東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

全日本選手権の感想

2019年09月30日 23時44分35秒 | レース反省

仰秀1年の青木維摩です。まだ一年生ながら今年の全日本選手権に出場させてもらいました。レースの内容、反省は先輩方に譲らせてもらいます。

 

クルーザーの練習に本格的に参加してからはまだ1ヶ月しか経ってなくまだまだ戦力にはならないにもかかわらず全日本選手権に出させてもらい、先輩たちに迷惑をかけないだけで精一杯でしたが、真剣勝負のレースは緊張感がありとても楽しかったです。自分的には回航時の動作をミスなくこなせ、良い回航に貢献できたので、練習の成果が出せて達成感がありました。

 

最終レースのスタートが完璧にきまり、アウターよりの第一線でスタートした時、引退する4年の磯野さんが「俺の最後のスタート完璧じゃん」とおっしゃったとき、「磯野さん本当に引退するんだ」と改めて思い、磯野さんの4年間のヨット部生活を回想したら(23ヶ月しか知りませんが)、涙が出てきてしまいました。

 

なんでも教えてくれる小網代のパパ磯野さんが引退してしまうのがとても悲しいのですが(全日本後の練習にも来ていただいてあまり実感はわかないのですが)、教えてもらったことを活かし、仰秀チームにもっと貢献できるように練習を頑張っていきたいと思います。これからもご支援のほどよろしくお願いします。

 

青木維摩


初レース:J24全日本選手権

2019年09月30日 22時31分10秒 | レース反省

こんにちは、仰秀です。いつもご支援いただきありがとうございます。

 新しく仰秀チームに加入しました、1年の板坂吉純です。まだ未熟な1年の身ながら、今回の全日本選手権に出場しました。自分にとって全日本選手権が初めてのレースであり、高いレベルの戦いが予想される中で、自分はどれだけ仰秀チームに貢献することができるのか、自分のミスがヨットの走りに影響してしまうのではないか、そういった不安を常に感じていました。その一方で、ハイレベルなレースに参加することへの期待と、練習通りにレースを展開すれば必ず結果がついて来るという自信も同時に感じていました。こうした複雑な心境でレース本番を迎えました。

 レース前々日には、台風の影響で他のチームの船が完沈するというアクシデントが発生し、当日も予想どおり非常に強い風でのレースになりました。レース初日は3レースが行われ、1レース目は一番最初のレースということもあり、動作のミスが重なって8位をとってしまいましたが、2レース目は落ち着きを取り戻し、5位を取ることができました。3レース目は2レース目の油断があってか、最下位に終わってしまいました。自分は技術や経験の面よりかは、チームの雰囲気を良くすることに努めようと考え、最下位を取り、沈んだチームを盛り上げることに専念しました。そのおかげかは分かりませんが、1日目はむしろ次のレースに向け、前向きな姿勢で終えることができたと思います。2日目は見事5位を取り、一時は総合6位につけ、5位まであと一歩のところまで迫りました。3日目は自分ではなく、青木維摩が出場しました。

 今回のレースを終えて、レースというものの難しさを痛感した一方で、よりヨットへの愛が深まりました。技術や戦略の大切さ、そして何よりレースの楽しさを実感することができ、本当に充実した3日間となりました。これからはこの全日本選手権で得た反省と成果を日々の練習に還元し、来年の全日本選手権では必ず世界選手権の切符を獲得できるよう努力していきたいと思います。これからもご支援のほどよろしくお願いします。

板坂


女子で良かった。

2019年09月26日 12時23分39秒 | レース反省




こんばんは2年生470クルーの下重智華子です。

先ほど蒲郡の遠征から帰ってきました。渋谷の喧騒に久々に触れ、体がびっくりしております。

実は大会の数日前から小野さん共々風邪をひいてしまい絶不調の中のレースでした。風邪薬と脳内麻薬の助けを借りレースは何の支障もなく行うことができました。

まずリザルトです。

4452 小野・下重ペア
5-12-10-18 45点 10位
(全46艇)

今回のレースは私にとってとても面白いものでした。初めての他水域の選手とのレースと言うこともありとても新鮮な経験でした。

とは言いつつ上位の選手は関東が多くを占め関東水域のレベルの高さを改めて実感するようなものでもありました。

その中で私たちは10位でした。
関東勢の中では8位です。
正直、関東で入賞を全日本ではシングルを目指していたので、物足りない成績にはなりましたが、得られたものはとてもたくさんありました。

まず今回の全日本では、今までで一番まわりをよくみることができ、自分がいまどの順位でどの艇と戦っているのか、ということを把握しつつ自分の艇がどういう動きをしているのかを考えることが出来ました。
それによって、コース戦略として学べたことがとても多かったです。

とても印象深かったのは、スタボレイラインまであと10-15艇身ほど、私達の艇は甲南大学の艇に先行されていて、甲南は我々の艇の右側にいました。
そのままでは甲南に勝てる確率は0%、ノーチャンでした。
なので、私たちは左が伸びる可能性にかけて一度中に入れました。
結果、左が伸びて私たちは甲南の少し前でマークを回航することができました。
ノーチャンをワンチャンにする為のコースを引くこと、それが私が身を持って学んだことのひとつです。

レースでしか体験できない、他艇を意識した、いわゆるタクティクスという部分で経験を積むことが出来たのは私にとって大きな財産になると思います。
対、特定の艇。の戦略を練り、当たったら勝ち、外れたら負ける。単純な様でめちゃくちゃ難しい。これが楽しいんですね。 

レース数自体、少なかったのですが今までで一番充実したレースとなったことは間違いが無く、何よりめちゃくちゃ楽しかったです。

一緒に乗ってくださった小野さんには多大な感謝をしています。
自分のミスで大きく順位を落としてしまったことが本当に悔やまれて、申し訳なく思っています。
まだ私は小野さんと乗るチャンスを持っています。全日本470大会。その時はもっと成長したなと思ってもらえる様に。秋イン時期、私はサポートに回る場面が多くなるとは思いますが。上手くなりたいと思います。


締めの様な書き方をしてしまいましたが、今後の自分の課題についても触れさせてください。
私はまだまだ動作も下手くそで、課題を挙げればキリがないのですが、今回特に実感したことをあげます。

今回まわりの船と比べて足りないなと感じたのは、リーチングランニングのスピードです。
特にランニングでは関西勢に追いつき抜かすことは出来ましたが、関東の特に早稲田法政には差を広げられるばかりです。
完全にクルー力の差です。まわりの艇に乗っているのは高校からスピンに触れてきた経験者クルーばかり。その人たちに勝たなきゃいけない。

リーチングランニングが速ければ、戦略の幅が一気に広がり、フリーがチャンスとなります。

ランニングとリーチングで速く走れる様にする。私の当分の大きな目標です。


最後に、秋女全女と一緒に乗ってくださった小野さん、秋女ではレスキューに全女ではドライバーとしても助けてくださり沢山のことを教えてくれた西坂さん、今回の遠征でペアで体調を崩してしまったのをお世話してくださった美駒さん、最終日レースは行われなかったにもかかわらず顔を見せてくれた水石さんと角出さん。
ありがとうございました。
おかげでとても有意義で楽しい全女遠征になりました。

部員には沢山迷惑をかけたし、サポートをしてもらいました。
本当に感謝しています。
ありがとうございました。

秋イン決勝まで1週間。
私はサポートメンバーとして、チームに貢献していきたいと思います。

また、外から見てて学べることを存分に吸収したいと思います。

応援よろしくお願いします。

下重

暖かくて快適なヨットシーズンが終わりかけてる

2019年09月25日 16時35分40秒 | 通常練習
お久しぶりです。2年470クルーの廣瀬です。秋インがいよいよ近づいてきた先合宿の練習について書きたいと思います。

1日目には応援部試乗会がありました。応援部の方々にはインカレの度に遠く葉山まで応援に来ていただいているので、ヨット部の活動に触れてもらうことは非常に大切なことだと思います。応援部の応援は本当に力になります。これからもよろしくお願いします。

2日目は早稲田と合同でマーク練を行いました。昼ごろから470男子オリンピック代表の岡田/外園ペアが混ざりました。海上では残念ながら直接絡むことはできませんでしたが、その日の夜は海上で撮った動画を共有し、貴重な財産になりました。

3日目は学部ガイダンスで自分がいなかったのでここでは割愛させていただきます。余談ですが、自分は文学部西洋史学に内定しました。

4日目は逗子湾でスタートラインに4つのマークを長方形の形にうち、スタート4分前からその長方形の外に出ずにスタートラインに並ぶ練習などをしました。艇数が多いほどスタートラインに並ぶのが遅いと苦しいスタートになってしまうので、スタートラインに早く並ぶ意識を持たせるこの練習をこれからも大切にしていきたいと思います。

5日目も4日目と同じ練習内容でした。この日は岡田/外園ペアがまたコース練に混ざってくださりました。

6日目は自分はLBの太田様と江ノ島から出艇し1レースのみコース練に参加しました。太田様ありがとうございました。

今週は北風が多く、コンパスの無い自分達にとっては難しいコース練が多かったですが、これから上位と絡むためにも動作やスタートで負けないように頑張っていきたいです。本番当日はサポートメンバーとしてチームに貢献できるよう細かいことに気を使って残りの練習を過ごしていきたいです。

最近は肌寒い日も増えてきているので、部員一同体調管理に気をつけて、本番に向けてしっかりと最終調整していきたいと思います。応援よろしくお願いします。

2度目の蒲郡から

2019年09月24日 13時25分00秒 | レース反省
TOEFLを受験しようと思っているのですが、英語のブランクが大きすぎて、、、な4年多賀谷です。 私は、全日本シングルハンドレガッタ、簡単に言えば、レーザーラジアル版個人戦のような大会に参加してきました。前入り期間はスナイプをチャーターして蒲郡でスナイプの練習も行いました。レースは8/6から8/8までの3日間で7レースが実施されました。Facebookでも既にご報告させていただいております、リザルトは (13)-6-6-9-2-11-13 47点 7位 ※()はカットレース、全20艇 でした。 レーザーの船がスナイプに比べて軽いため、加速しやすく減速しやすい中でのクローズのティラーワークとメインのだし具合の兼ね合いや、ランニングでの波に乗せてそのタイミングでどこまで落とし続けるのかがキーになっているなと感じました。まぁ当たり前のことを書いていますね。 スナイプに活かせるものを持ち帰るというのが今回の自分の目的でした。始めはよく分からなかったのですが、しばらく葉山に帰ってきてから練習してみて自分が変わったなと思ったのは、セールをフル活用できずに進み、しばらくして減速してからそれに気づいて修正するという感じが薄れたということです。スナイプの惰性が邪魔して気づけなかったものを、シングルハンドレガッタで得られたのではないでしょうか。また、バングシーティングを本格的にはじめるきっかけにもなりました。 はじめは全個に出場できなかった憂さ晴らしというか、ただ蒲郡にもう一度行ってみたかったというモチベーションで出場したのですが想像以上のものが得られました。東大がシングルハンドレガッタに出る流れが続くことを期待して。

かっこいいタイトルが思いつきませんでした

2019年09月21日 13時01分06秒 | レース反省
お疲れ様です。2年470スキッパーの古橋です。六大学戦の反省を書いて欲しいと言われたのですが、レースから1週間以上経ってしまいブログを書くのが遅くなりすみません。リザルトは既にあげてくれているので割愛させていただき、特に印象に残っている最終レースについて感じたことを書こうと思います。

最終レースはそれ以前のレースにないような良いスタートが切れました。空いているところから良いスタートができると艇団が前にいないので、普段あまりそのような状況下にいない僕は緊張感を持ちつつ集中してクローズを走ることができました。上マークに近づいてもなかなか他の船が見えないので「あれ、1上シングルじゃね?」と思い本当に4位で回航できるとわかった時は一瞬気持ちが高ぶりました。しかし雑念は捨てていつでも冷静にいなきゃいけないのがスキッパー。クローズで迫り来る艇団からの圧力と前を走っている緊張感(というより場違い感笑)で嬉しく思えたのも束の間でした。その後は結局ランニングで上位校のレギュラー陣に抜かれ、上レグではこれ以上抜かされまいと気持ちが前のめりになり、前を切れると思ったスタボ艇を避けさせ2回転したりと散々で。順位は最下位。こんなにも順位は変動するものではないはずなのに。なんだかなあ、もうちょっと良い順位で帰ってきたかったなあ、ととても悔しく思いました。けれども1上を4位で回航したのは事実で、前を走るって気持ちいいんだなあと後になってしみじみと思いました。とても良い経験ができたと思っています。

正直なことを言うと僕は入部当初からヨットという競技自体に魅力はさほど感じていませんでした。タックやジャイブばかりを繰り返す練習の毎日で、自分が上手くなっているのかもよくわからない。果たしてみんなはこれを楽しいと感じているのかと疑問に思う節も多々ありました。もちろんごくたまにジャイブが上手くいって嬉しいという時もありましたが、僕のヨットに対する楽しいはそれくらいのものでした。そんな中今回の六大学戦の最終レースの1上、陸に戻って改めて考えると確かに僕は楽しんでいたのだと思います。その時はテルテールを見るのに必死で自覚はなかったけれど。前に誰もいないって超気持ちいい。前を走るのはスリルがあってマジ楽しかったなって。

いつかもっともっと前を走りたい。またあれを味わいたい。そう僕に思うようにさせてくれた六大学戦でした。タックとジャイブを何百回、何千回も繰り返して上手くなれるよう頑張りたいと思います。

失礼します。

2年470スキッパー 古橋恒太

反省力

2019年09月16日 20時20分31秒 | レース反省

こんばんは、10日ぶりのオフとなり心身ともにリラックスした状態でこのブログを書いている4470スキッパーの塚本です。

 

恐縮ながら個人的な近況を報告させてもらうと、大学院(理学系研究科 地球惑星科学専攻)の入学試験に合格しました。来年の行き先が決まり、ほっと一安心して、ヨットに打ち込める状況になりました。あとはちゃんと卒業するだけ、、、

 

さて時が流れるのは早いもので夏合宿も4分の3が終わり、海に出ていても上着がないと寒いなと思う日が続いており、夏はもう終わったなと感じるところです。そして秋インカレが始まるまでの日にちも3週間を切りました。先週の夏合宿ではその秋インカレ決勝に向けて重要なレースと位置付けている秋の六大戦が行われました。

 

例年秋の六大戦は秋インカレが終わった後に開催されていましたが、今年はインカレ前に開催されるということで、秋インカレを意識したペア構成、戦い方、サポートの動き方などを試すかっこうの場となりました。初日は軽風~ピンダウンコンディションの南風、2日目はフルトラピーズコンディションの北風となり、コンディションとしてもオールラウンドな力が要求されるレガッタでした。結果は2年の長岡があげてくれた通りで、470チームは5位、個人としては21/29艇中となりました。

 

この六大戦は色々な観点から見てもかなり重要なレースであると感じており、このレースをいかに反省して今後の練習における課題を見つけることが何よりも大事になってくるのだと思っています。そのためにレース前のミーティングの中で「結果も大事だけど、今回のレースは結果よりも内容。このレースを最大限に活かせるように各々ベストを尽くしてほしい。」ということを話しました。個人としては結果には物足りなさも、もっと上の順位でまとめなければという思いも感じていますが、総じてここでの失敗は課題を浮き彫りにしてくれて、全てこれから活かせるものであると考えています。チームとしても春インからペアを変えており未完成な部分は多々あります。秋インカレの結果はこの六大戦の反省をどれだけ活かせるかで如何ようにも変わるんだと思います。各々キラリと光るシーンは見られ、上位を走るポテンシャルは確実にあります。ブレイクスルーは待つだけじゃ来ない。最大限の努力をして改善を重ねていくしかないです。

 

ここからは言い訳無用の結果が求められる厳しいレースになります。

 

最後に六大戦、女子インともにサポートボートに乗ってくださり、アドバイスをくださった西坂さん、水石さん、ご指導の程ありがとうございました。残っている練習期間は短いですが、まだまだの気持ちで頑張っていきたいと思います。

 

 

短くなりますが、お読みいただきありがとうございました。失礼します。

 

4年 塚本将史


冷静に考えて玉ねぎの皮剥いてたら全部なくなるとかなくね

2019年09月16日 18時32分57秒 | 通常練習

こんにちは。2年スナイプクルーの長岡誠です。

 

早いものですね、夏合宿も第6クールが終わってしまいました。

今週は主にレースを行なっていました。秋六大と秋イン女子です。

インカレ始まりましたね。

とうとうというべきか、もうというべきか。

以下リザルトです。

 

秋季東京六大学戦

《Snipe級》

49 31308 吉武・長岡ペア 8-12-12-10-19(RET)-16-3-3 83点 11位
50 30563 永田・野村ペア 18-18-17-18-17-17-11-18 134点 18位
51 31418 多賀谷・阿部ペア 13-16-15-17-12-6-14-13 106点 13位

1位 早稲田大学 105点
2位 慶應大学 126点
3位 立教大学 246点
4位 明治大学 273点
5位 法政大学 296点
6位 東京大学 323点

オープン艇含(全30艇)

49 31308 吉武・長岡ペア 9-13-13-12-31(RET)-22-3-3 106点 12位
50 30563 永田・野村ペア 27-29-22-22-24-23-13-23 183点 24位
51 31418 多賀谷・阿部ペア 15-24-17-21-13-6-16-16 128点 16位

《470級》

49 4692 塚本・斎藤ペア 13-17-9-16-DNF-14-14-17 計119点 15位
50 4579 松前・大橋ペア 17-14-17-17-13-13-12-15 計118点 14位
51 4452 小野・天木ペア 11-12-14-12-11-15-15-10 計100点 13位

1位 慶応大学 99点
2位 早稲田大学 120点
3位 明治大学 214点
4位 法政大学 224点
5位 東京大学 337点
6位 立教大学 377点

オープン艇含(全29艇)
49 4692 塚本・齋藤ペア 18-22-12-21-30(DNF)-19-18-23 計163点 21位
50 4579 松前・大橋ペア 23-19-23-22-16-18-15-20 計156点 19位
51 4452 小野・天木ペア 14-14-18-14-13-20-19-14 計126点 16位
249 4357 古橋/鈴木・下重/廣瀬ペア 27-28-25-24-19-29-27-29 計208点 27位

《総合》

1位 慶応大学 225点
2位 早稲田大学 225点
3位 明治大学 487点
4位 法政大学 520点
5位 立教大学 623点
6位 東京大学 660点

 

正直に申し上げますと、強風下でのレースに対して再度不安な感情が湧いた、といったところでしょうか。

僕個人の反省としてはまだまだ強風になると余裕がない。

動作に関しても、体力に関しても、精神面に関しても。色々いっぱいいっぱいになっていることが多くなっていたのかなと思います。特に1日目は。1日目は特に風が強かったので。

ただある程度落ちた風域ならかなり戦えることも同時に認識しました。

二日目は初日より風が少々落ちたのですが、かなり戦えました。スピードも負けていると思うこともあまりなかったですし、北風で振れやブローもうまくつかむことができたんだと思います。

その次の日は、実質8大戦となる合同コース練習を行ったのですが、二日目とほぼ同じ環境下でうまくやることができたのではないかと思います。

単純に南の安定した強風が苦手なのかもしれません。

次の合宿では風が強いという予報であったような気がするので、南が入った時はより意識して練習がしたいです。

 

また、話を戻しますが、まだまだ視野が狭すぎますね。自分は。反対海面のことやアウターループの様子、コース海面外の様子などから情報を得たり、刻一刻と変化しているレースの状況が全然把握できていません。

おそらくこの力は普段のコース練習だけではなく、走り合わせの時などあらゆる時に鍛えられるものだと思うので、以前からある程度意識してはいましたが、より意識して取り組んでいきたいです。

 

それでは秋イン決勝まで時間はそんなにありませんが、全日本でウェットを買うことを画策しているので、その計画が崩れないように頑張りたいです。

失礼します。

 

 

2年スナイプクルー 長岡誠


今月家にいる日数は片手で数えられますな。。

2019年09月16日 16時15分53秒 | 通常練習
どうも。470クルーの齊藤です。今合宿の練習ブログの担当になりました。470は6日から15日まで、10日間に渡る長い合宿でした。


6日は安全講習会でした。それなりに休息が取れました。


7日8日は八景で練習しました。横国とのコース練にも混ざったりして。この夏最後の八景練で、これが終わったのを機に本当にインカレが近いことをより一層実感しました。


9日10日は引っ越しでした。本来は1日なのですが、台風の影響で交通が大いに乱れて、2日かかる羽目になりました。八景では水が断水したりして。本当に大変でした。

引っ越し大臣として言いますが、みなさん本当によく頑張ってくれました。1年生もスナイプ組も本当にありがとうございました。


11日12日は6大学戦でした。急でさらにハイレベルな戦いでした。結果や詳細などは他の人が書いてくれるようなの割愛します。


13日は自主練でしたが、6大学に日大、中央大をいれたコース練での練習でした。自分はここで休んだので、詳しくは書けません。


14日15日は女子インカレの裏で、海洋大学に混ざってコース練をしたり、八景ではあまりできなかったリーチングの走り合わせなどを行いました。2日とも強風でとてもいい練習になりました。



、、、とまあ、淡白な振り返りになってしまいました。正直、練習ブログって何書けばいいか分からなくてちょっと難しいなぁ。


でも、ブログではこんな感じになっちゃってますが、1日1日本当に得るものが多いんですよね。毎日なんか気づいたら夕方になってハーバーバックっていう感じで。


冬の合宿に比べて、考えることが多くなりました。色んなことを試して時間以上の経験を得ようという積極的な姿勢でもって練習、レースに励むことを意識していきたいです。


あとふつうにあったかくて気持ちいい。ヨットって、やっぱサマースポーツですよ。


毎日が楽しいです。


楽しいだけではいけませんよね。でも、レギュラーの中で自分だけが2年生であることのプレッシャーは春インでもう慣れました。

自分が一番経験が浅く、一番頑張らなければいけないということは自分でもわかっているつもりです。


1年生もマネージャーもいつも合宿所に疲れて帰ってくるので、あまり言えてないけど、ありがとう。感謝してます。1年生の雰囲気はほんと大好きで、いつも自分も励まされます。


2年生も。自分が代表として練習を多くできることを申し訳なく思ってますが、これが終われば色んな経験と反省を様々な形で還元したいと思っているので、待っていてください。


長文失礼しました。秋インまであと3週間を切りました。全力で練習に臨みたいと思います。



2年470クルー 齊藤 崇
















まだまだですね

2019年09月10日 07時00分09秒 | 通常練習
お久しぶりです。
3年スナイプスキッパーの永田です。
スナイプチームの夏合宿第4クールと第5クールの振り返りをしたいと思います。

まず、第4クールについて。
初日は雷と強風により赤旗が掲揚されたため、トレーニングや整備を行いました。
2,3日目は早稲田大学などとのコース練を行いました。これが今季の八景島最後の練習となりました。個人的には、課題だったスタートが成功するようになり、順位も良くなるなど、成長を感じられた最後の練習となりました。
そして4日目はいよいよスナイプチームの葉山への引っ越しとなりました。ここで一旦470チームや全日本個人戦遠征組とはお別れとなりました。


続いて第5クール。
上記の通り470も全個組もいなかったため、スキッパーは僕1人、クルーは3年の野村と2年の長岡と古関と1年の山村の、5人のみでの練習となりました。よって、1,2日目は基本1艇のみでの練習となりました。
そこで、スキッパー志望である2年古関のスキッパー練習や、1年山村の動作練を、いつもより多めに取り入れました。特に山村はこの2日間でかなり動作が上達したと思います。今合宿で得たものを1年生で共有して、みんなでどんどん上手くなってもらいたいです。
また、2日目は東北大の方との走り合わせや、明治大主催のコース練習に参加させていただきました。コース練は15艇弱参加していましたが、2位など上位を取り自信につながる練習となりました。

3日目の安全講習会を挟み、4,5日目は第3回江ノ島スナイプでした。両日ともLB2年目の菅原様にお越しいただき、2艇出場することができました。お忙しい中、ありがとうございました。
以下リザルトです。

(全52艇 5レース)
30785 永田・野村 (38)-34-27-30-34 計125点 39位
30563 菅原様・長岡/古関 8-8-3-(29)-28 計47点 10位

レース1日目は軽風の南風での2レースでした。上げ潮がとても強く、(江ノ島スナイプお馴染みの)ゼネリコ祭りでした。
以前のフリートレースとは異なり、ちゃんとスタートラインに並ぶこと自体はできるようになりましたが、30秒前くらいで出遅れてラインから弾かれることが多く、結局まともにスタート出来ずという2レースでした。(きちんと最後まで並べてスタートを決めることができたものもありましたが、全部ゼネリコとなりました…)
菅原さんからは、微速前進が出来ておらず止まってしまってるのでは、とのアドバイスをいただきました。それによりベアが出来なかったり下流れしていたりなどでスタートラインでキープ出来ないのだと。そこを意識して2日目のレースに臨みました。

2日目は軽風の北東の風での3レースでした。台風が夕方〜夜に直撃することもあり、新港では赤旗が掲揚されていましたが、午前中はまだ風が弱かったためレースは行われました。
この日は北東の風でしたが、南から大きなうねりがあったため、クローズ(特にポート)がとても走りづらいコンディションでした。スタートは前日の反省を生かして、上手く並んでスタートは出来ました。(最終レースはプロテスト案件で邪魔されて死にました…)
ただ台風のせいか、風の強弱や振れが極端にあったため、大外ししてしまうことが多くあまりいい結果とはなりませんでした。

今回の大会で浮き彫りになった課題は、スタートとリカバリー力です。
スタートに関しては上記の通り。リカバリー力については、トップスピードはあるが失速した後のリカバリーが遅く、そこで負けてしまうのだとアドバイスをいただきました。たしかに、フレッシュでずっと走ってる間は他艇に走り負けてるとは感じなくなったのですが、少しブランケに入ったりタック直後であったりで少しずつ置いていかれてるなと感じています。
今後秋インまでの少ない練習期間で、この辺りを意識して練習していきたいと思います。

いよいよ470も全個組も合流して、ディンギー班の葉山期間が始まります。秋インまでもう1ヶ月ないので、数少ない貴重な練習時間を大切にして練習に励みたいと思います。

3年 スナイプスキッパー 永田 裕之