東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

秋インカレ予選リザルト

2015年09月30日 18時31分25秒 | Weblog

 

 

こんばんは。

スナイプクルー、仰秀タクティシャンの上村です。

 

遅くなりましたが、先週の秋インカレ予選のリザルトが手に入ったので、ブログに載せます。

 

スナイプチームのことを少し書きますと、予選1日目の土曜が終わった段階で9位。その日、東大のスナイプチームは常に一艇がシングル、遅い艇も20番台の着順でフィニッシュしていましたが、この結果でした。やはり原因はOCS とBFD、インカレのようなレースでは文字をつけることは、大きく順位を落とすことに即つながるということがわかりました。

2日目、日曜日。8位の電通、7位の東工大(とその上の関学)を徹底的に意識してレースにのぞみました。また、文字をつけないということに、非常に神経を尖らせて(今までが無頓着すぎたのもあるが)、スタートは安全志向、インシデントも絶対に起こさないようにしていきました。結果、東工大電通大には50点以上つけて逆転、その上の関東学院、学習院にも追い付きました。しかし、ここでリザルトを見るとやはりその東工大が日曜日に2つBFDをつけていた、、

やはり文字は絶対につけてはいけない、と思いました。

 

 


ドイツJ24世界選手権-中田編-

2015年09月29日 18時47分54秒 | Weblog

こんにちは。2年の中田です。

遅くなりました。J24世界選手権の振り返りを簡単に述べたいと思います。

今回の仰秀キャンペーンに選ばれて一番に意識したことは、まわりのクルーを見ることでした。クルーとして信頼できる存在になるということを一番の課題として考えていたので、仰秀で前の4(5)人でやっていることを470クルーになった時には一人でこなし、スキッパーを走りに集中できるようにするにはどうすればいいか、を考えようと思ってました。

それに対して練習中やミーティングで一番出たのはコミュニケーションに関するものでした。クルー間の動作の引継ぎの共有、クルー、スキッパー間のタックタイミングの共有など、船として意志を共有しひとつの船として走ることの重要性を痛感しました。何度かミーティングを重ねていく中で自分もくどいほどに情報の確認をする癖がつき、漠然とした時間をなくすよう動くことができるようになりました。また人数が少ない分“自分のチーム”という意識がより強く芽生え、積極的にミーティングなどにもかかわっていくようになったと思います。

またこのキャンペーンで大きく成長できた面として、船の動き(タック時の角度など)に対する意識の向上があります。各ポジションがそれぞれの役割に集中している分、ディンギーに乗っているときより細かい精度での調整ができ、今までにない意識が生まれました。これは470に戻って乗ってみても感じていることです。これからはディンギーに乗っているときも全ての役割を同時に意識し成長できるようになりたいです。

レース自体について、レガッタを通して安定した精神状態で臨めたのはやはり近くで支えてくれた霜山さん、金田さん、他の日本チームの存在が大きかったと思います。例えば一日目微風で完全にコースを外したときなども、したいスタートをして行きたい海面に行けたのなら、しょうがない部分がある、明日からもこの調子でやっていけばいいという霜山さんの言葉で楽になったこともありました。やはり、普段からどこまでのリスクはオーケーでどこからはダメ、というのをしっかり考えられているからこそだと思います。安定した成績をとるためにそれが大事なんだろうと思います。

またレース最後のマークタッチペナルティは、どこまでも詰めの甘い部分をなくしていかなければならないのだという強い意識を、衝撃をもって教えてくれました。隅から隅までこだわったセーラーになれるよう練習していきます。

レース前後のボルテンハーゲンの空気は、今までにないもので、ただ飯をつくってヨットのことだけ考えて星を見て寝る、というのがこんなにも素晴らしいものなのか、と感じることができました。今まで一生ヨットを続けるとは考えていませんでしたが、まさにヨットが好きでたまらないといった感じの人たちを見て、ああ自分もヨットを続けていくんだろうな、と思いました。

簡単ではありますが、とりあえずこのくらいにしたいと思います。

今回の遠征でLB様、他の日本チームの方々、現地のスタッフなどから様々な支援をいただきました。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

 

2年 マストハンド兼現地ガイド 中田祐輔

 


世界選手権にいきまして

2015年09月29日 11時16分36秒 | Weblog

こんにちは。三年の青木です。

世界選手権の感想を書こうと思いますが、自分自身まだあの衝撃的な体験を上手く位置づけられていない&決勝も近いということで、ここでは手短に行きたいと思います。代替わりした後にまたつらつら書こうと思います。

今回のドイツワールドが仰秀チームに関わる最後のキャンペーンということで、いろいろ考えた結果、まずは松山を第一にサポートするべきは岡田上村だろうと思い、僕はちょっと離れたところで見ていました。最後には後輩二人が頼もしくなり、今後のチームの展望は明るいなと感じた次第です。もうこのチームに自分は必要ありません。ただ、この五人でバレーボールでもしてみたいですね笑。とりあえず打ち上げが楽しみです。

Facebookでも更新していた通り、夢のような毎日でした。卒業してもヨットを続けようと固く心に誓いました。ディンギーに乗りながら、クルーザー経験を経てヨットに対する考え方の射程が広がったのは大変貴重だと思いますし、こうした環境を整えて下さる様々な方のご協力に心から感謝申し上げます。

 

立ち上げ当初から三連続でキャンペーンに参加して深く関わり、なおかつその後ディンギーチームに帰った身として、伝えられることも周りより多いかなと思うので、この経験を部に還元できたらと考えています。これからもよろしくお願いします。

 

それでは、決勝も頑張っていきます。


j24world 2015 反省 岡田編

2015年09月25日 09時34分36秒 | Weblog

こんにちは。二年の岡田です。ドイツから帰ってきて、六大戦も終わって、携帯を落としたせいで学部ガイダンスに行けずにどの授業をとればいいのか、どれくらい単位がいるのかわからないですが、ワールドの反省をしたいと思います。

 
僕は先発隊だったので、8/20に日本を発ち、その日の夜にドイツ入りしました。
準備期間では、六人乗りを借りたはずなのにどう見ても5人乗りの車だったり、宿舎のオーナーがカントリー歌手だったり、宿舎に全く電波が入らなかったり慣れない海外に苦戦しました。しかし何より、減量がつらかった・・・。減量中はみんなイライラして、チームの雰囲気も良くなかったので、二度としたくないですね。僕と青木さんがチーズ&サラミバーガーをつまみ食いしたせいもありますけど・・・
そうして数える程しかなかったj24も気付けば50艇ほど桟橋につけられており、ついにレース開始の日が来ました。が、まさかの無風で風待ち。その後軽風でレースが行われました。1日目のレースは、50艇を超える大フリートでの未経験すぎるスタートでコミュニケーションがうまく取れず、失敗でした。また、ランが遅く、軽風でのスピンが良くないと感じたけど、その後うまいチームのスピンの形を真似したりして、なんとかいい感じになりました。
その後のレースはスタートは改善され、ほぼ毎回第一線で出れたものの、些細なミス、ケースで順位を上げることができず、41位/52艇でレガッタを終えました。
順位は良くはなかったものの、上手いチームを間近で見られて、学ぶことの多いレガッタでした。上にいるチームほど動作が素早く、上マーク回航後のホイストからの即ジャイが遅いせいでブランケに入れられたことが何度もありました。また、些細なコミュニケーション不足でラップの無い船の内側に入ってしまったり、スタボの艇を見落としていたりという基本的なことができなくてペナルティが加算されてしまったこともありました。
また、個人の反省として、パワー不足を感じました。スタート前など一気にジェノアを引いてほしいという時に全然引けなかったり、ベアして加速するときにジェノアが入れられず上手く加速できなかったりしました。
レース後の毎日のパーティーもとても楽しかったです。海外チームとヨットの話だけでなくくだらない話で盛り上がれて、今まで英語を勉強していて良かったです。イタリア人の英語は全く聞き取れませんでしたが・・・まあ、僕はイタリア語も履修していたので、何とかなりました。ここでまさか駒場で培った語学力が役立つとは・・・。
とまあ、僕の遠征はこんな感じでした。はっきり言って、海でも陸でもみんなの足を引っ張りがちで、トリマーという職業柄レース中のミスはほぼ僕の周りで起きていて、陸ではFacebookを更新しなきゃならないのに携帯を海に落とすし、散々反省点はあります。それでもこの遠征がここまで価値ある、そして最高に楽しいものになったのは頼れる松山さん、青木さん、中田、(上村)がいてくれて、他の日本チームもサポートしてくれて、ドイツ人が優しかったおかげです。そして、ご支援いただいて、応援してくださった皆さんがいたおかげで、この遠征をすることができたことに感謝しています。本当にありがとうございました。
 
とても長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。今週末はインカレです。僕はでるか分からないですが、出るなら結果を残し、出ないなら精一杯サポートしたいと思います。
 
二年 トリマー兼Facebook更新兵 岡田

世界選手権報告~上村編~

2015年09月25日 07時00分03秒 | Weblog

 

 

こんにちは。

日頃よりお騒がせしております、仰秀チームタクティシャンの上村です。

 

8/31から5日間、ドイツ北部ボルテンハーゲンにて開催されました、J/24ワールドに参加してきました。

 

今回、私は始めて本格的にひとつの大会を通して、タクティシャンを務め、コースを引かせていただきました。そこで、二つのことを実感しました。 

一つは、すべての行動が意図を持って行われなければならないということ。よく考えていないにもかかわらず、とりあえずこうするというのは絶対にしてはいけないし、すればいつも、たとえそれが一見結果オーライになったとしても、よくないことを引き起こします。これは、意図してある行動をとったときには、その先のビジョンが明確であるし、たとえその判断が失敗でも当然のごとく次善の策がとれるからだと思っています。また、他のチームから話を聞くと、やはりタクティシャンは自分の意図を簡潔に明瞭に言葉にできなくてはいけないと感じます。

いま一つは、コースで欲張り過ぎないこと。例えば、クローズホールドで走っていて、ちょっとずつヘッダーが入って来るようなときや、左に伸ばしてたら右側から入ってきて右が延びてきてこれが戻るかわからないようなときなど、まだ行けるかもとかもっとよくなるんじゃないかなどと考えてしまうようなことがありました。全部のリスクは排除することはできないのだから、ある程度じぶんの決めたプランや約束事にしたがっていかなきゃいけないと感じました。そして、どっち付かずなコースを引いたりしてしまうことは、他のクルーやヘルムスマンにとっても不信を起こさせかねないことになってしまうのだと実感しました。

 

レースの反省は以上です。

 

 

事務的な仕事や、持ち物などの管理に、疎かなところが出てしまったこと。レースまでの精神的な持っていきかたが非常に不満足であった点は、一番の反省です。

今後は、より自分が引っ張っていく立場になることは間違いないので、自覚をもって取り組みたいと思います。

 

最後に、この度御支援いただいた多くの先輩方に深く感謝致します。ありがとうございました。

必ず、次の大会にこの成果を生かし、また、ワールドで得た経験を記録して後の代に遺します。

 

 

 

上村周

 

 

 


新入生自己紹介15 仲村編

2015年09月14日 21時05分31秒 | Weblog

   

  はじめまして!!  紹介が遅くなり申し訳ございませんでした。

 マネージャ一年の仲村萌花です。出身は神奈川県。中高は静岡県にある不二聖心女子学院に通っていました。

中高では卓球と写真部に所属しており、北海道大学の次に敷地の広さを誇る校内で自然を身近に感じながら活動していました。校内では鹿やさる、様々な動物に遭遇できます。のんびりとした環境の中で6年間過ごしました。

 只今、ピーターラビットカフェにはまっており自宅には少しずつ、そして着実にピーターラビットグッズが増え、最近までうさぎを飼っていたことも関係していそうです。今は犬を飼っていますが、その話題になると話が止まらなくなります。

 ヨット部に入部した経緯は友人に誘われて来たことがきっかけでした。試乗会には、二度も行かせていただき、とても楽しかったことが印象的でした。そして、青い海と空に、憧れてヨット部の入部を決意しました。 特にクルーザーに乗せていただいた時の水面のきらめきは忘れられません。

  先輩のマネージャーさん方からは、たくさんのことを教えていただいています。選手の方や、先輩マネージャーさんの力に少しでもなれるよう頑張っていきたいと思うのでこれからよろしくお願いします。

次はいつも明るく、優しい杉田結花ちゃんです!