東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

荒野の狼

2024年07月07日 22時43分21秒 | 通常練習

お世話になっております。
クルーザー班3年杉山です。 

今週末、七夕のフリートレースは新入生の小川君を呼んで5人で出場しました。

【レース結果】2-5-3 計10点 3位/7艇

僕個人としては、5月のスプリングレガッタ・6月のフリートレース共に社会人チームの船で出場させてもらったので、実に3ヶ月振りに仰秀Ⅵで、仰秀メンバーとして出場することが叶いました。
やはりいつもの船で、いつものメンバーでレースに出られることは格別の楽しさでした。

朝は弱風、昼過ぎから南風が入ってくるという予報でしたが、2レース目を行う頃にはフルハイクしてもヒールを潰せないような波高中風コンディションでした。

コースを引くにあたって特に意識したことは、ブローを掴んでしっかり加速すること、振れを認識してロングを走ることの2点です。
南風はやはりブローが見えにくく、特にランニングでどちらの海面に行くべきなのか、上したり下したりした方が良いブローを掴めるのか、見極めるのに苦労しました。
ただ、クローズではフレ・ブローに敏感にコースを引くことができた気がするので良かったです。

課題としては、スタボレイ際でのタックポイント・下回航ゲートマークの風位の把握・ランニングでのタクティクス・マーク周りのタクティクス・潮の影響の把握などがあげられます。他艇や風の変化に対して後手後手の対応が続き、まだまだ皆が納得できるようなコースを引けませんが、毎月のフリートレースという絶好の機会を活かして成長していきたいと思います。



最近よく考えるのは、あと4ヶ月もすれば最高学年となり、部活動をリードし艇内・合宿所内の雰囲気を司る立場になるという現実です。
まだまだ先のことのようで、あっという間に来てしまいそうな現実です。
入部してからまだ1年と少ししか経っていない今の自分にどこまでできるのか、技術的にも技量的にも精神的にも不安がたくさんあります。
自信をもって最高学年を迎えられるよう、まずは関根さん・友成さん先輩方をはじめ、クルーザー班の皆から多くのことを学んで成長しようと心に決めた今日この頃です。

最後に新入生に向けて、(読んでくれる人がいることを短冊にお願いしておきます)
僕自身がクルーザー班を選んだ理由としては、1年目からでも船の上で教えてもらいながらレースに出ることができること、小さいチームで自分のやりたいことを柔軟に実現できること、少人数だからこその温もりがあることがありました。
ディンギーにはディンギーの面白さがあることは重々承知の上ですが、1年目から仰秀チームとして全日本・アニオルに出場できるクルーザー班では、レースを重ねるたびにこのチームで上を目指したい、という気持ちが生まれること間違いありません。クルーザー班に来て、百戦錬磨の社会人チームにもまれながら、一緒に良い成績を取れるよう奮闘してみませんか??



今年はシアトルでの世界選手権という機会にも恵まれているので、多くの新入生が興味を持ってくれることを願います。

7/7 クルーザー班3年 杉山太智


6月のふりかえり

2024年07月03日 20時00分00秒 | 通常練習

お世話になっております。2年スナイプスキッパーの島瀬です。

今回のブログではタイトルにもあるように6月の振り返りをしたいと思います。

 

第1週は新入生との顔合わせがありました。最初の自己紹介ではヨット部の雰囲気でびっくりさせてしまったと思います。来年はもうちょっと希望を持てる自己紹介にしましょう。初日の午後からは新入生と一緒にスナイプに乗りました。ジブとかバングランチャーとかとか覚えるの大変そうだなーって微笑ましく見守ってました。着艇後楽しかったって言ってくれて嬉しかったです。

第2週も新入生練習でした。2日ともいい風だったのでずっと動作練習してた気がします。休憩もろくにせずにぐるぐるマーク回ってました。新入生ごめんね。ミーティング寝ちゃったのはぼくの責任です。大丈夫、去年も寝てる人続出だったから。

3週目、4週目は関東スナイプと関東個人戦でした。どちらも自分の実力通りの結果でした。まだまだ上に行くには実力が足りないことを痛感しました。特にスタートと直後のクローズに課題があります。これから夏にかけてたくさん練習して一気に上手くなります。自分の成長に期待です。来年は全日本個人戦にみんなで出ます。

ちなみに関東スナイプと関東個人戦の間に師弟班がありました。自分は神田さんの班で美味しい焼肉に連れて行ってもらいました。めちゃくちゃ美味しかったです。

 

第5週は2週間ぶりに新入生練習でした。前とは見違えるほど新入生が上手くなっていて驚きました。練習の中でスナイプ2艇でトレインもやりました。新入生と船を走らせることができて本当に楽しかったです。勝負となると少しヒートアップしてしまったところが反省です。1番優しい先輩になれるよう気をつけます。

以上6月の振り返りでした。7月は七大学戦が愛知の蒲郡であります。自分はサポート中心になると思うのでチームの優勝に貢献します。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

島瀬


SHALL WE GYOSYU? 

2024年07月03日 14時19分19秒 | 通常練習

仰秀2年の木藤です。

新歓の季節も終わり、仰秀チームは第2新歓の時期に突入しました。毎年クラス分け”第2新歓”に苦戦するクルーザー班なんですが、今年も御多分に洩れず・・・。クルーザー班の新歓・新入生担当としては毎年魅力度最下位のレッテルに悩まされる茨城県庁の観光推進課が如く、日々魅力度発信に苦悶の時間を強いられております。新入生の皆さんにクルーザー班の魅力を再認識してもらうべく、茨城県出身の木藤からクルーザー班の魅力を宣伝します。ディンギーに心を決めている新入生諸君も浮気する気になるかもしれません、時間あれば一読してくれることを願います!

 

 

まずは、船の魅力から。そもそもJ24とはJボート社の製造するJ24等型番の総称で・・・ という説明は長いので端的に魅力をば。

やっぱりJ24の一番の魅力はその大きさからくる重量感とそれに似つかない圧倒的なスピード感ではないでしょうか。例えばスピン。470のスピンとはやっぱり迫力違います。自分でスピン持って飛ばしてみると「あ、スピンってこんなにデカかったんだ、このスピンを自分の両手だけで今操って船が進んでいるんだ」と思った時の感動、半端ないです。強風の時分は”さらなり”と言ったところではないでしょうか。両手に伝わるスピンシートからの重さは持ち切るに忍び難きを忍びという感じで歴代のトリマーの皆さん苦渋の表情を浮かべておられましたが、やっぱりその分、風速10m overの時のJ24のスピンランの風の切り方は半端じゃありません。やっぱり、この船の大きさに似つかない強いスピード感と波を切った足元の船体の重量感、それに比例するかのような切られた波の音の重さがJ24を選んだ一番の理由だと思います。言葉では表しにくいですが、初めてジャンボ機に乗って離陸する時「こいつこんなでかいのに、こんなスピード出るの?えぐ。普通に車より早いやん。えー、えぐいて。」ってなりませんでした?あの感覚を剥き出しの生身で風を切って感じるわけです。人6人でやっと動かせるクルーザー。強風の練習を終え、改装し、テンダーに乗って仰秀から離れる時、仰秀を振り返りざまに見返すと、船の外から見たその巨大さは風の力だけであれほどのスピードを生み出すエネルギーを作り出してしまうんだという得体の知れなさを感じるとともにそれを「自分たちのマンパワーだけで本当に動かしているのか?」と思わず疑問に思って、「うむ・・・。」という実感を持った時に改めてヨットというスポーツの核心を見るような気がします。クルーザーならではの魅力だと思います。オリンピック強化委員長の宮本大先輩が「J24はジェネカーではなくてスピンを使っているしクルーザーの中ではシンプルでディンギーに近いものがある船。学生がやるにしてもいい意味で鈍感な船で本当に最適な船なんだよ。」とおっしゃていました。いい意味で鈍感な船。ヨットがどのような力学でセールに風をはらみ、そのためにはどのようなセールシェイプがいいのか。鈍感だからこそ、それを一つ一つ追求するという細かな努力で大きく走りが変わってくるんです。今後のセーリング人生で船に乗っていく中で初心者がヨットを学ぶ基本が詰まっている船だと思います。僕もJ24を選んだからこそ、ここまでヨットづけの日々を送れているし大学生活を終えても船に乗りたいと思えています。現に歴代の仰秀のLBの先輩方は引退されても社会人チームでヨットを続けていらっしゃいます。その点でもヨットの魅力を存分に味わわせてくれるいい船なんだと思います。

 

 

そして何よりの魅力はやっぱり世界大会の舞台を常に見据えているというチームとしての意志の高さではないでしょうか。昨年の全日本での好成績により実際に今年は9月のシアトルでのJ24 world champion ship 2024 への出場がきまりましたが、歴代で6度目の挑戦ということになります。目標はU25世界1位。百艇近くが出場する世界大会のビッグフリートで決して簡単な目標ではありませんが、チームとして共にその努力を共にしてくれる仲間を求めています。学生のうちから世界のセーリングの舞台を見ることができるということはやっぱり貴重な経験です。それも学生の世界大会ではありません。オールクラス、社会人チームの先輩セーラー方に胸を借りて日本でも世界の舞台でも日々挑戦しています。もう何十年も海に身を置いた先輩セーラーとの日常的な交流はクルーザー界だからこその強みです。今の一年生は周期的にも上級生になった時、もう1度か2度世界大会を目指せる世代です。もちろんその過程として歴戦の猛者たる社会人チームの皆様の胸を借りて挑んで切符を勝ち取っていかなければならないわけですが、今2年の諒真も僕も4年のラスト一年にはもう一度世界の舞台に挑戦したいと考えているし、その切符を勝ち取るために今から2人でチームを背負う2年後を見据えています。諒真は毎回のように様々な社会人チームの船に顔を出してトリマー技術を吸収しようと積極的に社会人チームに武者修行に行っています。それほど学生生活をかけて熱く目指せるものがあるし、自分の努力次第でどれほどにでも上手くなれる環境です。現にに先述のオリンピック強化委員長の宮本大先輩は仰秀時代からトリマーを務め、その後も社会人チームの月光で競技を続け、今では4度の全日本制覇、世界4位のチームのトリマーです。世界の舞台でセーリングをしてみたい、その中で自分のセーリングを試してみたい、そんな熱い想いを共有できる人だけが自分の居場所として見出せる場所が小網代です。

 

去年のちょうどこの頃、当時の仰秀主将のヒデさんにサシで高級イタリアンに連れて行ってもらって僕自身仰秀入りを決めました。去年のファミリデー終わりに同期と別れ葉山を出て太智と2人で小網代に来た時はやはり同期と単身離れることの寂しさが勝って夜1人で散歩に出かけたのを思い出します。やっぱりそれまでの八景練から単身同期から離れて小網代にやってきた時の感覚は表し難いものがあります。そんな僕ではありましたが、小網代のパパ、ヒデさん、小網代のママ、カナさんら当時の四年生をはじめとして小網代の先輩方に少人数だからこその家族のような暖かさで受け入れてもらって居場所を見つけられた気がしたのを思い出します。今年にしても然りです。関根さん、友成さん、源さん、梅さん、太智、諒真、本当に暖かい先輩と同期に囲まれている小網代の雰囲気感は僕の目から見れば新入生を仲間として受けれいれる準備万端です!

 

ここまで仰秀の魅力を長々と書いてきたわけですが、やっぱりディンギーにはディンギーの魅力があります。別にどちらの方がより魅力的だということはありません。どちらもそれぞれの良さがあります。僕もディンギーの自主練に行きますし、お互い違う船に乗ることで得る学びは大きいです。そういう意味でも結局は最終的には何を選んでも後悔ないヨット部生活を送れると思いますし、というよりかは自分の選んだ船が何であろうと4年間乗ればその船が自分の一番好きな船になっているんだろうと思います。新入生の皆さん中でまだ迷っている人、いろいろみて最終的に直感で決めればいいと思います。その中で仰秀という船で一緒に世界を目指したいという人は暖かく受け入れる準備は小網代ではもう整っています!

もう一つ雑感として新入生にお願いしたいことがあります。同期から離れて単身で小網代にくるメンバーは物理的な距離感も目指す目標の違いからくる心理的距離感もディンギーとはだんだん遠くなるのを感じるとやっぱり寂しいです。年を重ねるごとに物理的な距離感でディンギー・クルーザー疎遠になるなんてせっかく同じ部活の同期として出会ったのに勿体無いですよね。クルーザーにくるメンバー決まったら普段会う機会少なくなりますが、新入生同士、キャンパスとかでご飯に誘ってあげてください。4年間それぞれの活躍でお互い刺激し合い応援しあえるような関係性が部としての強みになるのではないかなと思います。

 

これ以上かくと再履のスペ語の期末に絶望的な影響が出そうなので今週の活動報告は来週に回します。

まだクラス迷っている新入生の皆さん、ぜひ小網代へ!

 

仰秀2年 木藤大和


断固安西

2024年07月02日 08時31分48秒 | 通常練習

お世話になっております。ディンギー班2年470クルーの相川です。

先週の活動報告をさせていただきたいと思います。

火曜日に銀座ブロッサムにてLB総会が行われました。現役の活動報告や新一年生の自己紹介などを行うとともに、LBの方々と交流を行いました。

僕自身は大変美味しい食べ物飲み物が出ていたため、そちらの方に集中していました。また、いつもはだらしない部員もスーツ姿になるとなんだかバチっとと決まってカッコいいなーと思いながら眺めていました。

ネクタイの付け方がわからない、小学生の寺口。まだママに身支度してもらってるのでしょうか、、

LB総会の後はゴキゲンで同期の木村、ハント、諒介とカラオケへ行きました。終電の早い僕は当たり前のように終電を逃し、翌日の江ノ島からの船の引越しに参加できませんでした。ご迷惑をかけた先輩方申し訳ありません。

5月に20歳を迎えたことでイキり、明らかに酔って顔の赤い自分。翌日かなり反省しました。他人には迷惑をかけないように自戒として貼っておきます。

この週は江ノ島から船の引越しを行ったのと、天候の悪いのが重なり、あまり自主練習ができませんでした。今週はレポートを終わらせて、自主練に集中できるといいなぁ

土曜日は、470は通常練習を行いました。個戦での反省を踏まえ、ラウンディングや帆走練習などのベーシックな練習を行いました。

僕はというと、新入生練習でホッパーに乗りました。先週で、新入生練習はなんと早くも最後でした。新入生練習担当の僕としては去年と比べて乗艇機会が少なかったことを申し訳なく思いつつも、その分上手くしてやるぞという思いで乗せました。最後の方になると、クローズを頼もしく走ったりする一年生の姿も見ることができ、達成感がありました。

今後も、一年生を早く上達させるために新入生練習担当としての役目を全うしたいと思っています。

日曜日も470は通常練習を行い、僕も参加しました。また、江ノ島への引越しも同時に行いました。

この日も前日同様ベーシックな練習を行いました。僕は最初引越しのオペレーションの関係で4年のズーマーさんと乗りました。

上級生のスキッパーと乗るのはとても久しぶりで、得るものが多く何より楽しかったです。zoomingしようと思ったのですが僕の実力不足で少しズマってしまいました。精進したいと思います。一緒に乗ってくださりありがとうございました。

その後は同期の木村(和真)と乗りました。ラウンディングをしたのですが、途中から上級生に大きく離されてしまう事が多く、実力不足を痛感しました。彼を二代目ズーマーに襲名させるまでの道のりはまだ遠そうです。

その後は、予報通り午前中に風が吹き上がり赤旗になったため着艇し、早めの解散となりました。

さて、今週末には関東470が行われます。僕は木村と出ることになります。予選での反省を活かして、収穫のあるレースにしたいと思っています。

また、470チームとしては個人戦において目標が届かなかったこともあり、自分達の現在地を冷静に見つめ直し、僕としてはチームにいい流れを生んで下から突き上げられるような存在になりたいと考えています。

ではまた。

今週のズーマーさん。頼もしいです。

木村かずーま。僕と同じでまだまだ伸びしろがあります。

 


6月の振り返りブログ

2024年06月28日 18時35分45秒 | 通常練習

お世話になっております。クルーザー班4年の関根佑樹です。

 

久しぶりのブログなので6月の振り返りブログとさせていただこうと思います。

 

一週目、土曜日は新入生顔合わせをディンギー班と合同で行いました。ヨット部の部員全員が顔を合わせる貴重な機会です。今年のヨット部は新入生がたくさん入ってくれたおかげで総勢61名です。自分が一年生の時から方々から「最近のヨット部は部員がかなり多くなった」と言われていて、確かに両班合わせて毎年60名弱いました。ただ、60名を超えたのは今年だけです。

日曜日は今年初めての新入生練習を行いました。今年から八景島なしで新入生練習を行うので、クルーザー班でも例年より多めに新入生が来てくれることになっており、この日も4人の新入生が練習に来てくれました。

 

二週目、土曜日についに修理が完了した仰秀を下架しました。この日まで練習は「リップル」をお借りして行っておりました。「リップル」のオーナーの方には購入手続きも含めてかなり親切にしていただいており、感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございます。ただ、やはり慣れ親しんだ仰秀を走らせることができることはかなり嬉しいものでした。

また、日曜日には世界選手権に向けた壮行会があり、仰秀のLBの方々とお会いする機会がありました。普段お会いすることのないLBの方々とお会いすることができ、今の仰秀を買い換えた際のお話やディスマストした時のお話、また過去の世界選手権のお話などとても面白くありがたいお話をたくさんお聞きすることができました。貴重な機会となり、世界選手権から帰ってきた際には報告会をさせていただこうと思っております。

 

三週目、月に一度のフリートレースがありました。運営してくださった方々、ありがとうございました。今回は新入生練習期間ということもあり、新入生2人にもレースに参加してもらいました。2人には土曜日、一緒にレースに向けて動作中心の練習をしてもらい、日曜日に仰秀に乗ってもらったのですが、レースでは上級生と遜色ない動作をしていました。年々、新入生のレベルがどんどん上がっているように感じるのですが気のせいでしょうか?一方で上級生4人はというと、久しぶりに仰秀で出るレースということもあり、またいつもと違うメンバーが乗っていることもあり、浮き足立っているような感覚を覚えました。これぐらいの環境変化に影響されるようなら、世界選手権での環境変化に対してチームとして本気で取り組まなければと思いました。

また、仰秀に乗らない上級生2人(太智、諒真)は月光とダボハゼに乗せていただきました。ありがとうございました。2人とも吸収できるところをたくさん吸収してきてくれたようで大変頼もしかったです。特に諒真は2レースほどトリマーをさせていただいたようで、その積極性は見習うべきものだなと思いました。

 

四週目、この週は仰秀とリップルでの2艇を使い新入生練習を行いました。近年のクルーザー班では初めての試みだと思います。幸か不幸か仰秀が破損してしまったことで、リップルの購入に際してチャーターさせていただけることとなり、また新入生練習期間と被ったため人数の確保も容易となり、2艇練習が実現できることとなりました。これまで、単独では1艇でしか練習できなかったところ、2艇出すことができることはかなり貴重なことだと考えており、社会人チームとの練習や他大学との合同練習、フリートレースなどと同じくらい貴重な機会だと思っています。

一時期仰秀が使えなかった分、2艇での練習の機会が増えることで取り返したいという思いでした。

 

五週目、土曜日は新入生を呼んでの2艇練習、日曜日は世界選手権に向けて、久しぶりとなる上級生のみでの練習を行いました。土曜日は一時風がなくなる一方で、日曜日は昼から風が吹き上がりハーバーバックを余儀なくされてしまうといったように、練習時間の面では満足のいくものではありませんでした。ただ、日曜日のミーティングでは練習の反省だけで1時間を超えてしまうような内容的には濃い練習をすることができました。また、この週は土曜日には仰秀のOBでもある宮本さんのオリンピック壮行会に招いていただき(自分は行けませんでしたが)、日曜日には共にラウンディングをさせていただけるといった月光チームと密に関わらせていただける週でした。そのおかげもあり練習内容が濃くなったと思っています。ありがとうございました。

 

 

さて、今月の振り返りはこれくらいにしておいて、世界選手権の準備や艇の故障でバタバタしており、ブログで改めてご報告をさせていただいていなかったので、仰秀の故障についてきちんとご報告させていただこうと思います。

 

4月12日の自主練のクローズ帆走中にポートのサイドステイが根本から抜けるという事故が発生し、幸いにも人的被害はありませんでしたが仰秀は修理しないと使えなくなってしまいました。修理をするにしても金銭的にも時間的にも大変な修理となり、保険が下りることが決まるまでは修理を見送っており、結果的に6月上旬に修理が完了しました。

 

4月に予定されていた小網代での新歓は主に日大の「桜工」という船と合同でさせていただきました。ありがとうございました。ゴールデンウィークには新歓も兼ねて葉山のY30をチャーターし、J/24以外の船の経験を積むことができるという故障がなければしなかったであろう経験もしました。また、5月のフリートレースでは普段からお世話になっている関東J/24フリートのチームに分乗させていただき、参加することが叶いました。ありがとうございました。

 

このように活動自体はさまざまな方のおかげで継続することができていた一方で、仰秀の状況をお話ししたいと思います。事故の大きな原因の一つが、船の構造材料であるコア材が腐っていたことにあります。今回のポートのサイドステイ部分もそうですが、マスト周りのデッキ部分やハルの縁の部分など、水が入り込みやすい部分から全体的に腐り始めています。そのため、今回修理していったん使えるようになったとしても、今後継続的に使い続けるということが安全面でも厳しいのではないかと考えております。そこで買い替えを考えていました。

そんな折、タイミングよく、以前から一緒にフリートレースに出ていた「リップル」という船が活動を辞めて船を売るという話が上がりました。大変ありがたいことにオーナーの方も「レースにがっつり出る人に売りたい」とおっしゃっており、それもあって破格の値段で売っていただけるという話になっています。また、さらにありがたいことに、購入手続きに時間がかかるため、購入前提でチャーターも承諾していただきました。そのような経緯もあり、近頃はリップルをチャーターして練習をさせていただいております。

 

簡単ではありますが、以上が現在のクルーザー班の現状です。世界選手権出場に加えて艇の更新もあり、今後もかなり盛りだくさんな活動となる予定です。関係者の方々には今後も助けていただく機会があると思いますが、現役部員としてできる限り精進して、部員一丸となって取り組んで参ります。

長くなってしまいましたが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

クルーザー班 関根佑樹


本日も生憎の天気模様で

2024年06月28日 11時18分05秒 | 通常練習
お世話になっております。
3年470スキッパーの北村湧です。

先週末は関東個人選手権が行われました。結果としては、470チームは一艇も全日本への切符を掴むことができませんでした。

2日目は風が不安定だったものの、中風での南風で計5レースを行いました。
梅雨前線が近づき風の傾向が変わる予想もしていましたが、結果としてはここ1ヶ月よく練習してきたような南風のコンディション。
春インと秋インの中間点であって、夏の練習を迎える前の実力をはかるには充分すぎる大会でした。

気になったので、各校の470上位3艇の合計点を計算しました。


1日大 5-17-22 計44
2早稲田 17-21-24 計62
3慶應 32-32-49 計113
4中央 42-47-64 計153
5明治 42-61-69 計172
6明海 48-107-109 計264
7横国 64-87-142 計293
8東大 106-112-132 計330
9立教 78-160-169 計407

現状では8位、全日本ボーダーラインギリギリということになります。
もっと良い所にいれるはずだとも思えますし、順当なようにも思えます。


個人的には29に槇枝と乗って良い感触で走れていた分、悔しさが残ります。


この1ヶ月、個戦で上位陣と戦うには一上でもっと前を走らないと話しにならないと思い、クローズでの走らせ方から見直しました。

細かな風の変化に対してメインをイチカチニカチ動かして、メインセールがずっと正解の形を出せるように。見かけの風をイメージして風を流しつつ角度をどこまで取れるかを試しました。リフトを感じた時、ヘダーを感じた時にどう走らせれば他艇に勝てるのか、負けないのか。これまでのクローズをいかに漫然に走っていたか。
メインシートの引きに拘る期間を経た結果、コース練では意識をあまり向けなくてもそれなりのメインセールの形を外さないようになったと思います。
実際、コース練では前を走れることが増えました。


個戦後のミーティングで工藤さんから、「まだ基本が出来ていない」とお話がありました。再現性のある動作、そして小松さんが常々おっしゃるように、「メインとジブで走るヨット、いつだってメインとジブに綺麗に風を流してあげる」。そういった誰でも理解できるような当たり前のことの精度の差が、全個ペアとそれ以外との差のように感じました。

スタートやストラテジー、タクティクスの失敗はレースが終わった後に振り返り易く、反省に上がりがちです。
課題だし順位に大きく影響しますが、それでも「メインとジブを合わせてどれだけ綺麗に走れてたか」という指標を忘れずにいきたいです。

周りに囚われず風に対するベストを出すことについて話しましたが、一方で、もっと広い視野で周りの艇を見る大切さも感じました。

特に、スタートに関して。初日の上ピン付近で下に置く艇の選び方、綺麗にスタートできなそうな時にどう切り抜けられるか。
混雑した場所でもスタート後にフレッシュ掴める艇の身のこなし方。2日目、長時間APの後の北風微風でのボヤッとた雰囲気でのスタートの中でのラインの形成のされ方、最終レース気合いが入ってラインを上がる艇団と、安全にいきたい艇団のウェイティングの高さの違い。

有利エンドや潮だけでなく、レースのレベルや艇の事情やクセなど多くの要素で決まるスタートを常に成功させるために、海面を、人を、もっと観察してイメージしようと思います。


今回の大会では上位陣との壁を1つ2つ感じましたが、それは同時に伸び代でもあります。
実りある夏を過ごして秋のインカレで花咲かせられるように頑張ります。


3年 北村湧




メンタル

2024年06月27日 23時59分00秒 | 通常練習

お世話になっております。3年スナイプスキッパーの遠藤功大です。

僕は最近大学のプログラムでスウェーデンの大学に通う日本語勉強中の学生と英語と日本語でzoomで毎週会話しているのですが、今まで全く接点のなかったスウェーデンの知識がどんどん増えています。

Punsch rulleというお菓子が美味しいらしいです。どっかで探して食べてみたいです。

スウェーデンでも日本料理は人気らしく、その学生のお母さんも現地の寿司屋で働いていると言っていました。

僕はJapanの美味しい食べ物として、

“Imo Kempi“と “IEKEI ramen”を紹介しました。今度日本に行く時に是非食べたいと言ってくれました。

また僕はJapanのelectionの実態として、都知事選のポスター掲示板の写真を紹介しましたが、リアクションは「Oh…many cute girls…」という感じでした。


いつか北欧にも行ってみたいですね。オーロラ見てみたいです。


それでは今クールの活動報告をさせていただきます。


今クールは関東学生ヨット個人選手権(全個予選)でした。

東大はスナイプから1艇全個に進めることとなりました。

自分は佐藤君と出場しましたが、目標としていた順位で走ることはほぼできませんでした。


自分は他艇にわーわー言われることを嫌がって、混んでいる所のスタートで上手く決めることができませんでした。そうまが頭の中で考えているようなスタート時の動きができず、申し訳なかったなと思います。


その他にも、下の近い船と走り合う時にすぐ走りづらさを感じてしまいすぐ逃げる形になってしまったり、上マークのポートアプローチでギリギリまでスタボに寄せてから返すことができずに回航時に苦しくなってしまったりと、各所で気弱なために損をする場面が多々ありました。


もっと強いメンタルを持たないといけないなと感じました。


今後の練習では他艇からの怒号やケースを起こすことなどを恐れて消極的にならずに堂々とした走りができるように、たくさんチャレンジをしていきたいです。


大会の2日後にはOB総会がありました。

引退後ほとんど会うことがなくなってしまった先輩方も現役を応援してくれているのを感じ、嬉しく感じました。


2次会の後僕は北村君と西尾さんと一緒に下重さんの家に行かせてもらい、明け方まで飲みながら語り合っていました。


「やりきれなかった人は引退してからも部活の出来事をいい思い出として思い出すことができず、引退した後も苦しみ続けている」

という先輩方2人の言葉がとても印象に残りました。

自分も4年の秋に引退するまであと1年半も無いくらいですが、終わってみた時にやりきれたと思えるように頑張りたいです。


また、自分は来年副将を務めることになっていますが、力を持つ人としての責任についてももっと考えないといけないと感じました。

自分は他の人の合宿所の使い方などに対して苦言を呈したくなる時もありますが、「自分も完璧ではないしそんな注意できる立場ではないか…」と感じてしまいます。ですが、西尾さんに「他の人を注意するようになれば、それ以上に自分自身はきっちりやるようになる」と教えていただきました。


なので、これからは何か改善すべきと思うことがあったら、積極的に指摘して他の部員と一緒に自分自身の甘えも無くしていきたいです。


それでは失礼します。


杣道

2024年06月27日 23時45分57秒 | 通常練習
お世話になっております。4年470級チームリーダーを務めております、山本航平です。
まずは先日開催されました関東個人選手権のリザルトを報告致します。

27位 4829 北村/槇枝 17-33-(52)-26-30 106点
30位 4791 安藤/山本 45-14-16-37-(BFD) 112点
34位 4692 澤田/西間 15-40-(60)-24-53 132点
46位 4452 成相/秋田 42-21-59-42-(68) 164点
53位 4579 松本/五熊 36-54-53-58-(BFD) 201点
78位 4303 大下/能登谷 (86)-74-73-60-74 281点
81位 4357 林/山本丈 71-(86)-80-78-71 300点
86位 4319 太田/相川 59-(RET)-DNC-DNC-DNC  332点

まずはじめに、土曜日に来ていただいた天木様、日曜日に来ていただいた工藤様、本当にありがとうございました。他のLB様も含めて、引退しても部活に足を運んでくださること、この場で深くお礼申し上げます。
結果は目標としていた1艇以上の全日本個人戦突破を達成することができず、大変悔しいものとなってしまいました。春インカレで惨敗してから、ペアや船を変えたり、平日の時間の使い方を見直してみたり、コーチとの連携を改善させる試みをしたりと工夫をしてきましたが、満足の行く結果を得ることができなかったことについては、真摯に受け止めなければならないと考えています。
正直な感想としては、全日本の切符はかなり高いところにあるのだと痛感しました。こと470級について言えば、ボーダーの選手がカット有りで64点なので、1レース平均で16点がボーダーという結果でしたが、それはたとえば僕たちのペアで言うところの2・3レース目の点数を取り続けてやっと、ギリギリ全日本選手権に出場できるかどうかというボーダーだということになります。下級生たちから見たら、もしかしたら「じゃあ叩かなければギリギリ行けたかもしれないじゃん」と思う人もいるかもしれませんが、ヨットレースは不確実なもので、毎レース同じくらいの点数でまとめるというのはとても大事なことではありますが、現実的にはとても難しいことです。回りくどいですが要するに、実力が関個突破に達していないことが根本的な敗因だったと総括します。いいレースでシングルを取って、悪いレースでも20番前後でまとめるくらいの実力が必要だということは、とくに後輩諸氏は強く心に刻んでほしいです。(そして来年こそは全個の海にライトブルーのスピンを咲かせてください。)
ここまで実力の不足を書いてきたわけではありますが、収穫がなかったわけではありません。ペアと船を変えるなどの変化を産んでから、チーム全体は確実に良い方向に転んでいるのではないかと感じています。それは上3艇が春インから5月くらいまででは見られないようないい順位で帰ってくることができるようになってきているということに見られると思っています。ここ数週間でコース練習でとてもいい順位で回航したり、90艇近く出場する個人戦で15番前後で複数回帰ってこれるようになったのはこれまでにない明確な進歩であり、いい成長曲線を描き始められているのではないかと感じていますし、僕自身も含めて前を走る経験が初めてできるようになってきたところなので、やっと勝負の土俵に立つ準備ができたのではないかと思います。(だからこそ、個人的な感想としては「個人戦までにもっと時間が欲しかった」というのが第一に上がってきます。)最終的に叩いてもそこまで崩さず、いいレースではシングルを取れるレベルに達するところを見据えて、セーリングやハンドリングの基礎的なところからまた詰め直していきたいと考えております。
ブログを終わる前に、タイトルの「杣道」について。僕が専攻しているハイデガーの全集第9巻のタイトルでもあるこの「杣道(そまみち)」は、森のなかの細い道のことで、細く険しくて行き止まりかもしれないような鬱蒼とした道を想起させます。僕の人生そのものが「杣道」なのではないか、などと考えてしまいますが、それはそれとして、少し前まで、僕や僕と一緒にチーム運営を手伝ってもらっている槇枝から見ても、というか誰から見ても、470チームの現状が「杣道」のように見えたと思います。しかし、この個人戦を終えて、今の実力の不足具合とともに、ここ一ヶ月くらいのチームの成長も感じることができ、課題が浮き彫りになったことで、暗く鬱蒼とした「杣道」から抜けて本来の目標がはっきりと見え始めてきたのではと思います。目標に対して明らかに足りていないのは、細かいコース云々などの話よりはむしろ、メインとジブ・スピンを使った基本的なセーリングの技術やそれをマーク間で発揮する力、マークの場所を常に失わずにセーリングすることや、回航でぬかれないことであったりと、基本的な技術です。これまでレース続きになってしまい、基礎的な練習が疎かになってしまいましたが、ここから夏合宿まで、基礎力を高いレベルで何段階も上げて行くことができれば、目標がもっと近くに見えてきて、そこへ至る道ももっと開けることでしょう。今までの結果だと、LB様やコーチの方々などからしたら470チームが心配なことと思われますが、結果的に個人戦での敗北がプラスに転換できるように、ここから一層のこと謙虚に基礎的なところからの練習を重ねていき、必ず秋のインカレで結果を出しますので、どうか引き続きご支援ご応援のほどお願いいたします。

4年
山本航平

現状。

2024年06月27日 23時45分57秒 | 通常練習
お疲れ様です。
2年470スキッパーになりました林歩乃葉です。
やまこうさんのブログにあった通り、先週末には470個人戦が行われました。
1日目は順風の中4レース、2日目はうねりが強い中風が安定せずなかなかレースが行われず最後に振れまくりの1レースが行われました。
うぐぐぐ、、あー。という見出し写真のような結果でした。(澤田さん無断使用ごめんなさい🐶💦)
大きかったのはなんといっても5レース中3レースで沈をしてしまったことです。
2.4レース目では他艇を避けるにあたり猶予の少ないタックをしたところクルーと連携が取れておらずまさかのタック沈。6レース目ではリーチングでオーバーヒール沈をしてしまいました。中には本当にしょうもない沈もあって、一上の序盤から沈をした時は巻き返しようもない距離のなか、近くにいるゆっくりした艇を少しずつ抜かしていくような感じでした。もうレースをしているのか、丈夫と2人で帆走練をしているのか、、失笑
1日目で4レース中の半分をこのような孤独な帆走練に費やしてしまった私たちは、明日は絶対タック沈だけはしないようにしようね。と約束して、もうちょっと流石にいい順位取れるはずやろ、、涙 と2日目のド強風を覚悟していました。
すると2日目はなんと、強いうねりの中風がなかなか安定せず結局吹き上がることはありませんでした。そのため帆走練すらあまりできないビミョーな風の中、4357にJOくんと5時間ほど2人きりにさせられるという奇妙な体験をしました。
本船が何度も動きそれについていって、、という中でだんだん会話の種もなくなってきて、、結局恋バナ(JOくんの現JO)をきかくという、最初の覚悟はどうしたの?というほどお互い5時間に飽き飽きしてきておりました。
最終レースは約束していたタック沈はしなかったのですが、2上回航後にセンターを上げるのが遅く、リーチングでスピンホイスト後にすぐ切り上がり沈をしてしまいました涙。
どうしてこんなに沈ばっかりしてしまったのでしょう、、、春の沈祭りを2人で開催していました。なんで?しょうもないよ〜最悪〜、こんなはずじゃなかった〜という気持ちでしたが2人とも。結局はこれが現在の実力であると思います。完全な不完全燃焼の部分はありますがこれから精進していこうと改めて思いました。
こんな中でも反省すべき点はたくさんあります。まず、スタートです。周りがどんどん風位を上げていく中でチキってちびちび進んでいたらルームがなくなってきちゃって加速に出遅れるだとかが多かったです。細かいハンドリング能力の向上、そしてクルーに任せきりになってしまってるライン把握をもっと上手くなりたいです。またある程度風が吹き上がった中でクローズ、時々オーバーヒールが入ってしまったりタック時の減速も大きかったと思います。このようなことがたっくさん見つかりましたので、クルーとたくさんコミュニケーションをとってどんどん擦り合わせていこうと思います。JOくんとは今回の5時間の奇妙な体験を通して仲良しポイントが少し増えたのかもしれません。これからもたくさん乗りましょう。自主練にもっと来てください。
それから細かいですが、格好は格好良くあるべきだと改めて痛感しました。原色オレンジの厚手の手袋に水色のいかにもUSEDのライジャケ着てるのは自分くらいでなんか恥ずかしかったし、やっぱりそういうのは舐められやすいでさ

ではおやすみなさい。

関東個人戦

2024年06月27日 12時53分07秒 | 通常練習
お疲れ様です。四年スナイプクルーの松本です。
先週末は関東個人戦がありました。以下結果となります。

8位 31418 中静/下村 
4-12-13-3-(36)
19位 31070 市毛/三上
30-28-17-5-(50)
27位 31308 天野/神田
(41)-17-18-30-41
32位 31741 元尾/松本
(36)-27-21-35-31
39位 31494 遠藤/佐藤
46-47-23-16-(68)
66位 30531 藤本/荒井
67-63-(74)-60-47
76位 30785 島瀬/今川
(78)-77-69-74-56

個人的な振り返りとしては、今後の課題としては、セールシェイプの出し方、コースの引き方等が挙げられます。
セールシェイプの出し方に関しては、バングの引き量に関して、甘いことがすごく多かったなと思います。新しいセールでも、スタート直後からベストなシェイプを出せるように注意をしていきたいです。
コースに関しては、最初のレースで、良いスタートで、フレッシュを走れていただけに、内内展開になってしまったことが悔やまれます。レースにおいて焦る気持ちはつきものですが、落ち着いていつも通りのことをしていこうと思います。

今回のレース特有のこととして、1日目の潮の強さがありました。
前回の江ノ島と違い、風がそこそこある中での強い潮で、毎回、上マーク付近でポート艇に前を越されてしまいました。マーク際での混雑を恐れて、左奥に伸ばせられなかったことも反省の一つです。

一方で、チーム全体としては確実に成長を続けていると感じます。まだまだ改善の余地があるのは間違いないですが、それでも去年の今の時点で誰もここまでのチーム像を描けてはいなかったと思います。
秋イン決勝、そしてインカレまでもう半年もないですが、このまま成長率を維持、増大させながら、最後まで頑張りたいと思います。