goo blog サービス終了のお知らせ 

東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

ブログ移行のお知らせ

2025年08月06日 21時52分48秒 | 通常練習
平素よりお世話になっております。
ディンギー班3年、ブログ管理人の杉山諒介です。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、東大ヨット部が長らく使用していたgooブログが近日中にサービスを終了してしまいます。
そこで、東大ヨット部の公式ブログを
Hatena Blog https://todaiyacht.hatenablog.com/
に移行することとなりました。
また、過去の投稿もすべて移行予定なので、これまで通り過去の記事もご覧いただけます。今後の活動報告やお知らせ、部員の日常なども随時こちらで更新してまいりますので、ぜひブックマークの更新をお願いいたします。
旧ブログでいただいた温かいコメントや応援の言葉に、部員一同心より感謝申し上げます。新ブログでも変わらぬご支援を賜れますと幸いです。
ご不明点やご意見などございましたら、お気軽にご連絡ください。引き続き、東大ヨット部をよろしくお願いいたします。

あたしの仕事終わりやねん。

2025年08月05日 21時21分56秒 | 通常練習
お世話になっております。2年の浅田です。写真は去年のファミリーデーです。

8/2.3.4はマネ感、ファミリーデー、応援部試乗会とイベント続きでした。

僕はイベント係で、今回のマネ感とファミリーデーの担当でした。このイベント係は僕が自主的に申し出たわけではなく、半年前の同期でのミーティングでそういう流れに勝手になっていました。つまり僕は、眠っている間に黒の同期によってイベント係にされてしまった、コゥネン君といったところでしょうか。
(「学年はいつも1つ!」)
いろいろ僕のだらしないのが原因ですね。

マネ感では午前は海でヨットに乗ってもらい、午後にクイズ大会・スイカ割り・プレゼントの贈呈をしました。個人的にあかりさんが撮った、珍しいアングルからの海でのみんなの笑顔が素敵だと思いました。午後は、一年生が早々にスイカを割り、悔しかったのか棒を割り出す人もいました。同期からの心を込めた合唱によって、なんとか事態は収束しました。マネージャーの方々に日頃の感謝が伝わっていれば幸いです。

ファミリーデーはたくさんの保護者にお越しいただき、楽しい時間となりました。責任者のような立ち位置でありながら、当日の仕事はあまりありませんでした。それも、協力的な部員のみんなのおかげです。ありがとうございました。来年は親と乗ります。

これまでいくつも失態を犯してきた僕ですが、今回はその割に自分のすべきことをしたつもりです。これからの長い夏合宿の前に、少しは信頼を貯金できたのではないでしょうか。一年生からもさぞ慕われることでしょう。

さて、明日から夏合宿の練習が始まりますね。数えてみると、僕がヨットに乗るのは7/13以来の23日ぶりですね。すこし不安はありますが、それ以上に楽しみですわ。2回目の夏合宿は、ヨットを楽しんで走りぬけたいです。

夏。やる。

2025年08月05日 18時04分24秒 | 2025夏合宿
お世話になっております。二年470スキッパーの下村です。
夏合宿第0クールは土曜にマネージャー感謝デイ、日曜にファミリーデイ、月曜に応援部試乗会がありイベントづくしでした。
改めてマネ、保護者、応援部の方々、本当にいつもありがとうございます、これからもよろしくお願いします。
土日は陸担当でしたが、応援部試乗会では海で応援部の方と一緒に乗りました。赤旗ギリギリの試乗会にはハードなコンディションだったのにもかかわらず、応援部のみなさんが普通にトラピーズに出ていてびっくりしました、なかなかの体幹。また、応援部試乗会にはKAZさんもいらっしゃってイケている写真をたくさんとってくださいました。もちろん僕も五熊さんとペアルックコーデのかっちょいい写真を海上でとってもらいました。金城、勝手にライジャケ使ってごめんね、かっこよかったので使ってしまいました。

イベントづくしで楽しい3日間でしたが、葉山にいるのに練習ができないのは少しもどかしくもありました。応援部試乗会では隙間時間に少しだけセーリングを行いましたが強風はまだまだ課題だらけで悔しかったです。夏合宿でレベルアップしたいところです。

この夏合宿が終わったらもう秋インで全日本、実は4年生と一緒に部活ができる時間もあとちょっと。この夏合宿で上達したところを見せることが4年生への自分なりの恩返しだと思って二ヶ月間頑張ろうと思います。

ワールド6日目

2025年07月27日 05時42分16秒 | 仰秀World 2025
お世話になっております。
クルーザー班2年の髙田智彰です。

本日は14フライト目と15フライト目を行いました。

14フライト第一マッチ
スターボードからエントリーし、ポートストレッチに。10秒余るぐらいのところで返してスタートラインを目指しましたが風が上がって思ったより時間が余ってしまい、右に振れているのに、アウター側から出ることになってしまいました。その後タックマッチを挑んだりして、二上ではかなり近づくタイミングがありましたが差を覆すことができずにそのままフィニッシュ。

15フライト第二マッチ
スターボードからエントリー。本船がかなり高い位置にあったこともあり、ポート艇に前を切られてしまいました。そのままポートストレッチを挑み、前レースと同じようにそれなりの距離のところで返しましたが、下に入ることができず、そのまま後ろについたままスタートしました。このレースでもタックマッチやセパレートを試しましたが、はじめの距離を覆すことはできずにそのままフィニッシュ。

結果として、ユースマッチ世界選手権は全敗で幕を下ろすことになりました。私個人として、かなり地力の差を感じる大会でした。真似できるところは積極的に取り入れていったつもりでしたが、一個一個の動作に差があり、それを大会期間中に埋めきれなかったのが大まかな敗因であると思います。
ロールひとつとっても、起こすタイミング、許容されるヒール、起こし具合、起こした後のヒール具合などこれら全てを、練習日に解決しておくべきだったのでしょう。また、練習日だけでなく、普段の練習から細かい点にどれだけ気を配れていたのかが重要だったと言えると思います。

実際に、セーリングがうまい人達とレースをしてみて、その人達に追いつこうと努力してみて、6日間という短い間でしたが確実にセーリング力は上がっていると思います。ただそれでは彼らには届きませんでした。非常に悔しい結果となりましたが、しっかりとこの結果を受け止めて、普段の練習に還元していきたいと思います。

負けた瞬間はめちゃくちゃ悔しかったのですが、段々と壁の高さに悔しさが薄れていくのを感じていました。しかし、こうして文章に起こしてひとつひとつ振り返ってみると悔しさが沸々と湧いてきます。なんであの時、あれができなかったのか。もっと早く動けなかったのか。もっと早く決断できなかったのか。もっと船の動きにこだわれていれば。一勝はできたのではないか。

できることがあったはずなのに、それをうまく形にできなかった。本当に悔しい。できる事が少ないととれる選択肢も減ってしまいます。そういう意味で、ヘルムスマンの諒真さんには、めちゃくちゃ迷惑をかけていたと思います。「これできなかったときのリスク考えたらやらないほうがいいな」などの判断をさせてしまっていたら、実力不足の極みです。

最初は淡々と振り返ろうと思っていたのですが、段々思ったことをつらつら書くだけのブログになってしまったので、この辺で終わりにしたいと思います。
最後に今日の写真をあげて終わりにします。今日まで仰秀を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。不甲斐ない結果となってしまいましたが、腐ることなく精進を続けていきたいと思います。




ちなみに僕の写真が多いのは、僕のポジションバウマンが映えることが多く、カメラマンの方がたくさん撮ってくださるからです。僕が恣意的に僕の写真を多くピックアップしているわけではありません。

ワールド5日目

2025年07月25日 23時11分30秒 | 仰秀World 2025
ワールド5日目

クルーザー班の杉山です。
昨日に引き続きレース3日目、ラウンドロビンの続きが行われました。

朝は日本から持ってきていた素麺を食べて気合いを入れて、8時半にブリーフィング会場に向かいました。

自分たちのフライトは4フライトが行われた後に行われる予定だったので、ブリーフィングの会場で少しゆっくりして、Polandと印字されたシャツを着たレースコミッティーの人に挨拶していると、"How are you?"と聞かれました。2日とも負け続きで悔しい、悲しいと伝えると、"Because you are a sailor, today is better than yesterday, and tomorrow is better than today. So, don't worry. Just fun!"と励ましてくれました。

二宮杯でも伊藤園マッチでも、初めの試合は負けても、そこから徐々に改善して勝ちを重ねて結果につなげることができていたので、マッチレースではそのマインドが凄く大事だと改めて心に決めて、今日のレースに挑むことにしました。

1戦目は対カナダチーム、スタートマニューバリングの途中でAPが上がり、長い風待ちを経てポートでの再エントリーをきりました。
エントリー後のダイアルアップ後、中々スピードを回復させるのに時間がかかり、徐々に左に詰められつつ、スタートはイーブン少し負け、くらいで出ることになりました。1上では左端に追いやられ、タックでも差がついてしまっているので3度タックをしてそのまま回航、その時カナダチームのジェネカーが提灯しており、上手く貼れた自分たちは同風位にもっていくことはできましたが、相手の前を切れるほどスピードはなかったので連れ出され、下回航・次の上回航と追いかける展開になり、そのまま差を詰められずフィニッシュ。

ポートスタートでイーブン少し遅れで出られたこと、上回航後は勝ちつつあったことなど、勝ち筋が見えつつあった試合となりました。

2戦目はイギリスチームとの対戦。やはりスタート時ダイアルアップをした後に加速できずズルズル止まってしまい、スタボで来た相手に避けさせてペナルティを受けてしまいました。失速がスタートの遅れに繋がり、カバーをされ続け、全く歯が立ちませんでした。

結果的に今日も2試合負けて終わり、残すところ2戦となってしまいました。

マッチレース以前のセーリングで差がついていること、スタートで相手にコントロールされていること、どれをとっても悔しくやりきれない気持ちです。
メイントリマーとして、スピードで引けを取っていることはなんとしても改善したいのですが、未だ正解を見つけられておらずもどかしさを感じています。

今できることは最大限やって、明日に備えるしかありません。プラクティスで皆で掴みつつあるように感じていた何かが発揮できておらず、どうにかして流れを変えなければいけません。

明日も微風で難しいコンディションが予想されますが、残る2レースを、長い目で見て次に繋げていけるよう、今一度冷静になって皆で挑みたいと思います。

日本でお世話になった皆さんに少しでも良い報告ができるよう頑張ります。

応援のほどよろしくお願いいたします。

Boys, be ambitious!

2025年07月25日 10時37分27秒 | 七大学戦
見えないものを見ようとして〜♪望遠鏡(🕶️)を覗き込んだ……


Boys, be careful!
(少年よ、気をつけろ)
Boys, be calm!
(少年よ、冷静になれ)
Boys, be clever!
(少年よ、賢くあれ)




2年470スキッパーの太田です。
7/19〜21に北海道は小樽で開催された七大学戦の振り返りブログです。

以下リザルトです。

470級
4791(3993) 北村(4)/西間(4)
7-(RET)-RET 計22点 14位
4692(4781) 太田(2)/槇枝(4)
1-(NSC)-4  計5点 2位

(NSC:Not Sailing Course コース間違い)

団体得点27点
クラス順位4位


まずは目標としていたクラス優勝そして完全優勝とは程遠い結果となってしまいました。
レースメンバーとして責任を感じます。
4人しか出られないからこそ、一生懸命支えてくれるサポートのためにも結果で恩返ししたかった。


まずはこの遠征を回顧録風に振り返ってみます。
共感性羞恥がすごいですが、僕もバカ恥ずかしいので許してください。

15の夜に青森行の夜行バスに飛び乗り、16の朝にフェリーで津軽海峡を渡り、ちょっくら函館観光し、16の夜にまたしても夜行バスで札幌に向かい、17は同期と札幌観光し、18は小樽観光&他大の友達と久しぶりの再会を果たし、とお腹いっぱいの状態で大会を迎えました。
19日。朝ハーバーに向かいびっくり仰天。思っていたより狭い。北海道なのに狭い。バースはギチギチの寿司詰め状態。東大はまだ抽選もしてないのに品定めして触りまくってました笑。やや予定遅れて9:00から運命の抽選。マーキングした甲斐あってか目論見通り(?)見事唯一のパイプブライダル艇を引き当ててくれました。艇番は4781と3993。北村さんが81を譲ってくれました。内心、言い訳がなくなるので嫌でしたが、整備の自信はなかったのでお言葉に甘えました。
そこからは大整備大会。でも4781はあまり使い込んでいないようで、特に不具合もなく、いろいろ自分の好みにカスタマイズするぐらいで済みました。やっぱり大変そうだったのは北村さんの艇。でもチーム全体で分担して頑張ったのでなんとか形になりました。


海に出てみると水はやっぱり冷たいけどバカきれい!北の海ってこんな感じかぁってなりました。黒曜石のような艶。雄大な大地と壮大な大海のハーモニー。こりゃいいところにきた!
でもさすがにコンディションが絶望的すぎやしませんかね(北大関係者の方々すみません…)。風は安定しないわ外に出たらうねりはあるわ潮はバカ強いわ。ブローは全然見えないし続かないし急に30度ぐらい振れるし、こりゃ琵琶湖よりひでぇなあ(京大関係者の方々もすみません…)、てなわけで今回は運ゲー要素でかいなってことだけわかりました。

走りの方はというと、出艇した瞬間の感動的な舵の軽さからわかりました、こりゃいいフネだ!文句ナシのポテンシャルのフネでした。特にランニングが速い。140キロだろうがそんなのカンケーねぇ~そんなのカンケーねぇ~、はいおっp¥々÷〒○=%9」@*...。こりゃいけると思ってました。

3レースしかやってないので全レース軽く振り返りたいと思います。

20日。前日まで南西順風予報だったのに北東微風。午前は風待ち、昼前にそよそよ北東から入ってきてオンデッキコンディションに。潮が信じられないくらい強く、アウターから本船方向に流れていることから、上スタは危険だと判断し、上有利だったが下3から安牌スタート。ずっと右の風で苦しかったが、今日もBSがいい。バウを前に出せ、ヘッダーを予測しドライブで真っ先に風を掴んでタック。左の風を掴んで1位回航。1下は無難に潮上キープ。2上はまずは近くに見える左の風を掴んでから右に伸ばす京大を抑えにいく。右海面はぴったり風がやんでしまい圧倒的に前を切れて勝利を確信するも、脇目も振らず左へ伸ばす左集団のケアを怠っていたことに気づき、リードがほとんどなくなりバカ焦る。2上なんとか1位回航し即ジャイが決まってスピン展開。たまたま風が全体的に止んで僕たちだけ運良く抜け出すことに成功し、結果的にはぶっちぎり1位でフィニッシュ。もちろん嬉しかったし内心ドヤドヤだったけれど、内容が内容だったから喜びを押し殺していた。でもレスキューの反応が予想以上に鈍くて、さすがにちょっと悲しかったですヨ!まあそのおかげで冷静になれたのですが。
レースに目を向けると北村さんが集団に飲み込まれてしまい中盤でフィニッシュ。でもあの艇番でいいところ(本人的には納得していなかったらすみません)走っているのをみて、果たして自分だったらそんなに走れたのだろうか、とかいろいろ考えてました。
とりあえず九大と1点差の2位につけてなかなかの立ち上がり。
しかしここは小樽。結局そのあと風はみるみる落ちていき、APA。
決戦は明日。


21日。最終日。最終予告は13:00。早すぎん!?予報は南西順風。オーバーも入るかもしれない。やっと来たぞ、と気合が入る。
だが出艇してみると結局北風じゃないか!結局風待ちになってモヤモヤ。やるのかい、やらないのかい、どぉ〜っちなんだい!パw%☆♪〒€※:=?※〜!

多分みんな諦めムードだったけれど、急に陸の方から黒い何かが押し寄せてきます。どーせ長く続かねぇだろってみんな思ってたけれど、ついに本命ブローが降りてきました!下オンから一気にフルトラオーバー!急すぎるって。吹き始めるの遅いって。
でもいい風なのにフレッフレでなかなかレースが始まらず。一回APを挟んで245度でクリアスタート。下2で気持ちよくブーストスタートに成功。左の風を掴みつつ右艇団をカバー。フレがこわくてあんまり外で勝負できず安牌展開になるも140キロのフィジカルでなんとか1位回航。1下のスピードがよくて後続艇を大きく引き離す。よし、いい感じのブローも降りてきたぞ、シメシメ。これはあとはキープするだけだな。あ、チャーリー上がってるやん。ほー、220ね、まあ左振れたもんなー、じゃあ左伸ばすかぁ………


(…Boys, be careful…)

(…ん?)

(あれ。マークは?えぇっと…オレンジ色の三角錐だから…。まあ一旦左目指して走っとこ。うん。)

(……)
(……)

太 …。槇枝さぁん、見えますかッ?

槇 …。いやぁー見えねぇ゙↗〜

太 とりあえず探しといてくださぃ゙!

槇 りょーかい

〜〜〜〜〜

槇 あれじゃね🫵?あのオレンジっぽくね?ちがう?

太 おー!そうっすね!思ってたよりだいぶ右っすね、つーかちょっとオーバーしちゃいましたやん笑

槇 ごめんって笑

〜〜〜〜〜
マーク付近に来てみて

太 ……。これやっぱりオフセットっすね。まだチャーリー見えませんか?

槇 んーね。オフセットってこの円筒やんね?で、チャーリーが三角錐よね?んーやっぱ見えんなぁ。

太 いやぁー僕も見えないっす。どうしよどうしよ、マジで見えない?ちゃんと上の方見てます?いやぁ見えないかーどうしよう(´ε`;)ウーン…やばいやばいやbぁぃ%¥※:“∩@?:=#…

(…Boys, be calm...)

(ん?)

太 もうチャーリー見えんから、あとで運営のせいにするにして、とりあえずオフセットだけどおんなじオレンジ色だから回りますかこれ?

槇 …。うーん、そうする?いやぁでもなーこれ明らかにオフセットやんなー。

太 でも見えないんなら仕方ないじゃないですか、もう行きましょう、あとで救済出せばいいじゃないっすか。ね?槇枝さん!

(…Boys, be clever...)

(…ん?さっきからなんだ…)

槇 ……。わかったよ。いこうか。

〜〜〜〜〜
後続艇が上り続けてるのを見て慌ててスピン下ろして確認するもやっぱり見えず。もう追いつけない差ができてしまい、諦めてフィニッシュに向かう。(もちろん)ホーンは鳴らず。後ろを振り返るとまだクローズ走ってた笑。目をよーーく凝らしてみるとオレンジ色っぽいものが浮いているように見えなくもないけど…あれ?うわーあれかぁ、、、。


さすがに遠すぎませんか。なるべくレース数こなしたいから短いかもですとか言ってたのにバカ長くするとか意味分からんやん…
(後から思えば、245から220だからだいぶ左だし、チャーリーになってばかポートロングになることなんてないし、そもそもオリジナルマークの近くにチャーリーあるわけ無いやん、てかオフセット回るとか1番意味分かんないし笑って感じですね。クラークの言う通り冷静さを失ってましたね。賢者ではなかった。賢者失格です。)

槇枝さんはかなりショックな様子で憔悴していました。いつもメンタル面で助けられていたので、今回は僕が何とかしなくては、と思いましたが、僕もかなり動揺しておりあんまりいい言葉をかけることが出来ませんでした。あと情けない話ですが僕がキレてしまって、堂々と本部船にプロテストまでしちゃって笑。滑稽ですね。
北村さんは…と探すも見つからず、はるか下の方で淡青のスピンを発見。まさかのスピンハリトラブルでリタイア。マジか。槇枝さん、さらに憔悴。

もう1レースやればカット入るから、切り替えていこう、実力を発揮すれば大丈夫。と一旦気持ちを入れ直して臨んだ第3レース。
でも2人ともどこかフワフワしていたように思います。バカすぎるNSC、北村さんのRET。正直正常なメンタルでいられませんでした。
結局スピードも悪く、思い切りの良いコース引きもできず、ずっと下位でした。2下でミラクルブローが降りてきて4位でフィニッシュ出来ましたが、内容的には目も当てられない。完敗。
ペアとして、そしてセーラーとして、真価が問われるレースだっただけに、実力不足を痛感させられました。結局まだこのレベルなのか。

着艇後はサポートメンバーが本当にいろいろやってくれて、解装から引き渡しから積み込みまで、そして救済のorg書いたりルールブックを調べてくれたり。本当にありがとうございました。
そして僕に釣られて間違えちゃった2艇(ごめんなさい)と救済審問へ。ぜってぇ負けねぇ!と意気込んで臨み、1時間以上もダダをコネコネしましたが、そんな努力虚しく却下されました。そもそも救済要件を満たしてなかったのだとか。うーん。。。cats失格ですね。これをもって僕の初めての七大は終わりました。




最高の艇、最高のセール、最高のクルー。あとは僕が頑張るだけだったのに。
七大という特殊な大会だろうが、小樽という不安定なコンディションだろが、チャーター艇だろうが、そんなのカンケーねぇ。圧倒的なボートスピードで捻じ伏せたかった。圧巻のコース取りでぶち抜きたかった。
でも出来なかった。

知らず知らずのうちに、前に誰かいることに慣れてしまっていた。周りの艇を気にしすぎていた。周りの艇でコースを引いていた。
そんなメンタルでは猛者たちに勝つことはできないに決まってる。
至極当然のことだけど、ヨットって自分の風でしか走れない。他艇が掴んでる風を羨ましがっても意味がない。
そんな暇があるなら今の自分ができる最善の方策をとるべき。
もちろんレースという形である以上、他艇をマークすることも必要だし、相対的な要素もあると思う。
でも決断するのは自分でなければならない。
自分が如何に最善の選択をし続けられるか、ということ。
BS、モードの切り替え、コントロールロープ、走らせ方、タクティクス、そしてストラテジー。
ここに挙げるだけでもヨットレースって選択の連続ですよね。しかも大体2択。
タックするかしないか、上るか下るか、引くか出すか。
常に決断を迫られ続けるイヤな競技ですね笑。

練習に勤しんでその決断の確率を1/2から1に近づけていきたい。
そして自信を持って自分の道(コース)を歩んでいけるように。
俺が前を走るんだ、走ってやる。という矜持をもってこれからの大会に臨んでいきます。

Boys, be ambitious!









レセプションよかったななぁ〜ななぁ〜♪
去年の苦い記憶が蘇りかけて慌てて脳裏の奥深くへ封印しました。
1年生ありがとう、優勝です。
京大は2条違反でDSQですね。



来年は必ず雪辱を果たします。
そしてその前に来たる秋イン・全日本。悲願の総合入賞に向けてさらに磨き🦲をかけていきます。



次こそは、必ず。

では失礼します。

ワールド4日目

2025年07月25日 06時45分46秒 | 仰秀World 2025
お世話になっております。仰秀3年、今回のユースマッチワールドでヘルムをつとめております古川です。

ラウンドロビン二日目の今日は昨日の惨敗から得た反省を胸に刻み、気持ちを一新すべく挑みました。しかし、結果は5レース中一つも勝てず、昨日に引き続いての惨敗でした。初ポーランド、初ヨーロッパで浮かれ、キラキラしていた僕の視界はもう真っ暗です。とにかく日本で応援してくださっている皆様や、練習、試合を共にしてくださり、ご指導までしていただいた皆様に、合わせる顔がなく情けないという気持ちです。ヘルムとしてもう少し自信を持ってスタートマニューバでの決断、走りに対しての発信をできていればいいのにと海上で負け続きにイライラして平静を失っている自分に対して反省が残り、チームの皆にも申し訳ない気持ちです。昨日今日とRS21てのジェネカーの取り扱い、微風、強風の走り、スタートマニューバでの立ち回り、ボディアクションなどきりがなく反省を積み重ねているものの、個人的には負けに対するメンタルの持ち様から海上での改善が難く、各場面各コンディションに迅速な適応をしきれていない思いがあります。負け続きでなかなか成長を感じとれないものですが、少しでも良いビジョンが見え始めているという思いもほのかにありますので、確実にこの経験が成長につながっているはずだと信じたいものです。
今日は着艇6時過ぎで明日も朝早いです。また帰国後何か述べますのでこの辺りで失礼します。
明日おそらく残り4レース、少しでも勝ち星を持って帰れるように、有意義なフィードバック、成長が得られるように精進します。

HIACE VAN

2025年07月24日 23時32分35秒 | 七大学戦
お世話になっております。二年スナイプクルーの向田です。
ブログを書くのは約4ヶ月ぶりですが、この4ヶ月は新歓やレースなど盛りだくさんの期間で、たくさん成長できたと思う反面、未熟な面も多く見つかり、やりがいと難しさを感じられる充実した期間でした。

さて、先日は7大戦が行われました。たくさんの応援ありがとうございました。詳細な結果はレースメンバーが書いてくださることを信じて割愛しますが、東大としては目標としていた総合優勝を逃す結果となりました。私は3日間通じて陸でサポート(たまや、氷、BOX系)をやっておりましたので、サポートの視点で7大戦の振り返りをしたいと思います。

1日目
去年はレセプションの事しか考えていませんでしたが、今年は艇の引き渡しから参戦し、市毛三上ペアの乗る29458の整備を手伝いました。ジブリーダーとジブカムが分離していたり、流れ止めがトリムできたりと、普段乗っている船との違いがたくさんあって面白かったです。出艇後は、たまやの準備をしましたが、プラクティスレースはノーレースだったので、ハイエースでお喋りして終わりました。(今年は去年と違いハーバーに会議室的なものがなかったので、たまやはハイエースでやりました)そして、1日の最後にはレセプがあり、去年よりも品揃えが豪華で花火もあるなど、満足感たっぷりでした。また、なにより我らが一年生の出し物はナイスでした。吉満はめちゃくちゃ緊張してただろうけど、堂々とやり切ってくれて良かったし、金城の方はもう完璧にキンジョイマンになれてて、めちゃくちゃ笑わせてもらいました!ただ、あのやや挑発的な内容は誰が考えたのか気になります。

2日目
朝はレスキューで予備品ボックスのチェックをしてました。そのあとハイエースでたまやの準備をしましたが、AP。昼ごはんを食べたあと1レースだけやりました。るっぺがダンピンのレースで、同期が7大という大きな大会でトップホーンを鳴らしたのが自分のことのように嬉しかったし、誇らしかったです。あと、朝の出艇のいでけんエールは声出てて堂々としててよかったです。元気もらいました。

3日目
この日も昼までAPでした。その後2Rやりましたが、トラブルが続き、サポート勢はけっこう忙しそうにしていました。一方で僕はたまやのためTracTracとにらめっこしていました。レースの後は、閉会式とエール交換があり、最後mtgのあと記念撮影して、今年の七大戦は終わりました。

来年は小戸での開催とのことですが、来年は少なくとも海上で七大戦に臨めるよう、これから始まる夏合宿ではできる限り妥協のない練習をしていきたいです。

最後に同期旅行の楽しかった記録だけ皆さんに共有して終わりにします。

前ノリにて。景色最高でした。


スキージャンプ場についてたアトラクション施設。楽しかったです。


おたる水族館にも行きました。座学多めなイルカショーで面白かったです。


同期写真×2
飛行機の時間の関係とかで少なく見えてしまっているけど、この写真に写ってるのはみんなかけがえのない同期です。
でもこの数だと去年みたいなヨットは作れないので、全日本では去年のヨットが作れるくらいみんなで集まった写真が取れるといいね



まとまりのないブログになってしまいましたが、これで私からのブログは終わりにしたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

ワールド3日目

2025年07月24日 04時42分22秒 | 仰秀World 2025
お世話になっております。仰秀2年の髙田智彰です。
これまでの流れに倣って、ゆるい感じで振り返りたいと思います。
レース内容の総括などはInstagramとFacebookで行うので是非見てみてください。ちなみにその二つも私が文章を書いているので、いいね等していただけると大変励みになります。よろしくお願いします。

今日は6時半に起床しました。窓を開けたまま寝ていたら、これまで以上に寒く、あまり気持ちの良い目覚めではありませんでした。
朝ごはんのスープがとてもおいしかったです。小川ありがとう。

8時からブリーフィングがあり、注意事項等を聞いていよいよレース開始です。
私たちは第一フライト第三マッチからレースがありました。
結果は惨敗。まさかスタートすることなく失格になってしまうとは。慣れない船に完全に翻弄され、全員気持ちが先走って冷静でなかったと思います。

第二フライト第二マッチは一つペナルティをもらってのスタートでした。スタートの差を埋められず、ペナルティ解消機会もなくそのまま終了。

第三フライト第三マッチはポートエントリーで前を切れずにペナルティをもらってしまい、スタートでは二艇身遅れぐらいでスタート。最終的にはその差を広げてしまうことになりました。

第四フライト第四マッチはダイヤルアップの後に、速度回復が相手よりも遅くなってしまい。段々アウターより外側に追いやられてしまいました。スタートでしっかりと負けてしまったレースです。

ここで乗せ換えがあり、次は第九フライト第一マッチです。
スタートもイーブンで出ることができ、一上では先行している時間がありました。しかし、風が大きく振れてしまいノーレースに。そのあとのレースでは、スタートのフィッシュテールで下に入り切ることができずに後ろについてスタート。そのままフィニッシュとなりました。

第十フライト第一マッチも同じようにフィッシュテールでうまくいかず、後ろについてのスタートとなりました。このレースもそのままフィニッシュ。

今日だけで6マッチ。全体で10フライト行われました。最終フライトが終わる頃には18時を過ぎていました。それでも日は高く、まだまだセーリングしようと思えばできる気候でした。

世界の壁を感じる一日となりました。4マッチ終えた時点では、かなり壁の高さに圧倒されていましたが、段々と船に慣れてくると、頑張れば超えられる壁であるように感じてきました。ただ、高いことに変わりはありません。今日得た学びを明日につなげていきたいと思います。

最後にいい感じの写真を挙げて終わろうと思います。昨日上げたストーリーにたくさんの人が反応してくれてとても励みになっています。今後もブログとInstagram、Facebookで情報を挙げていくので、応援よろしくお願いします!




夜ごはん

ジンギスカン

2025年07月23日 18時08分50秒 | 七大学戦
お世話になっております。4年マネージャー吉田あかりです。
先日4年目の七大学戦が終わりました。
同期で夜行バスで行って観光しながら楽しんだ閖上、主観校としてどたばたした葉山、ひろーいハーバーで優勝した蒲郡、そして今回の祝津と色々な場所に行って思い出が沢山ある大会でした。
また、合宿所が近くにあって出艇したらハーバーから人がいなくなる葉山の大会とは違い、常にハーバーに人がいて交流も盛んにできる好きな大会の一つです。

1年生の時に閖上で仲良くなった他大学のマネージャー。その時は先輩に言われるがまま話していたけど、今となっては本当に大事な存在です。悩みを相談できて鼓舞してくれる存在がいたのはとても大きかったです。
今回、無理矢理1年生に他大学と話す場を作ってしまったのは反省ですが、今後相談できる相手になるかもしれません。これからいい関係を築いてくれるのを期待しています。

1年生の話をすれば声をかければすぐ手伝ってくれたりミーティングに走って来たりする姿が印象的でした。
部の意識をしっかりもっている1年生がいて、陸でサポートを全うする2年生がいて、整備など自分の役割をこなす3年生がいて、レースメンバーとして最上級としてチームを引っ張っていく4年生がいて、これからが楽しみだなと思いました。あともう少しですが駆け抜けます。私もサポートがんばります。

サポートって競技面で直接携わるものだけではなく、レースメンバーのちょっとしたもやっを減らすのも大事だと思っています。バースや宿をきれいにするなどの間接的なことでも小さな積み重ねがチームを強くする要素だと信じています。

今回クラスリーダー・レースメンバーがいいサポートといっていたのでいいサポートだったんだと思います。ちゃんとサポートが届いていたことを伝えてくれたのはうれしいですね。ですが改善点ややれることはまだまだあります。
できることをさらに見つけて増やしてもっと大きい力になっていきたいです。

最後に。
素直にうれしいといえる賞状ではなかったのかもしれないけど私はうれしかったです。そして同期写真で賞状を持たせてくれたのもうれしかったです。
次の大会はみんながぱあっとした笑顔で帰ってきますように。適度に楽しんで適度にがんばろうね。