マレーシアで道に迷う 

帰国しましたが思い出を書き記します。
と思いましたがだいなし日記に移動します。
長い間ありがとうございました。

十八丁= Sepetang -ペラ州ニッチな旅

2017-04-30 08:54:23 | お出かけ(KL以外)
チャコールファクトリーのある一帯の地名はKuala Sepetangといいます。
工場の前の道をそのまま海の方に向かっていくと古い小さな街に入り、
チャイニーズが多くなり、看板がみんな「十八丁」になってきます。

十八丁をグーグル翻訳に入れて音声を聞いてみたら『シパティン』でした。ああ、Sepetangだ。  え?そうか?
ちなみにこの Kuala というのは地名によく出てきますが、「河口」という意味のようですね。

小さな古い町ですが、観光資源は豊富なようで、旅行社の看板がたくさんありました。
この路地を入った突き当りに船着き場がありました。
     
ボートに乗ってマングローブの森を見るのはもちろん、
ホタルも見られるし、ワシも見られるし、養魚場ではフグ??フグの絵だったんだけど、いろいろ魚も見られるようです。
まぁ、海の色はこんなもんですけれどね。ここ以外にも、何か所か船の出る場所があるみたいです。
     

ここに行って初めて、こんなに見る物があるって知りました。
クアラセランゴールとランカウイに行ったようなもんじゃないですか。見てないから分からないけど。
単に海鮮レストランがたくさんあるみたいだな~と思って行ったんですが、
レストランさえまるでランカウイに来たような気分に・・・なるかしら。
     
ただしまだお腹が空いてなくて結局食べなかったんです・・・

前日は午後5時から結局そのままずっと雨が降ってしまったんですが、
この日は晴れて日差しが強かった。足の甲がサンダルの形で日に焼けました。
道路わきで干されている魚もあっという間に干しあがりそうです。
     

魚の向こうのほうの地面が、なんだか全部オレンジ色だなぁと思ったら、大量のエビが干してありました。
     
こちらでは本当によく見る小さな干しエビですね。
ここでは大量のエビせんべいと魚せんべいを買いました。会社にお土産です。

写真はこの辺りです。
 


チャコールファクトリー @ kuala sepetang -ペラ州ニッチな旅

2017-04-29 08:05:01 | お出かけ(KL以外)

この煙で黒ずんだチャコールファクトリーのことを
チャイニーズが工場の人に聞いた話として載せてあるページがありました。

在日本战争我国时,是日本人教导本地人学习如何烧烤炭。
 He told us that when Japan invaded Malaya during the 40s, Malaya's residents were taught to burn charcoal.

なんと、戦時中に日本人が現地の人にこういう炭焼きを教えたのですね。
今回の1つ目の訪問地、炭化物工場煙突と、こんなところで何となく繋がっているような気がする。
そして今では、そこで作っている炭の多くが日本に輸出されているそうです。
好きですもんね、日本人。炭火焼が。

もうもうと煙が上がっている窯や、中が空になって次を待つ窯。
いったいいくつあるんだろうという数の、大きな炭焼き窯が並んでいました。
   

材料となる皮がむかれた木材がたくさん立てかけてありますが、
だいたい私と同じくらいの高さ。150~160センチくらいで揃えてあるようです。
まっすぐなこの木材は何なんだろうと聞いてみたら、マングローブだとのことでした。
向こうの方に見えているのがみんなマングローブだと指さします。
そういえばここは海が近く、工場の中にも川があり、船が浮かんでいました。
     

それから、窯はいくつあるのかと訊いたら300と言われたんですが、
いくらなんでもここに300は無いような気がするので、あちこち点在しているのかもしれません。

この炭焼き工場はもう何年も前に知り合いのチャイニーズに強力に薦められたところ。やっと来ました。
自分自身もすっかり燻された匂いになったあと、お土産を買って帰りました。
     

空気清浄用に大きな炭と木酢液と炭石鹸。
夫の腕のアトピーが悪化していたんですが、木酢液が合っていたようで、朝晩シュッシュとスプレーしてます。
良くなるといいんだけど、イカくん臭くてたまんないわ。美味しそうとも言うけど。

場所はこちらです。
  



安東珈琲 @タイピン -ペラ州ニッチな旅

2017-04-28 08:09:29 | お出かけ(KL以外)
タイピンにある AUN TONG COFFEE MILL は、マレーシアで一番古いコーヒー焙煎工場だそうです。SINCE 1933 ですね。
     
小さな古い工場ですが、最新設備からはかけ離れたコーヒー製造の様子が中に入って見られるという
とっても興味深い場所だったんですけどーーーーー! 

ここ、終了が午後5時なうえに日曜日が休みなんです。
土曜日の11時近くにスバンジャヤを出て2か所見学したものですから、
辿り着いたのが4時50分。
残念、工場はすでにきれいに片づけられ、見学はできませんでした。  
     

売店のみ、まだお客さんが大勢いたので、見て買い物してきました。
いろいろ試飲ができます。
     

おススメなのかな、看板ではおじいさんが固いというかサクッとしたパンのような物をコーヒーに浸けながら食べていて、
そういうパンも2種類ご自由に、と置いてあったので試食しました。
     
 
お土産に買ったのは、そのパン1袋5リンギとなんかやたら安くて不安な炭焼きコーヒーと、
お湯を注いで飲むドリアンコーヒー。  えっ?ドリアンコーヒー?
    
ドリアンって、ドリアン自体は食べると美味しいと思うんですが、
ドリアン味って臭くて不味くないですか?
ドリアンコーヒーもカップを口に近づけたら「臭っ!!」って言ってしまったんですが、
飲んでみたらあら不思議!美味しかったので買ってみました。

もしお友達に安東さんていう人がいたら、絶対にお土産にしますよこれ。
     

買い物しているうちにザーザーと雨が降ってきてしまいましたが、
大きなパラソルを使って車まで濡れないようにしてくれるとても親切なお店でした。
焙煎しているいい香りを嗅いでみたかった・・・ 
火を落としてすっかり片づけるから、けっこう早い時間に行かないと見れないかもしれませんね。

少し手前から『AUN TONG COFFEEこちら』 の標識がいくつも出ていましたが、
広い通りには面していないのでちょっと難しいかも。
こんな感じで前はツバメの巣を採る建物で、その向こうが広い通りになっています。
     

場所はこちらです。
  


これは何の巣? -ペラ州ニッチな旅

2017-04-27 11:13:18 | 植物・動物
Tanjung Tualang Tin Dredge No. 5の敷地内で、ヘンな木を発見。
     

なにを変だと思ったかは分かりますよね。
ほら。
   

たぶん鳥の巣だろうとは思ったんだけれど、
こんなものは初めて見たし、周りになにもいなくて何の巣かわからなかったので、
万が一蜂だったら刺されたら嫌だし、小動物とかだったら飛び掛かられて傷を負っても嫌なので
そばまでは行っていません。
でもけっこう大きなものがぶら下がっていたので画像検索したら
そっくりな巣はあったんだけれど、それは中南米に棲む鳥の物だったので違うわね。

なんなんでしょう・・・

追記:キムネコウヨウジャク (ハタオリドリ)の巣であろうとのことです。
   しゃーな家に教えていただきました。ありがとうございます。

Tanjung Tualang Tin dredge No. 5 -ペラ州ニッチな旅

2017-04-27 09:04:40 | お出かけ(KL以外)
世界有数の錫(スズ)の産地であったマレーシア。
採掘した跡が、あちこちに湖のように残っています。地図を見ると一目瞭然です。
そんなマレーシアに唯一現存するスズの浚渫(しゅんせつ)施設が、Tanjung Tualang Tin dredge No. 5です。
Tanjung Tualangというのは地名です。Tin(スズ) dredge (浚渫)の5番目、5台目ということです。

1913年(大正2年)にマレーシアに初めて導入された浚渫機は英国製で、
280リットルのバケツを使って、15メートルの深さまで掘れる蒸気で動くものだったそうです。  蒸気!!

そしてこのno.5は、1938年に設置され、1982年まで44年間稼働していました。
1982年というと昭和57年です。いやだ、つい最近までじゃないですか!結婚した年ですよ。
そういえばマレーシアの国と私たちの年齢は一緒です。

近年、このno.5はペラ州の所有となったそうで、1人2リンギの入場料で周りから見ることができ、
小さいですが錫の採掘に関する説明棟もあります。

こちら側が前。たくさん取り付けられた鉄製のバケツで水の中を掘ってすくい上げます。
     
バケツの大きさはこのくらいあります。容量は・・どのくらいだろう。
       

後方からは水や残土を吐き出します。巨大なので全景は撮れません。
     

説明棟の中にあった資料によると、昔は川の中で手作業で錫を採っていました。
手作業ですくっている様子の絵や写真は見たことがありましたが、
すくうのに使っている物が、ザルだとばかり思っていたら木製の、ほんの少しだけ円錐形に深さの有るお皿のような物でした。
ザルで採るような物じゃなかったんですね。沈殿させて採るような物なんでしょうか。
その中で、その作業はチャイニーズの女性と10歳以下の子供にのみ許可されていたという文があったんですが、
すみません、これもまた詳しくはわかりません。ただ確かにそう書いてありました。 

こちらの施設はしばらく手前から看板もあり、道路からの入り口もしっかり分かります。
これが VISIT PERAK 2017 の看板です。
     

道路からも少しだけ機械がみえます。なにも無いところです。
     

場所はこちらです。
  


日本軍の炭化物製造工場の煙突跡@Malim Nawar  -ペラ州ニッチな旅

2017-04-26 09:39:02 | お出かけ(KL以外)
第二次世界大戦中に、日本軍が作った炭化物工場の煙突が残っているそうです。
詳しいことはよく分からなかったうえに、まず、炭化物というのが何を指すのかよく分からなくて。
ただ、ちょっと幻想的な写真を見たこともあり、行って見ることにしました。

道順からいって今回の旅行の一つ目の場所になるんですが、
ちょっと探しましたねぇ。ストリートビューでも見られない場所だし。

レンガ製の煙突がそのまま残っているということで、
ジャングルとまではいかないけれど、寂しい場所にポツンとあるのかと思ったら、
カンポンの住宅地の中にありました。右隣りも左隣りも民家があります。
     

立て看板も道案内もありませんでしたが、きれいになっていました。
道端に車を停めたら、前の家から上半身裸のおじさんが出てきてずっとこっちを見ていたので、
「こんにちは」と言ってお辞儀をしたら、右手を挙げて「おー」という感じで答えてくれました。
挨拶って大事!  見学開始。

    

     

煙突の前の方には、すごく大きい炭がいくつか置いてありました。
やっぱり炭化物って炭のこと?
でも炭なら炭で、わざわざカーバイド(炭化物)としないでチャコールとするでしょうから、
なにを製造していたんだろう・・・第二次大戦中ですからね、いろいろあるかも。

あんな大きな炭を何に使っていたのか。
いや待てよ、あんな大きな炭があんなきれいに第二次大戦中から残っている訳ないか?展示用か?
う~ん、きっと調べればどこかで何かの資料が読めるんでしょうけれど、
わーすごーい! 
という感想で終わりにします。あんまり頭が疲れるとまた熱が出るからね。

追記: 『炭化物を製造する工場の一部として建設されたWW2時代のレンガの煙突ですが、施設は完成していないと言われています。
     煙突は高さ約18メートル、底面の直径が6メートルあります。』   だそうです。
施設の一部とあるのでこの他にも残っていない施設があったのでしょう。

一つ目からニッチすぎました?
あ、ニッチとは「すき間」という意味で、有名どころじゃない所を旅したということです。
一応場所はこちらです。
  


先週今週と2週続けて3連休です

2017-04-25 11:23:59 | 日記
・・・という話を聞いても「ふ~ん。それより頭痛い・・」という生活が続いていたんですが、
最近、これじゃいけない!と思えるようになって、
当日の朝にアゴダで宿をとって、しばらくぶりに1泊旅行をしてきました。
このブログによると、泊まりの旅行は2年半ぶりですね。 

やっぱり、えいやっ!と出かけなくちゃね。
毎日の生活を変えなくちゃ、元気になれるものもなれないよね。

今回はペラ州を巡ってきました。
行って見たら、今年2017年は、ペラ州をたずねてみようキャンペーン中なんですね。
そんな看板があちこちに立っていました。
地図を見るのが大好きなので、いろいろピックアップしてあったニッチな場所のみの旅です。
ペラ州の有名どころのペナン島やイポーは既に行ったし、洞窟も探検したし、ケリーズキャッスルにもロストワールドにも行き済なので、
ちょっと変わった場所ばかりですが、それは明日以降のお仕事にします。 

当日朝にとったのはのタイピンのチューンホテル。エアアジア系のチェーンのホテルです。
1泊1部屋2人分で3000円しない料金でした。
安いんだから無理して日帰りしないほうが楽ですね。
     

もちろん食事等は一切ありませんが、シャワーのお湯の出もすごくよかったし、
駐車場が地下にあったし、食べる場所も近くにあり、下の写真のような隣のホテルのフードコートでも食べられました。
     

タイピンはもう何年も前にチャイニーズの知り合いが旅行に行ってとても良かったと勧められた場所です。
が、おすすめされたレイクサイドの公園にも丘にも動物園のナイトサファリにも行ってないや。 
また今度ね。
タイピンも錫で栄えた町のようで、雰囲気もイポーに似ていました。
イポーを小さくしてもうちょっと地味にした感じ。
          

しばらくぶりにとても楽しかったので、また次に3連休があったら行きたいな!
と思ったら、えっ?また今週も3連休? ( ̄ー ̄)ニヤリ

と言いたいところだけど日本はゴールデンウィークだよね。
いいなぁ、何連休なんだろう。 (´・ω・`) あ、わたしは365連休です


月曜日の夜市見つけた!

2017-04-24 21:48:37 | 市・マーケット
今日の月曜日は、王様の交代とかいう大事な行事により、今月の初めに急に祝日になりました。
マレーシアの王様というのは、各州の王様が5年ごとに持ち回りでやっているそうで、
だから急に今月になってから
「あっ!今月は王様の交代だった!うっかり忘れてたよ!」っていうわけでもあるまいし、
今月の初めに急に祝日と決まるなんて・・・。
なにやってんの?マレーシア。わたし並にいい加減。それとも新月の様子を見てたとか? 

さて、なんだか先週あたりからちょっと元気になって、どこか行きたいなぁという気持ちになっていたので、
せっかくの3連休なので我が家も急に1泊旅行に行って来ました。
その話はまたあとにして。 

今日は月曜日だったので、なかなか行けない平日月曜の夜市に、SS2のドリアン屋台近くに行ってみました。
みんな考えることは同じかな?ものすごい混雑で車の駐車ができませんでした。

諦めて帰る途中、2号線のICON CITY裏に出る道を通ったら、
あんな道が両側びっしりと車が駐車していました。なんだろうと思ったら夜市をやっていました。
やった!月曜夜市新発見! 
     

場所は、黒い要塞のようなICON CITYの裏です。
そこにはインド寺院があり、その北側がすっぽりと駐車場でもなく空き地のようになっているので
ここはなんなのだろうと不思議に思っていた、その場所でした。
別に夜市のために空けてあるわけじゃないんでしょうけれど。
そこに面したお店や家は土手のようになっている所の階段を上がった場所にあります。
だからたくさんの若い人が夜市で買った物を土手の草の上に座ってお喋りしながら食べていました。

マレー系、その他東南アジア系のお客さんばかりだったので、安い夜市です。
古着でしょうねぇ、2枚5リンギのシャツやTシャツ。
          
あらまぁ。こんなのも。まぁ、物は良いと思いますけど・・・
   

明かりのない暗がりで、地べたに座ってアクセサリーを売っていたインド女性も3人いました。見えない?
     

野菜たくさんと果物を買って帰ってきました。今週はもう野菜の買い出しに行かなくてもいいかも 
   

場所はこちらです。スンガイウェイなんですね。
   

 こちらの夜市の地図もどうぞ 

レモンマイトルじゃなくてレモンマートルらしいよ

2017-04-20 15:07:18 | お菓子・パン・飲み物
ずっと レモンマイトル と言っていた Lemon myrtle はレモンマートルらしいよ? ( ´笑`)

さて、空模様も体調もいまひとつすっきりしませんが、
そんな暗い雷雨の中の今日のおやつは、
さっぱりとしたレモンマートル茶とレモンマートルショートブレッドです。
     

どちらもすっきり美味しいですが、
     

それにしてもまだ3時だというのに暗いわねぇ・・・  クッキーは2枚でやめたんでしょうね!?

電柱のおはなし

2017-04-19 11:10:09 | 日記
やっと目の周りの赤みがひいたけど、色素沈着してるぞこれ・・・ 

さて、私はツイッターはしていないどころかラインは勿論メールもほぼ休止中なんですが、
トゥギャッターを応援してます。 
こんなものを見つけたので載せておきます。 電柱!!  
   


電柱といえば、知ってました?3種類あるんですね。
昔、職場の脇にある電柱が車にぶつけられたらしくて根本のコンクリートが随分破損していたので、
危険だということで東電に連絡したんですよ。
そうしたら点検に来た東電の人が、これはNTTの電柱だと。
なんと! 電柱といっても 
①東電の電柱 ②NTTの電柱(これを電信柱というそうです) ③東電とNTTの共同の電柱
があって、よく見るとちゃんと名前のプレートが貼ってあります。
その時初めて知りました。

マレーシアの街なかでは電柱を見ることはありません。
それは街を作ったのが近代になってからだからでしょうね。
田舎に行くと道に沿って、バラバラの長さの木の電柱が立っていて電線が1本ずっと続いていたりすることはあります。

タイに行った時、混乱を極めた電線を見たことがあるので、
もしマレーシアも全部空中の電線だったら、これ以上のこんがらがり方をするかもね。