田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

鉄製のイノシシ防護柵作り(2011/8/1)

2011-08-01 21:15:58 | 田舎生活のイノベーション
イノシシにサツマイモを食い荒らされて、もっとしっかりした防護柵を作ろうと、妻と朝から、汗を流しました。

(イノシシ軍団)
 前から防護ネット、たらし(ネットを張って、地面に伸ばしたのり代)が50センチ必要と聞いていたが、柵の両サイドが畑の畝で、たらしが無くなっていた畑の一辺の12メートル、ここを一週間前見事に突き破られていました。
昨年同様、丁寧にサツマイモ100株を掘り出して、平らげていました(冒頭の写真)。
サトイモは一株試食の跡。
3年連続イノシシ軍団の勝ちで、この5年間を見ても私の1勝、イノシシ4勝で勝負にならず。
昨年はお盆の8月中旬が今年は7月末と早いし、まだそれほど芋は大きくなっていないはず。

(タヌキのマーキング?)
 一週間前、タヌキ(多分)がマーキングにいつも屋敷の一角に糞をするので、ここは人間様の領域だと、立小便をしておいた。
妻が言うには、あの糞の量はタヌキでなくイノシシではないかと。
私はイノシシ軍団を激怒させたのかもしれない。
丁寧にマーキングして、ここは私たちの領分と知らせておいたのに、立小便とは生意気と、怒りで前後を見失ったイノシシ軍団が20日まてば、大きくなった芋を食べれるのに、立小便をした人間の匂いのする畑に乱入、サツマイモの大饗宴となったと推測。

(鉄器時代)
 怒ったのは人間様も同様。
妻と朝、近所のDIYに出かけ、鉄筋で網状に組んだメッシュとトタンと杭をたっぷり購入。これをDIYが貸してくれた軽トラックで竹田農園に運ぶ。
杭を打ち込み、鉄筋メッシュをはめ込み、その前にトタンを置き(トタンはイノシシがぶつかると大きな音がするので、イノシシは苦手らしい。タヌキの侵入も防ぐ)お昼前には立派な自信の柵完成。
これまでは、もっぱら竹と山から切ってきた棒にDIYのネットを張る方法。
今は鉄器時代、今日から人類自慢の鉄製ツールを使う。
値段は1.5万円だが、腹を立てた私と妻には安いもの。
下が鉄製の柵取り付け前。

下が取り付け後。


(バーベキュー)
 お昼は、バーベキュー。
お隣に住む江藤正翁(元南海ホークスのエース、89歳)もいっしょ。

〇ピッチャーの伊良部、自殺したね。なにもすることが無くなったんだろう。
野球選手は、野球を辞めると本当に何もすることが無くなる。
〇竹田さんの母校の今治西、甲子園に行けるね。
長く今治西の監督をやっていた壺内氏の兄上とは大洋漁業でいっしょに野球をやっていた。
NTT関西の野球部のコーチ時代にチームに入った池西増夫氏も愛媛の西条の人。
四国とは何かと縁がある。

(カボチャ初収穫)
 もしかして今年もサツマイモ、イノシシに食われた時の用意にと種を蒔いていたカボチャ、スクスク育って、今日初収穫。
多分、美味しい。
下の写真。

(夕食に食べると、甘みがあり、舌触りも良くおいしい)
カボチャ、昨年耶馬渓の古民家の畑で、棚を竹で組んでその上にツルを這わせて栽培していたので、場所をとらずいい方法と、なんとなく真似したもの。
 調べるとカボチャはイノシシの好物だそうで、種だけ残して食い尽くすとのこと。
 路地栽培していたら、カボチャとサツマイモ同時に食われて、泣きっ面に蜂だったところ。
 運が良かった。

(サツマイモの蘇生作業)
 今年は怒りに狂った?イノシシが例年より早くサツマイモを食い散らかしたので、比較的根の残ったサツマイモのツルを選んで、畑に植えなおす。
近所の農家の方が、「うちでは、昨年7/25日にサツマイモのツルを植えた。出来たよ。」
と話していたので、多分、埋め戻せたサツマイモ20本、10月末には収穫できる。
植え戻した一株毎に10Lのバケツに水を汲み、たっぷり注ぐ。(下の写真)

70メートル程離れた水場からリヤカーで重たいバケツを運ぶこと30分。
やっと作業が終わったころ、迎えの次男の車到着。

イノシシの攻勢にしっかり手を打ち、スッキリした気分でした。
今晩、残りのサトイモを食いに来た、イノシシ軍団の隊長のあわてた顔が目に浮かぶ。
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