たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

今井城跡 と 荒神様 (こうじんさま)

2007-05-20 | 青梅市 奥多摩
青梅市の史跡に指定されている 今井城 があった場所は、
現在の青梅市今井ですが、埼玉県入間市に隣接しています。
したがって、一番近い駅は、JR八高線の金子駅 (入間市) になります。

武蔵七党の一つ、児玉党に属した今井四郎左衛門尉の流れを汲む今井氏の居館跡と伝えられていますが、
今はまわりに人家が迫り、小さな森が残るばかりです。



発掘調査で、正和元年(1312)から大永2年(1522)にかけての板碑や開元通宝が発見されていること、
空堀と土塁が残っていることなどから、中世城郭として貴重な遺構であると認められています。



しかしながら、建物があったと思われる平らな場所はとても狭く、
館も小さなものだったのではないかと思ったしだいです。



今井城跡 のすぐ東に、明治維新まで 『三宝荒神』 と呼ばれていた 三柱神社 (みはしらじんじゃ) があります。

                    住所  東京都青梅市今井1丁目641


火の神様 (カマドの神様) を祀る、荒神様(こうじんさま)と呼ばれるこの神社の祭礼は、毎年5月1日と決まっています。
今は、すぐ隣まで人家が建ち並ぶ小さな神社ですが、その昔は他県からも参拝者が集まるほどのにぎわいだったそうです。