東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

久しぶりの小網代

2022年09月29日 19時35分12秒 | 通常練習

みなさん初めまして、先月からクルーザー班配属になりました一年の源です。まだまだ未熟ですがこれからよろしくお願いします。

 

一日目は、蒲郡の合同練習会・和歌山遠征後初めてのの練習でおよそ三週間ぶりの小網代練習であったこともあり、久しぶりの仰秀に乗るリハビリを兼ねたラウンディング練習をしました。シエスタの方に教えていただいた微風軽風時のヒール感を試してみました。

二日目は、台風の影響で雷が発生しており一日中出艇できませんでした。その代わりに筋トレの回数をかけて合宿所でVR Inshoreをプレイしました。自分はほとんどの回で最下位だったので次から頑張りたいです。

夜は月光の皆さんにご飯をごちそうしていただきました。初めての月光の方々に会いお話を聞いたのですが、すごい方ばかりがすごい話をしているのを見て圧倒されました。世界大会によく行かれてる方々の仰秀も世界を目指せるという言葉は心に響くものがありました。

三日目は、月光の方々主催のレース形式の練習を5,6艇で行いました。そのとき私は仰秀ではない他の船に乗っていたのですが、院に行きながらヨットに乗り続けている仰秀OBの方も乗っていました。自分も将来こんなふうにヨットを続けることができるのかと思うと今からワクワクが止まりません。

四日目は、一日目に続き微風軽風時のヒール感についての練習をしました。ヒールをつけてみるとコンパスが示すタック角が見事に小さくなって驚きました。そうした違いが数字として現れるのに感動するとともに、もっとヨットの原理などを知りたいと思いました。ちなみにこの日は富士山が見えていてとても綺麗でした。

時間がすぎるのは早いことで、いよいよ次は今年最後の夏合宿です。今まで以上に集中して練習に臨みたいと思います。

源優介


勝負勘

2022年09月28日 18時34分02秒 | 通常練習

お世話になっております。2年470クルーの山本です。夏合宿第7クールを終え、刻々と秋を迎えております。数カ月ぶりにウェットスーツを着るなど、季節の移り変わりを感じることが多々ありました。夏の練習もあと数えるほどしかないのに自分はあまり上達を感じられず、焦燥感にかられております。僕はこの夏合宿で、特にマーク際の動作の様々なバリエーションへの対応の悪さ(特にスピン周り)とクローズ帆走に課題を感じた次第です。配艇上の都合で4年生スキッパーと乗るときに特にそれを痛感しています。一朝一夕に改善するものではないけどその問題意識を持って残りの夏練習やそれ以降の練習に取り組んで行きたいと思っています。
一方、大事な秋インカレを直前に控えた今、先輩たちの仕上がりのレベルの高さとさらなる高みを目指す向上心には目を見張るものがあります。他校とのコース練習でブルーのスピンが前の方に複数杯いるのを後ろの方から眺めては、すごいなあと感心しています。この頃は勝負勘がとくに冴えているようです。2年後に自分たちも今の先輩たちのよう、あわよくばそれよりも強くなれるよう努力しようと奮起するとともに、今は先輩たちの秋インのためにチームに対してできることを真摯にやろうと思った次第です


秋は80年代洋楽を聴いてみてください。

2022年09月23日 06時51分32秒 | 遠征ブログ

こんにちは、クルーザー班3年の伊東です。一週間前とは打って変わってすっかり涼しくなりました。蒲郡遠征、山中湖への学科の合宿、和歌山遠征を終えて一息ついている間に秋の到来を感じています。一番好きな季節です。

 

細かな近況報告は2年の関根がしてくれている通りです。遠征先では新たな出会いや学びがあったりと普段と違う環境の恩恵を受ける一方で、風の傾向に慣れないがために時には戦々恐々とするなど土地勘のない地でのセーリングの難しさを感じました。和歌山では現地でも珍しいと聞くシフティかつガスティな南からの風にビビり散らかしまだまだ練習できるのに早々に撤退してしまったことに自分達の力量の不足を感じます。全日本選手権までに残された2ヶ月はそうした「甘さ」の詰めをおこなっていくことに費やしたいと思っています。

 

蒲郡・和歌山の遠征では自分の中で走りの課題を言語化することが出来たように思えます。「艇速が遅い」「ヒールが足りない」という状況を把握して対処しているだけではレベルの高い社会人チームにはとても勝てないのです。「艇速が落ちてきている」「ヒールが消えてきている」という様な状態の変化にセンサーを働かせないといけないのです。そして、それが出来ない瞬間にこそ自分の艇は抜かれていくのです。そう、ひとつ微分して変化を追いつづけることが必要なのだろうと思います。

 

さて、夏休み残り2クールはホームポート小網代でじっくりとチームの課題に向き合って行きたいと思います。全日本まで刻一刻と時が近づいていますが、すべきことを見抜いて今年のチームの完成度を磨くことに繋げていきます。

 

伊東秀晃


秋ですね

2022年09月22日 21時36分47秒 | レース反省

お世話になっております。

3年スナイプスキッパーの千田です。

 

台風14号が過ぎ去り、早くも秋の訪れを感じていることに驚きです。

 

9/17()-19()に行われました、「日建・レンタコムカップ 30回全日本学生女子ヨット選手権大会」について報告と振り返りをしたいと思います。

 

まずはリザルトです。

 

スナイプ 全39

30072 千田(3)/今川(2) 20-27 47点 20

 

詳細なリザルトはこちらをご覧ください

→ https://sd254a156085413e3.jimcontent.com/download/version/1663501529/module/14023237588/name/全女最終成績表【スナイプ】.pdf

 

1日目の1Rは超微風で行われました。下レグはもはや進んでいるか分かりませんでした。下有利スタートで下目からそこそこのスタートをしたものの、下の艇を受けてタックすると前を切れると思っていたスタボ艇団が上から降ってきました。その後は挽回のチャンスもなく、1下で少し上げたものの、DNFギリギリでのフィニッシュとなりました。

 

2日目は台風の影響で前線が定期的に通過し、強風と視界不良のため一時APHとなりました。その後再出艇し、1レースのみ行われました。風速は3-6mほどだったものの、うねりが大きく風の強弱が激しく、難しいコンディションでした。下有利なラインで周りよりバウの出たスタートをした直後、下の艇に吸われ、タックもできず、ズルズルと一番左まで出してしまいました。しかし右のシフトが入り、あっという間に絶望の見た目となりました。セオリー通り、振れ戻ることを予想してロングを走ることを最優先に考えるべきだったと、結果論ながら感じました。

 

3日目は台風接近のため、レースは中止となりましたが、レセプションは逗子マリーナで予定通り行われました。

 

この大会で、いかに自分がレース中に余裕がないかということを実感しました。周りを見たりコースを考えたりなど、走りに100%の集中力を出せていなければ走り負けるし、それだけ実力がまだ伴っていないのだと痛感しました。

 

楽しみにしていた全女、なんともあっさりと終わってしまいました。あっさりと終わることもあるからこそ、毎レースでしっかり前を走れるよう、来年の全女に向けて精進したいと思います。

 

それでは失礼いたします。

 

3年スナイプスキッパー 千田綾菜


残り62日

2022年09月21日 15時25分26秒 | 遠征ブログ

お世話になっております。2年クルーザー班の関根佑樹です。

 

和歌山遠征について書きます。今回の和歌山遠征は9/17~9/20の4日間、和歌山の海南で練習をする予定でした。しかし台風14号の接近で19日からは練習ができないということで当初の予定の半分しか練習することができませんでした。残念でした。

 

今回の遠征では、全日本選手権が行われる和歌山での海面の様子を見ることと、全日本選手権でシエスタチームに貸していただく船を下見するために行きました。今回も船をチャーターさせて頂き、また一緒に練習をする中で色々とアドバイスをいただいたりと、感謝してもしきれません。

 

予定の半分しか無かったとはいえ、学ぶことは多かったです。もちろんシエスタチームの走りから学ぶことは多かったのですがそれは書くと長くなり過ぎてしまいそうなので、いったん割愛しておきます。

自分にとって、仰秀とは違う船で他のチームとしっかり走り合わせをするという経験は初めてで、やはり他の船でやる際にネックになるのはセッティングが一番なのだなと感じました。特に2日目に風が上がってきた時にサイドステイの調整をうまくできないために、普段のようなデパワーができておらず全然うまく走れていなかったのが印象的でした。今年の全日本選手権に限っていえば、このように事前にセッティングの違いを知ることができたり、その解決策を練ったりすることができますが、今後もチャーター艇を使う機会があると思うのでセッティングに最も気を遣わなければいけないこと、事前にそれに対策をしておくべきことを教訓にしておきたいと思いました。

また、普段とは違う場所で練習するからこその風の違いや共通点を知れることが面白かったです。もちろん小網代と和歌山では地形が違うから吹く風の様子や特徴は異なるので面白いというのもありますが、陸から吹く風はバンバン振れて、海から吹く風はあまり振れないというのはどこでも同じなんだなと実感できてとても興味深かったです。

 

 

今回の和歌山遠征で得た成果は2つあると思っています。

1つ目は当初の目的でもあるように、和歌山の海面とチャーター艇を知ること、慣れることです。もちろん2日練習しただけなので海面について知れたことはほんの少しかもしれませんが、全く知らないよりはましですよね。初めてだったらどこが北でどこが南かも分からないのですから。

2つ目は普段とは違う海面で、普段とは違うチームと練習することで得られる学びです。上の方で書いたようにいつもの海面との共通点や違う点を見つけることで得られることがありましたし、シエスタチームが自分たちとも関東の他のチームとも違う走らせ方をしていて、それでいて速かったりして、自分たちの走りがどんどんブラッシュアップされていくような感覚がありました。

 

9月は今回含めて2回連続で遠征がありました。どちらも普段の練習とは違うし、それぞれで学ぶことが違って良い経験だったと思います。特に和歌山遠征は11月の全日本選手権に向けてという側面が強かったのかもしれませんが、この2回の遠征は、自分にとっては今まで1年半でやってきたヨットについて考え直し、振り返ることができるものであったし、今後の2年間にとって、もしかしたら何十年と続くヨット生活にとって、とても価値のあるものになりました。

 

ここからは余談です。今回は2回遠征があったわけなので、東京と遠征先を合計2往復したわけですが、そのうち片道3回分をバスで移動しました。蒲郡への行き帰りと和歌山の行きです。この3回の中で最も成功したのは和歌山の行きでした。この成功の要因は3つありました。ちなみに成功というのは寝れたということです。1つ目はアイマスクがわりにタオルを持っていったことです。夜行バスで中は暗いとはいえ、多少の光であったり休憩時間の明かりがあるのでこのタオルがあるだけで寝れるかどうかが大きく変わりました。2つ目は隣に誰もいなかったことです。運のいいことに、バスの9割ぐらい席がうまっていたのに自分の隣には誰もいませんでした。おかげで足を目一杯広げて隣に気を遣うことなく寝ることができました。3つ目はリクライニングです。今回使ったOリオンバスは、もともとリクライニングが倒されていて、しかも45度くらいまで倒れるというすぐれものでした。後ろの人に気を遣わずにリクライニングを使えるというのは大事ですね。次にまた夜行バスを使うことがあれば、できればOリオンバスを使いたいと思います。

 

それでは、今後とも仰秀の応援のほど、宜しくお願い致します。

 

関根佑樹


残り2か月

2022年09月16日 22時54分57秒 | 遠征ブログ

お世話になっております。2年クルーザー班の関根佑樹です。

 

蒲郡遠征について書きたいと思います。今回の蒲郡遠征は外洋学連の合同練習ということで、神戸大学、千葉大学、日本大学のクルーザーに乗っている部活・サークルと4日間の練習を行いました。予報では4日とも、走れるか走れないか微妙な風の弱さでしたが、結果的には風待ちの時間があったのは1日目だけと、とても風に恵まれた4日間を送ることができました。今まであまり一緒に練習することのなかった方たちとの練習でしたが、皆さんの人柄がよく、それも相まって楽しく実りのある練習をすることができました。自分は皆さんの人柄の良さが練習のしやすい風を引き寄せたのだと信じています。また、J24を貸してくださり、宿泊場所も提供してくださった三河みとマリーナさんには感謝をしてもし尽くせません。ありがとうございました。

 

今回、自分は4日間を通してヘルムを持ち、前半の2日間は他大と混ざって船に乗り、後半の2日間は大学ごとに船に乗りました。前半では、同じJ24に乗っている神戸大のポジションごとの役割の範囲の違いや走らせ方の違いに気づくことができました。また普段は30フィートくらいの船に乗っている千葉大、日大は船の大きさが違うからこそ、大きいという点でいつも苦労しているという違いが見られました。J24はいかに丁寧に素早く動作するかが大事ですからね。そういった意味でやはり、J24というのはクルーザーの中でもかなりディンギーに近い船であるなという実感をしました。

後半では、代替わり後のポジションで練習することができ、その足がかりとしてとても有意義な練習となりました。結果だけを見ると、ラウンディング練習で一度も神戸大に負けなかったのは評価できると思います。その要因としては、クローズの走り、コース、動作の3つが挙げられるでしょう。クローズの走りについては、この練習中に大きく改善できたと思っていて、軽風でのジブではやはりスピードを失わないということが大事になることに気づき、スピード感を特に意識し、また潮についても意識を向けて走らせるようにしたことが改善の要因だと思います。コースは特に上レグでのコース選択が、前を走っている時はカバーを意識し、後ろを走っている時はリフトを走るというモードチェンジができていたのが良い点だと思います。動作はとにかくミスが少なかったです。昨年の全日本選手権との時や9月初めの月光との練習で追いつかれた時も感じましたが、やはりヨットレースではミスをしないことが最も大事なのだなと感じました。もちろん自分や一年の源ちゃんはほとんど初めてのポジションということで動作全体としておぼつかない所もありますし(ただ、初めてにしては出来すぎるくらい。自分の時と比べたら断然に上手い)、自分について言えば回航周りでの走りの乱れやマークを締めきれないという問題もありますが、全体としては良かったところが多いんじゃないかなという印象でした。

さて、次は和歌山遠征です。蒲郡遠征でも感じましたが、普段使ってる海とは違うため、風や潮の傾向も違うでしょう。そういった初めての環境でヨットをやることはいつも以上にワクワクしてしまいます。やはりヨットは楽しむのが一番ですね。

 

全日本を約2か月後に控えた今、質の高い練習をして実力をつけ、その実力をフリートレースや関東選手権で結果に繋げられるよう一層の努力をして参ります。今後とも仰秀の応援のほど、宜しくお願い致します。

 

関根佑樹


秋は静かにやってくる

2022年09月15日 20時41分32秒 | 通常練習

お世話になっております。1年生、470スキッパー志望の北村湧です。

日がだんだんと短くなり練習おわりの時間に夕陽が望めるようになりました。葉山の夕陽は素晴らしいです。

レスキューの上で寒さを感じることも多くなりました。気づけば夜の合宿所では虫の鳴き声が聞こえます。秋はぬるっとやって来ましたが、季節の変わり目を実感しつつ気を引き締め直していきたいです。

 

9月第2週の振り返りをしたいと思います。僕自身は9/8(木)から9/11(日)の4日間参加しました。

前2日は練習で9/8(木)は半日、9/9(金)は丸一日、470に乗らせて頂きました。特に9日では一日中乗れたこともあり、1ピンの強風からハンドトラパーズくらいの中風まで様々な風域で練習が出来ましたし、合同コース練習に混ざらせてもらいました。

コース練では、スキッパーの先輩にコースを考えてみるかと提案されましたが、自分の動作がおぼつかなかったり、近くを走っている船に気を取られたりと余裕がなくコースを決めることが出来ませんでした。

1ヶ月前に比べればmtgで知らない単語が出てくるもことも減ったし、レスキューからより多くの海面の情報を得られるようにはなったつもりでした。でも、それを実際に船の上で生かせない‥正直悔しかったです。事前にもっと考えておく必要があるとか感じました。

 

9/10(土)、9/11(日)は秋女子インで初日は陸で珠屋をして、2日目は運営の手伝いでレスキューに乗ってセーフティ艇に乗員しました。2日目は強風の中のレースでした。セーフティ艇を操縦してた小網代さんは広範囲を見て、沈艇のケア、過呼吸になった選手の救助、リタイア艇の処理などをしながら、トランコで連絡を取って、レース海面を移動していました。視野の広さと先を読む力に圧倒されました。

 

今回のクールでは、自分の足りなさを強く実感することになりました。夏合宿はまだ終わりません。残りの練習ではどれほど船に乗れるか分かりませんが、レスキューの上からでも秋イン前の先輩方の完成度だったり練習への姿勢だったりを目に焼き付けたいと思います。

長々と感じたことを書かせていただきました。読んでくださった方、ありがとうございます。それでは!

 

 


刺激的

2022年09月15日 09時40分17秒 | 通常練習

お世話になっております、クルーザー班2年の友成です。

 

9月8日から11日にかけて蒲郡で行われました、外洋学連の合同練習会について書かせていただきます。

 

詳細はFBでも報告させていただきましたが、今回の練習会には東大のほか、千葉大、日大、神戸大の4大学から計20名ほどが集まりました。

 

先週のブログで関根が書いていた通り、自分は9月に入ってからタクティシャンをやらせていただいています。とはいっても留学された萩原さんが不在の間の仮のものですが、この練習会では個人的には大きな学びがありました。

 

何よりも大きかったのは1日に何本もラウンディングをこなせたことです。1,2日目の午後、3,4日目はほぼ終日ラウンディングばかりやっていました。合計で20回くらいはやった気がします。普段は一艇で練習することが多い都合上、ストラテジーに比べてタクティクスを学ぶ機会がどうしても少なくなってしまうため、今回のような複数艇での練習はバチバチにタクティクスを考える必要性があり、自分の中での経験値?のようなものが上がった気がします。具体的にはダウンレグでの即ジャイの指示や上しあいになったときの対処法など、接近戦での定石やケースの引き出しがいくぶんか増えたような気がします。また、潮の影響を考慮してレイを打つなど場面場面に応じた対応も少しずつできるようになってきました。

ラウンディングを通して前を回れる場面が多く、(もちろん要因の大半はドライブチームのボートスピードや新入生の源のバウマン2日目とは思えない迅速なるバウワークのおかげにあることは重々承知していますが、)自分のコース引きに関しても一定の手応えを感じられたことは収穫でした。

 

この夏合宿は自分のために時間を割いてくださる練習が多く、そういった境遇に感謝しながら結果で返せるよう精進して参ります。喫緊の課題はストラテジーとタクティクスの両立にあります。いまの自分に大切なことはとにかく経験値、場数を踏むことだと思うので、練習を重ねて実戦力を磨いていきたいと思います。

 

最後に、今回の合同練習会はいろいろな意味で本当に刺激的でした。クルーザー競技の特性上、普段あまり他大学の学生(同世代のセーラー)と関わることがないので、遠征を通して日頃の活動の様子や練習に関して共有し親睦を深められ、純粋に楽しかったです。自分は中でも神戸大学の方との交流機会が多く、ヨット以外の面でも影響を受けていたようで、艇内での指示が関西弁になっていたと仲間から指摘されてしまうほどでした。

 

 

合同練習会の企画にご尽力くださった学連事務局の安藤さま、充実した設備を提供してくださったマリーナの関係者の皆さま、誠にありがとうございました。

 

 

来クールは和歌山遠征に行ってきます。今回得た刺激を忘れずに、残り少なくなってきた夏合宿を完走したいと思います。

 

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 

 

                       友成遼


タイムフライズ

2022年09月14日 19時53分52秒 | 通常練習

新入生紹介以来のブログ投稿となります。2年スナイプクルー松本大生です。

ブログをあまり見ないタチなものですから、いつの間にか投稿されている多くのブログを見て驚くばかりです。

さて、今回のお題は通常練習ということで、夏休みの練習を現在脳内でプレイバック中ですが、正直何から言えばいいのかと戸惑ってしまいます。

といいますのも、夏休みに入ってから短期間にあまりに多くの経験や思い出ができたので、なんだか、人生のスピードを1.5倍速にされた気持ちなのです。

まずは練習に関して述べていこうとおもいます。

僕は途中入部で、仮にも2年ではあります。そのため、1年生は9月からシフト制かつ乗る時間も数時間のところを、僕は毎日(オフを除く)かつ半日の練習を続けています。正直、自分の中ではまだまだだなということが多く、早く先輩たちのような頼もしいクルーになりたいなと痛感しているところです。ただ、少しずつではありますが、動作に戸惑うといったことは無くなってきているのが唯一の成長を感じる時ではあります。

とはいってもハイクアウトを毎日するというのはなかなか体に応えるものがあります。そんな時に助けてくれるのは、船上にのせるおやつとマネ飯です。

おやつに関しては、僕がコンビニや業務スーパーで買ってきたパンを練習の合間に食べます。僕はどうも人より腹がすくタチのようで、このおやつが僕の体を癒してくれます。

そして、なんといってもマネ飯!

特に今クールだったと思いますが、タコライスが昼飯に出まして、これはもう絶品でしたね。

9月からの練習場所である葉山は、とても海がきれいです。そのため心なしか自分の汚い心が洗われた気分になってハーバーバックします。最近は日の沈む時間が徐々に短くなっており、夕陽に照らされながら帰ることも多い気がします。また、昼間にも練習中にトビウオが飛んでいるのが視界に入ったりして、なんだか桃源郷にいる感じがします。こんな風景を見たり、それによって生じる気分は、ヨットに乗るという特殊な環境でしか体験できないと思うので、今更ながらヨット部に入って良かったと痛感しているところです。

僕は半日で練習を終わり、残りの時間はモータボートのレスキュー艇で先輩たちの船の動きや、海面の観察、風の移り変わりなどを見てます。と言いたいところですが、船に乗った直後の疲れと、レスキュー艇の波による絶妙な揺れでついウトウトしてしまっているのが現実です。どうにかして今後のためにも、寝ずに上記のようなことができるといいなと感じています。

長々と感じることをとうとうと述べてみました。面白く読んでいただけたなら幸いです。


沈三昧

2022年09月14日 11時37分58秒 | 通常練習

お世話になっております。2年スナイプクルーの今川穂乃香です。

前クールの9月10・11日に行われた関東学生女子ヨット秋季選手権大会のご報告をさせていただきます。

今回は千田・今川ペアのスナイプ一艇が出場しました。リザルトは以下の通りです。

 

30072 千田/今川 11位(23艇中)

14-(18)-9-18-4-5-11 計61点

 

相変わらず女子インは吹くようで、両日ともMAX10m/sを超える北東の強風の中、合計7レース行われました。

この2日間で痛感したことは強風への対処の不慣れさでした。

1日目は4レース中3レースで沈をする、という今までにない経験をしました。ジャイブに失敗した後に不安定になって沈したのが2件、ランニング中に不安定になって沈したのが2件、合計4件。一方でクローズやスタートは悪くなかったので、とにかくランニングが課題でした。

運よく2日目はほとんど1日目と同じコンディションだったので、1日目の着艇後に先輩方から伺った沈を防ぐ方法を意識しながら挑みました。

ジャイブはランチャーを下ろしてから、風強い時はランチャーは半上げ、もっと強い時はジブ帆で。一回ジャイブしようとしてブームが返らなかったら一回安定するまで待つ。ジャイブできなそうならタック周りで。とにかく安全志向で走りました。

結果レース中は一度も沈せずに2日目を終えることができました。(レース海面に行く途中に沈してしまいましたが、、)

5レース目、6レース目は特にケーストラブルなく走ることができ、それぞれ4、5位を獲ることができました。

7レース目は1上でスタボ・ポートでケースを起こしてしまい、2回転。ランニングは速く走れないから上レグで抜かそうとしましたがほとんど抜けず11位でフィニッシュ。

 

今回の目標は入賞でしたが、1日目の沈で入賞とはほど遠い結果となってしまいました。たらればになってしまいますが、もし1日目も2日目のように安全に走っていれば、もしかしたら、、正直もう一度1日目をやり直したくて仕方がありません。もちろん沈も実力不足のせいなのでしっかり受け止めて今後に活かしたいと思います。

次クールの9月16-19日には早速全日本学生女子ヨット選手権大会が開催されます。今の所の予報では1日目は北風の微風、2日目は南風の中風、3日目は南風の強風となってます。さまざまな風域でレースをする、ということで総合的なヨット力が試されそうです。全女まで練習できるのはあと1日しかありませんが、精一杯頑張りますのでご声援のほど、よろしくお願い致します。

それでは、失礼いたします。