こんにちは、一年の調です。今週の一年八景練の様子を僕から報告したいと思います。
今週は、先週末に先輩方がホッパーの整備をしてくれたおかげで、ホッパーが4艇出せることになりました。本当にありがとうございます。さらに土曜日は4年の小野さん、LBの江村様が来られた為、スナイプ1艇、470を1艇出すことが決まりました。つまり、6人同時に練習できることになったわけです。一年生は大喜びでした。
(↑金曜の夜、配艇を決める様子)
そして、土曜日だったのですが……
ホッパー4艇が出艇してすぐ、まず1艇がハーバーバックしました。メインブロックが取れたからです。なんとかメインブロックは付け直しましたが、セメダインが乾くのを待つ為、その艇は土曜日出艇不可能に。
そして、そのすぐ後に、もう1艇がハーバーバック。これはドレンプラグが空きっぱなしになっており、中にどんどん水が入り、船体がかなり沈んでしまって練習不可能になったからでした。完全に艤装ミス。しかも相当危険なトラブルでした。
その後、配艇を組み直し、練習はホッパー2艇、ダブルハンド2艇の4艇で行いました。きちんと艤装しないと自分たちの練習時間が減る訳です。これは本当によくないです。反省しました。
土曜の夜は、日曜のホッパーレースのチーム決めを行い、各チームで艇を選んでチームで整備しました。自分たちでレースに向けて艇を調整するのは楽しかったです。
日曜日。この日はLBの中田様、伊東様が来られ、ホッパーレースと同時にスナイプと470の練習をすることができました。
ちなみに、伊東様が午後からワスプに乗っており、僕は飛ぶ(?)船を見るのが初めてだったので興奮しました。
(↑ワスプの艤装の様子)
土曜の反省を生かして、朝はチェックシートを使い、入念に艤装しました。先日トラブった艇も調整は完了し、4艇でホッパーレースが開催されました。
(↑スタート直後のレースの様子)
4チームに分かれ、8レースが行われました。
以下がチームと結果です。
チーム1藤田山村村上古山
チーム2工藤高原維摩早苗
チーム3大根吉田大吾板坂
チーム4調牛嶋萩原
【第1R】1位調 2位工藤 3位藤田 4位大根田
【第2R】1位古山 2位調 3位吉田 4位早苗
【第3R】1位大吾 2位牛嶋 3位維摩 4位村上
【第4R】1位高原 2位牛嶋 3位板坂 4位山村
【第5R】1位高原 2位萩原 3位大吾 4位藤田
【第6R】1位古山 2位板坂 3位維摩 4位萩原
【第7R】1位村上 2位調 3位大根田 4位早苗
【第8R】1位工藤 2位山村 3位藤田
一日中レースだった為、レースは様々な風域で行われ、また原則複数回出場しているので、風によって走り方を変えたりする良い練習になりました。
ここからは僕個人の感想です。拙いものですが、目を通して頂けると幸いです。
1、2、7レース目に出場したのですが、僕の場合は基本的に微風から中風でした。
1レース目の最初ではバウの方に後ろ向きに座ってヒールをかけて走るという習った通りの走り方ができました。途中から吹き始めたので普通に座り、三つ巴の接戦となったのですが、最後に工藤と藤田が避け合う間にトップフィニッシュを決めました。2人からのブーイングは言うまでもないです。
2レース目は本当に風が吹かず、途中で止まってしまいました。海面を見ると、右が吹いていないのに対し、左はブローが入ってました。しかし、僕は全くそれに気づかず、前を走る古山に言われて始めて気づきました。悔しかったです。結局、風が無さすぎて、みんなあまり走れず、コースが短縮されました。
7レース目も1レース目くらいの風でした。スタートが上手く切れず、そこからはそこそこ普通に走れたのですが、最初の差を縮められませんでした。
その後のミーティングでは、日曜日に起こった様々なトラブルについて話し合いました。艇同士の衝突やレスキューが止まるなど本当に様々なことがありましたが、部員同士の意識付けをするだけで解決するものも多く、来週以降に生かしていきたいです。
またミーティング中、ホッパーレースのプロテストがありました。第3レースで1上を回航する際にマークルームを大吾が譲らなかったと牛嶋が主張しました。議論の末、小野委員長の裁定でプロテストは退けられました。
こういったルールを実践的に勉強できることもレース練の醍醐味だと思います。
ミーティングの最後に、先輩方が、横暴なセイラーより、感じの良い誠実なセイラーである方が結局得をする、という話をされたのが印象的でした。
このように、本当に様々なことがあった土日練でしたが、非常に充実した練習ができました。これからも精進していきたいです。