相変わらず寒いですね。バイク通勤の私には結構キツイです・・・
でも、今年の東京近郊は雨が降ってないので、例年に比べれば凍結や雪などの心配が少ないからまだ良いけどね
こんな寒い時に、熱くしてくれる虫がいたので今日はそれをアップします。
先ず最初は、
チャララ・チャッ・チャラ~
G3タランドゥス~
Mesotopus tarandus (タランドゥスオオツヤ) 産地;コンゴ
先日の♂と兄弟で、先日の83mmアップ♂はウチに送られていた時のプリンカップ管理時に2令になり、それから2本返しで飼育したんですが、この蛹は2令時に投入してから1本返しで飼育しました。
常日頃、基本的には餌交換はしない方が良いと思っていたのを実験してみた感じなんですが、 大きさ的には上手くいったと思います。
体型としてはちょっと体が大きくて、頭と顎の発達が少し足りないかも知れないけど、上手く85mmアップで羽化してくれれば万々歳です
まだ他の♂は見てないけど、本当にこの血統は大きくなり易いみたいですよ。
今回のタランドゥスは管理場の関係上、管理温度が18~23度くらい(たぶん21度を越えたのは蛹化してからで基本はず~っと21度以下?)で飼育していたので、これがタラに良いと言われる25度くらいで管理出来てたらもしかしたら・・・
と考えていたら本当に熱くなってきました
次世代を飼育するのが結構楽しみです。
楽しみと言えば、先日餌換えをした幼虫がこんな状態になってました。
それはコレです。
チャララ・チャッ・チャラ~
オオクワガタ~
Dorcus hopei binodulosus (オオクワガタ) 産地;大阪府豊能郡能勢町
これは2年前に大型血統(当時のBE-KUWAギネスの兄弟血統?)と言われて、東京の黒虫に強いと言われているSHOPで購入した幼虫が羽化し、それからの累代幼虫なんですが、購入当時は120ccプリンカップで3令になっていた為、結局羽化サイズが74mmと「やられた」感が漂っていた血統なんです。
でも、昨年夏にブリードしてみたら今現在♂の最高体重がこの28.3gで、最低体重が26.7gと「ちょっと面白いんじゃない!?」と見直しているんです。
やはり、初令からちゃんと飼育してみないと解からないですね。
この血統は極太系と違って、「幼虫の頭幅も大きくなく、でも縦に伸びて大きく羽化する」というスマートtypeだから、この28gでも十分80mmを狙えると思ってます。頑張って80mmを超えてくれ!
次は、以前ぴんくあいすさんから頂いた幼虫が蛹化したので掘り出して写真を撮ってきました。
チャララ・チャッ・チャラ~
ダナン産アスタコ~
Prosopocoilus astacoides ??? (ダナン産アスタコイデス) 産地;中央ベトナム ダナン
先日の瓶底から見えていたのは違う、別の♂蛹を掘り出してみたら、つい先程蛹化したばかりのような蛹が出てきました。昔はこんな状態はかなりビビッてましたが、最近は慣れてきたせいか「またこんな状態か・・・」と心で呟く程度になってます。
この蛹の体長や体重は測り忘れてしまいましたが、この時一緒にいたホノホシさん曰く「たぶん60mm中盤くらいにはなりそうですね。」と。
確かに大顎が結構長く、世界のクワガタムシ大図鑑に載っている写真よりも顎が長そうなので本当に60mm中くらいになりそうです。流石ホノホシさん。この感覚は凄いです
そして肝心な亜種がkarubeiなのかcastaneusなのかですが、この蛹では内歯上がりっぽくも見えるし、中間やや上がり気味程度にも見えるし、私ではさっぱり解かりません
羽化してからまた見てみましょう。
次はおまけです。
チャララ・チャッ・チャラ~
クァンナム産ライヒ~
Dorcus reichei reichei (クァンナム産ライヒ) 産地;中央ベトナム クァンナム
え~、当時アフィニス探しでいろいろ購入していた虫の1種で、見事にライヒでハズレでした
決してライヒが「ハズレ」という意味では無く、アフィニスじゃなかったから「ハズレ」という事なので悪しからず。
昨年ランバーでアフィニスの♀を見せてもらったら、今ウチにいる「もしかしてアフィニス?」は全てハズレの様です。ナカナカ上手くはいかないですね。非常に難しい・・・
最後は「難しい虫」繋がりで、とあるさっぱり解からない虫をアップします。
チャララ・チャッ・チャラ~
アルファック産Dorcus sp~?
Dorcus sp? (何なの結局?) 産地;イリアンジャヤ Mt.Arfak
この虫は、ホノホシさん(WILD)→dencyuさん(WF1)→私(WF2)とババ抜きのようにやって来た虫で、この♂は39.5mm位で、我が家の今現在の最大♂です。
先ず、最近の調査でMt.ArfakにはDorcus meeki delisleiもDorcus meeki jasminiも両方生息しているのが解かってきたらしく、そうするとdelisleiとjasminiは亜種ではなくどちらかが種に格上げになり、また、別にちっちゃいアフィニス(ライヒ?)みたいな♂も見つかっている様なので、非常に混乱しているようです。
ちなみにこの♂だけを見ると、個人的にはjasminiに似ている様に見えるんですが、♀が違っている様なので「jasminiでも無い」という見解になるようです。
個人的にはもっと「それっぽいWILD♀」を飼育したいんですが、如何せんイリアンジャヤのWILDが入荷しないからどうしようもないです。
そういえばArfak産モンギローニは入荷しないのかな?
それとも、もう入っているけど販売されないだけなのかな?
誰かイリアンジャヤやニューギニアを攻めてくれないかな?(かなり命がけなので、他力本願です)