田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

今治ブラリ旅(2019/10/20~22)

2019-10-22 16:32:44 | Weblog
毎年秋、亡くなって12年になる父母の墓参りに今治に出かける。
妻運転の車で、関門海峡を渡り、柳井港まで。

 松山行のフェリーで、2時間余り、周防大島に沿って、その先端に、2度はるばる車で3.5時間走って鯛釣りに出かけた、港が見える。
 その対岸に83歳の立派な船頭さんが住む、情島(なさけじま)が大きく見える。


 松山の三津浜港に着き、いつもお昼を食べるうどん屋に。

気に入っている。


 父母が亡くなる前後、随分とお世話になった叔父と叔母に挨拶。
叔父は、移転した軍手工場の跡地をビオトープにして、茅葺小屋も作り、高校時代の仲間と遊び場にしていたが、一人二人と亡くなり、今は、集まることも無くなったとのこと。
 ビオトープの芝生や池、茅葺小屋の手入れに車で10分ほどの自宅から半日手入れに来る毎日とのこと。

 私より一回り上の82歳で、私は70歳になったというと、動けるうちにやりたいことをやっておいた方がいいよと、笑う。

 今治に着き、翌日ホテルの今治タオルの売店をブラブラ。
墓参り後、タオルの博物館で展示販売している、いろいろな今治タオルを見て回る。

釣に持っていく縁起物の魚のデザインのタオルを3点購入。

以前は魚デザインのタオルは無かったが、段々と増えてきた。

 お昼は、最近いつも食べに行く、中華そば屋の京屋。

私が子供の頃、同じ美味しい中華そば屋が近所にあり(上海軒という店)、京屋はその味を継承している感じ。

 道は狭く、市の中心から離れた街並みにあるが、地元の人と思われるお客で、いつも満席に近い。

 そのまま九州に戻るのはもったいないので、砥部焼で有名な砥部に寄り、よさそうな磁器を見て回る。

 手ごろな皿購入。

 宿は肱川の上流、更に山の中に車でさかのぼる。
途中寄った道の駅で、2000キロ近く移動するという、蝶のアサギマダラ、この蝶が好むらしい、フジバカマの花。

 妻が気がついて、私にレクチャー。
この道の駅の傍を、肱川(小田川)の清流が流れており、丁度中州で投網を打っている人が、はるか下に小さく見える。
 この日泊まったまった宿で聞いたのだが、この道の駅も昨年の大雨で、水が溢れ、突然の増水で店内にいた従業員は天井まで水が来て閉じ込められ、水から顔だけ出して浮く状態になり、天井を破って上に上がり、一命を取り留めたとのこと。
 見たところ、深さ20メートルはありそうな深い谷で、川幅も50メートルはありそうで、ここから水が溢れるのだから、想像を絶する増水だったと分かる。

 泊りは、150年続く、温泉のある旅館の小薮温泉に。
ネットで、大洲周辺の旅館を探すと、木造3階建の旅館があり、予約したもの。
冷泉でアルカリ泉、はいると肌がヌルヌルしていい湯。
 建物も築100年だそうで、宮大工が作ったそうで、堅牢。(冒頭)
 夕食は囲炉裏で美味しくいただくが、天井をつくづく見ると、部屋の四隅の天井には太い筋違を組み込んでおり、地震にも強そう。

 週末にはお客が多いとのこと。
 また来たくなる宿。


 今日は八幡浜から別府へのフェリーで、早めに我が家に。
途中、昨年泊まった、佐田岬が見える。


 楽しい四国ブラリ旅でした。
 
コメント
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