AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

指原莉乃 トークはAKB48Gの”大御所”感(総選挙分析ライター)

2016-09-11 06:45:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃 トークはAKB48Gの”大御所”感(総選挙分析ライター)


9月9日のバズリズムにAKB48が出演し、その際MCを務めるバカリズムとAKB48メンバーとがあるテーマでトークをしたのだがその時のHKT48指原莉乃の役割がちょっと見ものだった。

出演したメンバーは選抜総選挙メンバーを中心とした指原莉乃(総選挙1位)、渡辺麻友(2位)、山本彩(4位)、柏木由紀(5位)、宮脇咲良(6位)、兒玉遥(9位)、武藤十夢(10位)、横山由依(11位)、北原里英(12位)、向井地美音(13位)、岡田奈々(14位)、高橋朱里(15位)、高柳明音(20位)、白間美瑠(24位)、矢倉楓子(33位)、北川綾巴(64位)、加藤美南(76位)、高倉萌香(圏外)らの16人。

トークのテーマは「AKB48は2016年に総監督の交代、次世代メンバーの台頭などによりお互い言いたいことも言えないグループになっているのではないか?」 そこでメンバー内の本音を無記名アンケートで調査し本音をぶつけ合いより良いAKB48にしてもらおうというもの。

トークの内容は1.企画説明に始まり、メンバーへのアンケートとして2.「ぶっちゃけイラッとくるメンバーは?」、3.「あの変なクセどうにかならないかなと思うメンバーは?」、4.「正直この人には全てにおいて勝っている! と思うメンバーは?」、5.「あれ?この人アイドルだよね?と思うメンバーは?」、6.「この人一生結婚できない!と思うメンバーは?」、7.「AKB48イチ面倒くさいメンバーは?」という質問に対してバカリズムが面白い指摘をされたメンバーを紹介し、指摘されたメンバーは状況なりを説明するというもの。

このトークに加わることができたメンバーは指原、渡辺、山本、柏木、宮脇、兒玉、北原、白間、加藤、高倉の10人だった。

トーク内容を分析してみたところ、発言回数については指原がMCのバカリズムの44回に次いで23回と圧倒的に多く、他のメンバーは渡辺3回、山本2回、柏木9回、宮脇1回、兒玉3回、北原3回、白間7回、加藤2回、高倉6回という状況だった。

トークに加わったメンバーをよく見てみると指原、渡辺、山本、柏木、宮脇、兒玉ら選抜上位メンバー(一桁)はしっかりと出番をもらいトークに参加できている。

それ以外のメンバーでトークに参加できたきっかけを確認すると指原が「この人アイドルだよね?と思うメンバーは?」で指摘した北原と同じく指原が.「AKB48イチ面倒くさいメンバーは?」で指摘した高倉萌香(NGT48)、山本彩が「あの変なクセどうにかならないかなと思うメンバーは?」で指摘した白間。逆に下位メンバーで参加できたのは「正直この人には全てにおいて勝っている! と思うメンバーは?」で指原を指摘した白間美瑠(NMB48)、「この人一生結婚できない!と思うメンバーは?」で柏木を指摘した加藤美南(NGT48)だった。

つまり、トークは上位メンバー(指原)から面白そうなネタを持っていると指摘されたメンバーと逆に上位メンバーをあえて勇気をもってディスった下位メンバーによって成り立っていた。

特に指原はトーク内容7項目のうち6項目で発言しておりメンバーへの突っ込みやトークの振り、MCバカリズムとのキャッチボールも絶妙でさすがの切れ味だった。普段バラエテイー番組に多く出演し、最近はMCもするだけあり、その実力を遺憾無く発揮していてメンバーの中で一人突出したレベルだった。
(指原はトーク全般で発言、他のメンバーは項目ごとに発言)

高橋みなみが卒業してからAKB48Gのトークの回しをうまくできるメンバーが少なくなっていて、峯岸がいないと指原の独壇場となってしまう。指原が司会者(MC)と一緒になりメンバーに対してのトーク振りを行い、そのトークを引き取り、さらに次のメンバーへ振っていく。(サッカーでのMFからの玉出しのようなもの:ピーナッツ氏指原莉乃「タモリっ子」の系譜)

こうなるとおのずと指原からトークを振られるメンバーは指原と仲が良いか関係の深いメンバーとなってしまう。そういう関係にないメンバーは白間がやったように指原に対してネタを振る勇気がないとトークに加わるのが難しいかもしれない。

今回AKB48の武藤十夢、向井地美音、岡田奈々、高橋朱里などの若手の出番がまったくなかったのは指原との普段の関係が薄いところが影響しているのかもしれない。(高橋朱里は指原が後ろを振り返って若手をけん制した時怖がっているように見えたので指原との距離が遠いなぁと感じた。なお、総監督の横山はトークがへたなのか一度も発言していなかった、ちょっと可愛そうだった)

指原のトークにおけるAKB48グループでの貫録、”大御所”感が随所に出ていてちょっと凄いレベルだった。力の差があり過ぎる。

日テレ「バズリズム」9.9キャブまとめ
バズリズム AKB無記名アンケート&LIVE「LOVE TRIP・光と影の日々」AKB48 2016.09.09


以上


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欅坂46『世界には愛しかない』とカップリング曲を聴く。(ときめき研究家)

2016-09-07 21:52:07 | ときめき研究家
収録曲のうち特に気に入った『青空が違う』『渋谷からPARCOが消えた日』については、既に記事を書いた。
それ以外の曲も、特徴のある曲が揃っている。

『世界には愛しかない』。
セリフが入っている曲は、実はあまり好きではない。1回聴くだけならいいのだが、何回も聴くとセリフ部分がうざったい感じがして来てならないのだ。しかし、この曲はちょっと違う。セリフ入りというよりも、セリフ部分も歌詞の一部として、楽曲を構成していると言えるからだろう。八代亜紀『舟歌』のダンチョネ節部分が楽曲の一部となっているようなものだ。
早口のセリフ、早口の歌詞で歌われるのは、焦燥感のような恋心。「君」と呼びかけられているのが実在の彼女なのか、それともまだ見ぬ理想の恋人なのか、どちらとも取れる。大人の抑圧に負けず、自分の心だけに忠実に、理想の恋人を希求する思いを叫んでいる歌だ。青空、セミ、白い雲、夕立、そして虹。現実の風景を歌いながら、心象風景を抽象的に歌い、語る、モノローグのような芝居がかった歌。これまでにない個性的な歌だ。
抽象的だが、聴き終えてなんだか爽快な気持ちになる。

『語るなら未来を』。
腹に響くベースの低音から始まる重厚なサウンドに乗せ、人生論を語る歌だ。その点は『サイレントマジョリティ』に似ている。
語られる人生論とは、過去を語るな、未来を語れというもの。あまりにも毅然としてそう断言するので、若者はそれでいいかもしれないが、中高年には過去も大事なのだと反論したくもなる。

『また会ってください』。(長濱ねる)
平手友梨奈のソロ曲とは対称的な、ほのぼのとした曲だ。初めてのデートで、緊張して彼の少し後からついていくだけ。会話も弾まず、次の約束もできないまま別れてしまう。あまりに内気過ぎて、いつの時代の歌かと思うが、でもこういう子もいるのかもしれないと思わせるような、たどたどしい歌唱だ。
一度別れた後、道の向こうから彼が「今度いつ会える?」と問いかける。松田聖子『夏の扉』で、彼が道の向こう側から「好きだよ」と叫んでいたことを踏まえた歌詞だ。

『ボブディランは返さない』。(ゆいちゃんず)
前作『渋谷川』では軽快なフォークソングを歌っていた「ゆいちゃんず」の新曲。今回はあみん風のサウンドだ。ミディアムテンポの曲調で、ハモリパートも盛り込んである。あみんに『琥珀色の思い出』という曲があったが、この曲では「黄昏色の紅茶」がキーワードになっている。
恋人との別れを覚悟して来たけれど、まだ未練が断ち切れず、借りていたボブディランのCDを返せないという歌詞。タイトルそのままだが、切ない女心をストレートに歌っている。

『ひらがなけやき』。(けやき坂46)
欅坂46の研究生的な位置づけの「ひらがなけやき(けやき坂46)」。その自己紹介ソングというべき歌だ。学校の転校生になぞらえて、自分たちの希望と不安を歌う。SKE48『手をつなぎながら』にも似た、キラキラした希望がまぶしい歌だ。

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指原莉乃は、左遷ではなく、栄転(KC)

2016-09-07 09:20:00 | SKE48/NMB48/HKT48
指原莉乃は、左遷ではなく、栄転(KC)

ときめき研究家氏の分析を文末に引用する。

私も同感。
指原莉乃のHKT48移籍は、チームAに残って活動するより、おいしい。
これは左遷ではなく、栄転である。

まず、チームAと、HKT48では、将来の可能性に段違いの差がある。
衰え行くチームAと、発展するHKT48
アイドルとしての魅力が下降線のチームAと、上昇気流のHKT48

チームAメンバーで、まだ可能性のある、多田愛佳と前田亜美は、指原莉乃のHKT48移籍を、「私だったらよかったのに」、と思っているはず。
HKT48に移籍して、チャンスを試したいと思わないようなチームAメンバーは、将来アイドルとして衰えるだけ。
大家志津香も、HKT48に移りたかったと思っていると(骨のあるアイドルだと)期待したい。

左遷とは、本人の能力にふさわしくない低い地位に異動させられること。
アイドルとしての指原莉乃が、HKT48で通用するのか、本人の能力以上のパフォーマンスを求められるので、左遷ではなく栄転。

一見すると、チームも決まらず、HKT48の中で中心メンバーとしての活躍が約束されているわけではない指原莉乃は左遷に見えるが、チームAにいたところで、指原莉乃より(総選挙の順位だけではない、序列で)上位には、複数のメンバーがいる。

よどんだチームAで続けるより、自らをRESETして、HKT48で活躍する方が、アイドルとしての実力を試すことができる。
どう考えても、栄転である。チャンスをもらったのである。
指原莉乃は、チャンスをもらって、多田愛佳は、もらっていない。

「恵まれていた周りに、甘えていた」指原莉乃は、チャンスをもらった。
「今日からは新しい」HKT48の指原莉乃。
「ぶつかっただけ磨かれていく」だろう指原莉乃。
「ゼロにもどってがむしゃらになり、力を見せつける」だろう指原莉乃。

秋元康は、AKB48の原点に立ち返り、指原莉乃にチャンスを与えた。えこひいき。栄転。

KC


HKT48へ移籍して一からやり直すというのは、スキャンダルがなくても発想できる魅力的なシナリオだ。
指原の放送作家的な能力を評価しているらしい秋元氏にしてみれば、HKT48での自分自身の振舞い方から、年下のメンバー達への啓蒙、そしてHKT48としてのプロデュースへの参画まで、指原に期待するところは大きいのだと思う。
過去の交際暴露は計画的なリークだった可能性もある。
そうでなくても、指原の移籍は以前から構想されていて、記事によってそのタイミングが早まったものとも解釈できる。

ときめき研究家氏の記事を要約して引用。


(2012年6月21日の記事を再掲載)


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指原莉乃センター「LOVE TRIP」初週売上117.8万枚(総選挙分析ライター)

2016-09-06 20:25:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃センター「LOVE TRIP」初週売上117.8万枚(総選挙分析ライター)


HKT48指原莉乃がAKB48第8回選抜総選挙でトップをとり自身3回目のセンターポジションで歌うAKB48の45枚目のメジャーシングル曲「LOVE TRIP」(8月31日発売)の初週売上が推定117.8万枚だったことがわかった。
オリコン AKB48シングル売上4000万枚突破 160906

これでAKB48メジャーシングル曲の初週売上100万枚突破は、2011年5月発売の「Everyday カチューシャ」に始まり「LOVE TRIP」で24曲目となる。

なお、「LOVE TRIP」の初週売上は昨年同時期発売の「ハロウィン・ナイト」(初週売上は127.8万枚)よりは▲10.0万枚少なかった。(前年比92%)


<AKB48メジャーシングル曲初週売上枚数 単位:万枚>
・ ・ 曲名・・ ・ 発売年月 ・ 初週, ・ 比率 ・ 率 ・ センター
*1 ・ 桜花びら ・ 06年02月 ・ **2.2 ・ **24 ・ *1 ・ 高橋みなみ
*2 ・ スカひら ・ 06年06月 ・ **1.3 ・ **15 ・ *1 ・ 前田敦子、高橋みなみ
*1 ・ 会いたか ・ 06年12月 ・ **1.7 ・ **19 ・ *1 ・ 前田敦子
*2 ・ 制服邪魔 ・ 07年01月 ・ **1.7 ・ **19 ・ *1 ・ 前田敦子、高橋みなみ
*3 ・ 軽蔑愛情 ・ 07年04月 ・ **2.0 ・ **22 ・ *1 ・ 高橋みなみ
*4 ・ ビンゴ! ・ 07年07月 ・ **2.2 ・ **24 ・ *1 ・ 高橋みなみ
*5 ・ 僕の太陽 ・ 07年08月 ・ **2.5 ・ **29 ・ *2 ・ 前田敦子
*6 ・ 夕陽ロロ ・ 07年10月 ・ **1.5 ・ **17 ・ *1 ・ 前田敦子、小嶋陽菜
*7 ・ ロマンス ・ 08年01月 ・ **1.9 ・ **21 ・ *1 ・ 前田敦子、小嶋陽菜
*8 ・ 桜花び08 ・ 08年02月 ・ **2.2 ・ **24 ・ *1 ・ 前田敦子
*9 ・ BABY ・ 08年06月 ・ 配信* ・ **** ・ ** ・ 前田敦子
10 ・ 大声ダイ ・ 08年10月 ・ **4.8 ・ **53 ・ *3 ・ 前田敦子、松井珠理奈

11 ・ 10年桜ロ ・ 09年03月 ・ **6.6 ・ **73 ・ *4 ・ 前田敦子、松井珠理奈
12 ・ 涙サプラ ・ 09年06月 ・ *10.4 ・ *114 ・ *6 ・ 前田敦子(総選挙投票券付)
13 ・ 言い訳メ ・ 09年08月 ・ **9.1 ・ *100 ・ *5 ・ 前田敦子(第1回総選挙曲)
14 ・ リバーあ ・ 09年10月 ・ *17.9 ・ *197 ・ 10 ・ 前田敦子、高橋みなみ
00 ・ ああああ ・ 09年合計 ・ *44.0

15 ・ 桜の栞ロ ・ 10年02月 ・ *31.8 ・ 0349 ・ 18 ・ 前田敦子、高橋みなみ
16 ・ ポニテあ ・ 10年05月 ・ *51.3 ・ 0564 ・ 29 ・ 前敦、高みな(総選挙投票券付)
17 ・ ヘビロテ ・ 10年08月 ・ *52.7 ・ 0579 ・ 30 ・ 大島優子(第2回総選挙曲)
18 ・ ビギナー ・ 10年10月 ・ *82.7 ・ 0909 ・ 47 ・ 前田敦子
19 ・ チャンス ・ 10年12月 ・ *59.7 ・ 0656 ・ 34 ・ 内田眞由美(第1回じゃんけん大会曲)
00 ・ ああああ ・ 10年合計 ・ 278.2

20 ・ 桜の木に ・ 11年02月 ・ *94.2 ・ 1035 ・ 53 ・ 前田敦子
21 ・ エビカツ ・ 11年05月 ・ 133.4 ・ 1466 ・ 76 ・ 前田敦子(総選挙投票券付)
22 ・ フラゲあ ・ 11年08月 ・ 135.4 ・ 1488 ・ 77 ・ 前田敦子(第3回総選挙曲)
23 ・ 風吹ロロ ・ 11年10月 ・ 130.0 ・ 1429 ・ 74 ・ 前田敦子、大島優子
24 ・ 上マリコ ・ 11年12月 ・ 119.9 ・ 1318 ・ 68 ・ 篠田麻里子(第2回じゃんけん大会曲)
00 ・ ああああ ・ 11年合計 ・ 612.9

25 ・ GM5ロ ・ 12年02月 ・ 128.7 ・ 1414 ・ 73 ・ 前田敦子
26 ・ 真夏ロロ ・ 12年05月 ・ 161.7 ・ 1777 ・ 92 ・ 前田敦子(総選挙投票券付)
27 ・ ギンガム ・ 12年08月 ・ 118.2 ・ 1299 ・ 67 ・ 大島優子(第4回総選挙曲)
28 ・ UZAロ ・ 12年10月 ・ 112.9 ・ 1241 ・ 64 ・ 大島優子、松井珠理奈
29 ・ 永遠ロロ ・ 12年12月 ・ 107.3 ・ 1179 ・ 61 ・ 島崎遥香(第3回じゃんけん大会曲)
00 ・ ああああ ・ 12年合計 ・ 628.8

30 ・ ソーロン ・ 13年02月 ・ 103.6 ・ 1138 ・ 59 ・ 渡辺麻友
31 ・ さよクロ ・ 13年05月 ・ 176.3 ・ 1937 ・ 100 ・ 渡辺麻、島崎、大島、板野(総選挙投票券付)
32 ・ 恋チュン ・ 13年08月 ・ 133.0 ・ 1462 ・ 75 ・ 指原莉乃(第5回総選挙曲)
33 ・ ハトエレ ・ 13年10月 ・ 120.4 ・ 1323 ・ 68 ・ 小嶋陽菜
34 ・ 鈴懸なん ・ 13年12月 ・ 103.3 ・ 1136 ・ 59 ・ 松井珠理奈(第4回じゃんけん大会曲)
00 ・ ああああ ・ 13年合計 ・ 636.6

35 ・ 前しかロ ・ 14年02月 ・ 109.1 ・ 1199 ・ 62 ・ 大島優子(卒業曲)
36 ・ ラブ犬あ ・ 14年05月 ・ 166.2 ・ 1827 ・ 94 ・ 渡辺麻友(総選挙投票券付)
37 ・ 心プラあ ・ 14年08月 ・ 100.6 ・ 1105 ・ 57 ・ 渡辺麻友(第6回総選挙曲)
38 ・ リフレン ・ 14年11月 ・ 113.0 ・ 1242 ・ 64 ・ 宮脇咲良、渡辺麻友
00 ・ ああああ ・ 14年合計 ・ 488.9

39 ・ グリフラ ・ 15年03月 ・ 100.1 ・ 1100 ・ 57 ・ 柏木由紀、小嶋陽菜
40 ・ 僕戦ロロ ・ 15年05月 ・ 167.3 ・ 1838 ・ 95 ・ 島崎遥香(総選挙投票券付)
41 ・ ハロナイ ・ 15年08月 ・ 127.8 ・ 1404 ・ 72 ・ 指原莉乃(第7回総選挙曲)
42 ・ 唇BMB ・ 15年12月 ・ *90.5 ・ *994 ・ 51 ・ 高橋みなみ(卒業曲)
00 ・ ああああ ・ 15年合計 ・ 485.7

43 ・ 君メロあ ・ 16年03月 ・ 123.8 ・ 1360 ・ 70 ・ 宮脇咲良
44 ・ 翼つばさ ・ 16年06月 ・ 144.1 ・ 1584 ・ 82 ・ 向井地美音(総選挙投票券付)
45 ・ ラブトリ ・ 16年08月 ・ 117.8 ・ 1295 ・ 67 ・ 指原莉乃(第8回総選挙曲)

41 ・ ハロナイ ・ 15年08月 ・ 127.8 ・ 100
45 ・ ラブトリ ・ 16年08月 ・ 117.8 ・ 92

(「言い訳」を100とすると「ラブトリ」は1,295、過去最高売上だった「さよクロ」を100とすると「ラブトリ」は67、昨年同時期発売の「ハロナイ」を100とすると「ラブトリ」は92)

以上


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指原莉乃 ~「タモリっ子」の系譜 ~(ピーナッツ)

2016-09-05 07:15:20 | AKB48
″トークとは、サッカーである″
明石家さんまさんの言葉である。
正解だと思う。
″翼よ、MF(ミッドフィルダー)になれ!″
ロベルト本郷が 大空 翼に残した言葉である。
後の 彼のバルセロナFCでの活躍ぶりを見てると、″やっぱ 正解だったな~″と…。
つまり、2つ合わせると こうなる。
″トークとは、MFである″と…。
要するに、そのチームで トーク…1番上手いヤツが MFのポジション、要するに 司令塔の役割をやるんだ、と。全体をコントロールする立場にいるべきなんだ、と。そういう能力なんだ、と。
これは、お笑い界でも ″司会者論″みたいなテーマ題材とかでも ホント…よ~く言われていることなんだけどね。

さてさて、そんなMFのポジション…AKBグループの中にも そういう役割を担当している子たちが いる。
ま、各チームに2人だな。で、3チームあるから、2(人)×3(チーム)で、6。各団体で、6人のMF。
そして、AKB,SKE,NMB,HKT の計4団体あるから、6(人)× 4(団体)で、24。
つまり、AKBグループには、合計24人のMFが、ま、存在していると思う。そして、指原莉乃も その24人の中の1人。24人ぐらいの中の1人…。

でも、彼女が、他23人のMFとは、決定的に違ってる部分ってのがある。それはね、
タモリさんと ″出逢っている″ことだよ。タモリさんを ″見てきた″って経験そのものだ。
″人生のモットーは、「適当」。(特に)生放送では、反省は しない…″
もちろん、こういうのは、「いいとも」での板の上 & 多少のプライベートでも、指原…感じ取っていた,肌で感じていたとは思うんだけど、タモリさんって、それだけじゃあないんだよね。
のちの司会術…そういうのにも大きく影響を与えてる。タモリさんから 学んでいった人の 何と多いことよ。そして、指原なんて、その筆頭だよ。
「いいとも」の長い歴史上…特に この3人だな、僕が思うに…。僕が思う「タモリっ子」…影響大の人。
南原清隆,中居正広,指原莉乃

よく、お笑いトーク,インタビューなどで、テレビ,雑誌,ラジオ等…話題にのぼる この内容…
″司会者とは? MCの極意とは? サッカーのポジションで例えると(どのポジション)?″…
僕の知っているトコで言うと、
明石家さんま → 「トップ下」と表現。
南原清隆 → 「ボランチ」と表現。
そして、これ以外のほとんど(たぶん、90%以上)→ 「ミッドフィルダー」もしくは「ハーフ」「中盤」と表現してる。
で、タモリさんて、過去に何て言ったと思う? 自分の立ち位置,居るポジション。それはね、
「ゴールキーパー」。おそらく、お笑い界,司会者界合わせても この人だけなんじゃないかな~?
また、指原とは、その過渡期?から、よく共演してきた土田晃之…彼は、それ…「ディフェンシブハーフ」と言ったことがある。

つまり、彼女は、センターライン…特殊な(ポジションの)2人に ″出逢ってきた″って訳。
そのことが、指原に ″独特なMF像″を与えてる。AKBグループの中で、そのスキル…飛び抜けてて当然なんだよ。とにかく、2010年頃から 彼女のMCトークは、急激に変化したよね。
AKBグループ…他の23人と決定的に違うのは、指原そのポジション(MF)を 外に出た際、簡単に捨てられる…ってことだ。

例えば、明石家さんま,松本人志,内村光良,土田晃之,有吉弘行,千原ジュニア、そして、タモリさん…。自分よりも優秀なMFが 来た時、いる時、″よし!私は、FW(フォワードで!よっしゃ!この場面では、ウイングで!″…簡単に そのポジションを明け渡せられること…ていうか、本人には、その自覚すら ないと思う。
でも、それが、タモリさんを ″見てきた″ってことだ。″その時、自分は、どう振る舞うのか?!″…視野が 広いわ。

対して、AKBグループ…他の23人のMF。この名前を出して、なんか申し訳ないんだけど、例えば、山本 彩の場合。
劇場では、あんなに喋れるのに、回せるのに、名MFなのに、「バイキング」(フジ系)等…外に出ると 全く 鳴りを潜めてしまう。
あれはね、″MFの気持ちが残ったまま″…そこに参加しているからだよ。
″あ、雨上がりさんのあのツッコミ上手いな~。よし!今度…″,″あ~ここで 話振られたら~?(でも、私やったら~)″,″あ~ こういう風に話もっていくんや、したら上手いこといくな…″等々等々ね。
アリアリの ミエミエやもんね、迷いも何もかもがさ~。

バラエティーって、そこ、その瞬間…は、1ミリも考えたらアカンのだと思う。でも、彼女は、考えながらの その顛末! そして、今日も「借り猫」になる。
何を迷とんねん!と。そんなもん、2日後ぐらいに録画でチェックせぇよ!と。だから、ラジオで、″だんだん喋れるようになってきてんねん!″って、毎回 言うハメになっとんねん!と。同郷の雨上がり決死隊が 気を遣って振ってくれたのを何とかの…ハァ~やねん!て…毎回。

指原なんて、な~んにも考えてないよ。完全に そのポジションを明け渡してるからね。おそらく、録画すらしてないんじゃないかな? でも、それが出来る…ってことだよ。
いい意味での「適当」。必要のない ″反省はしない″。
タモリイズムの継承者…指原莉乃、彼女の受けた影響は、ナンチャン,中居くんと同じくらい…大きいよ~。
そして、彼らと同じくらい吸収してるよね…って意味で、彼女も「タモリっ子」だ、とね。

あ!そうだそうだ!
指原莉乃は、恐がられてるんだよね?
これも山本 彩が 言ってたのかな…
″指原さんとMCすると、なんか恐い。だって…″って、
そんなもんも 僕に言わせれば 一緒で、指原と自分…そのトーク力の優劣 & 実力差をキッチリと認めていないからだよ。
そこ(のポジション)は 任せて、自分は、FW(フォワード)で、共に得点を取りにいけば いいんだよ。結果だけにこだわれば いい。その場の司令塔は、2人いらない。
例えば、指原が、″リンゴとミカン…どっちが好き?″ってな内容で、″う~ん、両方好きだな~ あ~ でも、早く答えないと間延びだな~ どうしよ~″ってな時は、″え~迷う~ でも、指原さんは、 今 どっち食べたい?″って、1回 ボールを返したらいいんだよ。無理にドリブルしたり、次のパス場所を探したり、シュートをしようとするから しんどい…恐い。返しゃいい。
″(指原さん)何がくるか 分からない?″って 考えとるから 恐いんだ。一旦、MFに返しゃいいだけのこと。
だけど、指原ってのは、タモリさんの元で育ってるからね、同じ質問でも、こんなこねくりまわした聞き方をする時もある…
″この前、秋元さん…「俺、リンゴとかミカンとかあんま食わねえんだ。そんなに好きじゃない」って言ってたじゃん!私なんて、両方好きなのにさ。だって、どっちも美味しいよ~。で、(お前は、リンゴとミカン)どっち好き? ″
例えば…だよ。
あれ?これは 罠? 天然? ホントに どっちだー?の時…指原には、たまにあるからさ。

でも、こういうのも、こういうパスもあるから、指原は、面白いんだよ。普通のMFじゃない。ある意味、アイドルを超えてるんだよ。
別に、山本 彩だけじゃなく、指原との絡みを楽しめばいいんじゃないかな~ってね、思うよね。
″恥かかされる″,″答えに困る″…とか思ってるから、恐いんだよ。べつに恥かいたっていいじゃん!の世界…そこから生まれる新鮮さ…。
でも、それでも、″恐い~″って思ってる子は、指原が出てるバラエティー番組を観たらいいと思う。彼女が、なんのてらいもなく ぺーぺーになっている姿をね。
ヒントがあるよ。
″指原さん、頑張ってるー!″とか、思った子は、正直、トークの才能…今は、ないかもしんない。
でも、″指原さん、自由だなー!力抜けてるなー! なんか違うなー!″って、感じた子は、外でも通用する可能性…少しあるかもしれない。
それは、変化を知ってるってことだからね。指原のポジションチェンジに気づいてるってことだからね。

あー! あと、こんな気づき方もあるな~。
それは、『HaKaTa百貨店』内…″なんか、さっしーさんの方が、ジャングルポケットさんよりも シソンヌさんよりも トーク,MCとか~ ″って 感じた子…。
正解!
だって、彼らは、まだ駆け出し。アイドルの手前だからって、そら、ツッコミ…連発しててもね、不慣れなポジションなんだよ、MF。まだまだ、一軍では、やらせてもらっていない。正直、指原の方が 経験値が高い。ただ、そういうのを全部分かった上で、もろもろ 振る舞ってるよね、彼女は…。


さて。冒頭の「タモリっ子」という言葉。これは、ナンチャンが、「いいとも」レギュラーだった時に結成した会?のことだ。
タモリさんのことが好き過ぎて、タモリさんの写真入りTシャツを着て、生放送に出た ナンチャン。結局、その(小さな)ブームは、その曜日のレギュラー全員に広まり、翌週、そのTシャツを着た7,8人とともに生放送をやることになったタモリさん…。1時間ずっと、顔…真っ赤っかだったなぁ~。
今、思う…あの場に、指原が いたら 間違いなく、そのTシャツを着て…というか、きっと、デザインにも携わっていたな~、と。
そう、「タモリっ子」とは、タモリさんに影響を受けた若手全員を指しているのです。
そして、指原莉乃も その1人。長い歴史…「タモリっ子」の系譜…。
ただ、今までの「いいとも」出演のアイドル系,若手タレント なんかと 指原…大きく違うのは、それを MC(トーク)に活かしたこと。
もう、早く降参すればいいのに…とか思う。そうすれば、指原にも周りにも それぞれ…もっと新しい展開が生まれるのに~ ってね。
指原莉乃は、AKBで唯一、外でも通用するMF(FWも出来ます)の選手。

(2015年2月16日の記事を再掲載)


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”女王”指原莉乃の称号と「総選挙1位の話は損しかないくだり」 (総選挙分析ライター)

2016-09-04 05:00:00 | 分析系 メンバー
”女王”指原莉乃の称号と「総選挙1位の話は損しかないくだり」 (総選挙分析ライター)


指原莉乃が6月18日に行われたAKB48の選抜総選挙で1位をとり史上初の2連覇を達成してからマスコミが指原を形容するときの見出しに”女王”指原という表現をつけるところがけっこう出てきている(下表記載例参照)。

卒業した前田敦子や大島優子、一昨年にトップをとった渡辺麻友が総選挙1位になったときに”女王”という形容はそれほど多くはなかったと記憶しているので、今年のマスコミの指原に対する”女王”付けは目立った。

この表現が使われた素地としてAKB48G総合プロデューサーの秋元康氏が指原のいるHKT48に対して「HKT王国ができている」と以前に言っていたことや6月18日の総選挙当日に行われたAKB48グループコンサートの時に「ハロウィン・ナイト」を歌った指原が女王冠をして登場し、その際”女王、高らかに参上”、”絶対女王”の大きなパネルが会場に掲げられ運営が”女王”指原を強調したこと、さらに初の2連覇を達成した指原の票数が24万票を超え他のメンバーの票数を圧倒して指原の強さが際立っていたこと、また、指原はAKB48グループ内にとどまらず芸能界にしっかりとした人脈を築き、首相の安倍さんとも面識があることに加えて、活動範囲はアイドルにとどまらず劇場支配人、劇団座長、映画監督、プロデューサーと多岐にわたっていることなどの諸々が、マスコミをして”女王”指原の表現を使うことの後押しをしたのかもしれない。
AKB48グループコンサート HKT編 160618


そこで、この「 ”女王”指原」という響きがもたらすイメージや印象について考えてみた。

この言葉には前述したようにAKB48グループというアイドル集団のトップという地位だけにとどまらない才能の豊かさ、人脈、ファンの多さ、美しさ、それらを合わせたもろもろのパワーやマネーを産み出す創造力というNo1の煌(きら)めきを感じさせる。

2012年に起きたスキャンダルによって指原がその当時まったく注目されていなかったHKT48への移籍が言い渡されたときに筆者は、アイドルにとって死罪にあたる解雇は免れたものの重労働を課された流刑に近い処罰だと感じたが、それが今ではAKB48の”女王”指原と呼ばれるまでに復活し成功したのだから、まさに伊豆に流された後天下人になった源頼朝みたいにすごいことだ。

指原のことに関心を持っている筆者を含めたファンはそういう指原の苦しい過去のこと知っているので「 ”女王”指原」と呼ばれることに無上の喜びを感じるかもしれない。

その一方で、”女王”という言葉の中には圧倒的な強者、権力者、金権、醜美という負のイメージも内包しており、この点には注意が必要だ。そもそも”女王”という称号が持つ多様なイメージが果たして”アイドル”にとって似つかわしいのかという話もある。

昔あまりにも強かった野球の巨人に対してアンチ巨人ファンが多かったように総選挙で圧勝し、”女王”と呼ばれるようになった指原にはアンチから厳しい目が向けられる。指原ファンにとって心地よい響きは、逆に指原アンチの気持ちを燃え上がらせる強力な燃料となる。また、指原はAKB48ではなくHKT48のメンバーなのでAKB48の”女王”という言い方にイラッとくる人もいるだろう。さらには、AKB48以外の筋からも成功者である指原に対して色々なやっかみが出てくるかもしれない。

冷静になって見てみると、今のところ総選挙でトップとなった指原へのご褒美は『LOVE TRIP』をセンターで歌うことのほかには、「指原ディナーショー」を開くくらいしか発表されていない。(運営などは総選挙4位の山本彩のソロアルバム発売と全国ツアーに注力している)

総選挙でトップとなり、2連覇を果たし”女王”指原と呼ばれるようになっても指原を取り巻く活動の実質は選挙前とほとんど変わりがないように見える。

そんな矢先に指原が8月31日に日本テレビの『PON !』に出演した際、PONのレギュラー永野さんからAKB48選抜総選挙で指原がトップになったことをお祝いされた時に指原が「自分が調子に乗っていると思われたくない」ので、総選挙で1位になった話は「損しかないくだり」と醒めて話していたのが印象的だった。
PON! 永野が指原莉乃に本気の悩み相談 タモリさん金言・こじはる暴露話も 2016.08.31 (1分07秒~1分44秒)

指原は現実を見据えてまったく浮かれていなかった。 総選挙の賞味期限はせいぜい3ヵ月なのでこういうネタもそろそろ終局のようだ。


<”女王”指原莉乃という見出しの例>
HKT48指原莉乃、史上初の“女王”連覇を達成「1位として認めてください」<第8回AKB48選抜総選挙>モデルプレス 160618
指原圧勝!史上最高24万票でWの史上初 総選挙連覇&3度目女王 スポニチ 160618
【AKB総選挙】女王指原、Twitterで週刊誌をけん制!スマートザテレビジョン 160618
指原、連日の女王!太田プロ総選挙1位 ディリースポーツ 160619
連覇の女王・指原莉乃が「27時間テレビ」に出演決定 ザテレビジョン 160620
今夜くらべてみました2時間SP 女王・指原!祝2連覇!&徳井と後藤で緊急SP!日テレ 160622
総選挙連覇の“女王”指原莉乃が尊敬の眼差し「努力は比べものにならない」モデルプレス 160623
川栄李奈、AKBのバラエティ女王・指原莉乃は「天才だと思う」 映画com 160715
“女王”指原莉乃がイメチェン、ピンク色で“フェミニン”に ファン絶賛(MusicVoice) 160720
「櫻井・有吉 THE夜会」TBSテレビ 8月25日の『櫻井有吉THE夜会』は、グルメ王・渡部建&AKBの女王・指原莉乃が登場!超売れっ子なのにやたら自分のポジションを気にする2人に迫る!!160825


以上


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欅坂46平手友梨奈ソロ曲『渋谷からPARCOが消えた日』は『109』の姉妹曲。(ときめき研究家)

2016-09-03 18:00:00 | ときめき研究家
欅坂46のセンター平手友梨奈のソロ曲。デビューシングル収録の『山手線』に続き、セカンドシングルにもソロ曲が収録されている。

今年の8月に渋谷PARCOが一時休業になって、建て替えたうえで3年後に再開業の予定という。この時事ネタを巧みに取り入れた楽曲だ。東京以外の人にはピンと来ない、違う時代だと何のことだかわからない、普遍性はない曲だが、今という時代の東京を鮮やかに写し取った作品だと言える。

大人や世の中への強い不信感を隠そうともせず、PARCOだけが心安らぐ場所だと歌っている。その心情が十代の女子にとってリアルかどうかはわからないが、作品としてリアルっぽく描かれていることは確かだ。
平手の歌唱は、15歳とは思えないような、大人びて虚無的な歌い方で、楽曲に非常に似合っている。『サイレントマジョリティ』で驚かされたソロ歌唱を、1曲たっぷり味わえる。
サビの「PARCO PARCO PARCO・・・・」という連呼が、最初はくどいように感じたが、何回か聴いていると慣れた。むしろこのメロディーには、この歌詞しかないだろうと思うようになった。円広志『夢想花』の「飛んで飛んで飛んで・・・・」を思い出した。

歌詞の内容から、どうしても思い出してしまうのが、AKB48初期の名曲『109』(『大声ダイヤモンド』カップリング曲)だ。その曲は、恋人の心変わりに泣きながら渋谷の街をさすらい、足が自然に109に向かってしまうという内容だ。状況こそ違うが、渋谷のファッションビルに心の救いを見出しているという点が共通である。
『109』の「人は悲しい時どうしてここに来るのでしょうか」というフレーズは、『渋谷からPARCOが消えた日』では「寂しくなるたびここへ来るんだ」というフレーズで踏襲されている。元を辿れば、渡辺真知子『かもめが飛んだ日』の「人はどうして寂しくなると海を見つめに来るのでしょうか」が出典だろうか。

109とPARCO、どちらも若者が集まるファッションビルだが、客層や取扱商品の違いなどは、疎い私にはわからない。その点では東京以外の人と変わらない。初期AKB48には109が、現代の欅坂46にはPARCOが、きっとイメージが合っているのだと思うことにしよう。

『109』に関するこのブログの過去記事はこちら。
その1その2
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欅坂46『青空が違う』が『木綿のハンカチーフ』の呪縛に挑戦。(ときめき研究家)

2016-09-02 21:46:41 | ときめき研究家
欅坂46のセカンドシングル『世界には愛しかない』は、デビューシングル『サイレントマジョリティ』と同様、力の入ったCDだ。カップリング曲も含めてクオリティが高い。
秋元康はやる気がある時とない時の差が顕著だと思う。今現在のやる気度合は、以下のような順番だろうか。
欅坂>HKT>乃木坂>AKB>NGT>NBM>SKE
それにしても、欅坂より先に結成していたNGT48がまだシングルデビューしていないのに、欅坂がもう2枚目とは露骨過ぎではないか。

とは言え、やる気がないのを無理やりやらせることもできないので、やる気にあふれた欅坂46のシングルを鑑賞するのが得策だ。まずカップリング曲『青空が違う』が耳に残った。

都会に出て行った恋人に会いたくて、突然上京してアパートを訪ねる女の子の歌である。
「遠距離恋愛のカップルは続かない」という定理は、太田裕美の名曲『木綿のハンカチーフ』であまりに鮮やかに描かれてしまったので、それを否定することは困難になった。これを「『木綿のハンカチーフ』の呪縛」と呼びたい。その後多くの歌が、この呪縛に挑み続けている。(過去記事はこちら
斉藤由貴の『卒業』、高橋美枝の『ひとりぼっちは嫌い』、菊池桃子の『卒業』、高井麻巳子の『約束』、そしてAKB48の『春一番が吹く頃』。いずれも「遠距離恋愛のカップルは続かない」という定理を是認したうえで、心情を歌った曲である。

こうした圧倒的に不利な状況の中、遠距離恋愛だって続くのだと主張している歌が『青空が違う』だ。

淡々としたAメロで、都会に出てきた少女の不安を描く。「人と人とを洗濯機のようにかき混ぜている」「華やかさは秩序のないエゴ」そして「青空が違う」など、被害妄想的なほどネガティブな印象で都会が描かれる。電車を乗り継いで、苦労して彼の住むアパートにたどり着いた時には、違う女性がアパートにいるパターンではないかとドキドキしてしまう。(渡り廊下走り隊『思い出は遠いほど・・・』で、転校して行った彼女に会いに来たが、本当に彼女に会えるのか会えないのかドキドキするのと似ている。)

でも実際には違う女性などおらず、風邪気味の彼が優しく迎えてくれる。
そこで謎なのだが、彼が上京して叶えようと頑張っている夢とは何だろう。「散らかった部屋のあちこちにあなたの努力と戦いの日々がある」がヒント。描きかけの絵か、写真か、楽器や楽譜か、それとも調理師の修行中でアパートでも練習しているのか。でも、どれも必ずしも上京しなければ追えない夢ではなかろう。それとも普通に都会の予備校に通っている浪人生で、部屋は単に散らかっているだけなのか。しっくり来る解釈がまだ思いつかない。

突然の訪問で、彼の暮らしぶりを見て、彼女の不安は少し解消する。彼の「夢」を応援したい気持ちも沸き起こって来る。強引にキスをして、「青空少し見えた」という心境になった彼女は、『木綿のハンカチーフ』の呪縛を打ち破ったのかもしれない。
「ひまわりの種を持ってきた」という大サビが感動的だ。離れて思い悩んでいるよりも、思い切って行動することが大事だということだろう。

歌っているのは、志田愛佳、菅井友香、守屋茜、渡辺梨加、渡邉理佐の5人。1人も顔がわからないが、素朴な歌い方は好感が持てる。
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指原莉乃 ワーディングセンスは抜群(総選挙分析ライター)

2016-09-02 12:25:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃 ワーディングセンスは抜群(総選挙分析ライター)


今さらながら指原莉乃はワーディングセンスが良いと思う。つい先日指原がTVに出て何気に話していた会話がすごく面白かった。それは指原が8月31日に日本テレビの『PON !』に出演したときの小嶋陽菜の暴露話

指原「本人嫌がるかもしれないんですけれどポップな暴露話はいっぱいある。私服に一個だけ安いブランドの物を意外に入れている。おしゃれなバッグに。そんなこじはるさんもちょっとおかしい一面があって」
指原「最近やけに芸能界のゴシップを聞いてくる。好きらしくて、そういう芸能界の噂話が」
指原「私もサイゾーレベルの噂話しか持ってなくて
指原「こじはるさんもサイゾーレベルしか持ってないので、サイゾー対サイゾーでちょっと・・」
永野「サイゾー買えばいい。わかりました。スタジオの小嶋さん、返します」
小嶋「さっしー。そうなんですよ。ゴシップを集めて小木矢作(おぎやはぎ)の小木さんに送ってほめられたい」
PON! 永野が指原莉乃に本気の悩み相談 タモリさん金言・こじはる暴露話も 2016.08.31 (3分45秒より)

この「サイゾー対サイゾー」というワーディングは抜群に面白い。サイゾーと言えば筆者の印象では取材をほとんどせずにネットの匿名で語られている噂話をあれこれ集めてあたかも本当のようなでたらめな記事を書くことで有名な悪名高いネットニュース。したがって「サイゾーレベルの噂話」と言えば、取材をして事実を確認したのではなく、匿名でネットに書かれた事実かどうか確認できない噂話をさしている。
関連ビジネスジャーナル お詫びと訂正
関連「ビジネスジャーナル」の捏造事件

したがって「サイゾー対サイゾー」というたとえは「事実がよく確認できないネット上の噂話」を2人がネタにして話している、つまり、本当かうそか分からい話の会話をこの「サイゾー対サイゾー」という一言で言い表している。実に見事で切れ味がいいと思う。


次に印象に残るワーディングとしてはちょっと前に話題になった「週刊誌は滅びたらいい」がある。指原が8月8日に代々木アニメーション学院で行われたパネルディスカッションでアイドルの未来について司会者から聞かれた時に出た一言。

司会者「指原さんはこの先のエンタテイメント業界がどうなると考えてますか?」
指原「どうなるかという予想ではないんですけれど、今回私もアイドルのプロデュースをするかもしれないという立場になって、どうやったらアイドルが長く続くのかなと考えることがあります。アイドルブームって定期的に訪れるものじゃないですか。私たちの前はおニャン子さんたちだったとか、ちょうどいい時代に私たちがいると思っているので、なるべく長く続いてくれればなぁという希望がありますね」
秋元「アイドルの専門家としてはアイドルがこれからもあきられないためには何が一番重要だと思う ?」
指原「う~ん。難しいですけれど。う~ん。なんですかね。週刊誌は滅びたらいいんじゃないですかね」(会場爆笑)
司会者「みなさんからどっと笑いが出ています」
指原「どうでしょう。それだけでアイドルは長続きすると思います」
代々木アニメーション学院8/7パネルディスカッション フル動画 秋元康・指原莉乃・小室哲哉・つんく♂ 2016.08.10 (2/3 10分59秒~11分42秒)

指原は2012年に文春に刺され、一度はAKB48を辞める寸前まで追い詰められた。AKB48の総合プロデューサーの秋元康氏からの一言がなければアイドル生活を卒業していたので、週刊誌のアイドルへのスキャンダル報道はアイドルの寿命を縮め、へたをするとアイドル生命を奪ってしまうことを指原は身を持って知っている。だから「週刊誌がアイドルのスキャンダル報道をしなければいいんじゃないですか」と言うのが本音のところだろう。だけれども、それでは平凡であまり面白くない。そこで「う~ん」と頭をフル回転させひとひねり考えて「週刊誌は滅びたらいい」と絶妙の一言を発した。これはプロ。言葉の魔術師と言ったら言い過ぎか。日頃から印象に残るワードを考える癖をつけていないとこんな一言はとっさに出てこないと思う。


最後は指原が文春スキャンダルによりHKT48へ移籍後、2012年10月25日に『ホンマでっか!?』 に出演した際に発したあまりにも有名な伝説となっている一言。筆者は今から4年前にこの番組を見たとき「指原やった !」と大喜びしたのを覚えている。それぐらい大ホームランの一言だった。まだ、それほど有名でなかった指原が芸能界にしっかりとした爪痕を残した。

さんま「指原はどういうタイプが好き?」
指原「私見た目何にも・・」
さんま「気にしない ?」
指原「はい。秘密を守る人」・・(全員大爆笑)
出演者「重いわ」、「ズシッときすぎやん」、「絶対ウケるやん 今の」
20121025 ホンマでっか!?


世の中の男性に「秘密を守る人」がどれほど女性にとって信頼されるかをこの一言は突きつけたと思うし、秘密を守ることの大事さを痛感させた歴史的なワーディングだろう。

指原の言葉のセンスは抜群。

以上


(参考)
指原莉乃の文章力 150428


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指原莉乃センター「LOVE TRIP」初日売上100万枚突破(総選挙分析ライター)

2016-09-01 05:00:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃センター「LOVE TRIP」初日売上100万枚突破(総選挙分析ライター)


第8回AKB48選抜総選挙でトップとなり2連覇を達成したHKT48指原莉乃がセンターポジションで歌うAKB48の45枚目のメジャーシングル曲「LOVE TRIP」が、8月31日より発売が開始され、初日の推定売上枚数は1,100,332枚になったと発表された。「LOVE TRIP」は初日時点で100万枚の売上を突破した。

AKB48のメジャーシングル曲で初日売上が過去100万枚を超えたのは、「フライングゲット」、「風は吹いている」、「真夏のサウンドグッド」、「さよならクロール」、「恋するフォーチュンクッキー」、「ハート・エレキ」、「ラブラトールレトリバー」、「希望的リフレイン」、「僕たち戦わない」、「ハロウィン・ナイト」、「君はメロディー」、「翼はいらない」の12曲あり、「LOVE TRIP」で初日売上100万枚超えは13曲となった。

総選挙曲8曲のうちで初日売上100万枚超えたのは「LOVE TRIP」を含み4曲あり、そのうち指原がセンターをつとめた3曲(「恋チュン」、「ハロナイ」、「ラブトリ」)はいずれも初日売上100万枚超えを達成しているので、指原は運に恵まれているといえそうだ(残り1曲は卒業した前田敦子がセンターの「フライングゲット」)。

指原は昨日自身のTwitterで
「指原 莉乃 ‏@345__chan
本日発売しました、LOVETRIP。。
初日売り上げが110万枚を突破しました😭!!!!三人で喜びを噛み締めました😭!!!!幸せです!!!!みなさん、本当にありがとうございます!発売日、バーベキュー、花火、、素敵な1日になりました😭

とファンに感謝のコメントを出している。


<「大声ダイヤモンド」以降メジャーシングル曲初日売上>
・ ・ 曲名ロロ ・ 初日売上 0 比率 ・ 比率 ・ センター
10 ・ 大声ダイ ・ ***6757 ・ **2 ・ *0 ・ 前田敦子、松井珠理奈
11 ・ 10年桜ロ ・ **28600 ・ **8 ・ *2 ・ 前田敦子、松井珠理奈
12 ・ 涙サプラ ・ **41046 ・ *12 ・ *3 ・ 前田敦子(総選挙投票券付)
13 ・ 言い訳M ・ **57456 ・ *17 ・ *4 ・ 前田敦子 (第1回総選挙曲)
14 ・ リバーあ ・ **87795 ・ *26 ・ *6 ・ 前田敦子、高橋みなみ
15 ・ 桜の栞ロ ・ *229528 ・ *67 ・ 16 ・ 前田敦子、高橋みなみ
16 ・ ポニテあ ・ *354403 ・ 104 ・ 24 ・ 前田敦子、高橋みなみ
17 ・ ヘビロテ ・ *340487 ・ 100 ・ 23 ・ 大島優子 (第2回総選挙曲)
18 ・ ビギナー ・ *568095 ・ 167 ・ 39 ・ 前田敦子
19 ・ チャンス ・ *471242 ・ 138 ・ 32 ・ 内田眞由美 (第1回じゃんけん大会曲)
20 ・ 桜の木に ・ *655344 ・ 192 ・ 45 ・ 前田敦子
21 ・ エビカツ ・ *942475 ・ 277 ・ 64 ・ 前田敦子 (総選挙投票券付)
22 ・ フラゲあ ・ 1025952 ・ 301 ・ 70 ・ 前田敦子 (第3回総選挙曲)
23 ・ 風吹ロロ ・ 1045937 ・ 307 ・ 71 ・ 前田敦子、大島優子
24 ・ 上マリコ ・ *959280 ・ 282 ・ 65 ・ 篠田麻里子 (第2回じゃんけん大会曲)
25 ・ GM5ロ ・ *966529 ・ 284 ・ 66 ・ 前田敦子
26 ・ 真夏ロロ ・ 1170554 ・ 344 ・ 80 ・ 前田敦子 (総選挙投票券付)
27 ・ ギンガム ・ *906617 ・ 266 ・ 62 ・ 大島優子 (第4回総選挙曲)
28 ・ UZAロ ・ *884602 ・ 260 ・ 60 ・ 大島優子、松井珠理奈
29 ・ 永遠プレ ・ *840043 ・ 247 ・ 57 ・ 島崎遥香 (第3回じゃんけん大会曲)
30 ・ ソーロン ・ *817530 ・ 240 ・ 56 ・ 渡辺麻友
31 ・ さよクロ ・ 1450881 ・ 426 ・ 99 ・ 渡辺麻、島崎、大島、板野友美 (総選挙投票券付)
32 ・ 恋チュン ・ 1095894 ・ 322 ・ 74 ・ 指原莉乃 (第5回総選挙曲)
33 ・ ハトエレ ・ 1020800 ・ 300 ・ 69 ・ 小嶋陽菜
34 ・ 鈴懸ロロ ・ *916912 ・ 269 ・ 62 ・ 松井珠理奈 (第4回じゃんけん大会曲)
35 ・ 前しかロ ・ *970413 ・ 285 ・ 66 ・ 大島優子 (卒業記念曲)
36 ・ ラブレト ・ 1462156 ・ 429 ・ 99 ・ 渡辺麻友 (総選挙投票券付)
37 ・ ここプラ ・ *871923 ・ 256 ・ 59 ・ 渡辺麻友 (第6回総選挙曲)
38 ・ 希望的リ ・ 1017160 ・ 299 ・ 69 ・ 宮脇咲良、渡辺麻友
39 ・ グリフラ ・ *860269 ・ 253 ・ 58 ・ 柏木由紀、小嶋陽菜
40 ・ 僕戦ロロ ・ 1472375 ・ 432 ・ 100 ・ 島崎遥香 (総選挙投票券付)
41 ・ ハロナイ ・ 1187633 ・ 349 ・ 81 ・ 指原莉乃 (第7回総選挙曲)
42 ・ 唇BMB ・ *813044 ・ 239 ・ 55 ・ 高橋みなみ (卒業記念曲)
43 ・ 君メロあ ・ 1133179 ・ 333 ・ 77 ・ 宮脇咲良
44 ・ 翼つばさ ・ 1331907 ・ 391 ・ 90 ・ 向井地美音 (総選挙投票券付)
45 ・ ラブトリ ・ 1100332 ・ 323 ・ 75 ・ 指原莉乃 (第8回総選挙曲)

41 ・ ハロナイ ・ 1187633 ・ 100
45 ・ ラブトリ ・ 1100332 ・ 93

(注)「ヘビロテ」の売上を100としたとき「ラブトリ」は323。
昨年同時期の「ハロナイ」を100としたとき「ラブトリ」は93。
過去初日売上が一番多かった「僕戦」を100としたとき「ラブトリ」は75。

以上



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