浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

ヘビースモーカー ヘルマン・アーベントロート

2006年10月21日 | 指揮者
アーベントロートがシベリウスの第2交響曲を振った録音を聴いてゐる。1951年、ライプツィッヒ放送響との放送録音のやうである。終楽章のテンポがやや速すぎるといふ不満はあるが、第1楽章の重厚で奥行きを感じさせ、なおかつ全体をドラマティックに盛り上げるあたりはさすがだと思ふ。 . . . 本文を読む