浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

オイゲン・ヨッフム&ハンブルグ国立劇場管絃團 ブルックナー交響曲第3番

2006年10月26日 | 指揮者
中学生の頃の僕にとって、フォンタナの廉価盤は魅力的だった。なにせ900円で名曲のLPが手に入ったのだ。とにもかくにも名曲を片っ端から聴いて聴いて聴きまくりたいといふ欲求を満たしてくれる最大の味方であった。そんな中にヨッフムの運命や未完成もあったと記憶してゐる。 . . . 本文を読む

作曲家ツェムリンスキーによるフィデリオ序曲の名演奏

2006年10月26日 | もう一つの顔
作曲家ツェムリンスキーのクラリネット三重奏曲をご存知だろうか。初めて聴いたときに、ブラームスを思はせる曲づくりに背筋がぞくぞくした記憶がある。それ以来、ツェムリンスキーの作品を探して集めたが、クラリネット三重奏以上の感動は未だに体験してゐない。 . . . 本文を読む