東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

2021/11/05 全日本前最終レース

2021年11月06日 17時33分00秒 | 通常練習

 いつもお世話になっております。仰秀3年の萩原です。来週日曜日、全日本前最後のレースを迎えます。

 前回のレースでは仰秀は目標の4位を安定して保てた一方、上位3艇との高い壁を痛感しました。月光、ダイアナ、だぼはぜの上位3艇と1上まで競えたのが4レース中、1レースのみ。ダイアナにはその1レースでも上レグで上突破されてしまいました。それだけ上位3艇との壁は高かったです。
 
 ただ全日本で目標の5位を取るにはその3艇と競っていかなければなりません。全日本では上位3艇に加えて、シエスタ2艇とFoxが出場します。自分たちより上位と予想される艇が最低でも6艇もいます。それだけ強敵に恵まれています。自分たちの今の実力からして全日本5位は全く余裕などありません。ミスなどしている場合ではありません。全て完璧でやっとなんとか5位に食い込みうります。
 
 そんな難敵だらけの全日本を前に次のレースでは身が引き締まる思いです。全日本初体験が半分を占める中、フリートレース以上を全日本で出せると考えるのは甘すぎます。今回のフリートレースで結果を出すことが極めて大事です。
 
 また、全日本で5位に食い込むために、全日本で満点以上のパフォーマンスを出すためにも、今回のフリートレースでは結果のみならず“ミスをしない。”ことを最重要視します。“ミスをしない”、そんな当たり前を全日本ですることがいかに難しいか。フリートレースにおいて緊張やら不注意やらでやられている場合ではありません。強敵に対して実力で勝つためには、ミスなどしている場合ではありません。今回のフリートレースで“当たり前のことを当たり前にやる”ことを貫徹したいです。
 そんな思いを持って日曜日のフリートレースに臨みたいと思います。是非とも応援お願い致します。
 






蒲郡遠征2日目

2021年11月06日 11時32分45秒 | 遠征ブログ

お世話になっております。2年470クルーの松尾一輝です。

昨日行われた、大会2日目のレースを報告させていただきます。

 

まずは、暫定成績です。

 

個人成績(全72艇)

4791 古橋/齋藤 35(PRP)-73(UFD)-62-35-25-51

4692 調/工藤    58-54-59-31-47-5

4579 鈴木/廣瀬   41-41-24-36-16-60

 

470級総合成績(全24大学)

1位 日本大学 133点

2位 早稲田大学 215点

3位 慶應義塾大学 362点

17位 横浜国立大学 746点

18位 東京大学 753点

19位 東北大学 831点

 

大会2日目、僕はレスキューの上からサポートする機会に恵まれました。

僕は、秋イン予選から陸上でのサポートが中心でした。もちろん電話で先輩たちが良い順位をとったことを知ったときは興奮しましたが、やはりインカレの雰囲気を直接感じたい、先輩たちの走りを海で見たいという思いもありました。このレベルの高い大会を生で見る機会を作ってくれた先輩方に感謝しています。

今回の大会は、トラッキングシステムというGPS機能を用いて、リアルタイムでレースの展開を見ることができます。実際に海上で風を測りながらトラッキングを見ていると、どこで風が振れて順位が変動したのかが経験的に分かるのですごく勉強になりました。

特に最終レース、1上で右海面に大きく振れ、調・工藤ペアが4位回航、そのままの順位を守り切って5位でフィニッシュした時は感動しました。未経験者の3年生で、しかもこの大舞台であんなに前を走る姿を見られたのは、本当に自分たちにとって希望だと思いました。

 

入学した時からコロナ禍で合宿も遠征もなかった自分たちの代ですが、今こうして上級生に蒲郡に連れてきてもらえて本当に良かったと思います。来年の今頃は、自分たちの力で琵琶湖に行けるよう、この大会が終わったら頑張ろうと思います。

 

即席ブログになりましたが、これにて失礼します。

2年 松尾一輝