東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

新入生自己紹介2021 part13 高田凛々子

2021年07月16日 22時28分00秒 | 新入生自己紹介
関根くん、紹介ありがとう!しっかり者だなんてうれしいな。


はじめまして、お茶の水女子大学1年の高田凛々子です。

東大ヨット部の慣例としてマネージャーは聖心からですが、ご縁があって入部させていただけることになりました。

出身は神奈川の柏陽高校というところです。一浪していまして、大学ではカミングアウトのタイミングを逃してしまい、「私服で通学なんて新鮮だね〜」などとつい昨日まで制服を着ていたかのような発言をしてしまいました。

ここで少し、ヨット部に入った経緯をお話しします。

当初は、大学生になったら漫研にでも入ってのんびりしようかと思っていました。ところが、母が私の知らないうちに東大ヨット部の試乗会の予約をしていました。

たしかに昔多少水泳は習っていましたが、漫研に入ろうと思っていた私が、東大ヨット部のマネージャーになるなんて思ってもみませんでした。いざ入部してみると、学ぶことがたくさんあって、今ではヨット部のマネージャーになれたことを心から嬉しく思っています。ヨット部の方々は本当に素晴らしく、こんな環境に身を置ける機会は滅多にありません。活動に参加する度に、「ああ、この人はなんて素晴らしい次元を生きているんだ」と、自分の未熟さを痛感し、帰宅後は毎回のように打ちひしがれております。


これから、どんどんできることを増やして、はやく先輩方のようになり、みんなの力になりたいです。極度の人見知りで、なかなかうまく自分を表せないところがありますが、話しかけてもらえた時は、心の中で大喜びしています。

これからもよろしくお願いします。


次は、多くは語らず、いつも冷静でミステリアスな、友成遼くんです!



夏、到来

2021年07月16日 11時41分00秒 | レース反省
3年470スキッパーの調です。

先週の練習を振り返っていきたいと思います。
先週は土日共に、東大・横国大交流戦が開催されました。

本来は東北大学を招いたとんぺー戦の予定でしたが、マンボウの影響で東北大学は来ることが出来ず、八景島のほぼ全大学が参加する八景島レースとなりました。

東北大学との交流を本当に心待ちにしていたのですが、このような形になったのは残念です。特に昨年の冬、東大の練習に参加して、仲良くなった東北大470の4年生の方々とのとんぺー戦はラストチャンスだったので、非常に残念です。
全日本で会いましょう。


本題に戻ります。レースのリザルトは以下になります。

〈470個人リザルト(全38艇)〉
4357 西坂様/鈴木・丸山 
7-10-12-5-12-16-11 計73点 5位
4452 高原・齋藤
8-16-8-15-7-12-7 計73点 5位
4579  藤田・下重
10-24-1-12-14-21-16 計98点 10位
4692 調・廣瀬
1-12-22-9-4(BFD)-7-2(UFD)計131点 17位
4303 古橋・松尾
22-8-14-14-11(BFD)-32-2 計132点 18位
4301 吉田・加藤
20-18-16-29-16-20-24 計143点 21位

〈スナイプ個人リザルト(全41艇)〉
31308 大野・大根田
9-1-8-3-9-12-3  計45点 4位
31494 西尾・山村
13-10-32-4-3-7-4  計73点 6位
31418  古山・村上
18-4-27-9-25-4-13  計100点 11位
30785 古関・村上
4-17-5-18-26-19-21  計110点 13位
30563 青木・野村様
24-24-9-27-19-3-6  計112点 15位
30072  千田・小俣
30-32-31-33-30-20-34  計210点 32位

まず初めに、運営に来てくださった、小野様、天木様、大橋様、松前様、吉武様、戸沢様、永田様、そしてレースに出てくださった、西坂様、野村様、本当にありがとうございました。

この夏も、ぜひ練習に来てご指導いただけたらと思います。


レース反省に移りますと、個人として一番の反省は、2日目に2つリコールで文字をつけてしまったことでしょう。

1つ目は、下有利/上潮のスタートラインで、真ん中よりでライン近くでウェイティングしていたとき。見通し的を見て、また下の艇団が高いのは分かっており、それより3秒ほど遅く出たから大丈夫だと思っていたが、それでも最後の最後に出てしまっていた。

上潮では見通しが動き得ること。そして、そういう状況では、真ん中でライン把握すること自体が無謀だということが反省に上がりました。


2つ目は、下有利/下潮。
最終レース、下潮がどんどん強まっていることが分かっており、スナイプの長岡さんとも話してかなり凹むだろうことは予想でき、ポートスタートを決断した。
しかし、僕と同じくポートでラインを狙っている横国が早めに出たのにつられ、自分もセールを引き込んでしまった。結果、最後の最後バウが出てしまった。その横国はそこで返したのだが、僕はそれが出来ず、出てしまった。

この2つは、勿論めちゃくちゃ反省していますが、攻めたスタートをして、多くの収穫を得たという点では、良い経験だったと思います。
もう3年生の夏なので、これからはこのようなことがないよう、このスタートを自分の中でストックします。


今回のレースは、勿論反省だけでなく、手応えもありました。
チームとしては、レース間に集まり、レースの反省を共有して、走り合わせをするというまとまりが見られてきたこと。
そしてトップフィニッシュ艇が合計3艇と、各々が前を走れる実力があることが証明できたこと。


個人としては、フリートのレベルが低いとはいえ、着順自体は、シングルが4回、5番以内が3回取れたこと。

春の葉山の反省として、圧倒的にレース中のボートスピードが足りないと痛感しましたので、これまでスピードを作ることに集中してきたのですが、それが少しずつ実っできたのかなと。

また、ランニングで確実に1艇1艇を抜けるようになってきたことも自信になりました。



それでも、突き抜けるにはまだまだ圧倒的に全てが足りません。ヨットに王道なしとのことで、ヨットで勝つには、結局小さなことを突き詰めていくしかないようです。


この夏、部としても個人としてもブレイクスルーできるよう、一つ一つ小さいながらも積み重ねていこうと思います。



3年  副将 調亮太郎