東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

まだ夏のまま

2018-10-13 00:14:15 | レース反省


3年470スキッパー小野です。


ブログを書こうと思うまで5日かかりました。レース直後に書いていたら読むに耐えない陰鬱なものになっていたかもしれないですが、六大学戦のレセプションで一発芸を見て笑った今なら少し落ち着いて書けそうです。


秋イン決勝後、LB1年の中田さんが「腐ってもいいけど、また元気に活動してくれれば」と言葉をくれました。
その言葉の通り、今は絶賛腐り中です。

基本的にずっと寝ていたいし、這いつくばって学校に行っても、異常に焼けた肌と髪が浮き、季節を忘れた私だけまだ夏の装いで、日常から切り離された感覚を覚えます。
予想していた未来を歩めない現実に、心が置き去りにされています。


私がふて寝し続けている1番の理由は、4年生から次の舞台を奪ってしまったこと。
決勝が終わった次の日の朝、何度も何度も頭をよぎったのは、全日本で走る2人の姿でした。
絶対に全日本に行って輝くはずだった西坂さんとさおりさんから、私自らがチャンスを奪ったことが許せなかった。


決勝が終わって2人に出会った頃を思い出しました。
西坂さんと葉山で初めて会った時、高校でヨットをやっていた私に西坂さんはもじもじしながら「僕のレギュラーも奪われちゃうのかな?笑」って話しかけてくれました。その時は歴史を作るようなエースになるなんて正直思っていませんでした。ごめんなさい。
さおりさんの初対面の印象は「海で生きるために生まれて来たような人」でしたが、今もそれは変わっていません。さおりさんとは1番たくさんレースにでました。1年生の頃から女子レースに出続けて、最初はダメダメペアだったと思いますが、本当に私たちは成長しました。今年の女子イン、全日本470、全女は強風だらけでしたが、さおりさんとなら絶対に沈しない自信があったし、関東470のベストクルー賞と女子インでもらえた賞状はこれからも心を救ってくれる気がします。


この夏私が「他力本願」であったことは否定できません。
今年西坂さんは圧倒的エースとして育っていたし、ペアのさおりさんも本当に上手で、その2人がいる限り全日本には行けるものだと思ってしまっていた。
決勝だって自分の役目は叩かず無難な順位で帰ってくることだという自覚を持っていました。
自分も死ぬ気で前を走らないとチームとして勝てないというのに気づいたのが遅すぎたのかもしれません。

とはいえひとつだけ言えるのは、この夏練習量には一切妥協しなかったということ。さおりさんとでた全日本470のレース後も、 レース委員長に許可を得て一艇だけ再出艇したし、台風オフ以外にはほとんどオフがなかったんじゃないかというくらい自主練をしました。それが辛かったことはないし、ただ時間を使っているだけにならないよう、内容にも気をつけたつもりでした。
強風クルーの2年大橋と軽風クルーのさおりさんと3人で組んでいた私は、自分がクルーを使い分ける器用さがないと自覚していて、その分2倍練習しなきゃと思っていました。
どんだけ練習しても人の2倍は不可能で、不安なまま秋イン本番を迎えてしまったことは事実です。他の2艇に前を走ってもらって自分は耐え忍ぶレースをしようと思ってしまった。

決勝最終日、信じられないほど後ろを走っていた私に西坂さんは「俺らが走るから大丈夫!自分の走りをして!」と言ってくれました。その言葉は心の底から信じられたし、涙が出そうなほどありがたかった。それでも走れなかった。西坂さんのことは信じられたのに、自分たちのことは信じられなかった。その弱さを、この夏克服したかった。いっそのこと不安を晒してしまえば改善できたのかもしれない。



決勝が終わって、本当に2人の4年生と離れなければならない事実が受け入れられませんでした。自分はこんなに2人のことが大好きだったのかと思い知らされました。2人はいつもあまりに真っ直ぐな目をしていて、その目が見ていたはずの全日本という未来をかき消してしまったことがあまりに辛く、レース後は2人の目を見ることができませんでした。



スナイプの全日本が終わるまでは私は腐ったり復活したりを繰り返すかもしれません。許してください。でも絶対復活します。ヨット部はせわしない部活で、いつまでも腐っている暇はないので。笑

このレースで心はズタズタになった一方で、私は東大ヨット部に入って本当によかったと思いました。
こんな私でも来年に期待してくれる先輩がいて、私を無理に奮い立たせることなく心を休ませてくれる先輩もいて、これほどありがたいことはないです。
LBの皆様も、こんなに情けない結果しか出せなかった私にも温かい言葉をくださり、私が前を向けるようにしてくださいました。本当にありがとうございます。

そして信じられないくらいありがたいことに、私にはあと1年残されています。


これまでずっーと妹分だった私ですが、来年はちゃんと主役になります。
みんなを主役にできるような4年生を目指しながら、自分も主役になります。




西坂さんを超えるスキッパーになりたい。さおりさんを超えるクルーを育てたい。


私の最後の一年、あと少しだけお付き合いください。


3年470スキッパー
小野万優子



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前を向いて

2018-10-12 11:38:56 | 通常練習

こんにちは 3470スキッパーの塚本です。

 

秋インカレ決勝が終わりました。結果はご存知の通り入賞という目標はおろか全日本出場にも一歩届きませんでした。

去年は6点差で勝って全日本に行け、今年は4点差で負ける。この全日本ボーダー上の争いはいつも激しくて厳しいものとはわかっていて、だからこそ強い東大を見せつけて全日本の壁を悠々と超えられるところをお見せしたかったのですが

 

最後のレース、UFD。フィニッシュの後に知らされるまで思いもよらなかったです。絶対にやってはいけないことをやってしまいました。

 もちろんこれだけではなく、ケースで2回転もし、あれだけ小松コーチに言われていたノーケース、ノートラブル、ノー文字を一つも達成できませんでした。

 

最後のレース、たしかに自分たちが文字がなければ勝っていた。そう言ってしまえばそれまでですが、7位の学習院は文字2つ付けてなお勝ったというのも一つの事実。レース全体を見通して学習院の3艇の地力が勝っていたというのが妥当なのでしょう。来年に向けてみんなが冷静にこのレガッタを見つめなければなりません。

 

今年の一年間は正直に言いますと精神的に辛かった、自分のメンタルがあまりに弱かったと自覚せざるをえない一年でした。(この後書くことは少し驚く方もいるかもしれませんね)

 5、6月あたりは最悪でした。インカレ自体、なぜ僕らはこんな不毛な戦いを繰返しているのかと思っていたし、もう470に乗りたくないとすら思っていました。日常生活、学業の面でもうまくいかないことが多くて、自らカウンセリングに行くくらい思い悩んでいた時期もありました。こんな自分がいたのではチームに迷惑がかかるだけで辞めた方が良いかもしれないと考えていた頃もありました。こんなことを考えてしまう自分が情けなすぎてまた自己嫌悪の繰り返し。それでもチームのためと思って練習には出て、小松コーチに「翔び立て!」と声をかけられるたびにこの人たちを裏切ることは許されないなと何度も思い直していました。

秋インカレ直前期では授業日程の関係や新艇の整備などもあって、なかなか練習ができなかった、他の二艇に比べて明らかに練習不足でした。ただ練習不足になるのはずっと前から分かっていたことで、貴重な練習時間を大切に使ってきたつもりでしたがまだまだ詰めが甘かったのでしょう。ほとんどぶっつけ本番のような形で予選に入り、決勝もレースの初めはなかなか調子が上がりませんでした。

 

こう振り返るとこんなんで勝てるわけないだろ、と思う方ばかりでしょう。僕もそう思います。ただ自分はこのぐらい弱くて、この弱い人間がこれからチームのリーダーをやらないといけないわけです。二年生以下にはどうかこんな自分を助けてほしい。いきなり西坂さんの代わりができるとは思っていません。みんなで新しい470チームを築きあげて、強いチームをつくりたい。今はそう心から思っています。

 

西坂さん、水石さん、これを読んで僕を蔑むかもしれないですね。西坂さんはリーダーとしてチーム作りがまだ行き届いてなかったと思うかもしれませんが、そうではなく大人になりきれていない僕個人の問題です。謝ってもどうしようもないことですが申し訳ありません。そしてこれまでチームを支えて頂きありがとうございました。

 

さぁ、過去は過去、これから前を向いていかなければなりません。戦いはもう始まっています。

 

470リーダー

塚本将史

 

P.S.

今レガッタの第2レースで安田賞の基準である関東インカレ決勝5位以内でフィニッシュしましたが、今回はこの安田賞を辞退させていただきます。来年しっかりと安田賞に値する結果を残し、かつ全日本インカレに出場した上で賞を受けさせていただくことを誓います。

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残された者の使命

2018-10-11 23:24:12 | レース反省

 関東インカレ団体戦決勝。

 僕たちは負けた。

 目標としていた6位入賞に届くどころか全日本にさえ行けなかった。

 全日本圏内である8位の学習院と6点差、圏外である9位の千葉大とは19点差の7位で迎えた最終レース。団体戦は三艇の合計点で競うのだが、千葉大の前2艇は1マークで両方10番以内と爆発、途中で7位は諦め僕たちは学習院を抑えるレースをしていた。学習院に先行していた東大の前2艇は学習院の前2艇をカバーし、途中で学習院の残り1艇がトラブルでリタイアしたのを見て、僕は全日本行きを確信した。

 このチームで全日本団体戦を戦える。ペアを組んでいる西坂さんともっと上を目指し、八月末の全日本個人戦で負けた人たちにリベンジする。ここ数年では日本最高の未経験者ペアとして歴史を作り、来年以降につなげていこう。来年も楽しみだな、だとかそんな余計な事ばっかり考え、目の前のレースに集中していなかった。気持ちが緩んでしまったこの時点で、もう学習院には負けていたのだろう。

 フィニッシュ直後に東大内で1番順位の良かった4692がリコール(失格)していたことを知らされ、学習院もリコールしていたがリタイア艇と同一の船であったため、逆転され8位の学習院と4点差の9位に転落。一気に全日本圏外となった。


 曳航されハーバーに戻っている時、西坂さんとは何も話さなかった。全日本個人戦に連れていってもらい、秋季関東インカレを戦い抜き、全日本団体戦に向けてペアとしてもっと成長できると決意を新たにした次の瞬間に、もう西坂さんとヨットに乗ることはできないという事実を突きつけられ、僕にはとてもそんなこと受け入れられなかった。

 なにより、僕の中で伝説だった西坂さんの最終レースをあんなものにしてしまった自分に腹が立ってたまらなかった。なぜ最終レースの途中で、学習院がリタイアしたからもう大丈夫です、なんてこと言ってしまったのだろう。学習院だけ抑えて安全に安全にいきましょう、などと言ったのだろう。そんなレースが西坂さんには似合わないことを僕が一番わかっているはずだったのに。とにかく目の前の一艇一艇を抜いていく、西坂さんらしい見る者をしびれさせるレースをしていれば。

 最終日安定した北風の中4レースをこなし、三日間6レースで9位。この結果自体に悔いはない。実力通りだと思うし、僕たちの方が全日本に値したなどとは思ってもいない。ただただ最終レースの途中で気持ちを緩めてしまった自分に、西坂さんのクルーとして全日本に行く資格は無かったと思うだけだ。

 そんな自分が西坂さんより先に泣くべきではない。そう思いずっと涙を堪えた。


 しかし着艇後、西坂さんのご両親が西坂さんに

4年間お疲れさま。ほんとによく頑張ったね。

 と声をかけられたのを聞き、本当に終わったんだ。これでこの人は引退なんだ。そう実感し僕は顔を伏せて泣いた。


 西坂さんの最終レースをあんな失礼な気持ちで終わらせてしまった僕にも

1年間ありがとうね。

 と声をかけてくださった。申し訳ない気持ちでいっぱいになった僕には、とても西坂さんのご両親の顔を見ることはできなかった。


 小松コーチにも

西坂、よく走っていたじゃないか。良い思い出になったんじゃないか。

 と仰って頂いた。とてもじゃないけど僕には小松コーチと目を合わせることはできなかった。あれほど1レース1レースを大切にしろ、自然相手のヨットレースはどれが最後になるかわからないんだから、と言われていたのに。

 最後の最後にそれができなかった。

 もう誰にも顔向けできない、そう思い涙した。



 この一年を振り返れば、やるべきことはやったはずだった。

 昨年秋季関東インカレで、西坂さんは三年生ながら470チームを牽引し、東大は33年ぶりの両クラス全日本進出を決めた。その直後の葉山納会。ほぼ何もヨットを知らないサポートメンバーだった僕に、西坂さんは酒の勢いだったけれど

お前を全国の舞台に連れて行ってやる。

 そう言ってくれた。西坂さんはそのことを覚えていないかもしれないけれど、それ以来僕はその言葉を信じて頑張り続けた。

 一学期。学校があっても僕たちは必ず木金で自主練した。ヨットに本格的に乗り始めて半年かそこらの僕にとって、誰にも言わなかったけれど正直辛かった時もあった。言い出したらキリがないけれど、ぶら下がってるだけだし、西坂さんは誰と乗っても成績を残すと言われ続けた。西坂さんのクルーは自分じゃなくてもいいんじゃないかな、自分別に要らないんじゃないかな、と。でもまずは絶対全日本個人戦に出るんだ、あの言葉を信じついていった。

 そして迎えた関東個人戦。あの納会以来1番の目標にしてきた、全日本個人戦のかかった大会。いつも通りヘラヘラしていて表には出さなかったけど、今までのヨットレースで一番緊張した。
 第1レース。1マークを20番付近で回ろうとしたところで僕が落水。順位をだいぶ落とし焦っていた僕に、西坂さんは怒ることなくまだ大丈夫、落ち着いていこうと声をかけてくれた。
 最終レース。上有利の中上1即タックでセオリー通りのコースを引き、1マークは10番ほど。前にも後ろにも強豪校の名の売れた選手しかいなかった中、後半順位をさらに上げ、100艇近く出ているレースで6位フィニッシュ。関東17位で全日本個人戦への出場権を勝ち取った。
 この人についていってほんとに良かった、そう思った。

 待ちに待った全日本個人戦。この大会に備え週7でアホみたいに練習した。全日本デビューで緊張するかと思ったけれど、実際はめちゃめちゃ楽しかった。全国から予選を勝ち抜き結集した強者たち。少しのミスが命取りとなるシビアな世界で、2度の10番台をとり全国で25位と、自信をつけて葉山に戻った。

 葉山に戻ってからはトラブル続きであまり練習できなかったけれども、全日本個人戦での経験をチーム全体に上手く共有し、直前のコース練習でも手応え十分。チームとして関東で入賞を狙える力はあると思った。僕自身成長してブローもだいぶ見えるようになってきたし、動作の熟練度も上がって常に反対海面を観察する余裕もできた。

 そしてはじめにも振り返った秋季関東インカレ団体戦決勝。西坂さんは、たまに派手なレースをするのではなく、エースとして安定して良い成績を取り続けることを自らに課して臨んだ。結果は、ほぼ常に10番前後で安定し、個人成績11位。もし3艇共この成績であれば関東で4位入賞の成績だ。全日本に行けた、あと1ヶ月は西坂さんから多くの経験を吸収しつつ自分の弱点を改善していくことができる、もっと上にいける。残り1ヶ月が楽しみで仕方なくなった直後の9位転落という悪夢。

 こんなところで終わるはずじゃなかった。

 レース途中で全日本に行けると確信してしまったあの時。ほんの少しの気の緩み。そんな自分が許せなかった。お調子者の自分に下された天からの鉄槌。そう思った。

 最後は気持ち。今までバカにしていた言葉だけれども、結局はこの言葉通りになった。



 この1年間、西坂さんと一緒にヨットに乗って2人とも大学で始めたとはとても思えないような成績を出し続け、本当にただただ楽しかった。ここ数日、この一年を思い出す度に涙が止まらなくなって初めて、ヨットが知らぬ間に自分の中でこんなにも大きな存在になっていたことに気がつかされた。ヨットの楽しさ、奥深さを教えてくださった先輩方、特に西坂さんには感謝してもしきれない。

 宝物をありがとう。

 これまで、小松コーチ含め多くの方々に支えられてヨットに乗ってきた。それにも関わらず、結果はどうあれ最後の最後に気持ちを緩めてしまった自分がとにかく腹立たしくてたまらない。正直もう支えてくださった人たちに顔向けできないと思った。けれども、この1年僕はめちゃくちゃ楽しかった。この経験を後輩のみんなにも必ず味わってもらいたい。というか、味わせてあげたい。

 西坂さんと前を走った経験。一時代を築いた西坂惇之のクルーであり、関東470ベストクルー水石さおりの直系の後輩。まだまだ未熟だけれども、大きなものを背負うだけの覚悟はできている。

 今度は僕がみんなを楽しませる。

 それが残された者の使命。

 いつまでもクヨクヨしてはいられない。

 来年の秋に向けて。もう新しいチームは始まっているのだから。

東京大学運動会ヨット部2年
470クルー
天木 悠太

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引退ブログではないです。

2018-10-10 19:27:26 | レース反省

4年470クルーの水石です。

週末に関東インカレ決勝が行われました。6位まで入賞、8位までに全日本出場権が与えられますが、470は9位という結果でした。入賞を目指していた総合は8位。スナイプは8位で全日本インカレに進みます。

 

470(15 45)

49 4692 塚本・斉藤 43-2-23-36-18-UFD(46) 168
50 4579 西坂・天木 14-15-6-8-17-20 80
51 4452 小野・水石/大橋 33-20-32-43-42-32 202

 

1早稲田大学 135

6位 法政大学 296点

7位 千葉大学 424点

8学習院大学 446

9東京大学 450

 

成績表 https://kantogakurenyacht.jimdo.com/%E6%88%90%E7%B8%BE%E8%A1%A8/%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%98%E5%B9%B4/

 

 

6位入賞、8位全日本、を目指していたけれど、本当をいえば自分の中で一番意識していたのは2年前逃した7位で、そして今年こそいけると思っていました。79は関東個戦のあたりからイケイケで実際今回も走っていたし、他2艇も練習ではそう変わらず、ライバル校とコース練習した感触でも勝っていると思っていた。去年は正直ちょっと負けているかなと感じていたけれど今年は、一日目終了時点でもレース数さえこなせばいけると思ってました。別にそれで慢心があったとは思いません。じっさい、夏休みは相模湾に全然ヨットがいない中で東大は他のどの大学より練習したと思います。その中でも4452ペアは全日本470も女子レースも出たし、蒲郡も行ったし、1艇でも自主練したし、一番練習した。というか私は9月は海に出てないと不安でそうするしかなくて、それで秋イン予選の頃にはシードの千葉にも明治にも勝つ自信を持ってました。3艇チーム15校のインカレで勝つ力が足りていないことには気づけなかった。私たちは文字を付けて、そしてそれは絶対してはいけないことだけど、学習院も2つ文字を付けていてそれでも負けて、普通に向こうの方が強くて私たちが弱かった。ライバル校と比べて3艇のまとまりが売りだったのに、真逆のレースをしてしまった。

 

第1レース、もっとちゃんとスタートすれば。2上で後ろを走っているのに中途半端なところで内に入れてしまったあのタック。第2レース、オーバーセールで抜かれた3艇。最終第6レース、一下まで学習院に勝っていたんです。ランニングで抜いた学習院の2艇目はすぐ近くにいて、押さえてればいいだけだった。千葉は最終レース走っていて確実に抜かれていた、明治は点数が空いていた、だから後ろの学習院1艇だけカバーしてればよくてめちゃくちゃ単純だったのに、それができなくて2上で抜かれて合計点でも負けました。

52は風域でクルーを変えていたけど、途中で乗せ変わるクルーが大変なのを私は去年から知っていたし、加えて大橋は2年生で初めての秋イン、レースの日も普段ももっとしっかりケアしてあげればよかった。クルーがレースによって変わる小野のストレスも想像できるのに、私が最上級生で乗せかえ経験もあるのに、3人チームなのに、ほとんど自分が乗る時のことしか考えてなかった。7月には西坂塚本に置いていかれていた強風も、夏の練習で遜色なく走れるようになったんです。小野大橋で4452で、あんなに後ろを走るわけない。

たくさん海には出たけど、全然頭使わないで練習していた日もあった。二人で話して作戦を立てて毎回シビアにスタート練習していれば、”目も当てられない”スタートばかりしなくなれたはず。特定の艇を見るのが下手ってずっと思っていたのだからもっと早くから意識してレースに出ていれば、毎レース毎コース練ちゃんと振り返って蓄積できていれば、最後の2上みたいなことはしなかった。 

 

心残りがありすぎて合宿所の座敷童になりそうです。

最終日は前半淡青に乗ってましたが、強風で1上10数番で回って前に強豪校しかいないのにそっからさらに上げてくる西坂天木は本当にかっこよかった。個人成績11位、絶対に全日本に出るべき艇です。ついていけなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。小野さんは本当はもっと早いのに、最後走らせられなかった。動作もコースもスキッパーメンタルトリムもいまだに全然ぽんこつで、去年代替わりの時に私がエースクルーとかやばいなって思ってたまま一年経ってしまったような。もっと上手になりたかった。あと一ヶ月がんばろって思ってたんだけどな。

 

それでも、スナイプチームが全日本に行ってくれて本当によかったです。これで引退だったらもっとどうしようもなくなってたと思う。スナイプも満足できる結果ではなかっただろうけど、とにかく蒲郡に行かせてくれてありがとう。レースメンバーと一緒に前入りしてサポートするので、総合順位は目指せなくなってしまったけどスナイプチームで各艇で納得のレースをしてほしいです。

470チームは最終日レースの反省を終えたところで新体制となりました。新チーム最初のレースは今週末の六大学戦です。西坂も私も出ますがしっかり引き継ぎをして、新チームとして目標をもっていいスタートを切ってほしいです。私は(まだ確定ではないかもですがたぶん)もう一度小野と出るので今度こそいいレースをしたい。全女の時に、おのさんと強風でレースするのはこれが最後かなと思ったけど全然そんなことなかったね。予報によれば今週もわりと吹きそうです。

 

このブログ、レース終わった二日後に上げたら一番だろうと思ってたのに、今回はみんな書くの早いな。今年はブログやSNSの更新が滞りがちで、応援してくださる皆様、楽しみにしてくださっていた皆様、去年たくさん催促してくださったLB一年目の先輩方に、失礼な状態となってしまいました。千葉大はインカレ中も毎日ブログを書いていて、そういうところも負けていた。来年はブログ文化を復活定着させられるよう、まずこの一ヶ月、しっかり発信していこうと思います。10月27日から蒲郡日記書くので読んでいただけたら嬉しいです。

水石さおり

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秋インカレ 

2018-10-10 18:31:53 | レース反省

 

 

こんばんは

4年470リーダーの西坂です。

 

先日行われた関東秋インカレについてご報告させて頂きます。

 

本当はすぐにでもご報告するべきでしたが、向き合うたびに筆を置き、向き合うたびに筆を置き、というのを繰り返すうちに2日たってしまいました。ご容赦ください。

自分の無念をつらつらと書き連ねるのもどうかなと思ったのですが、今は正直な気持ちをここに残すこともヨット部に残せる数少ない財産の1つかなとも思いブログをしたためています。

 

以下、リザルトです。

【470級】(15校45艇)

4692 塚本・斉藤 43-2-23-36-18-UFD  計168点

4579 西坂・天木 14-15-6-8-17-20 計80点

4452 小野・水石/大橋 33-20-32-43-42-32 計202点

 

1位 早稲田大学 135点

2位 日本大学 208点

3位 明海大学 223点

---

8位 学習院大学 446点

9位 東京大学 450点

10位 明治大学 459点

 

【スナイプ級】

(全15校 45艇)

 

31308 浅川・多賀谷21-16-32-25-22 計116点

30785 吉武・阿部10-28-21-22-28 計109点

31418 高山・田原34-32-12-39-36 計153点

 

1位 慶應義塾大学 118点

2位 早稲田大学 120点

3位 日本大学 141点

---

7位 明治大学 331点

8位 東京大学 378点

9位 東京海洋大学 417点

 

<総合>

1位 早稲田大 255点

2位 日本大学 349点

3位 慶應義塾大学 387点

---

7位 明治大学 790点

8位 東京大学 828点

9位 学習院大学 902点

 

470級は9位で敗退、スナイプ級は8位で全日本進出を決めることができました。

 

470級は敗退となったので、470級の4年である自分と水石は選手として現役を引退することになります。

 

今までたくさんの方々に多大なる応援をして頂いて、非常に恵まれた、最高に幸せな選手生活を送ることができたと思います。

 

長い長い伝統の中で東大ヨット部をここまで繋いでくださり、金銭面での支援や至らない自分たちを見捨てず指導してくださる大先輩の方々。

ヨット乗りとして未熟すぎる自分をここまで成長させてくれ、人間としてもたくさんのことを学ばせて頂いた小松コーチ。

自分の現役生活で直接の先輩としてたくさん指導してくださり、夢を託してくれた3つ上までの先輩たち。

これまで4年間互いに支え合って来た同期。

自分たちの目標を理解し信頼してついて来てくれた後輩たち。

一切妥協せず本気で戦い続けてくれた他大のライバルたち。

そして、3年半前ヨット部に入ると決めた時から一切否定せず、一貫して応援し続けてくれた両親。

 

本当にたくさんの人にたくさん応援してもらって、ここまで来ました。

それだけに目標としていた関東6位入賞、そして全日本進出を逃してしまったことは申し訳なく、そして何よりも悔しく思います。

 

 

今年の部のスローガンは「強い東大」でした。

昨年度33年ぶりの両クラス全日本インカレを決め、その一回限りで満足するか、さらに強い部活に成長していくかは今年が重要だと思っていました。

そのためにはどうしても今年も全日本インカレに出たかった。

主将浅川を中心にして作られた今年のチームが目指した場所、やり方は間違ってなかったと結果で証明したかった。

主将として多くのものを背負いすぎている浅川を、自分が副将としてエースとして結果を出し続けることで支えたいという思いもありました。

しかし、それを実現することは出来ませんでした。

 

最終レースが始まるまで我々は全日本進出可能な7位の位置につけていました。

それでも最終レースが成立してよかったと思います。7位で通過していたら自分たちは間違いなく、実力を誤解していたと思います。

安定した北風の中で確かに我々はレースをして負けた。確かに我々は弱かった。

残された後輩たちはしっかりとその事実、この現実に向き合って、どうすれば強くなれるのか、悩みぬいて強くなってほしいと思います。

 

470リーダーとして後悔はたくさんあります。

普段からもっとケース文字にシビアになるようなチーム作りをしていれば。

自分がもっと信頼できるスキッパーだったら最後に4692は無理をしなかったかもしれない。

あるいは、レース間の声かけはもっと違うことを言ってあげればよかった。

チームレースというものをもっと勉強して、戦略を作れれば。

 

無数の選択肢が用意されているヨットレースに「たられば」はありません。

できなかったことは事実として受け止め、次期470リーダーの塚本に自分と同じミスを繰り返さないチーム作りをしてもらえたらと思います。

 

 

ただ、リーダーという立場ではなく、1選手としては、現役として挑む最後のレガッタとなった今回の秋インカレに悔いはありません。

45艇いる中で、6レースで80点という結果は自分の実力を考えた時、これ以上にない結果だと思います。

エースとして決して叩かないレースを目標にやって来てそれが達成できたのではないかという満足感もあります。

 

小松コーチや各代の先輩たちが自分に教えてきてくれたことを遺憾なく発揮し、それが間違ってなかった、正しかったと証明することができたと思います。

 

たかだかヨット歴3年半の自分と、1年半の天木のペアでここまで来れた。

今回自分たちの結果を3艇分で考えると4位で入賞です。つまり、人数が揃って、コーチや先輩の話をしっかり聞いて、真剣に練習に取り組めば、近い将来東大はその順位を取れるということ。その環境が整っているということ。

ぜひ近い将来そこ、もしくはそれ以上を目指していって「強い東大」を実現してほしいです。

 

また、さらに個人的な話ですが、自分が2年前レギュラーになってからずっとライバルとして意識して来た千葉大エースの辻に今回いい勝負をして勝てて終われて良かったです。ライバルと思いながらもずっと彼の方が実力が上だと思っていて、やっと互角になれたように思います。本当は全日本の舞台でお互いやりあいたかっただろうし、敗退して勝ち逃げという形になってしまって辻君には申し訳ないです。

何はともあれ、同期にここまでライバルとしてお互い意識できて高め合える相手がいて本当に楽しい4年間でした。

学生マッチでの再戦を期待しています。

 

 

自分はこれで選手としては現役引退となります。しかし、スナイプチームが全日本インカレに出場してくれたおかげでヨット部員としての引退は蒲郡で迎えることができます。

あと1ヶ月、新体制となった470チームのコーチ、そしてスナイプチームのサポートを全力で取り組みたいと思います。

結果でチームに貢献することは叶わなくなってしまいましたが、サポートに徹して「強い東大」の実現に一役買い、浅川を最高の主将として、同期を最高の同期として引退させられるよう、精一杯努めていきたいと思います。

本当に部を引退して次にブログを書くときは清々しくあれるように。 

 

あと1ヶ月、よろしくお願いします。

 

 

副将・元470チームリーダー 4年

西坂惇之

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秋インカレを振り返って

2018-10-10 15:49:31 | レース反省

お久しぶりです。スナイプクルー4年の田原です。

先週末に行われた秋インカレについてご報告いたします。拙文ではありますが最後までお付き合い下さい。

470は6レース、スナイプは5レース行われました。リザルトについては西坂が書いてくれたので割愛させていただきます。

 

スナイプについて振り返ります。

今年のスナイプチームはレース艇の3艇がほぼ同じボートスピードで、特別に速い船がいないけど1艇が悪い順位でも1艇は少なくともいい順位にいる、そんな雰囲気でした。チームの3艇まとめた力では去年より上がっているのではないか、と思っていました。レース前の合同コース練習でも手応えは十分にあり、文字さえ付けなければ全日本圏内は確実に、6位入賞も現実的に狙える目標だと思っていました。

 

初日は北風が南風にまわって吹き上がる予報だったもののなかなか南風は入らず、長い時間陸上待機することになりました。午後になりやっと入って来た南風で出艇し、秋インカレのレースが始まりました。オフセットマークが流れたためノーレースとなったレースでは2年生ペアの30785が1上トップ回航しました。左海面が伸びる中、左の1艇は前に、右の2艇はそこそこの順位におり練習前の手応えの通り入賞も狙えると確信することができる幻の第一レースとなりました。この日は結局スナイプはレースを行えずに着艇となりました。

 

2日目は台風の影響で南風強風の中、赤旗が上がり初めは陸上待機となりました。風が落ち出艇となりましたが大きなうねりの残る台風一過後のような海面で1レースが行われました。2回のゼネラルリコールを繰り返した後の第一レースは設定角に対して風が右に大きく振れた中で一上ではマークを見失った2艇が大オーバーセール(体感では30艇身以上)してしまい、後ろ5番目と最下位で回航となりました。スタート出てスタボ1本で入れるような振れと大きなうねりの中で見失いやすかったとは言え、非常に大きなロスとなってしまいました。最終的に3艇で65点で3位と2点差、全日本のボーダーの9位とは9点差のの6位で二日目を終えました。2艇にとっては後悔してもしきれないレースでしたが、リコールした他大学が順位を落とす中諦めずに一つずつ順位を上げた結果第一レースとしては悪くない順位となったと思います。その後も風は大きく振れ続けてレースはできないままハーバーバックとなりました。

 

3日目は北風の中風~強風の中で4レースが行われました。スナイプは1レースしかできていなかったこともあり、初日のような緊張感がありました。前日のうねりはほとんど残らず、葉山らしい北風の海面での勝負となりました。最初のレースで自分の船は上マークで入れず1回転した上に他大学とケースを起こしてしまい、精神的にも順位としても悔いの残るレースとなりました。チームに対しても大きな焦りと言いますか、不安要素を作ってしまいました。第3レースで僕らの船は12位でフィニッシュできましたが、第4,第5レースは3艇とも20点を切ることができず、もっと前を走りたかったという気持ちを抱え秋インカレを終えました。

 

7位と47点差、2つ上の6位とは88点差で8位という結果で終わってしまい、非常に悔しさが残るレガッタとなりました。ボートスピードで負けていないと思っていた大学とこれだけ差が開いてしまったことは大きな反省点となりました。

個人的には、ペナルティ解消で回った回転で大きく順位を落としてしまったこと、スタートでリコールを恐れる余り第二線からのスタートを繰り返したこと、コースの3点で負けてしまったと考えています。全日本では一つのミスが命取りになると思うので、臆せずに勇気を持って悔いのないレースをしたいと思います。

 

 

レースの反省はここまでで、個人的に思ったことを書きたいと思います。

今回は僕にとって最初で最後の秋インカレでした。サポートメンバーとしての経験も1年生の何も知らなかった時しかなく、どんな雰囲気になるのか、全くわからないままレースを迎えました。海上なら緊張しないだろうと思っていましたが、いつも以上に周りを見ることができず、今思うと緊張や雰囲気に飲まれていたんだなぁと思います。レース前にも同期の浅川に、春よりも実力は詰まって一つのミスの挽回が難しくなると聞いていました。春インカレはフレッシュをひたすら走れば20位くらいに戻れていましたが、今回は上がっていくのが非常に難しかったです。

またサポート力の高さには驚きました。レース後レスキューに寄った時には得点を教えてくれて、自分たちがどこにいるのか常に把握することができました。また陸上でもサポートメンバーが駆け回ってくれて、自分は自分のレースのことに集中することができました。本当にありがとう。

 

僕が入部してから東大ヨット部は右肩上がりに成長して来たと信じて疑わなかった自分がいました。特に小松コーチの指導によってヨット部の練習の質は大きく改善されたと思いますし、昨年の結果にも現れていると思います。しかし470は去年と一昨年の8位より一つ順位を落とし、スナイプも去年の7位より順位を1つ落としてしまいました。

自分は心のどこかに「自分たちは間違いなく上手くなっている。絶対に大丈夫だ」があったのではないかと思います。他の大学も一所懸命に練習しているわけですから、彼らも成長しているはずです。油断とは言わないまでもやや強い自信があったと思います。

また総合得点では6位まで270点と大きな差がありました。今年は全日本で総合入賞を目標にしていましたが、かなり高い壁があると突き付けられました。

 

今回のインカレはスナイプ、470共に悔しい結果となりました。泣いても笑っても今年の関東インカレは終わってしまいました。この悔しさをただ悔し涙で終わらせるのではなく、下級生達にはリザルトとしっかりと向き合い、練習内容、部活との付き合い方、一つ一つ丁寧に見直して来年は悔しい今年の結果を超えて欲しいと思います。期待しています。

 

 

最後となりますが、支援してくださったLBの皆様、部員の保護者の皆様、ご指導してくださった皆様、本当にありがとうございました。スナイプチームは蒲郡で開かれる全日本に進みますので最後までご支援とご声援をよろしくお願いいたします。

 

 

東京大学運動会ヨット部 スナイプ 4年 田原 建人

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新たな仲間

2018-09-05 17:06:01 | 通常練習

こんばんは、久しぶりの投稿となります、470スキッパー3年の塚本です。

先週の練習では全個組が若洲でレースしている間に、葉山で少ない艇数ながら練習に励んでいました。これまでは小松さん主導のもと早稲田大学さんとコース練習を繰り返す毎日でしたが、小松さんも早稲田大学さんも全個組もいない中、「さて今日は何の練習をしようか?」と考える1週間となりました。逆に考えると自分たちの練習ができるいい機会になり、みんなモチベーションを高く持って練習できていたのではないかと思います。

 

 

…すいません、今週はあまり多く書くことを思いつかないのですが一つご報告があります。

 

来合宿、東大ヨット部に新しい仲間が加わります。それは470新艇、艇番は4692になります!

 

この新艇は次の秋のインカレ予選から使用される予定ですが、ここまで時間が少ない中なんとか秋インカレに間に合うように準備することができそうです。これはひとえに今回の寄付者である望月様をはじめとするLBの皆様、手続きの融通をきかせていただいた大学の体育チームの方々のおかげであります。この場をかりて感謝申し上げます。この後も本番で結果を出せるようにぬかりなく準備をしていきたいと思います。よろしくお願いします。

新艇が来るに当たって、私は今まで乗っていた4357艇からこの新艇に乗ることとなります。57はずっと乗っていたのでやっぱりなんとなく寂しいですね。バウに水が入ったり、舵が重かったり、何かとボロボロだったり…いろいろと悩まされてきましたが、この57は470というヨットのことをたくさん私に教えてくれました。その経験、知識を今こそ4692に余すことなく活かしていけたらなと思います。そしてまた新たに92がヨットを教えてくれるのでしょう。とても楽しみです!

 

次からは全個組が帰ってきての練習となります。また気持ち新たに練習に励んでいきます。

短くなりますがここまでにします。お読みいただきありがとうございました。

3年 塚本将史

 

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仰秀イタリアワールドブログ12 レース3日目-5日目!

2018-09-03 00:00:04 | 仰秀イタリアワールド
こんにちは、3年トリマーの磯野です。少し遅くなってしまいましたが、レース3日目から最終日の5日目までのレース報告です!

【3日目】
1日目、2日目同様、午後に吹き上がってくる南風の中2レースが実施されました。

前日までのスタートの傾向として、ほとんどの艇がラインから1,2艇身のところをアビームで流し、およそ1分半前から並び始めており、そのアビーム列に入れなかったり並び始めるのが間に合わないとブランケがきつく第一線には入れないという話し合いになりました。

1レース目のスタートは並ぶ際にうまく位置取ることができず、上のスペースを利用してタックしてつけ直すも第一線から1艇身下からのスタートとなりました。

その後のコースはブランケを避けるためにタック回数が多くなってしまった他、上マークのレイラインで内側に入ってしまい、ブランケがきつく落ちていき結局入れず艇団の後ろを切ってつけ直すなど、ビッグフリートでの戦いの難しさを感じました。


2レース目はさらに吹き上がってきたためジブにチェンジ。スタートは30秒前に高かったものの、またしても上のスペースがあったのでタックして巻き直し、ジャストスタートを決めることができました。

それまでのレースではすべて右海面が伸びていたので、右海面の風を掴みにいこうと即タック。スタボで伸ばしてきた艇の前を切ろうとするも怪しくタックを返し、そのまま左海面へ。左海面も角度はかなり良かった(ジブだったということもありますが設定角180°に対して190°近く上れていました)のでそのまま伸ばすことに。しかし左海面は地形の影響で角度が良かっただけで風は右海面の方が強く、順位を落としてしまいました。

LBかつ月光チームメンバーの山本様から、ジブ・ジェノアの選択に関して、風が強い右海面を選択するならば上れるジブを、角度が良いも波のあたる左海面を選択するならば波に強いジェノアを使うというアドバイスをいただきました。


一度後ろを走るとなかなか挽回は難しく、1レース目、2レース目ともにその後のレグで思うように順位を上げることができませんでした。

3日目のリザルトは82-76でした。


【4日目】
4日目と5日目はbad weatherという予報でした。4日目は午前に吹く北風がなかなか落ちないため、いつもの南風を待たず初めて北風の微風でのレースとなりました。

これまでのスタートでは全艇低めだったのですが、微風のこのレースではラインが高くなっていきゼネリコ。U旗が掲揚された次のスタートは、ラインが高く船を止めすぎてしまい、うまくスピードに乗れずまたしても第一線に入ることができませんでした。

1上をかなり下の順位で回航しましたが、比較的自信がある微風でのランニング、1下レグではブローを上手く掴めた他、混戦となっている艇団をうまくかわしてかなり順位をあげましたが、途中で風が無くなりノーレースに。結局APAが掲揚されレースは最終日に持ち越しとなりました。


【5日目】
残された3レースを消化するため、11:00ブリーフィング13:00予告信号だったところ、7:15ブリーフィング8:30予告信号と時間をかなり早めてのレースが予定されました。

8:00頃レース海面に着くと、濃い霧と雷雨のためAPH旗が掲揚されました。ハーバーに戻る途中、エンジンが止まるトラブルが発生。ロッキングなどでなんとか戻ると着艇した瞬間AP旗が降下。日本の社会人チームダボハゼに曳航してもらいレース海面に戻るも、どたばたしている間にレースが始まりました。

強い北風の中のレースで、ランニングではブローチングしている艇を目の前で何艇も見ました。後から聞いた話によると33knot入っていたとか。

1下マーク回航では前後の艇に競り勝ち、その後の2上では右に伸ばしていい場所でヘダーブローを掴んでタック、といい流れになっていましたが、ここでトラブルが発生してしまいました。グースネックがねじ曲がりブームが外れそうになっていました。どうやらグースネックのピンが飛んでしまい引き起こされたようです。

苦渋の判断でしたが、強風の中セーリングを続け事故に繋がることを恐れ、リタイアすることにしました。急いでハーバーバックをして修理して再度出艇するも、結局3レース目にも間に合わず、最終日は結果的に全て文字をつけてしまうこととなりました。


レースレポートは以上となります。総括などはまた別ブログでアップしようと思います!


最後に、僕たちが写っている写真をいくつか紹介しようと思います!


1日目1レース目のフィニッシュ


3日目上回航


4日目1下






度アップがあったのですがなぜかにやけちゃってました(笑)


東京大学運動会ヨット部
3年 磯野洋佑

次は4年ヘルムスマン工藤さんです!お楽しみに!
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1年八景練を終えて

2018-08-31 16:45:02 | 通常練習

こんにちは。1年マネージャーの菅野です。

色白だけが取り柄だった私にとって人生初のビーサン焼けに頭を悩ませています。足の甲って焼けるんですね。ビーサン以外のサンダルを履くと目立ってしょうがないです…。

私の日焼け事情などはさておき、長いようで短かった夏の週5での八景1年練習が終わりました。1年生にとって、初めての長期合宿でしたが、大きな怪我等なく無事に終えることができ安心しています。

山中寮派遣や部バイトなどがあり、合宿期間中に1年全員そろうことは叶いませんでしたが、5月から始まった毎週末の八景1年練の総括として、ホッパーレースを行いました。レースの結果詳細に関しては、ホッパーレース報告の記事をご覧下さい。以下所感です。

チームごとに艤装しているときから普段の練習のときの目つきとは違うなと感じました。それぞれチームごとにひそひそと戦略を練ったり、即席で風見をつけたり、勝つ為にどうしたら良いかを考えて行動する様子はとてもたくましかったです…‼︎

また、10レース行うことができた合宿最終日のミーティングは1時間半以上に及び非常に白熱したものでありました。普段ミーティングで自ら発言したり質問したりするのをあまりみたことがなかった人も積極的にコミットしていて、本当に楽しい練習だったのだなと思いました。

出艇できない日も、レースを経験したからか陸シュミに一層力が入っていました。それぞれが葉山練で上級生から学んできたことを共有しあっている様子からは今までにないチームワークを感じました。

レースを実際に行ったことでスタートを切る難しさやレースに関する知識不足などを実感したとともに、普段の練習ではわからなかったヨットレースの楽しさ、戦うことの難しさを身をもって感じることができ、充実した合宿になったのではないでしょうか。

クラス分け希望調査も終わり、1年練習がもうないと思うと一抹の寂しさを覚えますが、それぞれのチームで多くのことを学んでいくであろう同期の成長と活躍が楽しみです。今後とも1年生へのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します!


(横川に陸シュミの動画を撮ってもらう木村)


(ホッパーレース優勝チーム!景品はシャックルキー!)

これから、1年はオフ期間を1週間程挟んだあと、9月6日から葉山での練習に合流します。
1年から4年まで全員で行う合宿は初めてであり、これまでの1年練とは全く違う雰囲気での合宿になると思います。立秋が過ぎましたが、厳しい暑さが続いています。今合宿では普段の土日合宿に比べて全体的に食欲が落ちているように感じたので少し心配です。体調には十分に気をつけて乗り切ってほしいです。食事面でのサポートに一層力を入れていきます‼︎


たまにはマネージャー目線でプレーヤーの様子をお伝えできたら…と、筆を執ってみた次第です。長文にお付き合い頂きありがとうございました!


1年 マネージャー 菅野涼音



P.S.
自己紹介ブログにて、ヨット部に入った明確な理由が見つけられないと書きましたが、見つけました。単純明快です。「好きだから」です。
ヨットが好きです。海上で頑張る先輩や同期が好きです。いつも一生懸命で笑顔を絶やさない先輩マネのみなさんが好きです。なかなか好きという感情を態度や表情に出すのが苦手な性分なので、文章にしてしまいました。小っ恥ずかしいですね笑
まだ、入部して半年も経っておりませんが、マネージャーという立場でもっと出来ることはないのかと悩むことも多いです…。
ヨットに乗る時間で揉める(?)同期の貪欲さにわたしも負けず、多くのことを学び、部に還元できるようがんばります。
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仰秀イタリアワールドブログ11 レース2日目!

2018-08-29 23:36:42 | 仰秀イタリアワールド

仰秀2年の齋藤です!

28日はレース2日目でした!
初日のアクシデントから気を取り直し、少しでも良い順位を取ろうと試行錯誤を重ねました。

レースは全2レースが行われました。
1レース目は昨日の反省から慎重にスタートを切ったため、結果的に出遅れる形となってしまいましたが、2レース目には第一線からのスタートを決めることができました。
アップウィンドでは、100艇近いビッグフリートの中で常にブランケットを走らなくてはいけず、1,2レースとも有利な右海面に出ようとするも他艇に阻まれ、苦戦しました。
リザルトは第1レースが77位、第2レースが75位でした。

今回の世界選手権はJ/24レース史上でも最大規模のビッグフリートであり、常に船で周りが混み合っていることが印象的です。特にスタート時、マーク回航時はその程度が激しく、何度もタックしなくてはいけず、理想を実現することができません。そのためレース中の周囲の状況は普段のフリートレースとは全く異なりますが、だからこそこれまで練習してきた基本をもとに、しっかりとレースに臨みたいと思います。ご声援、よろしくお願いします。

次のブログは、3年磯野さんがお送りします!
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