タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

たった独りの山旅~4

2021年01月20日 | 山歩きから
    白い雲に憧れて  霧まく尾根を行く夢は

   星空仰ぎ 山男  カンテラふって 山男


    

「雲に消えゆく山男」でこのように歌われているカンテラとは、このランタンだと思います。

タカ長が子どものころはわが家にも石油を使う、文字通りのカンテラがありましたが、山では石油を利用するカンテラは使わないと思っているのです。しかし、タカ長より前の、古い時代のことは知りません。

タカ長のランタンは処分したので、元山岳部長の登山講座さんの画像を使用させて頂きました。

余談ですが、このサイトはタカ長の貴重な情報源、色々なことを勉強させてもらっています。

タカ長もこのような屋根型のランタンを使用していました。テント生活で使うことが多いのですが、山径で使ったこともあります。

四国の三嶺の稜線。キリが深くて風のない夜でした。

このランタンを持って歩くと、キリの中にランタンの柱の部分が黒い影となって現れました。

ローソクの明かりの光と影、タカ長の目の前に大きな劇場が出現したようでした。

今は明るいLEDのヘッドライトがあるので、ローソクの明かりで山を歩く人はいないでしょうが、山歩きの雰囲気で言えばランタンのものです。

この歳になり、足腰が弱って目があやしくなってくると使うことのできない灯ですが、、、、、

あの風情は忘れられません。


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