タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

山には秋が、、、、

2010年08月23日 | 山歩きから
八幡高原に行きました、、、、

 連日の猛暑からチョッとだけ避難するつもりで先週末県北の山のふもとを歩きました。

 直射日光の下は真夏と同じですが、、、、林間には涼しい風が吹いていました。いくら暑くても、標高1000m以上のところへ行くと下界とはまったく違います。日本でも、常夏の南の国でもこの事情は同じです。

    

 高原にはマツムシソウが咲いていました。夏と秋が同居している、と言うことなのかマツムシソウの周りには蝶や虫が飛び回っていました。

    

 マツムシソウの写真は何枚も撮ったのですが、その中で何か他のものが写っているものを紹介します。花だけでなく虫も蝶も蛾も、、、、みんな分かると楽しいのでしょうが、残念ですが私には分かりません。

    

 広島の空は連日青空、、、、憎たらしいような青空の連続ですが、山では時に雨を運んでいるような雲が出ていました。あの雲にロープをかけて我が家の上空まで持ち帰りたい気分でしたが、もちろんそのようなことが出来るわけがありません。

    

 今年の夏は雨期と乾期。台風も一つだけで単純な天気の推移でした。予報によると秋が短くて冬が寒いそうですね。そうなれば日本の天気は雨期と乾期、夏と冬の二季になってしまうのでしょうか。四季のある国、と言うのは死語になるのでしょうか?

 連日の猛暑のために頭がおかしくなって、このところ要らぬ心配をしているタカ長です。

    

 ミゾソバも咲いていました。

 図鑑によるとミゾソバの花期は長いようなので、これが秋を告げる花と言ってよいのかどうか分かりません。しかし、私のイメージでは間違いなく秋の花です。むかし県北の山を歩き回っていた頃、恐羅漢山のふもとの牛小屋高原からナツヤケノキビレを通って中の甲を経て樽床ダムに向けてよく歩きました。あのルートは私たちのメインルートの一つ、と言ってもよいものでした。

 その頃の中の甲はブナの原始林に囲まれた素晴らしいところでしたが、それとともに道のそばで咲いていたミゾソバの花が印象に残っています。ミゾソバもまたマツムシソウと同じように私にとっては山の花であり、秋の花なのです。

    

 このような花が咲いているのですから、、、、、

     山は秋近し、、、、

         その秋は間もなく私たちの町にもやってくるはずです。

 その日を楽しみに今日の猛暑に耐えましょう。



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