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東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

はじめてのレース

2025年03月26日 23時36分42秒 | 通常練習

お世話になっております。新二年470クルーの野口と申します。先クールの振り返りをさせていただきます。

木曜日は午前はいつも通りの練習を行い、午後から早稲田のコース連に混ざりました。この日はじめて同期で初心者の下村と乗せてもらいました。バカ遅かったけどバカ楽しかったです。コース連が始まると、絶対船ぶつけるなよとレスキューから念を押され始まった1レース目、スタートの瞬間に上を向いて止まり、見かねたレスキューに僕は即回収されてしまいました。んにょ。

金曜日は11時着艇からの安全講習会でした。椅子の座り心地が良かったです。その後は新二年だけ横国の合宿所にて東大、東北大、横国の3校のレセプションがありました。横国にはウエットを干すラックが大量にあり、中には二段ベッドがあってうらやましかったです。大の司会によるナイスなつかみで始まったレセプションでは、ピザを貪り食って、食べるものがなくなったら2分に一度隣の下村と目を合わせてにちゃぁと笑うのを繰り返していたらレセプションが終わってしまいました。反省。準備をしてくれた大と井出ありがとう。

土曜日。六大学戦初日。朝から強風でapが続きついには本日のレースは中止となってしまいました。なので午後艇数を絞って東大と東北大でラウンディング練習をしました。この時は風はそこまでだったのですが何より波が高く、出艇してすぐのピンダウンからのピンアップからのピンアップで酔いは最高潮に達し、モノがこみ上げるたびに喉を締めて耐えました。

日曜日。六大学戦が始まりました。僕は1レース目にゆうたさんと19で出させていただきました。ビブスが余っていたので着させてもらって出艇しました。初めてビブスを着れたうれしさからかアガってしまい、最初本部船に挨拶をしたあと潮を測ろうとスポンジを投げたら本部船のスターンに乗っかってマジで焦りました。すみませんでした。レースが始まり1上まではゆうたさんのコース引きによりいい感じだったのですが、リーチングホイストに手間取ってしまい一気に順位を落としてしまいました。結果は22位で、あの時ミスっていなかったら10位代には入れていたと思うと悔しいです。練習あるのみです。レースに出させてくれたゆうたさんと槙枝さんと本部船で頑張ってくれた下村に感謝。

眠いのでここらへんで失礼します。

 


逗子葉山の空が好き

2025年03月26日 00時36分00秒 | 通常練習


お世話になっております。新3年マネージャーの久保田莉菜です。




最近は春の訪れを感じさせる温かい日差しや、柔らかな空気に癒される一方で、花粉の猛威に悩まされています。さらに黄砂まで飛来しているようで、来クールもマスクが欠かせない日々が続きそうです…。





3月初旬に行われた東大留学では、京都大学体育会ヨット部から11名のプレイヤーと1名のマネージャーが来てくれました。七大戦などで顔を合わせる機会はありましたが、ここまでじっくりと交流するのは初めてで、とても有意義な時間となりました。お互いの活動について話す中で、マネージャーという役職の幅広さや、組織ごとの運営方針の違いについて考えさせられる場面が多くありました。また、一緒にレスキューに乗ったり、陸で食事を作ったりする中で、京大のマネージャーが「海マネ」としての役割に強い意欲を持っていることを実感しました。お互いの強みを学び合いながら、より良いマネージャーの在り方を模索していきたいですね。京大ヨット部の皆様、ありがとうございました。




さて、ここで突然最近の私の必需品を紹介したいと思います。それはホットアイマスクです。春合宿の初めに、後輩マネージャーが差し入れてくれたことをきっかけに、その心地よさにすっかり魅了されてしまいました。目元がじんわり温められるだけで、合宿所でも驚くほどスッと眠りにつくことができます。花粉症で寝苦しい夜も、このホットアイマスクたちのおかげで乗り越えられました。合宿所では、自宅に比べて寝具の快適さがどうしても劣るため、少しでも睡眠の質を向上させる工夫が必要です。その点でこのアイマスクはまさに救世主でした。あまりの快適さにこれなしでは眠れない体になってないか、少し心配です。春合宿も残り2クール、どんな環境でも質の良い睡眠を取れるよう、頑張って脱ホットアイマスクを進めたいものです。


長い合宿生活ではこのような新しい発見や学び、思いがけない悩みが日々生まれてきます。そんな日々も楽しみつつ、新しい発見を大切にしながら春合宿を最後まで全力で取り組んでいきたいと思います。

久保田莉菜

In case I don’t see ya….

2025年03月25日 17時29分41秒 | ありがとう仰秀Ⅵ

仰秀Ⅵへ

初めて仰秀に乗ったのは2023年のの4月30日、試乗会日程の終盤でした。

当初ヨット部に入る気など毛頭なかった自分はヨットという乗り物の、風と波をきる音と、その大きな胴体を、たった数人が細いロープを手繰ることによって進ませている光景に爽快感と高揚感を覚えました。2回目に仰秀に乗るまで時間は空きませんでした。5月も終盤。未だ部活を決めかねていた自分は、クラスの級友だったアラタクと共に仰秀にのりに行きました。風が吹いていました、前よりも。その日の強烈な印象は恐怖。仰秀が揺れ始めすぐに船の動きは両タッグへの往復運動から一方方向への強いヒールへと変化し、ついにスピンセールが水面へ着水したタイミングでデッキで体勢を低くしていた自分はライフラインの下から真っ逆さまに海面へと落ちていきました。頭から垂直に落ちた自分の足はシートが絡んでいて数秒間、頭が海上に出せなかったのを覚えています。やっと足に絡まるシートを振り解いた自分は船底を潜りキールにぶつかりながらも反対タッグからやっとこさ浮上することができました。たまたま垂れていたスピンシートを無我夢中で掴み、なんとか先輩に引き上げてもらった、これがことの顛末です。ヨットという乗り物の素晴らしさと同時に、人が自然を利して動かす巨体が時に途轍もない力をはらみ、操る人力の範疇を超え、あるままの自然の元に晒されうる脅威とそれが故のより一層の興味深さを思った、仰秀に教えられた体験でした。今から考えるとそう思います。当時はそこまで輪郭を持った意識ではなかったけれど、当時はその後の仰秀の先輩方の自分を気遣ってくれた優しさに入部を決めたのを覚えています。

 

入部して1ヶ月半は仰秀に乗る機会は実はなかったと記憶しています。八景での同期との時間が楽しかった。7月の頭ごろ、やっと仰秀の練習に参加しました。その時の海上での記憶はあまりありません。夜アラタクと仰秀で眠ることを画策しました。梅さんから寝袋とビスケットを貰い受けて2人で暗い小網代湾にテンダーを漕ぎ出し、アラタクがバウに自分がスタンに寝袋を敷き2人で一晩の船上シェアハウス生活を体験しました。多分、仰秀で眠ったのは自分とアラタクが最後なんじゃないかな。

 

6月の後半になり、班決めの話が話題に上がり始めた頃、「クルーザーもありかな」と言っていた太智を除いて、同期に「クルーザー班に行く」と言った人は当初いませんでした。その時も僕はあまりどちらがいいと言った気持ちはなく。船は仰秀にも惹かれるけど、同期と離れたくもない。ただ、同期と話をすると新歓でのブローチング事件の噂は意外にも新入生の間でも話題になっており、「怖いよね」というような反応を耳にするようになりました。それを聞くたびに仰秀とチームの秀さん・関根さん・友成さん・源さんの顔が浮かび申し訳ないなという思いが強くなり、最終的にクルーザー班の先輩方の人がらに惹かれる形で小網代行きを決めました。

 

8月に小網代にきて練習が始まりました。仰秀に配属されてからの練習は楽しいものでした。動作に没頭する毎日。段々、1年生だった自分にも仰秀への愛着が生まれてきました。暑い日々でしたが、仰秀が走ると風が涼しく感じるし風がない時は海に飛び込んで泳ぎました。毎日心の中でおはようと言って仰秀にのり、解装が終わると仰秀にまた明日と言って明日を待つ。そんな合宿生活に慣れてきた頃でした。

 

それから11月の全日本までは一瞬でした。10月に行った初めての船底作業。笑い事ですが、正直しんどい作業でした。上架された仰秀のブルーに染め上げられたハルに全員で何時間も何日もヤスリを当て続け、紙ヤスリの番数も80番から始まり何枚ものヤスリが粉々になりました。ブルーの船底塗料がなくなり始めたと思えば、灰色のプライマー層が下から現れ、再びのやすり作業が始まる。ヤスリで落ちた塗料の粉からできた青い水滴が身体中に垂れて全身アバターのようなブルーになりつつもやすりを続けて1ヶ月、いい加減、仰秀に愛想をつかしたくなるような頃にやっと仰秀の真っ白なハルが浮かび上がりました。

 

その船底作業の効果は絶大でした。関東選手権から考えれば考えられないようなボートスピードを全日本選手権で見せつけた仰秀。「こいつこんなに早かったのか。」と。いつもフリートで月光やダイアナと比べてずんぐりして見えた仰秀の意外な勇姿に驚きを覚えました。このレースでクルーザー班は6年ぶりの世界選手権出場を決めました。レース後引退するヒデさんが「仰秀ってさ、ツンデレで可愛いやつなんだよ、1年に一回磨いてやると喜んで走るんだ、僕と同い年、ヨットとしては他の船よりうんと年老いてるはずなんだけど、でもこいつは走るんだよ、ものすごく」と仰秀のウィンチを愛おしそうに撫でていました。

 

初めての全日本が終わり、仰秀に新たに船底塗料を塗り直した時、ハルのバウ付近に小さい文字らしい傷を見つけました。よく見ると「松山」と刻まれていました。何度も船底作業が行われ、やすられてきたはずのハルに残るほど深く刻まれた「松山」の文字、仰秀監督の松山さんが7年前の引退時に残したものでした。他にも探すと細かい部分に歴代先輩方の名前がカッコよく刻まれていました。

 

代替わりしてすぐごろ、世界選手権の壮行会が開かれました。歴代の仰秀LBが集い、話に花が咲きました。話は現役時代の思い出話に。仰秀6世が購入された当初、平日に毎日小網代にこもってマストチューニングをしていたクリハラさんの話。そのチューニングが今も変わらずチューニングのベースになっていました。現在月光に所属する宮本さんが現役の時に仰秀チームが月光を破って関東選手権で優勝した話。全日本選手権の第1レースで仰秀がトップフィニッシュした話。往年の先輩方の現役時代の話に勇気づけられました。

 

雨が多かった2024年の春合宿を耐え抜いて自分は2年生になっていました。新歓活動が始まり、明日から小網代試乗会が始まるという日。その日は入学式でした。自主練をしようと小網代に前日から前入りしたのは源さんと太智と僕の3人。今日は舵を持ったりセールトリムができる!と意気揚々に3人で出艇しました。その日も3人で出るにはギリギリと言えるような風速の風が吹いていました。体重が足りなくてかなりリグを入れました。急に途轍もない物音がバウの方から聞こえてきました。一瞬の静寂の後、源さんの「ヤバイ」という叫び声とともにバウを見るとサイドステイのチェーンプレートが抜け、マストが左右に揺れていました。源さんが急いでエンジンを引っ張り出し、大智は監督陣に緊急連絡を入れ、自分は揺れるマストを見上げながらマストの根元を支えました。なんとか無事にシーボニアに緊急ドッグインし、3人とも難を逃れました。無残な姿の仰秀に呆然としながら源さんは「ごめんな、仰秀」と呟き、自分はハルを撫でながらふと我にかえり、翌日に迫った小網代試乗会の対応に迫られていることを認識し輪をかけて呆然としました。

 

それから長い長い仰秀6世の修繕作業が始まりました。練習が行えない期間が続き、そんな状況の中で船齢25年を迎えようとしていた仰秀6世に代わる7世の購入の話が舞い込んできたのは6月ごろでした。今回の故障も経年劣化が主な原因でサイドステイを修繕しても今後何があってもおかしくない。四半世紀の愛艇の放棄が決まった瞬間でした。

 

そして、今週2025年3月22日、仰秀6世と別れるべき日を迎えました。できる限り自分達の手で送りたい、という思いから船上のほとんどの部品をメンバー総出で取り外しました。往年の仰秀戦士も仰秀の見送りに駆けつけてくださいました。各々が思い思いにハルを撫でる姿が印象的でした。工藤さん、田原さん、金沢さん、磯野さん、春日さん、斉藤さん、永田さん、中野さん、萩原さん、美緒さん、カホさん、関根さん、ズーマーさん、それぞれの仰秀6世の思い出がいつまでも特別なものでありますように。

 

僕自身にとって仰秀6世がどのような存在かという問への答えは難しいです。実はあまり仰秀がなくなるという実感がいまだに湧いていません。でも、僕にとってだってやっぱり仰秀Ⅵはすごく大好きな船であることには変わりないんです。ツンデレで磨いてあげると喜んで走る船。たまに拗ねてノロノロ走る時もあるけれど、本当はものすごく速い船。そんな船だからこそ愛されてきた船なんです。いつまでも誰にとっても記憶の中で、思い出の中で特別な愛艇であり続けますように。いつまでも仰秀Ⅵが心の中でおはよう、また明日と言いつづけられる僕自身の愛艇でありますように。

 

 

Good morning ,and in case I don’t see you, good afternoon, good evening, and good night.

Gyosyu Ⅵ, my love.

 

 

仰秀チーム3年

木藤大和


"春"にむけて

2025年03月19日 22時19分56秒 | 通常練習

お久しぶりです。

3年の林です。フリートがある時にブログが回ってくることが多いのですよね(^^;;

また、今クールはフリート振り返りに自己反省レポート、他にもしたためる必要のある文章もあり、、、なんだか余裕のない時にあたってしまいました…

ということで早々と先クールの振り返りをしたいと思います(エッホ エッホ)

前クールは第1回470関東フリートが開催されました。

また、個人的ハイライトとして、歴代最高と言っても過言ではない、素晴らしいマネ飯メニューが新しく登場いたしました。バターチキンカレーです。

↑こういう料理の上とかに乗ってる少量の生クリームって特別感があってすごく美味しく感じますよね。若干少ないもどかしい量がいいです。

さて、前クールの活動内容ですが、470は土日のフリート日以外のほとんどを整備に当てていました。上のカレーで言うと、生クリーム部分が今回の海上練習量で、カレー部分が整備量に相当しますかね。

ヨットは料理と違うのでクリーム部分(海での練習)が流石に少な過ぎて美味しく感じない人がほとんどのように見えました。雰囲気もだいぶピリッとしていてスパイシーでしたね。

とはいえ、この整備の3日間は確実に大切な時間だったと思います。

各艇を見直し、これまで積み重ねてきた怠慢、見て見ぬふり、そして「次でいいか」と先送りにしてきた“整備の赤字”を清算する3日間でした。まさにパンドラの箱を開けたような感じです。箱を開けてみると、多くの艇で累積した不具合が見つかり、それを一つ一つ片付けていくうちに、あっという間に3日が過ぎていきました。

マイナスから1にするのってすごく大変なんだなあと思いました。1ができてしまえばそこからの10や100はそれほどの労力は裂きません。なぜなら1という基盤があるから。(なんかこんな話ビジネスでありますよね、うる覚えですが)

代替わり後、根本からの見直しが多く入りマイナスから1にするフェーズが増えたことで、コツコツ地道で大きい労力が必要な状況が増えている気がします。確かに大変なことだけど、100をつくるために確固たる1を作るのには、すべて必要な段階だと思っています。

これは、今の練習の現状にも言えることな気がします。今は最後の100に向けてまだ、確固たる1を作るために基礎を固めるところです。今フリートは、基礎の1ができているか改めて確認する機会だったと思いますが、個人的にまだまだマイナスのところが見つかりました。

土曜日は計3レース行われましたが、日曜日は南岸低気圧による雨と強風のためレースは無くなってしまいました。

以下にフリートのリザルトを掲載します。

21位4319 松本(4)/槇枝(4) 13-5-(18) 合計18点

31位 4791 林(3)/相川(3) 10-(20)-14 合計24点

41位 4692 大下(3)/秋田(4) 17-14-(25) 合計31点

42位 4579 太田(2)/山本(3) UFD-16-1 合計32点

49位 4452 北村(4)/能登谷(3) 20-22-(28) 合計42点

50位 4829 木村(3)/西間(4) 18-26-(27) 合計44点

63位 4303 下村(2)/五熊(4) 26-(32)-29 合計55点

91は同じことをしても他の船に比べてとっても速い船でした。コースと船というバフがあっただけで、個人的にはたくさん課題点が見つかりました。

もっとも〜っと(🎵🎹)練習しなきゃなあ、練習する時に頭はたらかさなきゃなあ、と思いました。

今はまだ蝶々でいうと蛹の時期です。これからさらに暖かい季節が来て、新入生も入ってきて、本物の春が来ます。

蛹から羽化できるように、羽ばたけるように春に向けてさらに精進したいと思います。

ॱ⋅.˳˳.⋅˙ॱᐧ.˳˳.⋅ઇଓ

 

春合宿もあと少しですが頑張っていきましょう。

おやすみなさい

 

ପଓ *´¨`*.¸¸.☆


アッ⤴︎パー⤵︎

2025年03月19日 20時46分47秒 | 通常練習

お世話になっております。クルーザー班新2年小川です。

 

 

今クールは予定されていたフリートレースが荒天でなくなってしまい、練習と仰秀廃棄に向けた準備をしていました。ブロック類もハッチも全部剥ぎ取られたすっぽんぽんの仰秀をみると寂しさを感じます。どこか海の上で燃やして沈めることにならないように、しっかり廃棄の準備を進めております。

 

春合宿ももう残りわずか。春合宿を振り返ってみるとレースや他校との交流の機会に恵まれていて、総合的に学びも熱も多い時間でした。レースで起こった光景はミスでも良かったことでも不思議と脳裏にかなりこびりついてます。

 

以前監督の松山さんに指導していただいた時、「小川がバウマンやる意味」と仰っていました。ただミス無くポール付け替えたりするだけなら練習したら誰でもできるようになります。自分がバウマンでいることでミスを減らしていくのはもちろん、少しでも船の上でプラスになるようなものを残りの合宿期間で模索し続けていきます。

 

今年の7月、仰秀はポーランドで行われるU23のマッチレースの世界大会に出場のチャンスを獲得することになりました。2年連続で世界の舞台で仲間と戦えること、誇りに思うと共に平素よりお世話になっている方々への感謝の念が尽きません。ありがとうございます。精一杯邁進してまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。


タッ⤴︎パー⤵︎

2025年03月18日 23時57分29秒 | 通常練習

タイトルは最近部内で流行っている(はずの)言葉です。意味はありません。

 

お世話になっております。

2年SNIPESKIPPERの大橋です。ヨット部のぞき見LINEとfacebookとブログの投稿が一気にきましたね。

ご勘弁。

では、春合宿第6クールの振り返りをしましょう。

 

今クールでは関東フリートが行われました。土曜日はノーレース含む計3レースが行われましたが、日曜日は強風のためレースが行われませんでした。リザルトは以下の通りです。

 

27 31741 平井(3)/下村(3) 75-15

合計90

32 31418 市毛(4)/向田(2) 75-21

合計96

43 31494 杉山(3)/三上(4) 75-39

合計114

47 31070 西尾(コーチ)/藤本(3) 75-44

合計119

5831308 遠藤(4)/スミス(2) 75-57

合計132

59 31583 島瀬(3)/高畑(3) 75-58

合計133

65 30785大橋(2)/大野(LB R5) 75-75合計150

65 30736 浅田(2)/荒井(3) 75-75

合計150

 

自分を含む2年生にとっては初めてのフリートでした。悔しいことに、2年スキッパー艇はDon’t finish 界隈となってしまいましたが、とても良い体験になりました。次のレースでは順位が数字になるように頑張りたいです。

 

チームとしてのリザルトの良し悪しについてはあまりわからないので、個人的な振り返りをしちゃいたいと思います。

スタート、セーリング、動作から何まで全てのレベルが低すぎました。まだまだ日々の鍛錬が必要でありんす。しかし、ごくたまに「今走れとるかも」と思えるときがありました。これ成長です。この時間をもっと伸ばしていきたいです。

 

今回のレースでは、LBの大野さん(R5卒)がわざわざ僕のクルーをやってくださいました。レース中からそれ以外の時間まで全力で取り組んでくださり、様々なことを教えてくださいました。本当にありがとうごさいました。

 

初めてのフリートで始まる前はけっこう緊張していましたが、とても楽しかったし、勉強にもなって良い経験になりました。春合宿もあと残りわずか、頑張っていきやしゃう。

 

 

p.s. 淡白なブログになってしまったので、今クールのカワイイ同期たちの写真たちをのっけときます。

 

 

 

 

餌付けされるスミス

 

 

 

 

すずけんさんの弟子となり、いでけんさん(〇〇けんさん)になった人

 

 

 

 

 

引っ越し業者


一勝の重み

2025年03月13日 00時25分08秒 | 通常練習

いつもお世話になっております。クルーザー班新2年の髙田智彰です。

気付いたら3月も中盤になっており、春合宿もあと3クールとなってしまいました。一週間おきに何かしらのイベントがありとても充実した春休みを過ごせています。

ANIORU'S CUPと学生マッチが終わり、残すところ第六クールのフリートレースのみがレース機会となってしまいました。書いている時点でその日のコンディションは非常に悪く、せめて雨だけでもやんでくれないかと思っていますが、果たしてどうなってしまうのでしょうか。

ANIORU'S CUPの振り返りは大和さんのブログが非常によくまとまっていて、あれが全てであったと思われるので、私は前クールにあった学生マッチについて振り返りたいと思います。

結果は2勝3敗で、あと一勝していれば決勝ラウンドに進めていたこともあり非常に悔しい結果となりました。ただ、前に聞いていたほど圧倒的な力の差は感じませんでした。勝てたマッチもあった。だからこそ悔しい。

全レース振り返ると長くなってしまうので僕が思ったことだけを書きます。

仰秀チームで明確にミスがあったのは第5マッチにおける下回航ミスだと思います。全員がマークを見れていない状況だったからこそ起きてしまったミスです。おそらく私のスピン回収が遅くなり、視界をふさいでしまっていたことが大きな一因となっていると思われます。普段の動作ができていれば、一人で回収する練習をもっと丁寧にしていれば、防げたミスかもしれません。普段の練習の大切さを身に染みて感じました。

このレースに勝っていれば決勝ラウンドに行けていたということと、大きなミスがあったということで注目してしまいがちなこの第五マッチですが、私はこれではなく、第二マッチについてしっかりと振り返るべきだと思います。第5マッチは回航がうまくいっていても相手が先行していることには変わらず、勝てていたかどうかはわかりません。ただ、第二マッチはスタートシークエンスの時点で相手に2ペナルティを与えており、スタートもほぼ同時にしました。これは勝たないといけないマッチだったと思います。

負けてしまった原因は一つではないと思います。シンプルに走り負けていたということもあるでしょうし、本当にクローズ角で走っていたのか、コースはあれでよかったのか、フォアデッキの声出しは足りていたのか、船内の空気はよかったのか、これらのマイナスが重なって負けにつながってしまいました。

アニオルの時にもなんとなく話にはあがっていましたが、今の仰秀は勝っているときに勝ち切る力はあっても、負けているときに勝ちにもっていく力が不足しているように感じました。この原因の一つは負けているときの船の空気にあると思います。

小川となんとなくは話しましたが、負けているときやレースに負けた後に、船内がシーンとしてしまうのはよくないです。少しでもミスを振り返り、次のレースに勝つ準備をすべきだと思います。私は4番のピットをしており、走りに直接影響する仕事はほとんど無いといえます。だからこそ船内側全体に気を配れる余裕がある。ほかの全員が他艇やセール、海面を見ているときに私は船の空気づくりをする必要がある。

今回の大会でも、どんな時にも同じようにコールをしていたつもりです。ただ、それだけではプラスの方向にもっていくことはできなかった。まだ、このチームは始まったばかりです。どんな状況でも勝ち切ることができるチーム作りを目指して頑張りたいと思います。


燦然たる日の下で

2025年03月12日 11時44分55秒 | 通常練習

お世話になっております。新4年470クルーの五熊と申します。

 

春合宿第5クール(3/5-3/9)の振り返りをさせていただきます。先クールは、東大京大交換留学が行われました。去年と違い、今年は僕は葉山に残留して京大生を迎える立場でした。京大スキッパーと乗って今までと違う考え方や走らせ方に触れることができ、実りある練習となりました。また、来てくれた京大生はみんな優しく、向上心に溢れていて、東大全体でとて良い刺激になったと思います。本当にありがとうございました。

 

さて、春合宿が半分経過したということで、個人的な振り返りもしておきたいと思います。

 

ここ一ヶ月、配艇グループの影響で後輩と乗ることが増えました。このグループを通して、自分に課せられた課題は、「スキッパーを理解する」ことだと考えました。メインセールシェイプ、適切なランニング角/クローズ角、マークを締めるための軌道、船を滑らかに動かすためのヘルム。舵やメインシートを持たずとも、これらのことを理解できるクルーになることを目標にして、一ヶ月練習しました(勿論ジブセールやヒールトリムも問題ない上で)。小松さんから耳にたこが出来る程言われた「メインとジブをしっかり合わせて走る」ことがどれほど大事なのかを改めて痛感しました。今では、春合宿前に比べて帆走中に意識することや見るポイントが増えると同時に整理されており、成長の手応えを感じています。

 

また、後輩と乗っていると、彼らが日に日に上手になっているのを感じます。2月の最初は自分から要求することばかりだったのに、今ではこちらが要求されることも多々あります。最終学年として、彼らに陸でも海でも頼られる存在になれるよう、僕も成長を続けていきたいです。

 

春インまで練習日数は30日を切りました。練習一日一日を大事にして、春合宿を最後まで駆け抜けようと思います。

 

五熊

 

P.S.京大生とこんな感じ↓のゆっくり行進するTikTok撮りたかったです。七大戦では是非旧帝大集まってやりましょう。神谷くん、石田くんお願いします。


京大留学

2025年03月11日 22時34分21秒 | 通常練習

こんばんは。新三年の藤本です。

 

春合宿第5クールの練習報告をさせていただきます。今クールは京大留学ということでたくさんの京大生に来ていただきました。先クールの暖かさと打って変わって今クールは強風や雨続きで、病み上がりの体には少々こたえました。

 

Snipeは4人の京大生に来てもらいました。クルー不足ということもあって京大クルーとの乗艇機会が多くあったのですが、東大生との違いを感じられて興味深かったです。

動作や帆走などについてもいろいろ違いは見られましたが、その中でも京大生の意識の高さには驚きました。上級生スキッパーがレスキューの下級生にセールについてアドバイスをもらっていたり、積極的に質問して疑問を解消したりするなどの主体的にうまくなろうとする姿勢は東大生に欠けているもので、僕も見習わなければいけないなと思いました。

 

九大留学に続く今回の京大留学でしたが、他大学の人と練習するのはとても刺激になっていいですね。今後とも七大で高め合っていきたいと思いました。

 

来週からはえのすなに6大とレースが続きますが気を引き締めて練習の成果を発揮できるよう全力を尽くしていく所存です。


九大生が来た

2025年03月07日 23時53分44秒 | 通常練習

こんにちは。 新2年スナイプスキッパーの浅田桜大朗です。

 

春合宿第4クールは九大から4人のプレイヤーが来ました。

 

スナイプの方は、クラス別ミーティングでも沢山話していて、九大の方がヨットに関して定量的に取り組んでる部分もあるなぁと感じました。また、その様子からなかなかの実力者に見受けられました。

 

3日目にして、僕にも九大の方と乗る機会が回ってきました。新3年スナイプクルーのSさん。Sさんとは午後の配艇だったのですが、昼休憩の間に沢山話せました。出身が僕と同じ大阪であったり、奈良の高校出身だったりと共通点が多く会話は弾みました。

S「大阪出身やし気楽に乗れるわ〜」

 

しかし午後の練習が始ると、僕の力不足でSさんを失望させてしまいました。基本的に厳しい言葉を受けましたが、ごくまれに褒めてくれたりして、なぜかあまりストレスなく乗っていられました。東大はやっぱり甘めな先輩が多い気がしました。

 

厳しい言葉集

「セーリング力がなさすぎる。あとジャイブが下手すぎる。」

「俺なんでここまできて新人教育してるんや…」等々

(全ては的確な指摘と冗談です)

 

陸に上がってからの各艇ミーティングでは、基本的な事を丁寧に説明してもらったのでためになりました。自分の実力不足を確認できたのと同時に、どのようにステップを踏んでいけばいいのかが少し分かったので今後の展望が開けた気がしました。

 

最終日の夜ご飯も九大の皆さんと一緒に外食することことができたので、親睦を深めることができました。大学ごとに違うことが本当に多いので、ヨット以外でもいろんな話を聞くのは凄く楽しかったです。

 

次に会う時には上手くなっているでしょうね。