タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月28日

2011年09月28日 | タカの渡り
美人効果って絶大だなぁ、、、、

 札幌からお出で頂いた○○さん、元気に旅を続けていますか?

 今日は朝早くからタカ長観察地にお出で頂き有難うございました。昨日は貴女が帰られてから10分もしないうちに観察地の真上にタカ柱が立ちました。それを見ていただけなかったのは残念ですが、しかし、今日も朝からたくさんのハチクマが現れ、十分に堪能して頂いたようで嬉しく思っています。

 貴女が帰られた後も同じようにハチクマが次々と途切れることなく渡ってきて、、、、、終わってみればタカ長観察地の記録を大幅に更新する結果になりました。まさに貴女は「福の神」だったですね。

 タカ長観察地の最高記録と札幌からの若きお客様、この二つはセットになって私の頭の奥深く刻まれることになりました。有難うございました。

            

 本当に今日は朝から出てくれました。それも出る方向が一定しているのではなくてあちこちから、、、、、、。

 その一部を写真に撮りましたので紹介します。これは観察地の東側で帆翔しているハチクマ。

            

 鉄塔の上を流れてゆくハチクマ、、、、、

            

 電線の中で帆翔するハチクマ、、、、、

            

 A山の尾根の向こうから現れて帆翔するハチクマ、、、、、

 朝はあちらこちらから現れましたが昼前からは南側を流れるハチクマが圧倒的に多くなったようです。

 いずれにしても今日はお祭り騒ぎの大忙しで、、もちろん写真に集中することは出来ませんでした。

            

 朝はほとんど雲のない状態でしたが、その後だんだん雲が出てくれてタカを探すのは楽でした。しかし、何となく空気がもやっていて遠くのタカは見えていません。また、観察地の東側にあるサクラの木に邪魔されて低く飛んで行ったハチクマの多くを見逃しているはずです。

 それでも新記録が出たのは全体的に近かったからでしょう。今日の数字の中には20倍のスコープでやっと見えるような遠くのものはほとんど含まれていません。

            

 とにかくたくさん渡ってきたので、、、、午後遅い時間に1羽見つけたときは「恥ずかしながら1羽ですが、、、、」と仲間たちに声かけする状態でした。

      

 これで例年通りの数を記録することが出来ました。間違いなく峠を越えたはずです。だからと言って明日からゼロにはならないはずですから、ついでに「ハチクマ5000羽」の記録を出したいですね。

 
 それにしてもタカの渡りは分かりません。東の観察地の観察結果を見ても、、、、今日タカ長観察地で大プレクする予兆はまったく見えていませんでした。

 印象的に言えば「空から降ってきたのか、地からわいてきたのか」と言うような感じです。

 今日のハチクマを西の観察地でどれだけ拾えるか???それもまた気になるところです。

さて気になる今日の結果ですが、、、、、16時にタカ長が観察地をはなれるとき

        ハチクマ    1604でした。間違いなく新記録ですね。

 そのほかの記録はホームページで確認してください。 

      

 この写真では分かりませんがエゾヒタキです。何日か前から姿を見るようになりました。

 今日はノビタキを初めて確認しましたが、写真を撮る前に逃げられてしまいました。

 季節は確実に秋に向けて歩んでいます。

 ただいま皿倉山からメールが入りました。

      ハチクマ       512
      サシバ         1
      チゴハヤブサ      1
      ハイタカSP       2
      大型不明        1

  以上が皿倉山の観察結果です。

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2 コメント

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Unknown (横山です。)
2011-09-30 06:18:15
お世話になりました!

下山して 尾道 倉敷と移動しても
ずっと空ばかりが気になります 笑

おかげさまで見分けも少し出来るようになり 平地からもニ羽のハチクマを観測することが出来ました!

天気にも恵まれ 幸せでした!

引き続き 頑張って下さい!(^_-)-☆
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タカの渡り観察ツアー (HW初心者)
2011-09-30 23:36:39
タカの渡りの観察のためのツアーがあるようですね。
天文でも日食を見るために世界中を旅行されたり、オーロラを見るために北極圏の国々に旅行される方がいらっしゃいます。
タカの渡りでは、海外と言えば韓国のようですが、タカファンが増加すれば世界中に旅行される方が出現するかもしれませんね。
もう、いらっしゃいますか?
海外へのタカの渡り観察ツアー、私が退職した頃にはあるもしれません(笑)。
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