タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~4月12日

2009年04月12日 | タカの渡り観察
快晴から一転、雷雨になりました

 今日のタカ長は町内会の総会のため午後からの観察になりました。

 これまでの快晴続きと違って、空に雲があるので喜んで観察地に出かけたまでは良かったのですが、頭の上を流れるサシバを1羽見たあと雷がなり始め、雨も降り出しました。

 通り雨だと思って観察者一同車に非難していましたが、やんだと思えばまた降る状態で、15時に観察中止ということにしました。

観察結果

4月12日   晴のち雷雨

   観察者   キョージュ カンヌシ 新入生 カメ吉 トビ吉 タカ長
   観察時間  8:45-15:00

     サシバ          13
     ノスリ           3
     ハイタカ    西向き  2


ナベズル情報その後

 4月8日にタカ長観察地で観察してナベズル2羽の話です。

 その情報を愛媛県のK氏の連絡すると、その前日の4月7日の10時過ぎ(詳細な時間は聞いていません)に四万十の飛来地を2羽のナベズルが飛びたち、そのナベズルらしい2羽を由良半島の付け根でタカを観察していた人が見たことは紹介しました。



 その時の写真も紹介しましたが、この写真を詳細に見たK氏から「前側のツルの足が開いている」と言う指摘を頂きました。その指摘を受けて、そのとき撮影した写真をパソコンに大写しにしてみると、不鮮明でピンボケの写真ですが、確かに足を開いているのです。



 それとこの写真のように横から写したものを見ると、この前側のツルの足は、片方が下に20度か30度たらず下がっていることに気づいてのです。

 四万十の2羽のうちの1羽は足を怪我していて北帰行が遅れていたと言うことで、そのような情報を総合すると、タカ長観察地で観察した2羽は四万十からのものだと断定しても間違いないようです。

 ツルの渡りの南北ルートがタカ長観察地を通っている。いい話ですね。

 昨秋は四万十方向へ向けて渡るツルを観察しています。

 日時は確認していませんが、別の年にキョージュが同じ方向に渡るツルを確認されています。数は少ないですが、タカ長観察地はツルの渡りルートと重なっていると言えそうです。

 足を痛めたあのナベズルが無事に繁殖地に帰ることを願ってやみません。