たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

牡丹か芍薬か

2007-05-19 | 植物
『立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合の花』 という美女を褒め称える言葉がありますが、
芍薬と牡丹の花は、よく似ています。
しかし、牡丹は木であり、芍薬は草であるという大きな違いがあります。

にもかかわらず、人間はとうとう牡丹と芍薬を交配して、下の写真のような植物を作り出してしまいました。
去年、いえびとの友人の植木屋さんに貰った交配種が、花を咲かせました。

牡丹と呼べばいいのか、芍薬と呼べばいいのか・・・ボタシャクと呼べばいいのか・・・



先日開花したピンクの牡丹は、雨にあたって、すぐに駄目になってしまいました。
植木屋さんに、「蛇の目傘でも差しておいた方がいいですよ」 と言われていたのですが、油断したのです。
  (今時、蛇の目傘なんかあるか?  そういえば、友人が経営する御岳の料理旅館に、番傘があったっけ・・・
                        彼も風流人だからな~・・・)

これに懲りたいえびとが、雨が降らないうちにと、早々傘を差してあげました。
風で飛ばされないように、柄の部分をU字の金物で地面に止めるという念の入れようです。