田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

2007/12/3

2007-12-03 20:27:15 | Weblog
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
昨日は一月ぶりの関門での舟釣り、今日は、竹田農園で、ピクニックがてら、葱、大根、柿の収穫でした。

(アラカブ入れ食い)
コーラル丸には、パソコン屋のI氏に、居酒屋のT氏、薩摩隼人のO氏、郷土史家のT氏となじみの顔ぶれ。
新日鉄埠頭近くのアジポイントに船を留め、アジ釣りに。
撒き餌を撒くこと30分、川端船長にアジ。
そのあと次々にいい型のアジ(冒頭の写真)。
水温も下がり、そろそろアラカブが釣れているということで、潮の流れが弱くなった昼過ぎ、門司駅沖のアラカブポイントに。
産卵に備えてか、アラカブの食欲旺盛で、よそ見して隣の郷土史家のT氏とおしゃべりしていると、勝手にアラカブがグイグイと竿を曲げるしまつ。
5人で次々と生簀にアラカブを投げ込み、納竿1時過ぎには、もう満足。

(農園でバーベキュー)
明けて今日は、妻と竹田農園に。
昨日のアラカブを煮付けて、元南海ホークスのエースの江藤正翁におみやげ。
関門の急流でもまれ、餌もたっぷりのアラカブは煮つけにすると、とても美味く、江藤翁の好物。
農園の側の林の日溜りで、炭火をおこし、鶏肉とサツマイモを焼く。
カモ鍋も。
鍋の中に畑のネギを放りこむ。
これを江藤翁と冒険家のM先生(現在フィリピンバギオ)のお嬢さんのNさんも加わり、4人でムシャムシャ。
ビールが旨い。

(江藤翁の話)
○ジョーデーマジオを1951年に日本に連れてきたのは、オドール氏。
大リーグの監督も務めたと思うとのこと。
 ○ジョーデマジオのバッティング投手を務めたが、自然体でどこもかしこも隙だらけ。
バッターはそれぞれ癖があり、ここは隙だと分かるが、デマジオは隙ばかりで、投げやすいが、どこに投げていいやら分らない。
ピッチャー返しを警戒して、インコース高めに投げると全てレフトスタンドに放り込まれた。
大岡虎雄氏のバッティングフォームとそっくりだった。
 ○先日亡くなった稲尾が別府の緑が丘高校にいたとき、江藤翁の学生時代の友人の首藤氏が社会科の先生をしながら、野球部の監督。
首藤氏は野球は好きだが、よく分らない。
いいピッチャーがいるので、見てやってくれと頼まれ、高校に出向く。
このピッチャーは左利きだから、ピッチャーにされていたとのこと。
首藤氏がどうだと聞くので、このキャッチャーをピッチャーにしなくて誰をビッチャーにするのかと、首藤氏に話して別れる。
翌日電話が首藤氏からかかってきて、今日からピッチャーにした、これが稲尾投手の始まり。
 ○戦前の渋谷は法政大学のエースだった江藤翁のホームグランドで、百軒店(ひゃっけんだな)でよく遊んでいた。
先日、TVで「ひゃっけんてん」とゲストが言うので呆れた。
一番の思い出は、歌手の上原敏のステージを百軒店の劇場で見ていて、突然楽屋裏に引き上げ、戻ってきたとおもったら、「いま、召集令状が来た、これから入営する」と舞台からおり、そのまま戦死してしまった。
忘れられないとのこと。
上原敏という歌手は知らないと私も、妻も、Nさんも言うと、江藤翁絶句。
東海林太郎と並ぶ、人気歌手だったそうな。

(ハゼ釣り大会のその後)
小倉の仕事サポートセンターの若者7人と先日ハゼ釣り大会に行ったが(2007/10/29日参照)、その後の消息。
一番年上のM氏は正社員の配送業務の仕事、朝寝坊で10時前に起きることが出来なかったG君、朝5時からのスーパーのアルバイト、等、5人が仕事を始めました。
仕事をしていない、二人も一人は、釣りを毎週やっており、実質漁師。
先日赤エイを釣りあげ、パナマ船の船員に、「プレゼント、フォー、ユー」と渡して大変喜ばれたとか。
人と話すのがあまり苦にならなくなったとのこと。
百の説教より一度の釣りと思った次第。
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4 コメント

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色々と… (当馬敏人)
2007-12-04 20:21:31
こんばんわ。
江藤翁のお話は、あの当時の球界事情というものがよくわかります。
レフティ・オドゥール氏と言えば「東京ジャイアンツ」の名付け親でありますし、大岡虎雄氏は松竹ロビンズの四番(ちなみに、三番はわが飯塚出身の小鶴誠氏でした)打者でした。
大岡氏は八幡製鉄時代に当時の社会人野球の西鉄で四番を打った深見安博(西鉄ライオンズの初代四番でもありました)氏と福岡の路面電車内で大立ち回りを演じるという武勇伝を残すなど、本当に「伝説」のお方でもあります。ですから、こういうお話をリアルタイムに聞けるというのは良い事ですね。

脈絡のない文になってすみません。では。
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タイムマシン (takeda)
2007-12-05 00:18:55
江藤正氏と話していると、タイムマシンに乗って、昭和15年~昭和28年の時代に舞い戻ったような気になります。氏の八幡高校(当時中学)時代の友人で写真家の池上氏が柳川に写真館を開いてご健在で、花見の季節に、50年前の野球少年達、40名ほどで、バスを仕立てて、遊びに行きますが、江藤正氏と池上氏の再会をドンコ舟の上で果たそうと、計画しています。貴重な話を伺いたいもの。「オー、生きていたら行くぞ」と江藤正氏。
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こんばんは (広瀬健司)
2007-12-05 21:37:24
竹田さん、こんばんは(^-^)。お昼頃にプラザでお世話になりました広瀬です。こじつけで恐縮ですが、高校1年の時の古文漢文の先生・私より一回り年上のお姉さん先生が
、かなり本格的な釣り好きだと思い出しました。先程、
スクワット、足上げ腹筋、腕立てが20回ずつできました(^-^)。この調子で体力つけてボチボチやっていこと思っていますので、これからも宜しくお願いします!
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来年のハゼ釣り (takeda)
2007-12-06 11:33:39
10月末、紫川であるとおもいますので、そのとき、よければ、来てください。
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