たけのこの郷 

クワガタとカブトの話なんですが・・・

増種③

2010-02-10 20:34:01 | サイガヒラタ

中国の工場が、明日から旧正月の休みに入るので、私も明日から暇になります。

だから、これから虫の世話がたくさん出来ます

と言っても、幼虫は特にすることないし、国産や大陸系ドルクスの成虫達は外で凍ってるので、一部の成虫のゼリー換えくらいしかできませんが。

ゼリー換えじゃネタになるような事もないので、今日も増種ネタで行きますかね

例年の春夏秋は、今年はこの虫がほしいとか、この虫で幼虫が採りたいなど目的のある増種をするんですが、冬になると乾燥して気が抜けるのか、目的の無い「つい買っちゃった」という無意思の増種をしてしまうんですよね。

これが、1種、2種程度で終われば良いんですが、この冬は困った事に先日の①②では終わらなくなってるんですよね。

これは乾燥と気が抜けたという事で、何かの病気に掛かったのかな?と思い、何の病気か良く考えてみたら、このように次々増種してしまうのは、もしかすると「Kウイルス」に感染したのかもしれません

この病気は、元々、私が以前から良く見ているブログの方の病気で、以前から「怖い病気だなぁ」「殺傷力高そうだなぁ」と思っていましたが、今、掛かったかもと思うと「ゾックゾク」しますね。ヤバイ・・・

私はこの方とは過去一度しか会っていない(たぶん、お互い顔は覚えていない)のに、移っていたんですかね?しかも、それが今頃になって発病したとなると潜伏期間が長い病気です。そして困った事に、今現在、まだ特効薬がないらしく、非常に困った病気みたいです

そんななので、今日は増種③を紹介します。

チャララ・チャッ・チャラ~

サイガヒラタ~

Wild

Dorcus saiga (サイガヒラタ) 産地;セラム島

中型ヒラタで、結構、型が好きなので「つい」買ってしまいました。

何となく、大きくしたいなぁ~という感じで買ったので、これも爆産されると非常に困るんですが、ウチの虫のスペースは17~20度なので爆産はなさそうです。でも、この温度じゃ爆産どころか、産まない方が可能性高い気がしますね。まっ、産まなければ産まないでOKです。

今になってみたら、ドルクスばかりになってしまっているので、ノコギリかホソアカで増種すれば良かったなぁ、とちょっと後悔しています。

今度、増種する時は、ノコかキクロにしますね。(誰に言ってるんでしょう?)

注;勝手に「Kウイルス」を使ってしまいました。ゴメンナサイ

④に続く・・・


増種②

2010-02-09 18:31:18 | パリーオオ・ungaiae

今日は暖かかったですね。

我が家の国産オオ達は、室外の物置の中で越冬させているので、この暖かさは起きちゃうかもしれないです。私は寒いのは嫌いですが、虫の事を考えると、もう少し冬でいてほしいです。

でも、バイクのことを考えると暖かい方が良いな。でも、虫の事を考えると・・・でも、バイクのことを考えると・・・、でも・・・。

先日の続きで今日も増種ネタですが、以前はキクロが多かったんですが、最近は明らかにドルクスが多くなっちゃっていました。

決してキクロが嫌いになった訳ではないんですが、唯、ほしいキクロが入荷しないだけなんです。ほしいキクロはイリアンの虫とボルネオの虫なんですが、今年はどうなんでしょうか?

もう、高い虫が売れないから、WILDは期待出来なさそうですね。

と、ほしい虫がいないから「つい」中途半端な虫を増種しちゃって、正直ブリードするか考えちゃってます。

その考え中の虫はコレです。

チャララ・チャッ・チャラ~

ウンガエ~

Photo

Dorcus ritsemae ungaiae (ウンガエ?ウンガイエ?パリーオオ) 産地;スラウェシ Mt.Lompobatang

パリーオオの中は入手し難いのかな?決してコレがほしかった訳は無いんですが、ライフザビートルの福袋に入っていたので飼っています。

このペアは昨年の11月頃の羽化で、今現在ゼリーをガンガン食っている状態だからペアリングするか考え中なんです。

インドネシアのドルクスなので、越冬させなくても良いとは思うんですが、これでたくさん幼虫が採れると、それも困るんですよね。

ちなみに上の写真の個体は63mmあって、流石ライフさん(別井さん)ギネス級と思うんですが、販売しちゃうんですね。しかも、福袋・・・

最大クラスの為、上の写真だと内歯が上がりエッジが立気味に見えるので、ちょっとungaise感が薄い気がしますが、顎を閉じるとungaiaeらしく見えます。

Photo_2

この亜種だけ細長く見えます。

血の入れ替えが出来たら累代したいんだけど、WILDはどうなのかなぁ~。♂単いないかな?

これから雨が降るらしいから、今日はもう帰ろうっと


増種①

2010-02-08 20:44:45 | パリーオオ・astridae

皆さん、増種してますか?

この時期の虫はすることが無いので、つい、増種をしてしまいます

本当は、今月27日の大宮KUWATAで購入するのが、賢い買い物のような気がするんですが、何故か「つい」買っちゃうんですよね。

しかも、うちの虫スペースはこの時期17度~20度くらいなので、産卵セットを作って放置しても、上手くいきづらくて結果的に「無駄な買い物」になる事が多いんですが・・・

まだ飼育個体なら、この時期に購入しても、4~5月まで寝かしてブリードする事が出来るので、この時期は飼育個体を購入する事をお勧めします

と、言ってるくせに、どうしても気になる虫はWILDでも買ってしまうんですよね~。

因みに、その「つい」買っちゃったWILD虫はこれです。

チャララ・チャッ・チャラ~

トラジャ~

Wild

Dorcus ritsemae toraja (パリーオオ・トラジャ) 産地;北スラウェシ kotamobagu産

いやぁ~、パリーオオなんて外角低めのボールっぽいから、皆さん、どうでも良さそうですね。

でもパリーは、ノコギリのように中歯、大歯で形が凄く違ってくるので、結構面白いと思いますよ 因みにこの写真は55mm位で中歯型です。大歯になると内歯が上がって、オオクワっぽくなります。

しかも、この写真、結構男前に撮れてません?ちょっと自画自賛しちゃったり~

もし、気になっちゃった人がいたら、残り僅かなので急ぎましょう。

値段は手頃だし、やはり、ドルクスは「楽」で良いですね


善しとしておこう

2010-02-04 19:56:29 | ミルメコレオンノコギリ

突然ですが、大相撲の朝青龍が引退しましたね

個人的には、相撲界としては「良い決断」をしたような気がします。

今までの朝青龍の「強ければ何をしても良い」と思われる感じが、大相撲に対して風当たりが強くなり、また協会も、これを結果的に許してきたから、より風当たりが強くなってきたと思ってます。

私は仕事で、週3日は両国地区に行っているんですが、午前中に行くと、たくさんの裸同然の力士(練習用のマワシしか着けていない)を道路で見かけます。

これは「力士」だから通報も規制もされていないと思うんですが、もっと風当たりの強い大相撲界になっていたら、今度はこれらも問題になっていると思います。

たぶん、同じ強さを売りにしている「プロレスラー」が、リングパンツ一丁で街を歩いていたら、公然わいせつ罪で捕まると思いますよ。

んま~とりあえず、朝青龍を引退させた事で、相撲が「ショー」や「茶番」に格下げされる事は防げたのかな。

相撲協会には、「相撲界は別格」と思わせるような世界を守ってほしいと思うので、これから挽回してほしいですね。

っと、相撲はこれくらいにして、虫の話です。

最近の寒さで、我が家の菌糸瓶からたくさんキノコが生えてしまってます。

まだ、ドデカイのが生える前に処理していますが、何か部屋の中でキノコの胞子が舞っている気がして気分が悪いです

ちなみに、これが我が家のキノコです。

Photo

まだ可愛いですね。

数種類の菌糸を使用しているので、キノコもいろいろになりますが、KBのオオヒラタケは1400の蓋より径が大きいのがよく咲きます。

そして、またキノコチェックをしていたら、小窓(隙間)から蛹が見えていたのがあったので、早速ホジホジしてみました。

その瓶は、先日「頭幅が一番小さかった幼虫なのに♂だった」と紹介したミルメコレオンの兄弟幼虫が入っていた瓶で、今度は頭幅が一番大きかった幼虫(同幅が3頭いますが)が入っていた瓶だから、ギネス越えの期待が掛かっていた幼虫なんです。

そして、期待に胸を膨らましてホジクリ穿り・・・

すると・・・

チャララ・チャッ・チャラ~

やりましたー

Photo_2

期待どおりー

オー、ジーザス

割り出しが遅くなって、3令割り出しだとこんな事もあるという事ですね・・・

やはり私は、お尻部分の♂線の見分けが苦手です。

でも、これで♂♀揃ったので、善しとしておきましょう


ペアリング

2010-02-01 19:40:47 | オオヒラタ(ゲアン産)

なかなか更新できないですね。困ったもんです。

私は中国で生産している仕事の為、今は思いっきり年末なので、毎日がバタバタしています。

たぶん、12日を過ぎれば落ち着くと思うので、それまで我慢です。

それと、KMSが先週26日で閉店と言う事だったので、それまでに最後に一度KMSに行きたかったんですが、どうしても時間が合わせられませんでした。KMSの皆さんに最後会いたかったんですが、駄目でしたね。今後どっかで会えると良いんですが。

ところで虫ですが、皆さんはこの時期はどうしていますか?私は最近、虫の世話が疎かになっていて、最低の世話しか出来ていません。

そして無謀にも、世話が出来ないくせに、この時期は虫に関しては「暇」になるから、こんな虫のペアリングなんかさせています。

そして思い出した頃に、「もう交尾済んだかな?」とか「今日は♀は生きているかな?」とか、日々ドキドキしながら様子を見ています。

その虫はこいつ等です。

チャララ・チャッ・チャラ~

ネアンヒラタ~

Photo

Photo_2

Dorcus titanus westermanni (ネアン産ヒラタ) 産地;ベトナム ネアン(ゲアン)

この写真を撮る時、メチャクチャ暴れたから解り辛いですが、ちゃんとメイトガードをしていました。

これは同居させて3日目(昨日の時点で)なので、たぶん大丈夫と思いますが、まだ産卵セットを組んでいなかったので、また元に戻してしまいました

このヒラタも、凶暴な部類に入ると思いますが、このヒラタに限らず、過去4日間同居させて事故になった事はないので、結構大丈夫なんですね。

過去、事故(♀殺し)にあったのは、ヒペリオンの5日間が最短で、後はユダイクスの3週間同居、カミジョウオオの3~4週間、クルビsspの20日間位の計4件です。これらは単に餌切れによる事故と思うので、羽化後ちゃんと成熟すれば結構大丈夫みたいです。

他に危険そうだったのは、ファブリースタカクワイ、黒ハス、コルポラアルノコ、グランディスオオ、メアレーミヤマ、ペロッティなどですが、成熟度と餌切れさえ気を付ければ大丈夫みたいですね

話は逸れましたが、インドネシアの特大ヒラタや極太ヒラタはかなりの人気ですが、このウエスターマンヒラタは非常に不人気種で、世間的には飼育したいと思う人は少ないみたいですが、こういうのがギネスの近道なので次世代で90mmを目指したいです。だから、何とか幼虫を採りたいですね。

こんな虫も結構おもしろいですよ。皆さん如何ですか?