東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

チーム仰秀

2021年11月29日 22時23分07秒 | j24全日本

お世話になっております。クルーザー班1年の関根佑樹です。

先日行われたJ24全日本選手権の報告をさせていただきます。

この後先輩方の全日本ブログが控えているので自分の感じたことを簡潔にまとめさせていただきます。

今年の全日本選手権は普段練習している小網代での開催ということで地の利を生かせて、かつ普段乗り慣れている仰秀での参加でした。

 

仰秀のメンバーは七人なので一年生は交代交代で乗ることになっており、友成が1日目、自分が2,3日目に乗りました。ありがたいことに1日目はLBの田端さんのmixiが観覧艇として出ており、自分はそれに乗らせていただけることになりました。田端さん、ありがとうございました。友成のブログにリザルトが載っていますが1日目は第1レースが1位、第2レースが2位というフィニッシュでした。第1レースの上回航後に仰秀の青いスピンが2番手に見えた時、「ん、仰秀か?」と半信半疑でしたが、メインセールに大きく「東京大学」と書かれているのをみて大きな歓声をあげたのは忘れられません。さらにその後ではトップフィニッシュをした瞬間が見れてとてもうれしかったです。次は自分が仰秀に乗っている時にトップフィニッシュを果たしたいです。

 

今回の全日本選手権でいちばんに感じたことは艇数の多さゆえのレース展開の面白さです。普段のフリートレースでは(これまで2レガッタしか出たことがありませんが)せいぜい6艇ぐらい。一方、今回の全日本選手権は参加艇数14艇とその2倍以上でした。例年より少ない艇数とはいえ自分にとっては圧倒的大迫力のレースでした。特にスタート前からスタートにかけてのセールのシバーする音、プレイヤーの発する声の多さの賑やかさがとても楽しかったです。また、普段のフリートレースでは味わえないような艇数の多さなので、一艇に対するカバーだけではなく艇団に対するカバーも考えなくてはならなかったり、ミートすることが多いのでそのミートに対してどのような対処をするのかといったタクティクス的な面白さがとてもありました。

 

さて、先週の全日本選手権で4年生は引退です。自分たちがクルーザー班に配属されてから約3か月と短い期間でしたが、ヨットに関する知識を教えてくれることはもちろん、頼れる最上級生としてチームをまとめてくださったことには感謝しかありません。ありがとうございます。自分も中野さんや落合さんのような優しさと厳しさを兼ね備えた頼れる上級生になれるように頑張ります。

 

今週からは新体制ということで自分も、よりクルーザー班の一員としてチームを作り上げなくてはいけないという自覚と責任を持って取り組んでいかなければいけないと思っています。また同時に、自分がこのようにヨット部として活動をしていけているのは自分の家族、先輩や同期といった部員、マネージャー、LBの皆様方、一緒に練習やレースに参加してくださっている社会人チームの皆様方といった自分を支えてくださっている方々のおかげであり、感謝の気持ちでいっぱいです。いつもありがとうございます。

 

今週から早速、新体制になって初の練習が行われました。今年は一からチームを作り上げるメンバーの一員になれるので不安と期待で胸がいっぱいですが、一歩一歩個人としてもチームとしても成長を重ねていけるように頑張ります。

 

今後とも仰秀の応援よろしくお願いいたします。

 

1年クルーザー班 関根佑樹


ヨットの大変さと楽しさを実感した日

2021年11月29日 13時22分00秒 | 通常練習
こんにちは、1年470スキッパーの澤田健太です。

代替わり後、合宿を伴う本格的な練習がスタートしている中、ヨットに乗せてもらえる機会も増え、非常に部活としてのやりがいを感じています。

まずは、ヨット部の合宿生活を支えてくださっているマネージャーの方々に感謝申し上げます。朝早くから作ってくださる味噌汁や、バラエティーに富んだ夕食は疲れた体にしみます。ありがとうございます。

今は上級生クルーと乗って練習しているのですが、先輩の的確な指導のもと、日々上達していくのを感じ、とても楽しいです。

それとと同時に、やはりヨットの操縦の難しさを強く感じています。レスキューから見るとわかりやすい船の位置や角度も、自分がヨットに乗っていると上手く把握できません。また、手元の動作を意識するあまり、周囲の景色や状況を見れていないことが多いです。上級生スキッパーの艇と走り合わせなどすると、差は歴然としています。まだ全然ヨットに慣れているとは言えないくらいの実力しかないことが歯痒いです。

部内には本当に上手な先輩方がいらっしゃるので、そういった方々から知識、技術をどんどん吸収して早く上達できるよう頑張ります。

これからの冬の季節、ヨットに乗る身としては厳しい環境ですが、安全第一で楽しく真剣にヨットに取り組み、早く初心者を卒業できるよう努力していきます。