田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

昨年、一昨年の秋の日照りの原因が分かる(2023/6/2)

2023-06-02 11:45:57 | 地球温暖化?
今日も朝から雨で、我が家でのんびり。

農園にでかける時、妻の都合が悪いと、電車~折り畳み自転車で竹田農園に出かけている。
電車の時間待ち、ベンチに座って、今までは、スマホのインターネットを暇つぶしに読んでいたが、スマホ経費節減て、読んでない小冊子をリュックに入れて、読むように。
 先日まで、私が学生時代過ごした同志会という小さい学生寮(120年続いている)の年に一回の会報がリュックに。
 それまでまともに読んでいなかったのだが、卒業生の読み応えのある短文が沢山。
 
 読んでいて、ハットした記事。
昭和40年卒業の、大村纂氏の近況報告。
私は昭和48年卒業で、お会いしたことは無かったが、名前はうっすら憶えている。
 理学部卒業で、気象学が専門で、若いころから北極調査に出かけたり、スイスの大学で教鞭をとっておられた。
 80歳を超えておられる今もスイスにお住まいで大学の研究室に通っておられる。

 ハットした記事は、
今年のヨーロッパは夏に大変な旱魃に見舞われました。低気圧、高気圧の動きを左右する上層大気中の波の東進速度は温室効果の強化に比例して減速しますので、晴天や曇天の続く長さが長引きます。一度お天気が良いと毎日日照りになり、雨の日は長引くことになります。したがってこれからは旱魃や洪水の頻度が増加します。こんな研究を毎日続けています。・・・

 竹田農園の畑で一番力を入れているのが、健康芋のヤーコンで、毎年50株程植え付け。
病気にもなりにくく、害虫にも強い作りやすい芋だが、唯一、夏の乾燥に弱く、梅雨明け後のカンカン照りの時期には、リヤカーにバケツを載せて、水場から水を汲んでは、かけてやるのが夏の年中行事。
 これを秋雨で乗り切ると、後は、勝手にスクスク育って、立派なヤーコンを年末には実らせるのが決まったコース。
 ところが、2年前から異変。
 一昨年は、10月11月に7w続けて晴天(間に一日だけ小雨)、昨年はやはり10月11月に3w続けて晴天で、どちらもヤーコンの葉が萎れて、リヤカーで水やりの羽目に。
 しんどいし、ヤーコンの芋の成りも悪い。
 この秋の日照りは、今川河口の簑島の牡蛎の養殖場で痛手で、特に一昨年は牡蛎の成りが悪かった。
 何で、秋に日照りがと、腹も立つし、不思議でもあったが、この大村氏の指摘で、霧が晴れた。
 地球温暖化が原因。
 上空に東に進む大気の波があり、これが低気圧、高気圧を西から東に移動させるのだが、温室効果が高まると、この東進の大気の波のスピードが減速、それで、晴れも雨も始まると長引くということらしい。

 疑問は解消、頭はスッキリしたが、梅雨明けに加えて、秋も深まった頃、ヤーコンに水やりが年中行事になるのは、うんざり。
 今年は、たまたま、せめて秋はコンスタントに雨降ってくれ。

 明日から、3日程天気らしい。
畑に繰り出し、ナタマメ、キュウリ、ゴーヤ、ヘチマの種蒔きやら、来週火曜日に届くサツマイモの苗植え付け準備とやること一杯。
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