「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【上 越】湯檜曽川高倉沢左俣

2013-08-04 22:07:42 | 

                      本流15m2段の滝

【日 程】2013年8月4日(日)日帰り
【沢 名】湯檜曽川高倉沢左俣
【メンバ】単独
【天 候】曇り一時小雨後晴れ
【コース】土合駅(9:30)→本流15m2段滝(10:15)→稜線(13:30)→赤沢橋バス停(16:10)
【参 考】上信越の谷105ルート(山と渓谷社)

湯檜曽川高倉沢は2008年9月に右俣を遡行しました。この時、右俣を選んだのはガイドブックにある最上流部の40mスラブが魅力的に思えたのですが、期待はずれでした。今回遡行した左俣のほうが楽しめました。詰めの藪漕ぎも右俣より楽でした。

青春18キップで土合駅へ。国道を湯檜曽方面に向かい、トンネルを出たすぐの所に湯檜曽川に下る踏み跡があります。湯檜曽川を対岸に渡ると、踏み跡と目印があり、辿って行くと高倉沢に導かれます。本流15m2段の滝の上段8mには左にロープが下がっています。シャワーを浴びて登れるのかも知れませんが、寒いので左から巻きました。左俣に入って15m2段ヒョングリ滝は右のブッシュ帯との境目を木の枝も頼りにしながら登りました。中間部が直瀑の10m滝は左手の岩場を登ってから、ブッシュ帯をトラバースして巻きました。水が消えても涸滝が続きますが困難な所はありません。つめの藪漕ぎは直上したくなりますが、ガイドブックどおり早めに左へトラバースする方が早く登山道に出るようです。

登山道へ出てから高倉山と反対方向へ下ります。昭文社の「山と高原地図」には廃道とされていますが、はじめのうちは良く整備された穏やかな下りの道でした。ところが途中から崩壊した所や急斜面や不明瞭な所も出てきます。危険箇所にはビニールで覆われたワイヤーロープが設置されています。その数は100本以上もあったかも知れません。それだけ危険箇所や急斜面が多かったわけで、とても一般登山道にはなりませんが、送電線巡視路として使われているようです。

湯檜曽川近くまで下ると道は左右に分かれ、右手の湯檜曽川下流方面に進むと水上町の水道施設があります。ここから湯檜曽川に下ると、吊り橋が架かっていますが関係者以外立ち入り禁止で渡れないようになっています。湯檜曽川のこのあたりは川幅が広いのですが水深はそれほどでもなく、対岸へ渡渉しました。対岸には国道から車道が分岐して下りてきていました。これを辿って国道に出て赤沢橋バス停に出ました。バス停の付近は湯檜曽公園として整備されており、車で来て水遊びする人たちで賑わっていました。

 

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