東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

typhoooon!

2011年09月21日 23時40分19秒 | Weblog
お久しぶりです。
3年の石川です。

せっかく書いた記事が、接続タイムエラーとやらで消えてしまったので、ちょっと短めにします。

この台風の中、この合宿所が倒壊しないかとみんなヒヤヒヤしてましたが、窓もガタガタ揺れていたのにもかかわらず壊れた所もなさそうで無事でした。避難したヨットも大丈夫なようです。
葉山の他の場所でも被害が出ていないといいです。

今日は午前座学、午後筋トレをしました。
座学はスタートとクローズの走らせ方について行いました。
スタート座学は、スタート前ルーチン、S字などのハンドリング、スタート直後に考えるべきことを学びました。
クローズの走らせ方座学は、まずスロットル、リーチの閉じ具合とセールの深さとの関係、水線長などの基本概念を、
どのコントロールロープをいじったり、乗艇位置をどうしたら調節できるかと関連づけて学びました。
次に、470・スナイプのそれぞれの各風域での具体的なロープの引き具合などを表にまとめました。

基本概念を再度整理することができて良かったです。
また、アウトホールやプラーなどの明確な調節基準を自分が持っていないことに気づき、トラベラーシーティングが深い所(セッティングやメインシートと他のコントロールロープとの関係)まで分かってなかったりしたので(今はバングシーティングだが、将来的に変えるつもり)、
勉強不足知識不足を感じました。
色々な人に積極的に聞いていこうと思います。

明日は午後出艇できると期待してます。自艇の課題である、オーバー以下のクローズのスピード、リーチングのスピードと波乗せ、サイドジャイブ、強風のタック・ジャイブ、軽風の止まらないタックなどを練習していけたらと思います。
また、他大学のスタート練習に積極的に混ざり、スナイプ2艇のスタートとスピードの技術を磨いていけたらと思います。

3年 石川

秋季関東インカレ予選1日目

2011年09月17日 22時28分08秒 | Weblog
こんばんは、2年の西田です。

本日、秋季関東インカレ予選Aブロックが行われました。
東大は470が3艇、スナイプが2艇が出て、武尾さんに淡青に乗っていただき、サポートをしていただきました。ありがとうございました。

南風の強風で本日は4レースが行われました。

1日目の結果は以下の通りです。

4357 塩島・小山 11-9-9-10
4301 東郷・西田 23-28-OCS-34
4175 伊東・金田 17-29-11-8

30785 川村・東 23-28-20-20
29279 石川・成田 22-26-27-21

全体としては、去年の反省を活かして注意していたにも関わらず艇体トラブルがあったので、次回の練習からは毎回練習後に艇体チェックをすることにしました。
個人的には、強風の動作に慣れておらず何度も沈してしまい、練習不足を感じました。予選2日目まで3週間あるので修正したいです。また、簡単なミスでケースを起こして2回転したり、リコールして文字をつけたりしてしまったので2日目は絶対にやらないように普段の練習から意識していきたいです。

予選の1日目と2日目が3週間もあいている変則的な日程ですが、集中を切らさないように練習して予選2日目、決勝といい結果を残せるように努力します。

2年 西田

インカレ予選前日その1

2011年09月16日 22時04分21秒 | Weblog
今日はインカレ予選前日ということで、午前だけの練習でした。
武尾さんに来ていただき、滑りとスタートのハンドリング練習を行いました。
いつもありがとうございます。


武尾さんからは練習後メールで色々とアドバイスをいただきましたが、
まとめると

4357/風が変わったときのセールトリムをもっと速く。バングとかカニンガムとか。小山くんのパンピングが目立つので、O旗上がってないとき注意。

4301/KCのスタートのハンドリング。ダブルタックとかS字とか、もっとトラピーズ持ってしっかりあおらないと。

4175/敦が自分でヒールトリムとか動きすぎで、その度にセールがずれる。もっと金田とコミュニケーションとる。

30785/スタートのラインは読めてるので、風速とラインまでの距離と加速のタイミングを早く覚える。

29279/正がまだまだ基本動作が疎か。レース前に今までのノートしっかり見直すこと。




午後は整備でした。
今日からは秋入部の新入生、田村亮も参戦です。

明日はいいとこ見せられるように頑張ります!

New Sail!!

2011年09月15日 18時19分13秒 | Weblog
今日は松本さん、松木さんが練習に来てくださりました!ありがとうございます。
4703艇、スナイプ1艇で、走り・マーク・スタート練習でした。

今日はニューセールをレース前にテスト使用です。

今までの練習で出してきたセールの形が新しいセールできちんと出るか確認しました。
防水メモを持ちこんで、マーキングのメモも行いました。


明日は午前練習からの午後整備です。

六大学戦が行われました。

2011年09月12日 20時47分33秒 | Weblog
表題のとおり、先日の10、11日と六大戦が行われました。
今年は主管校ということで、レースに運営と非常にめまぐるしく動き回ることになり大変でしたが、無事、大会を終えることができました。
スポンサーのJKホールディングス様を始め、レース委員長を行ってくださった武尾さんや、運営に携わってくださった大川さん、霜山さん、近藤さん、川口さん、宇田川さん、本当にありがとうございました。また観覧にいらしてくださった鳥居監督、福岡理事長、ありがとうございました。
今回の六大戦は、LB会の皆様のお力添えがなければ運営がまわるものではありませんでした。本当に感謝しております。

今回はものすごく忙しかったこともあり、上級生から下級生まで、全員が自分のやれる仕事を考えて自発的に動くいい機会でした。マネージャーさんも夏以降の江の島練でなかなか部に貢献してもらうことができずにいたのですが、今回はチーム一丸となって活躍してくれ、本当に良かったと思います。

今週末はインカレ予選1日目です。去年の反省でもありますが、インカレの準備は絶対に整備ミスなどが許されません。万全の状態で船のことに集中したいからこそ、各自が自分の果たすべき役割は何か、ヨットに関してだけではなく陸上でも考えていけるようになりたいと思っています。今回の運営は、そのような意味で非常に有意義なものだったと感じています。

さて、レースの内容ですが、掲示板にも記載しましたように、470級5位、SNIPE級6位でした。
立教にはなんとか勝つことができましたが、東大470陣は調子に波がある選手も多く、相手の2番艇・3番艇に安定して勝つ実力はまだありません。また、4位の明治大学は3番艇までが安定して前を走る実力を持っており、高い壁を感じてしまう結果となってしまいました。
詳細は以下の通りです。


470(全23艇)
4357 塩島・小山 21-12-19-14-12-17-7-2
4301 東郷・西田 15-19-18-9-10-16-20-13
4175 伊東・金田 10-18-15-19-16-14-22-18

SNIPE(全23艇) 
30785 川村・成田 8-19-19-20-21-14-11
29604 石川・東 20-21-17-22-18-23-19

470級
1位 慶応 162点
2位 早稲田 184点
3位 法政 200点
4位 明治 247点
5位 東大 356点
6位 立教 360点

SNIPE級
1位 早稲田 134点
2位 慶応 137点
3位 明治 189点
4位 立教 264点
5位 法政 336点
6位 東大 420点

個人的には、テスト期間と台風の影響でヨットに乗るのが久しぶりになってしまい、感覚を取り戻すのに1日かかってしまったこと、個戦と同じような順位をとってチームを引っ張らなくてはいけないというプレッシャーから、スタートを難しいポジションから攻めて失敗した1日目。スタートでリスクを取り過ぎることをやめ、ある意味開き直って海面を落ち着いて観察できるようになり、1艇1艇ブローや振れをとって抜いていけるようになった2日目でした。
一番艇として、もっと成績を安定させるとともに、上位校の中でも下のルームを確保できるように、スタートのハンドリングをもっと小さい範囲でできるように練習していきたいと思っています。ダブルタックをもっと小さくできるようになれば、かなり楽になるなと思った場面が多々あったのが印象的でした。



チーム全体として…
470;
1:スタート失敗時のリカバリーの遅さ。ブランケで苦しいところを走ってしまう。フレッシュまでの道を素早く探すスキルがクルー・スキッパーともに不足しているので、艇数多い中で(他大との合同など)スタート練習をこなすとともに、今までスタートで出るまでの練習が中心だったので、スタートしてからファーストタックまでの判断にも意識を集中させる。

2:コースがよくない。具体的には、振れやブローへの意識が甘く、自分がゲインしたときにきちんと返して他艇の前を切るということをしないため、反対サイドが伸び始めたときに片方のサイドにつっこんでいて取り返しのつかないことになったり、一艇一艇を確実に抜いて順位を少しずつあげるということができていない。自分とミートした船の行方をきちんと把握し、さっきまで同風位にいた船に対して自分が今有利な風の中を走っているのか、今返したら前を切ることができるのか、という判断を磨くこと。話を聞いていると、自分の背中方向の船に対する意識が甘い。だから、ミートした船に対して確実に勝つことができるタックポイントがわからない。
普段の走り合わせの練習の時から、自艇のことだけじゃなく、残り2艇との位置関係にも気を配る。前に出た時にその原因が振れによるものなのか、スピードによるものなのか考え理解するとともに、前を切れるときの他艇の見え方というものを覚えて、空間を把握していく練習をしていきたい。


SNIPE;
スタートが出れないとか、マークがとかいう反省はよくMTGで聞くけれども、いまいち具体的じゃないし、改善のためにどういった練習をしていきたいのか・どういう練習が必要だと思っているのかがよくわからない。スピードが…とか一言で言うのは簡単なわけで、もっと具体的に自艇の分析をしてほしいな。
とりあえず、なかなかSNIPEのほうまで練習をみてあげられてないので、よく現状を把握できていないというのが正直なところです。
一回レースの反省をブログに書くとかして共有してほしいな、と思っております。


本当は470で手いっぱいになってたらいけなくて、SNIPEももっと一緒に練習していかなくてはいけないんでしょうが…
今週末はもうインカレ予選1日目ですが、予選1日目と2日目までの間には1カ月もあります。
ぜひSNIPE出身のLBの方にも練習を見に来ていただけたらと思っています。
お忙しいところ恐縮ですが、ご都合のいいときで結構ですので、よろしくお願いいたします。


4年 小山


P.S.
エクセルのファイルってどうやってあげんねーん。