九州に入りまして、大分【iichiko総合文化センター】での2回公演。
本日は<中日>。ようやく、ようやく折り返しです。体もやっと慣れてきました。
『勧進帳』の舞台面は、<松羽目もの>ですので<所作舞台>が敷かれています。
基本的に巡業での所作舞台は、各会館所有のものを使用しておりますが、同じヒノキ材とはいえ、場所場所によって質に違いがあります。
どれが良いとか悪いとかいうことはございません。ただ、堅さとか、滑り具合が、毎日毎日変わるので、実際その場で演技し、踊る役者にとっては、けっこう気になるものでございます。
あまり堅いと、シンで踊る方にとっては膝に負担がかかるそうですし(拍子を踏んだときに力が下へ抜けない)、立廻りがあるときは、トンボを返る人の、着地足に衝撃がかかってしまいます。
滑り具合も、あまり滑らなすぎると足さばきがつらいし、といって滑りすぎても踏ん張れない…。
会場ごとの舞台稽古をしない公演ですから、毎度毎度、本番の舞台で対応するわけですね。
今月の私にとっては、後見で、先日申し上げました<膝詰め>で移動することが多いので、滑りがよいととっても楽なのです。ときには足袋と摩擦を起こしているような舞台があったりするのですが、そういうときは腿の筋肉フル稼働でグイグイと突き進む感じ。
私にもう少し技術があれば気にもならないのでしょうが…。
本日は<中日>。ようやく、ようやく折り返しです。体もやっと慣れてきました。
『勧進帳』の舞台面は、<松羽目もの>ですので<所作舞台>が敷かれています。
基本的に巡業での所作舞台は、各会館所有のものを使用しておりますが、同じヒノキ材とはいえ、場所場所によって質に違いがあります。
どれが良いとか悪いとかいうことはございません。ただ、堅さとか、滑り具合が、毎日毎日変わるので、実際その場で演技し、踊る役者にとっては、けっこう気になるものでございます。
あまり堅いと、シンで踊る方にとっては膝に負担がかかるそうですし(拍子を踏んだときに力が下へ抜けない)、立廻りがあるときは、トンボを返る人の、着地足に衝撃がかかってしまいます。
滑り具合も、あまり滑らなすぎると足さばきがつらいし、といって滑りすぎても踏ん張れない…。
会場ごとの舞台稽古をしない公演ですから、毎度毎度、本番の舞台で対応するわけですね。
今月の私にとっては、後見で、先日申し上げました<膝詰め>で移動することが多いので、滑りがよいととっても楽なのです。ときには足袋と摩擦を起こしているような舞台があったりするのですが、そういうときは腿の筋肉フル稼働でグイグイと突き進む感じ。
私にもう少し技術があれば気にもならないのでしょうが…。