「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【前日光】黒川菅沢から六郎地山

2014-08-13 23:43:48 | 

                       深い釜とナメ滝

【日 程】2014年8月13日(水)日帰り
【山 域】前日光
【沢 名】黒川菅沢右俣右沢
【メンバ】単独
【天 候】晴れのち曇り
【参 考】山と高原地図13日光(昭文社)
【コース】小来川森崎バス停(9:00)→右俣右沢出合(11:00)→六郎地山(14:00)→一の鳥居大貫バス停(16:40)

六郎地山は2010年12月に日光清滝から三ノ宿山を越えて訪れたことがあります。その時、両ノ手山へと続く尾根を末端まで辿るつもりでしたが、途中でルートを間違えて菅沢に下ってしまいました。どのあたりでルートを間違えたか気になっていましたが、そのこともあって今回は逆に菅沢を遡行して六郎地山に登ってみました。菅沢はガイドブックなどでの情報は見たことが無く、おそらく平凡な沢だろうとあまり期待はしていませんでした。

黒川に合流する菅沢は出合からしばらくは平凡な流れが続きます。暑さを避けて時々沢に入ったり、面倒になると林道を歩いたりしました。右沢の出合では左沢がやや水量多く、沢床も低いのですが、そろそろ林道とさよならしたくて右沢を選びました。これが正解だったようで、やがて小滝の連続や小さいゴルジュが現れ、さらに深い釜と綺麗なナメ滝が出てきました。深い釜を腰まで水に浸かって突破すると、その上にも同じように深い釜とナメ滝があります。3回くらい繰り返して腰まで水に浸かって突破しました。際どい滝登りは無いものの期待してなかっただけに楽しめました。やがて沢が左右に分かれどちらを選ぶか迷いますが、4m程度の滝のある左を選びます。この滝は倒木が邪魔になっているのが残念です。

この滝を越えると谷は開け水もわずかになります。このあたりは何故か大きく伐採されています。右手の急斜面を登って尾根に出ました。周りが伐採されているので見晴らしの良い所ですが、左右が切れて荒廃した感じの尾根で薄気味悪い感じもします。前方上を見ると林道らしいガードレールも見えます。2010年に六郎地山から下った時も鶏鳴山や笹目倉山が良く見える伐採あとがありましたが、その辺りに出てきたようです。この時ルートを間違えた場所はもっと南へ下った所と思われ、今回は確認できないことになりましたが、沢が面白かったので良しとします。尾根を伝って見えていた林道に出ましたが、林道上はススキなどが伸び放題で完全に放棄された状態でした。

林道を歩いて登って来た沢に戻り、沢登りを再開しましたが、すぐに藪っぽくなって再び尾根に上がり、長い尾根登りの末に主尾根に合流しました。さらに右手に登って六郎地山に達します。六郎地山からは少し戻って西の支尾根を下ると東大芦川沿いの未舗装林道に出ました。この林道を下ると東大芦川の川原に出ます。対岸に林道が来ていますが、ジープなどでも渡り難い感じです。対岸に渡渉して林道を辿ると舗装された林道河原小屋三の宿線に出ました。蕗平よりかなり北寄りで、一の鳥居大貫バス停まで長い車道歩きでした。

 

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