数年前、孫に初めて、展示されている土器を見せたら、大変な興味を示しました。
そこで、勝沼にある 『釈迦堂遺跡博物館』 に連れて行くことにしたのです。
ところが今回は1回目ほどの感動が無かったらしく 「早く帰りたい」 と言い出す始末でした。
7時に家を出発し、中央自動車道を山梨方面へ走ります。
前方に 南アルプス が見えてきましたが、レースのカーテンのような雲がかかっています。
『釈迦堂遺跡博物館』 は、中央自動車道の 釈迦堂PA から、専用階段を上ったところにあります。
眼下には勝沼ぶどう郷のぶどう畑が広がっています。
春には一帯が桃の花でピンクに染まるのですが、その美しさもまた格別です。
博物館は9時開館ということはわかっていたのですが、早めに家を出たので、開館時間前に着いてしまいました。
台風の風が強かったので、木の葉が千切れて吹き溜まりになっています。
博物館の前の階段も、箒で木の葉を掃いていました。
3人で 「入れる?」 「まだ入れない!」 とやりとりしていたら、博物館の係りの方らしい男性が 「時間前ですが、開けますから5分待っていてください」 と声をかけてくださいました。
その臨機応変な対応に驚き、また感激もしました。
だって、30分も前なんですよ。
『中央自動車道』 の建設時に発掘された古代の遺跡からは、たくさんの土器などがみつかり、それを展示している博物館なのですが、様々な表情をした土偶も多数展示されています。
私が心を惹かれたのは、丹精で芸術的な文様が施されている縄文時代中期の巨大な土器です。
懸命に文様を施している古代の人の姿が見えてくるような素晴らしい土器でした。
機会があれば、またあの土器に逢いに行きたい。
中央自動車道の建設時には、多摩地域でも古代の住居址がみつかりました。
その時、私は高校2年生だったと思います。
友人と発掘調査に参加しましたが、夏休みの炎天下、黙々と土を掘るのです。
いつ土器が出てくるかわからないので、結構緊張します。
もし土器が出てくれば最高・・・でもそんなチャンスはめったに無い。
ただ土を掘るだけの空しい発掘でした・・・が、今ではいい思い出になっているし貴重な体験だったと思います。
そこで、勝沼にある 『釈迦堂遺跡博物館』 に連れて行くことにしたのです。
ところが今回は1回目ほどの感動が無かったらしく 「早く帰りたい」 と言い出す始末でした。
7時に家を出発し、中央自動車道を山梨方面へ走ります。
前方に 南アルプス が見えてきましたが、レースのカーテンのような雲がかかっています。
『釈迦堂遺跡博物館』 は、中央自動車道の 釈迦堂PA から、専用階段を上ったところにあります。
眼下には勝沼ぶどう郷のぶどう畑が広がっています。
春には一帯が桃の花でピンクに染まるのですが、その美しさもまた格別です。
博物館は9時開館ということはわかっていたのですが、早めに家を出たので、開館時間前に着いてしまいました。
台風の風が強かったので、木の葉が千切れて吹き溜まりになっています。
博物館の前の階段も、箒で木の葉を掃いていました。
3人で 「入れる?」 「まだ入れない!」 とやりとりしていたら、博物館の係りの方らしい男性が 「時間前ですが、開けますから5分待っていてください」 と声をかけてくださいました。
その臨機応変な対応に驚き、また感激もしました。
だって、30分も前なんですよ。
『中央自動車道』 の建設時に発掘された古代の遺跡からは、たくさんの土器などがみつかり、それを展示している博物館なのですが、様々な表情をした土偶も多数展示されています。
私が心を惹かれたのは、丹精で芸術的な文様が施されている縄文時代中期の巨大な土器です。
懸命に文様を施している古代の人の姿が見えてくるような素晴らしい土器でした。
機会があれば、またあの土器に逢いに行きたい。
中央自動車道の建設時には、多摩地域でも古代の住居址がみつかりました。
その時、私は高校2年生だったと思います。
友人と発掘調査に参加しましたが、夏休みの炎天下、黙々と土を掘るのです。
いつ土器が出てくるかわからないので、結構緊張します。
もし土器が出てくれば最高・・・でもそんなチャンスはめったに無い。
ただ土を掘るだけの空しい発掘でした・・・が、今ではいい思い出になっているし貴重な体験だったと思います。