マレーシアで道に迷う 

帰国しましたが思い出を書き記します。
と思いましたがだいなし日記に移動します。
長い間ありがとうございました。

冬至に食べるもの 湯圓

2014-12-22 18:44:30 | 行事・文化
昨日市場に買い物に行ったら、入り口辺りで小さいテーブルを置いて、
普段は売っていないこんな物を売っている人が何人もいました。
初めて見る物ですが、食べ物だよね・・・
     

小さく丸めてある物や、丸める前の粉を練った物。
道を歩いていたら、子供がそれを売りに近付いて来たりもしました。
「ごめんね、それなに?」とわざと日本語で言うとあっさりと引き下がります。
だって本当に分からないんですもん。 

で、今日英会話の人達に聞いてきました。
そうしたら「湯圓(タンユェン)」 というもので、冬至の日にチャイニーズが食べる物なんですって!
日本でいう、冬至のカボチャね!
そして今日が冬至なんですって!中国語でも冬至なのよ!トンツーって言ってたけど。

さて、タンユェンの食べ方は、
お湯を沸かしてその中にロックシュガーとパンダンリーフを入れて甘い汁を作り、
その中にこのタンユェンを入れて煮るそうなんで、美味しそうだから作ってみようかなぁと思ったら、
そこにいた2人が2人とも「大嫌いだ」と言い、
そのうちの1人なんて「あれを食べると吐きそうになる」などと・・・ 
でも、「好きな人は好きだ」というのでやっぱり食べてみたい気になったけれど、
市場ではあんなに売っていたのに、イオンにもコールドストレイジにも売っていませんでした。
ホクホクで美味しそうなカボチャも売ってなかったから、湯圓もカボチャも両方とも無し。 

あと、あのタンユェンね、結婚式の前に新郎新婦が食べるんですって。
それも噛まずに飲み込まなくてはならないんですって。大変そう。
そういう、「噛まずにごっくんと飲み込むこと」、というか「飲んでしまうこと」を
埼玉群馬辺りでは 『どっくむ』 と言います。
感じが出てるいい言葉でしょう?  使用例: あれっ!飴どっくんじゃった!!

追記: 夫が会社の人に聞いてきたところによると、中国本土では冬至に湯圓を食べる風習は無くなってしまっているらしいです。