昨日は海老名市で夏日だったらしいですね
暑かったり寒かったり、これでは体調管理が大変です。困ったモンです。
そしてこの暑さで、越冬させてたオオクワ類の♂が皆起きてしまったので、これからゼリーの消費が大変になりそうです
これから「虫本番」ですかね
この暖かさで♀達が次々羽化してきたので、今日はその♀達をアップします。
先ずは、ほとんどの人は飼育しないと思われるこんな種です。
チャララ・チャッ・チャラ~
パリーフタマタ~
Hexarthrius parryi paradoxus (セアカフタマタ) 産地;スマトラ島 ベンクール
余りにも一般種すぎて、ほとんどの人は手を出さない種と思われます。
実はこの親を購入する時は、セアカやマンディの♀の見分けを練習していた時で、「このセアカに付いてる♀は、マンディの♀なんじゃない?」と言って、つい購入してしまった若気の至りだったんですが、どうもセアカで合っていたみたいです。やはり店を信用しないといけませんね、非常に反省してます
でも、このおかげで飼育の感じを掴んだから、他のパリーやマンディの練習が出来ました。
今現在、幼虫している♂はあまり大きくならないと思いますが、失敗箇所が明確なので次世代頑張れそうな気がしてるんです。でもギネスの90mmはキツイかな
まぁ、♂が羽化したら考えましょう。
次は、気が付いたら羽化してた♀で、♂はかなりカッコイイのに幼虫期間の長さでモチベーションが維持し難い種です。
チャララ・チャッ・チャラ~
ユダイクス~
Lucanus cervus judaicus (ユダイクスミヤマ) 産地;トルコ
ユダイクスは毎回、餌換えをしようと穿ってみたら、コロンっと新成虫が出てくる状態で、未だに蛹を撮影出来ていない困った種です。
何故かタイミングが合わないんですね、コレが。
以前、ユダイクスはトルコとシリアの国境周辺で捕れると聞いた事があり、個人的にはトルコ産もシリア産も「余り変わらないんじゃない」と思っているんですが、実際はどうなんでしょう?
顎のロール具合が違うとか聞いた事がありますが、これは羽化時の蛹室が縮んだりすると、顎が伸ばせなくなって気持ちロールが強くなる事はフタマタでも良くある事ですけど如何なモンでしょう?
実際は数年かけてカッコ良く羽化してくれば、そんな細かい事はどうでも良いかもしれませんね
そして今日の最後は、昨年いろいろ言われた中国の虫です。
チャララ・チャッ・チャラ~
中国の虫~
とりあえず写真だけにしておきます
私は昨年、この親のWILD♀を見た時「何?この上翅の細かい溝は・・・? コクワ?」っという恥ずかしさ満点で、 「頭部にドルクス瘤っぽいのが2つあるから簡単そうだね」っと安易に購入してしまったんですね。
そして、♂はまだ蛹室を作った状態なので、今月末か来月にならないと蛹が見られませんが、♂は菌糸瓶で飼育すると、55mmは下らないサイズで羽化させられると思います。幼虫体重からすると、60mmも普通かもしれませんね。
ちなみに今回は早く♂を羽化させようと、小さい瓶で余り良くないマット(栄養価の低いマット)で飼育していた群がいるんですが、栄養が少な過ぎたのか、まだ蛹室を作る気配が無いんです。意味なしでした
だから私のところでは、大きい♂から羽化する変な感じになりそうです。
そういえば、この虫はギネスに応募できるのかな?こういうのに限って大きいのが羽化しそうですね・・・ 困ったモンです・・・