タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月25日

2011年09月25日 | タカの渡り
二度あることは三度無い???

 今日は期待していつもより早く観察に出かけましたが、、、、

 数字ほどの感動のない一日でした。すべてはハチクマ様の御心のまま、、、、タカ長たちがあれこれ行っても仕方ありません。

          

 今日も遠来のお客様を含めて多くの人に来て頂きましたが、、、、、満足されたか失望されたか、人それぞれでしょう。タカ長としては出来るものならすべてのハチクマが観察地の真上を通ってくれることを願っていたのですが、平素の精進が足りなかったのか、なかなか思うに任せない今日の観察でした。

          

 携帯の鉄塔のところに集まってくるハチクマです。タカ長観察地をご存知の人はある程度イメージして頂けるでしょうが、これなどは近いほうです。これより近く来てくれるハチクマもいましたが、、、、

          

 近くに来てくれるのは何故か単独か小グループだけ、タカ柱と言う状態にはなりませんでした。

 と言うことで今日も写真らしい写真の紹介が出来ません。

      

      

      

 今シーズン1回くらいは秋らしい表情のあるくもをバックに帆翔する数十羽のタカ柱を紹介したいのですが、無理なのかなぁ。このところのハチクマは観察地の北側か南側に現れ、本当に王道コースと言っている真上を渡るハチクマが少ないのです。

 明日はタカ長観察地第二の記録をした9月26日。
 
 本当に感激的なタカの渡りを見たいです。

 仲間が観察している北九州市の皿倉山からは「真上近いところを130羽飛びすごいことになりました」と言う携帯メールが13時52分にはいりました。若い仲間がすごい渡りを見て、感動してますますタカの渡りの世界にはまってくれることは大変ありがたいことですが、正直その感動を少し分けて欲しい今日のタカ長です。

          

 今日はこのようなものまで登場しました。ミサイルではありませんよ。天体観測用の望遠鏡みたいですが、、、初めて見た人は興味津々。

 天体望遠鏡は反対に見えるのですね???もしそうだとしたら、、、、ハチクマが腹を上にして西から東に向けて飛んでいるのが見える????何て馬鹿なことを言って楽しみました。本当のところはどのように見えるのでしょうか?

 これを持ち込んだのは島根県こら来られたホークウォッチャーですが、、、、、見るところ彼はそ双眼スコープで観察されていたようですから、この望遠鏡はタカ長観察地では活躍の場がなかったのでしょうか???

 タカ長が帰るまでの記録

     ハチクマ   542羽
     ノスリ     17羽
     サシバ     2羽
               他にハイタカ属を少しだけ見ました。

 一番のヤマは14時前の128羽ですが、、、、これも遠くで帆翔して観察地の南側遠くを流れていったので数字ほどの感動はありませんでした。

 真上コースの渡りが待たれるタカ長観察地です。

 ただいま皿倉山から携帯メールが入りました。今日の記録は、、、、、

    ハチクマ     799
    サシバ       2
    不明        1

 今日の渡りには皿倉山のギャラリーの皆さまも感動されたようです。この感動が忘れられなくて私たちの仲間に加わってくださる人が現れると嬉しいのですが、、、、、。






           

最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
感動しました! (HW初心者)
2011-09-25 19:02:09
島根県の天文ファンです。
あの反射望遠鏡は、ドブソニアンという種類です。
星を追尾する赤道儀が無いので、大口径の割に安いです(笑)。
手動で対象を導入するので、ホークウォッチングに使えるかなと思い持参しましたが、動くタカには視野が狭くて不向きでした。
それと直射日光で望遠鏡内の空気が暖められて、ピントが合いにくくなっていました。
7倍の双眼鏡が一番見やすかったです。
タカ研の皆さんがいらっしゃらなければ、タカ柱を見ることは出来なかったと思います。
ありがとうございました。

初タカ柱、初タカの渡り、初バードウォッチング、初遠征でした(笑)。

「タカの渡りを楽しむ本」を購入しなければ、広島に行くこともなかったでしょう。
返信する
有難うございました (タカ長)
2011-09-25 19:41:50
HW初心者さんこんばんわ。
今日は遠路お出で頂き有難うございました。ブログにも書きましたように今年はまだ観察地の上にタカ柱が立ったことがありません。あれを見て頂きたかったのですが、世の中そうそう甘くないようですね。
最初から一番良いところを見ると有難味がありませんから、それは次回にとっておきましょう。またお出かけ下さい。

「タカの渡りを楽しむ本」が役に立ったようですね。観察地案内を書いたものとして嬉しく思います。有難うございました。
返信する
ガイドブック (HW初心者)
2011-09-25 20:21:03
現在、次のタカの渡りに関する書籍を所有しています。

タカの渡りを楽しむ本
タカの渡り観察ガイドブック
タカの渡り(第9集)
新訂ワシタカ類飛翔ハンドブック
60歳からのホーク・ウォッチング

注文中…サシバ通信

返信する
お早うございます。 (imaipo)
2011-09-26 07:46:52
いやー凄い装備もありますね
初めて見ました、観察ができると感激するでしょうね。
返信する
次回は… (HW初心者)
2011-09-26 18:07:44
「タカの渡り」の観察を天文に例えると流星群の流星観測のような感じです。
シーズンは決まっていますが、ピークがはっきり分かりません。
タカ柱の発見は、新彗星の捜索のような感じです。
どこに現れるか分かりません。

次回は、宮内光学10cm双眼鏡を彗星観測用にバージョンアップした器材で遠征したいと思います(笑)。
いつか、黒い大砲(忍者)で月を見てもらいたいですね。
返信する
おはようございます (タカ長)
2011-09-27 06:51:27
imaipoさんおはようございます。
いろいろな機材があるものですね。私も初めて見ました。
いつ何が起こるかわからないのが渡り観察です。分からないから面白いのですよ。
返信する
私も経験があります (タカ長)
2011-09-27 06:58:21
HW初心者さんおはようございます。
私も流星群を見た経験があります。おっしゃるようにこれだけは予測不能で、タカの渡り観察と似たところがありますね。

来月になるとノスリが渡ってきます。数はハチクマほど多くありませんが、それはそれで楽しいものです。

大砲で月を見たいですね。そのような機会をつくっていただければ山の仲間を集めることが出来ます。家内をはじめ自然に関心のある仲間なので何人かは集まってくれるはずです。知っているつもりでいる月の話など聞かせて頂けると嬉しいのですが、、、、、。
返信する
大砲は、忍者(Ninja) (HW初心者)
2011-09-27 21:56:34
忍者(Ninja) シリーズには3種類あり、口径が32,40,50cmで 価格は約30,60,100万円です。
私の忍者は一番小型です。
笠井トレーディングから販売されています。

他社のドブソアン望遠鏡もあります。
鏡筒が分割できないですが、忍者より安価です。
返信する

コメントを投稿