのか、また他の艇の動きを把握することです。僕はレースの途中で僕たちの船が結構前にいるように見えて、一人で勝手に盛り上がっていたのですが、いざマークに近づいてみれば全く良い順位ではなくがっかりするということがありました。まだまだですね。

オフの期間に入るまであと2つの合宿しかないですが、最後の週には八景島レース控えています。これからは僕はなかなかレースの出番はないと思うので八景島レースを大事にしたいと思います。今回のレースを糧に、次に西坂さんとレースに出るときには西坂さんを勝たせてあげられるクルーになっていたいですね。八景島レースでは1年の小野と出る予定なので気合い入れて行きたいと思います!良い結果をとって気持ちよく2016年を締めくくりたいです。最後まで読んでいいただきありがとうございました。

たのしいたのしいとんぺーせん

2016年12月06日 01時03分09秒 | レース反省

こんばんは。新四年の山本です。
秋深まり冬の訪れを肌で感じております。我が家の格子の外側ではたくさんのてんとう虫が冬眠しております。かわいいです。


東北大戦がありました。

リザルトは中田くんが上げてくれました。そちらの方でよろしくお願いします。

またしても長文の予感がします。

ヨット部生活最後の東北大戦になりました。僕は、新2年、東北大にも人気を博した多賀谷くんとレースに出ました。
結果は、参加24艇のうち、5-3-1(OCS)-1-3、計37点で個人7位となりました。

今回スナイプ級優勝、470級準優勝、総合準優勝という結果になりましたが、総合の14点差には僕のocsの責任が大きく、またスナイプの優勝も、文字をつけてレース艇三艇の中で足を引っ張る形となり、今回スナイプ級はかなり久しぶりに優勝を勝ち取れたとはいえ、僕としてはあまり喜ぶことはできませんでした。

文字については、初日は絶対に勝つぞという気持ちばかりが空回りし、スタートを攻めた結果第3レースでラインから約1艇身飛び出し、そのままリコールに気づかずフィニッシュしてしまいました。トップホーンが鳴らないのは精神的にきついものがありますね。

ただ、初日は最初から気持ちだけが前に出て、第一レース、第二レースもリコールしてても仕方がないようなスタートの攻め方をしていたので、今回の東北大戦で個人7位という結果は悔しいですが自分の実力を正しく反映していると強く認識しております。

秋インでは、見通しを慎重にとって、絶対にリコールしない意識があったのに、代替わり後にいきなり文字を付けてしまうのは、代替わり後に弛んだ姿を見せてしまうようで申し訳なく思っております。

気持ちを切り替えて臨んだ二日目、第4レースは下有利で下が空いていたので安全に出て即タックして艇団の前を切るスタートが出来たのですが、これは及第点として

第5レース、絶対にリコールしないし、ゼネリコもさせないという意識がこれまた空回りして、みんな高いんじゃないのと本船側の周りの船に声をかけてラインを低く留めていたら、あまりにラインが低い上に自艇は低いラインの中でさらに埋もれ、スタート号砲1分後にスタートラインを切る最悪のスタートに。本当に恥ずかしいです。。。


やはりスタートは難し、精進が必要……
たまたま神風を掴んで一上に到達する頃にはトップ付近まで回復することが出来たのですが、こんなことはなかなかないので堅実なスタートを身に付けたいところです。

今回OCSを付けたことによるスタートへの恐怖というか不安というかはなかなか拭うことが難しそうではありますが、一回一回のこれからのスタート練習に全身全霊をかけて臨んでちゃんとスタートで出れるようになりたいですね。や、再来週の八景島レース、少々不安はありますが来週の練習でなんとか自信を取り戻せるようにしたい。

 

スナイプチームのレース運びについて
レース毎に艇が集まって情報共有したりすることはかなり改善されたと思います。なんというかレースの間の時間が結構あって、風の情報の意見交換、走り合わせの他にもみんなでスタートラインの見通しについて話し合うなどしたことも、なんだかチームの一体感があって楽しかったですね。

 会話が艇間で為されることは、コミュニケーションを取ることで過ちを未然に防ぎ慎重を期すことと、ペア以外の人とも会話することでレース直前の緊張をほぐす効果があるのかなと思いました。

 あと今回のレガッタではレース中に東大の船がミートした時も、情報共有の会話がなされていたのもチームレースの面白みを増している気がします。
特に、今回僕は若いクルーと組んでて普段より僕の艇内での役割が少し重い中で、他の東大の船からの情報にかなり助けられたおかげでボートスピードに集中できたのかなと思います。
去年の今頃は、艇同士で集まってもそんなに話し合うことがないという状態だったのが、冬に入る前の状態としてはかなり手応えを感じました。
 余談ですが、第五レースの直前に、30563菅原岡田ペアが東大全艇に右奥からブローが降ってくるぞと小声で囁いて回っていたのがシュールでした。これは右に全艇が突っ込めという指示ではなく、右海面への注意を払ってレースを展開しろという指示であり、当たるかどうかはさておき他の東大の船も海面への意識も高まるので悪くない作戦だと思います。ちなみにこのレースは右海面が大当たりでした。本当に愉快なチームレースですね。


多賀谷くんは朗らかでレース中に潮の情報をリマインドしたり、後続艇の情報を頻繁に伝えてくれるので、僕はボートスピードに集中することができました。コースは久しぶりに僕が引いたんですけど、多賀谷くんがなかなかに良い情報を持ってくることが多かったので今レガッタで順位を崩すことは一度もありませんでした。これからも頑張っていきましょうというところ

新2年生の初レースにしては上出来の滑出し、かつリコールの怖さを知れたので良いデビュー戦だったのではないでしょうか、、、汗

 

 今回のコースについてはスタートは有利エンドから出る、フレッシュを走る、潮も考慮したロングを走る、前に出たら艇団をルーズカバーするという基本的なコンセプトのみで引きました。運に助けられた面もありましたが、基本的なことが最低限できればそんなに順位を崩さないのかなと思います。

 レベルの高いフリートになるほどこういう基本的なことを実行するのが難しくなるわけですが…

 

東北大戦について

近年、両クラスの全日本進出が目標とされる東大ヨット部において、総合の成績が重要視される貴重な大会で、今回は総合で勝つことを意識してレースに臨めて良かったと思います。

全体の一体感もだし、レース中にもちょっと470の様子を見て自分がもっと頑張らなきゃなとか、青スピンがめっちゃ前におるやんとかなるテンション上がったりと普段の自分にしか意識の向かないレースよりチームレースの幅というかが広がって面白い感じがしました。

これが学生のヨット部の醍醐味の一つですし、特にインカレで470の後にスタートするスナイプとしては先にスタートした470の動きを見ておくことはレースの展開において大きなアドバンテージになり、470のレースを見ておくことは案外難しいので、こういうことを機に海面全体の視野を広げられたらもっと面白くなりそうだと思います。
全日本インカレで総合をかけて戦うのが楽しみであります。


東北大戦は最後となりましたが、東北大のみなさんと仲が良いんですけど、また七大学戦や全日本インカレで再会できるのは楽しみですね。

そう思うと、全日本インカレでの再会を期すエール交換って激アツですね。僕はいままでエール交換中はぼーっとしがちだったんですけど


今回スナイプ級は東北大に久しぶりの勝利こそしましたが、舞台は我らがホームグラウンド八景島、加えて向こうはお世辞にも良いとは言えないチャーター艇、ちゃんと舞台と道具を整えば勝利できるとは限らず、彼らとの最終決戦は全日本インカレの舞台となりそうです。


書きながら気づいたのですが、たまたまですが僕は入部してから毎年東北大戦の時期にブログを書いていて、なんとなく読み返してみたら少しだけ懐かしい気持ちになりました。

意識していたわけではないのですが、毎年家のてんとう虫の情報から始まります。


今年は春秋のインカレ決勝、全日本スナイプ、J24全日本などレベルの高いフリートをたくさん経験できました。これからの上達の秘訣は過去のレベルの高い大会経験にきっと詰まってるはずなので、活かしてレベルアップしていきたいですね。

 

やはり長くなってしまいました。

では、また。

 

東京大学運動会ヨット部 新四年 山本圭祐


とんぺー+

2016年12月05日 22時38分11秒 | レース反省

こんにちは。470クルー3年(新4年)の中田です。
東北戦の反省+αを書きたいと思います。

リザルトはまた下にも載せますが、僕と小野は4357に乗って
13-14-7-7-2-2 個人5位

チームとしてはとんぺーに敗れ2位という結果でした。

数字を見れば一目瞭然で、レースの感覚を忘れてレースの入り方が甘くなってしまっています。
特に1レース目は2上のレイラインで僕が無理に欲張った結果順位を大きく落としてしまいました。小松さんにも第一レースを落ち着いて走れと常日頃からあれ程繰り返し言われているのにです。2レース目もその雰囲気を引きずってしまい、ベストなスタートをしたにもかかわらず艇団をしっかり押さえずに左に伸ばしてしまった結果右が伸びこのような順位となってしまいました。情けない限りです。しかもあろうことか3レース目ではレグを間違え、リーチングなのにジャイブする体たらく。超ブロードだったから救われたものの、これがなければあと2つ上げることも可能なところで、本当に何をやっているのか。
精進しますとかいった類ではなく、自分で思っているよりも普段の練習から意識が不足しているのだと気づきました。
こんなくだらない反省は二度と書きません。絶対に。

もちろん収穫も多くあります。
例えば潮の影響を強く受けるレースでその影響を意識し続けて有利なコースを取ることができましたし、スタートもほぼすべて第一線で出ることができました。
またレースを重ねるにつれ艇内・艇間のコミュニケーションは増え、小野もどんどん意見を言ってくれるようになりました。レース間のチームとしてのまとまりも改善されています。
基本的なことですが、実はまだ日の浅いこのチームがそのレベルにいることも事実です。昨年とメンバーが大きく変わらないスナイプチームと比べて、470の若いチームゆえの足りないところを忘れがちですが、そこをなる早で潰そうと思いました。

次に個人のことを離れチームについて、ほかのブログにもあると思いますが。
10月の終盤、小松さんにトンペーの位置づけを聞かれ、一年生のレース機会、と答えました。それに対して小松さんがおっしゃったのは、それでいいのかと。練習レースのように捉えると小さな失敗も結局「まあこれもいい経験だよね」で済まされてしまわないか。どんな小さなものでも、レースと名のつくものなら何が何でも勝ちに行く姿勢で臨み、いかなるミスも許されない環境にすべきなんじゃないのか。そうしてこそ得るものがあると信じて疑わない、と。
それまでともすれば個人のレースとして捉えがちだったトンペーですが、470チームでも、総合でも、絶対に1位を取ろう、という強い気持ちが生まれました。それだけに、悔しいし情けないし腹が立つ。
上の小松さんの言葉はこれからのチームの意識として常に持ち続けます。幸い、今回のレースでその意識をチーム全員が経験しました。次のレースは2週後の八景島レースです。必ず今とれる最も良い順位をとる、そのためには文字をつけないし強引な欲張りをしないしマーク際でシビアに行く。当たり前ですが徹底してやっていきます。

トンペーはこれまでで、なんとなく思っていることを。
昨年のこの時期、自分はJ24のタクティシャンを終えた直後で、それまでと全く違うヨットレースの楽しさに気が付いた時でした。そしてそのどれも、少しの意識次第でもっともっと早く体得できたことのように感じていました。その前の一年生の冬にただ漠然とヨットに乗っていた身としては、それを当時の一年生になるべく早く伝え、冬を自分の時より楽しくしてほしい、少しの知識で変わるんだから、早く自分程度のレベルには到達させてあげたい、と思っていました。
ですが最近はその気持ちを忘れがちだった気がします。上手くなるためにこれとこれとこれが足りない、みたいなことしか言えてない。楽しさを伝えることができれば一年生も自ずからいろいろ知りたくなる。今は少しの知識だけで簡単に変わるというわけでもない、という風にも思いますが、その方法をもっと考えなくてはなあと、なんとなく思っているのです。はい。プラスアルファでした。

個人としては最近は普段の練習で少しずつうまくなっている感覚があるのでとても楽しいです。特に微風のランに今まで苦手意識があったのですが、小松さんに見てもらったりして徐々に感覚がつかめそうな気がしています。寒さなんかへっちゃらです(今のところは)。

ご精読ありがとうございました。
以下リザルトです。