先週は更新無しで終わっちゃいました
特にネタが無かったわけでは無かったんですが、バタバタして更新しそこなってました。
だから、今日は多目にネタを出してみたいと思います。
まず1個目は、とある方から強制的にギネス越えを命ぜられていた種なんですが、まだ幼虫は残っているんですが、これ以上大きく出来ないと思うので、コレにてギブアップします
その種はコレです。
チャララ・チャッ・チャラ~
コルポラアル~
Prosopocoilus corporaali (コルポラアルノコギリ) 産地;スラ諸島 ブル島 コホール
多分ですが、ギネス個体とはBODYサイズは大差が無いのでは?と思っていて、大顎の発達具合で完全に負けているような気がしています。
実はコイツは、最初はオオヒラタケの菌糸瓶で飼育し、体重が18gまでいったので「コレはイケルのでは?」と思い、途中から材飼育に変えていて一応顎を伸ばそうとしたんですが駄目でしたね 結果的に言うと、幼虫体重は20g以上にならないと駄目みたいですが、個人的にはこの18gでも十分バカデカなので、これにて白旗です
2個目は羽化まで育てられたのはメチャクチャ嬉しいんですが、「ちょっと変?」って感じの種です。
チャララ・チャッ・チャラ~
ビタビタ~?
Hexarthrius vitalisi vitalisi (ビタリスフタマタ) 産地;ベトナム サパ
個人的には結構好きなフタマタだったので、2008年の時、サパ産の♀単、タムダオ産の♀単、ハザン産の♀単と購入して、このサパ産の♀からだけ幼虫が採れて、それから約2年掛けて羽化させてみたら「えっ?アドゥンクス?」って思うほどの顎の短さ・・・
ちなみにこの♂は約70mmで決して大きくはないですが、野外の♂で70mmあったらもっと顎がスラッと長く、中間内歯から先端部分はもっと伸びてると思うんですよね。
でも、アドゥンクスとして見たら、大顎基部の太い内歯と中間部の内歯の間に出る、ツカモトっぽい小歯(突起)が小さく位置もおかしい場所に出てますよね。
それと胸部がアドゥンクスは頭部に向かって直線的に細くなると思うんですが、この♂はチャント丸みがあるビタリスの胸部をしているので、やはりビタリスだとは思います。
ちなみにもう1頭の♂も蛹化したんですが、こんなでした。
この蛹は、70mmの♂より少しは大きくなりそうですが、それでも大顎の先端部分が良く見るビタリスより短いような気が・・・
まぁ、北ベトナムのビタリスフタマタなんで、ビタリスビタリスで良いとは思うんですが、顎が長いのが好きな私としては、なんてこった・・・状態です
こうやって見ると、ビタリスとアドゥンクスはかなり近い種なんでしょうか?
今回ので私は顎を伸ばすのが「とても下手だ」というのが痛感しました
今後、ギネス、ギネスと騒ぐのは自粛しようと思います。完敗です・・・
と、泣きが入ったけど、瞬時に気を取り直して3個目に行きます
今度のは、世間的には好き嫌いがハッキリし過ぎている虫で、今までの逆で顎が伸びずに太くなってくれれば良い虫です。
それはコレです。
チャララ・チャッ・チャラ~
極太オオ~
S.ako-TV/jr007血統 (Club Dorcus血統)
これらの極太系はいろいろ言われていますが、個人的には「純潔国産オオ」と「極太オオ」は別で考えているので、特に気にせず飼育しています。
と言ってもこの♂だと余りにもベッコベコで、流石に気持ち悪いですかね
今現在は、今年羽化の個体の中ではこの♂が一番顎が太いです。
私は頭幅などは太くなく、顎幅だけが異常に太くなるのが好きなので、この♂ではまだまだレベルです。
それと兄弟でサイズがソコソコのが羽化したので、ついでにアップします。
さすが兄弟なので、形状が似てます。
コイツは体の長さに持っていかれたのか顎幅はあまり太くないですが、これはこれでちょっと嬉しいです
しかし、何年飼育してても顎幅6mm以上は1頭も育てられた事が無いんですよね。どうやって育てるんだろう?
と言いつつ、先日ショックは事が・・・
今まで、顎幅6mm以上なんて2次元の物。と片隅で思っていたんですが、先日、極太ホペイ(オークス)で有名なクレイジーフォレスト(旧マジックフォレスト)の貸し棚で羽化した♂を見せられ、完全に打ちのめされてしまいまして・・・
私自身の手に乗せて、私自身が計ってみた♂はなんと!
体長約77mmで、顎幅6mm以上の激太ホペイ!
流石に他人の虫なので写真は撮ってないですが、店に行けば見れると思うので、興味のある方は是非。
因みに私の計り方は、当時のClub Dorcusの表記が顎幅5.9mm(顎基部6.2mm)と言うのを私が計ったら顎幅5.6~5.7mm(顎基部の測り方は未だに解りません・・・)だったという計り方です。
ハッキリ言って、店の♂を見たら私が飼育している「極太オオ」の事を、「極太」と言えない、恥ずかしくて言えない。と感じさせられてしまいました・・・
という事で、虫に関しては完敗続きです・・・
ビタリスは、かなり違和感を感じています・・・
このビタリスは、形は余り好きな形ではないんですが、次世代で顎を伸ばせられるか試してみたいので、累代を続けてみようと思います。
それと、これとは別に次回WILDが入荷したら、またチャレンジしてみたいですね^^
原名ビタリス、本当にアゴが短いですね!
なんだかとても違和感があります。
昨年はタイ亜種に挑戦するもボーズを食らってしまったので、今年はまた北ベトナムのをやってみようかと思っています。
何気に雲南のものも気になっていているのですが、まずは原名亜種が成功してからですね。