たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

オニノヤガラ (鬼ノ矢幹)

2007-05-29 | 植物
近くの雑木林に生えている不思議な植物をご紹介します。
地面から真っ直ぐに伸び上がったこの植物は オニノヤガラ という腐生植物です。

「腐生植物とは何ぞや?」 

『Wikipedia』 によると、植物体に光合成で自活する能力がなく、菌類と共生して栄養素を得て生活するもの・・・だそうです。

葉緑体が無いので、色が茶色くて葉っぱもないということなのですね。
オニノヤガラはナラタケ菌と共生しているそうです。

高さは1メートルくらいはあるでしょう。
鬼が矢を地面に突き刺したように見えることから、付けられた名前だそうです。



葉が密生して薄暗い林の中で見る茶色い棒は、不気味なもんでっせ。
一週間前は、固い蕾でした。


今日は花が咲いていましたが、これでも蘭科の植物だそうで、
そう言われれば、蘭の花に見えなくもない?・・・・・いや、見えない。