東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

新入生自己紹介2021 part7 大野一帆

2021年07月02日 21時22分51秒 | 新入生自己紹介

ほのかちゃん、素敵なパスをありがとう。

はじめまして、早稲田高校卒の文科三類一年の大野一帆です。体重は70キロです。

地元は吉祥寺で、もう皆さんは吉祥寺の魅力について既習だと思いますので、地元自慢は割愛させていただきます。
すみません、少しイキッてしまいました。

最近のヨットの趣味は、同期と乗る際にそれっぽく「あと5秒でブロー入るよ」とか言い玄人ぶることですが、先日同期に嘘だと見破られてしまいちょっとショックです。

では本題のヨット部入部の経緯についてお話しします。

お気づきかもしれませんが、自分の名前は一帆で文字通りヨットが由来です。自分はそんなヨットへの運命的な導きに身を任せていたところ、気づいたら入部していました。

こんな理由だったらメチャクチャかっこいいのですが、、、

自分は小中高と10年ほど剣道を続けており、部長も務めておりました。ですので、当然大学剣道部に入る予定で、仮入部もしていました。
 そんな時に、高校同期にヨット部の新歓に誘われ、参加しました。
 衝撃的でした。海を走る感覚も勿論ですが、スナイプに乗せていただいた際、同姓の大野先輩と言うかっこいい先輩がいらっしゃったのです。
 それだけではありません。体重を聞かれた際、いままでは「BMI25超えてね笑笑」「デブすぎぃ!」という反応しかされませんでしたが、大野先輩や他の先輩方は「将来有望だな!」などとお褒めくださいました。その瞬間、僕の満たされたことのなかった自己肯定感がMAXになり、わがままボディと自己認識していた体は、伝説のスナイプクルーという称号を得て、浮かれた自分はその日に入部を決めてしまいました。

以上が入部の経緯となります。

高校剣道部では総部員40名強の中、なぜか自分の代だけ1人だったため、同期のいる環境が嬉しく、一生大事にしたいと思えるくらい最高の仲間やかっこよく優しい先輩方、LBの先輩方とヨットができてとても幸せです。皆様ありがとうございます。
伝説のスナイプクルーになり、インカレで優勝するという目標に対し、スタボレイラインにのせ、bestVMGでアプローチしていきたいと思います。失礼しました。

これからもどうぞよろしくお願いします!

次は、素敵な笑顔と美味しいご飯で自分らをサポートしてくれるマネージャーの川野亜鼓ちゃんです!
どうぞ!


"夜に駆ける"のEnglish Ver.が天才すぎる

2021年07月02日 11時42分00秒 | 通常練習

お世話になっております。3年470スキッパーの高原諒です。


先週の練習について振り返っていきます。先週は小網代で小規模新勧を行いつつ、新勧に携わらない人は八景島で練習をしておりました。2年生の入学式(約14ヶ月遅れ)もあり、八景島での練習は自主練習のような人数でイレギュラーな週でした。


ゴールデンウィーク頃から試乗会も思うようにできず、なかなか入部に踏み切れない新入生もいたようで、試乗会が終わって3人入部を決めてくれました。


そして、なんと部員が総勢60人となりました!!!


これで新勧活動もひと段落して、これからヨット部は新入生ホッパー練習とインカレに向けた練習に注力していくことになります。

 


さて今週の練習についてですが、両日非常に微風で、ハーネスはクルーの腹巻としてしか仕事してくれませんでした。


土曜日は上級生艇を4艇出し、少しいいセールを使って早稲田や法政、横国との合同コース練習に臨みましたが、風に恵まれず1レースしかできませんでした。


僕はその上げ潮のスタートで止まろうとバックしたときにボートの制御がうまくできず、ケースを起こし、すこぶるもったいないことをしてしまいました。毎練習しっかり目標立てて、集中して練習しようとするのですが、練習終わりでの電車でいつも、得られたこと少ないじゃないか、と反省してしまいます。時間は有限で、気持ちいい風が吹く時間なんてほんのちょっとしかないんだと、思ってるのの120%は心に留めておく必要があります。


週末の練習では限りがあるので、平日の自主練習に参加してやろうと思っていたのですが、今週は2日とも強風&大雨で中止になってしまいました。梅雨の時期は梅雨前線の位置が少し変わるだけで風速が大きく変わったり、雨が降ったり降らなかったりします。


最近気象庁が線状降水帯の情報を出すようになったことは知ってる人が多いんじゃないかと思います。先日も主に梅雨前線の影響で伊豆諸島に出されていました。僕はテレビで新しい言葉を聞いたときにちょっと調べたりすることが多いんですが、この線状降水帯の予測はマジで難しいらしいです。線状降水帯は簡単にいうと積乱雲が列になってるもので、ゲリラ豪雨が通常よりも広範囲で長く続くものです。積乱雲のもととなる水蒸気は見えないし、遠い東シナ海で発生することが多いのでなかなか観測が難しく、今回気象庁は水蒸気観測船を東シナ会に派遣して初めて線状降水帯の情報が出せるようになりました。広島や熊本の豪雨災害を活かした着実な進歩を感じます。


めちゃくちゃ話が脱線しました。用は練習できる時間を本当に大事にしようという話です。

 


そして土日一艇ずつ470に新入生を乗せて、クラス決めの材料にしてもらっています。


これ毎年先輩が1年生に言ってるやつな気がするんですが、今年の新入生もヨットに対する理解が凄まじい!


例えばメインシートが少し短いホッパーがあって、ランニングでブームが90度出ないやつがあるんですけど、それに乗ったホッパー歴2日くらいの新入生が、ちょっと上り目で走ってジャイブ挟んだ方が結局早く着くなっていうのを発見していたり。


ヘルムについて質問してきた子が聞き上手だったのもあって、僕が楽しくなって、ヒールトリムの他にもジブがメインに対してパワーが強いとリーヘルムが強くなるから、ジブリーダーの調節が大事なんやって話をしたら、半分くらい理解してそうな顔をされたり。


こんな感じで東大ヨット部は2年後3年後もっと強くなりそうです。


いつものことですがブログが長くなりました。


最後に、練習に高頻度でお越しくださるLB様、船の購入や新合宿所に協力してくださるLB様はじめ、多くの方が応援して下さり本当に感謝しています。ありがとうございます。

 


3年470スキッパー 高原諒



新入生自己紹介2021 part6 今川穂乃香

2021年07月02日 06時43分28秒 | 新入生自己紹介

初めまして、東京大学1年理科二類の今川穂乃香です。
 
出身は東京で、中学高校は神奈川県の溝の口にある、洗足学園に通っていました。
中学では全国で唯一のスカッシュ部に所属し、中1の時、全員が初心者で始められる、と言うことが理由で入部しました。(これは今回ヨット部に入った理由とも被っています。中1と今で思考回路が変わってないのが少し悲しいところです、、、)
高校ではスカッシュ部をやめ、中学のころから兼部していた模擬国連同好会に全力を注いでいました。模擬国連とはランダムに割り振られた国の立場になって国際問題の解決策を考える、というだいぶ真面目な部活です。
高2では部長をやるほど模擬国連が好きでしたが、友達がスポーツに勤しんで青春してる姿を見て、羨ましくなり、大学では絶対に運動部に入ろう、と決心していました。
 
それでは本題のヨット部に入部した経緯を書きたいと思います。
 
上記の通り、元々運動部に入ろうと思っていて、みんなが初心者のスポーツをやろうと思っていました。そこで東大への入学が決まってすぐに運動部の一覧を見ていて、ヨット部が目に止まった理由は海が好きだからです。毎週末大好きな海に行ける、というだけでワクワクしました。(試乗会の申し込みが始まってすぐに第一回への申し込みをしたほどです。)
そしていざ試乗会に参加した日の、あの「めちゃくちゃ楽しかった!!!」という感覚は今でも忘れません。ヨットに乗ってハイクアウトをして海をスレスレで通った時の爽快感は刺激的でした。また、新歓の企画として葉山散策をした際には部員の方々が本当に優しくて、どっちが先輩なのかわからないほど仲が良さそうでした。
そんな部の雰囲気の良さや海への愛からたったの1日でそれまで少し入部を考えていた弓道部のことは忘れ去り、完全にヨット部への入部を決めていました。
 
結局私は唯一の女子プレイヤーとなってしましたが(少し前まで女子校にどっぷり浸かってたためいきなり男子校に来たみたいで多少寂しいと思うこともありますが)、男子にも負けずに4年間頑張って行きたいと思いますのでこれからよろしくお願いいたします。
 
次は1年のムードメーカーで早々にもやらかしてしまったことがありますが(笑)、根は本当に真面目で優しい大野一帆(通称:おかず)君です!