「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【奥多摩】日原川巳ノ戸谷

2007-09-03 23:15:36 | 

 天気予報で久しぶりの好天を期待して出かけたが、期待したほど暑くならなかったのが残念でした。滝の数も多く、水量豊富で登山道へ抜けるまでけっこう時間がかかりました。鞘口のクビレ方面への仕事道に期待していたが見つからず、ツメは笹薮をこいで鷹ノ巣避難小屋の近くに出ました。

【日 程】2007年9月3日(月)日帰り
【沢 名】日原川巳ノ戸谷
【メンバ】単独
【天 候】曇りのち晴れ
【コース】鍾乳洞バス停(8:40)→出合(10:00)→登山道(14:30)→奥多摩湖バス停(17:00)
【参 考】①奥多摩・大菩薩・高尾の谷123ルート(山と渓谷社)
     ②東京周辺の沢(2000年5月白山書房)
     ③奥多摩の尾根と沢(奥多摩山岳会)

奥多摩駅からのバスはちょうど座席が埋まるぐらい。しかし川乗橋、中日原などで次々下車する。終点で下車し、日原川沿いの車道を行く。期待に反して雲が多くて気温はあがらず、前日まで雨が多かったせいか林道は水溜りも多い。八丁橋を過ぎて日原川の対岸に入る谷を注視しながら歩いて行くが、一つ手前の切れ込みを巳ノ戸谷と勘違いして日原川に下るミスをして、出合を見つけるのに手間取ってしまった。

F1大滝は右から巻く。「忌山の悪場」のF2は左にハーケンが打たれシュリンゲが掛かっている。高度もあるし、腕力も要りそう。スリップが恐いので諦めて一つ手前の滝を下って二つまとめて左から巻いた。F3は途中まで倒木を利用し、水流を避けて左を登る。鞘口窪を過ぎて、また滝が連続する。途中10m近い滝が豪快に水しぶきを上げてミストが舞っている。これは右から巻いた。孫七窪が左から綺麗な滝となって流入し、ここでもミストが舞っている。午後になって晴れて日も差し、虹も見える。この滝は高度はあるが登れそうな感じ。しかし道草せずに進む。

五平窪には気づかなかったが、ワサビ田跡が現われ、二俣となる。二俣といっても右俣の方がずっと水量が多い。右俣にも興味があるが、時間が掛かって下山が大変になりそうなので、大クビレ窪と思われる左を取る。ガイドブック②によれば鞘口のクビレ方面への踏み跡が出てきても良いのだが、見当たらなかった。沢筋は倒木が多く、左へ避けて登る。やがて尾根を笹薮をこいで登るようになりちょっときつい。長く続くように見えた笹薮だったがそれほででもなく、樹林帯になってマルバダケブキの黄色い花が見えると登山道に出た。

左へ数分で鷹ノ巣避難小屋に着き、日原はバスの本数が少ないので、巻き道を通って水根沢林道を下ることにした。巻き道では霞んでいるが富士山も良く見えた。

山域別山行一覧 形態別山行一覧





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。