昨日は横浜KUWATAでしたが、どうだったんでしょう?
私は草野球の試合があったのでフェアに参加できませんでした。
この時期は温度や湿度の問題で、産卵させるには適していない時期と思っているから無理に購入しなくてもいいか。と思うし、これと言ってほしい虫もいないので。
まぁ、この時期に購入できるのは幼虫か、越冬出来るドルクス成虫しかないですね。
と言っておきながら、実は先週、以前から興味があった虫を購入してしまったんです。
その購入したのはコレです。
チャララ・チャッ・チャラ~
ヒペリオン~
Dorcus hyperion (ヒペリオンクワガタ) 産地;ミャンマー チンヒル
♂の写真を撮り忘れてしまいました
昨年WILDを購入したらティティウスが羽化してしまったので、今回は確実性を選び飼育個体を購入しました。
この♀は飼育個体なので特徴がよく現れていて、同時に販売していたWILD個体より解りやすかったです。ちなみに同時に販売していたWILDの♀は、1♀はヒペリオンと思うけど、もう1♀はティティウスじゃないかな?と感じてしまいました。ヒペリオンが日本に入って何年も経つのに、未だにこんなだと、やはり♀の見分けは非常に難しいんですね。
まぁ折角、我が家にヒペリオン(ミャンマー産)の♀とティティウス(インド産)の♀が揃ったので、久しぶりに以前の♀比べをしようと思います。
上がヒペリオンで、下がティティウスです。
胸部の点刻は個体差で出たり出なかったりらしいですが、上翅の開合部から2本目の点刻の部分の違いが最も解りやすいと言われています。
確かに上の飼育個体の2頭を見ると違いが解りますが、WILDだと解り辛いんです、これが。
しかし、私も肉眼では気付かなかったんですが、この写真を見ると、な・な・な・なんと
頭盾の形が違うじゃないですか(我ながらビックリ!!!)
ヒペリオンは台形?の形で、ティティウスは中心が凹んで2つ山?のような形に見えますね。
しかも、よ~く見ると色々違って見えるので、ちょっと整理してみます。
◆頭盾;ヒペリオンは台形?で、ティティウスは2つ山?
◆身体全体の光沢;ヒペリオンは光沢が強く、ティティウスは光沢が弱い。
◆複眼の突起;ヒペリオンの方が大きく尖り、ティティウスは尖っていない。
◆小盾板;ヒペリオンは点刻があり、ティティウスは点刻が無い(又は非常に少ない)。
◆顎;ヒペリオンは太く、ティティウスは細い。
以上の違いを上げてみましたが、これ等はあくまでこの2頭だけの違い(個体差)に過ぎませんので、全てに当てはまるか解りません。でも参考くらいにはなると思います。
ちなみに上記はインド、ミャンマー産でしたが、ベトナム産のティティウスはどうなんでしょう?
もし、頭盾や小盾板で確実に見分けられたら良いんですけどね
今まで人にキクロを薦めていたのに、最近ドルクスがメインになってしまいまいした(なんて自分勝手) やっぱりドルクスは楽で良いです。
あとドルクスで欲しいのはベトナムのアフィニスですね。アフィニス入荷しないかなぁ~
(イリアンのDorcus spも安くなったら欲しいですね)