タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ゼロではなかったけど

2020年05月05日 | タカの渡り
    

実は、今日の記事は「予約投稿」にして、、、

タカ長はタカカノとハチクマ様を出迎えるためにお山に登りました。

その結果ですが、ゼロではありませんでしたが、本当のことを言うと、、、

ハチクマ 成鳥オス を1羽見ただけです。

他のタカはハイタカ4羽、ミサゴ1羽そしてトビも1羽、今日見たタカはそれがすべてです。

多くは期待していませんでしたが、でも、「片手」くらいは見たかったです。

    

でもまぁ、このような写真を撮ることが出来たのでヨシとします。

現れたのは、いわゆるこの山の「メインルート」ではありませんでした。

王道コースを次々と流れてくる渡りを見るのはもう少し先になるのでしょうか?

    

今日は子どもの日、そしてお山は町内の山なので、ひと山貸切りにはなりませんでした。

高齢のご夫婦も登って来られましたが、印象的だったのは中学1年生を頭に、3名のお嬢さまを連れて登って来られた家族連れです。

タカ長たちのそばでお弁当を食べてから下山されましたが、仲の良い家族を絵に描いたような、素敵なファミリーでした。

もちろん、タカ長たちも話の輪に入りましたが、世が世であればハイタッチしたり、、、、、と思うと、とても残念でした。

今日のような状況ですから、仕方ないと言えば仕方ないのですが、、、、、、。

    

これから1週間か10日間くらい、出来るだけ多くお山に登るつもりです。

急に暑くなって、体がそれになれていないからか、今日はかなりきつい思いをしての登りになりました。

でも、時間をかけて登ればお山に着くので、暑さに負けないよう頑張るつもりです。

    

ハイタカは4羽とも目の前を高速で飛んで行ったので写真には撮れませんでしたが、ミサゴはゆっくりと帆翔してくれました。

飛んでいるタカを撮るのは久しぶりなので、うまくファインダーにゲットできるか心配でしたが、何とか出来ました。

今日で自主トレは終わったので、あとは大きな群れを待つばかりですが、、、、、

その日がいつになるのか、それが分からないのがつらいところです。


こんな時だから

2020年05月05日 | 山歩きから
    コロナ禍や中止ばかりの予定表

とボヤいたことがありますが、その状況は今も続いています。

タカ長たちの団地では6月末までの活動がすべて中止になり、7月の防災講座も、8月の盆踊り大会も中止が決まりました。

まさしくコロナ禍、大災害です。

    

4月20日に山岳4団体から登山自粛要請が出されたことはご存知の通りです。しかし、、、、

このような時だからこそ、あのような要請文は無視して、歩きたい山は歩くことにします。

と、書くと気が狂ったのではないかと思われそうですが、タカ長はいたって正気です。

だって、あの要請文を出した団体のひとつは、、、、、

佐渡の山旅、集合:上越新幹線新潟駅、とか

南八ヶ岳縦走、集合:茅野駅とか言って、会員内とは言え参加者を募集しているのですよ。

山岳スポーツを厳に自粛していただきますよう、、、、

と外部に発信しながら、内部ではこのざまです。これはタカ長の理解を越えるのでコメントも出来ません。

あのような要請文は無視しましょう、と本気で言っていますが、誤解しないで下さい。

政府からは要請が出されていますし、何より現下の状況を見て、人として恥じない行動をとるのは当たり前のことです。

そのことをふまえて、あの要請文など無視です。

    

今日の画像は韓国プサン市の南西にある巨済島(コジェド)の里山、望山(マンサン)です。

標高は397メートル。上の画像の左端がそのピークです。

タカ長たちはタカを見たいと言う下心を持って登りました。

有名な山でもないので、ひょっとしたらタカ長たちが「日本人初登頂」かも???

そのようなことは知りませんが、いずれにしても、よほどのモノ好きでないと、日本人が登る山ではありません。

山道に入ると尾根まではけっこう急登で、山頂までは展望がありません。

    

このようなところを登って下りるだけの、退屈な登山ですが、山頂は韓国の山の例にもれず岩場になっていて、そこからの展望は申し分ありません。

    

麓の集落はまさしく「眼下」。あの海の向こうに対馬があります。

この展望がある限りこの山の魅力は無くなりません。日本から行って登る山ではないでしょうが、近郊では有名な山らしく、韓国人の登山者は多いようです。

    

ここでこのような感じでタカを待っていました。

タカの面では実りの少ない登山でしたが、韓国の山としては忘れられない山です。

韓国に限りませんが、どこにも登山者が集中する山もあれば、一人静かに歩ける山があります。

このような時期だからこそ、頭を働かせて、3密を避けながら健康登山をするべきだと思います。

山は逃げないので自粛するよう言われます。確かにその通りかも分かりませんが、、、、

山は逃げなくても、自粛ばかりしていれば体力や脚力は間違いなく逃げて行きます。

特に高齢登山者には、その逃げ足は超速です。

そのことを考えながらどのように行動するか、今が思案のしどころだと思います。