タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

タカ長の山登り

2008年07月22日 | 山歩きから
ゆっくり歩くのも技術(ウデ)のうちです

 昨日のタカ長ブログ、アクセスして下さった人が若干多かったようです。山歩きに関心のある人が多いのか、それともメタボリックシンドロームに関心が集まっているのか?
 その答えはタカ長には分からないのですが、タカの渡りまではまだ時間があるので私の山の歩き方を紹介します。



 ここに写っているのは全員タカ長のグループです。足元の花に目をやっている人もいますし、あまり関心のない人はかなり先を歩いています。あまり良い歩き方ではないのでしょうが、ほとんどの場合はこれを許しています。
 しかし、リーダーのタカ長の神経は張りっぱなしで天候の急変に備えているのは当然のことです。脳天気でたずなを緩めているわけではないのです。

 いま中高年の登山が盛んです。その人たちにはそれぞれ自分の歩き方があるのですからタカ長が云々するのはおかしいのですが、大体においてその人たちの歩き方は速いのです。特に最初のワン・ピッチが速いのです。

 最初速く飛び出すからその付けが後に出て最後にきつい思いをする。そのパターンが多いのです。とは言ってもゆっくり歩くのも意外と難しいのです。ゆっくり歩くのもウデのうち。誰でも出来ることではないのです。



 中高年が山を歩くのはほとんどの場合のはずです。今更ヒマラヤの高峰に登ることを目指して日本の山を歩いている人はほとんど皆無のはずです。

 健康のために歩くのならそのような歩き方がある、と言うのがタカ長の考え。昨日も書いたように、健康目的で山に行って体を壊して帰るのでは何のための山登りかと言うことになります。





 雨模様の天気でも足元にはこのような花が咲いているのです。その花に視線を送ることの出来ないのは何かが欠けている、とタカ長は感じています。

 くどいようですがゆっくり歩くのもウデのうちなのです。そのためには経験者の同行が必要条件、高い山に行くときなどは絶対条件になると思っています。



 タカ長はメンバーをかなりフリーに歩かせていますが、しかし、このように条件が悪くなったときは「黙って足元に集中して歩け」と言う命令を出します。そのとき私のメンバーはリーダーの指示を絶対的なものとして受け止め、リーダーの指示に従ってくれます。

 だからこそ許されるときは最大限自由にしているのです。
 
 リーダーの指示に従えないメンバー、リーダーシップが発揮できないグループを自由にさせることはありえないこと、山は多数決の世界ではないことを指導した上での自由なのです。そのことが出来ないと問題のグループになります。

その最初の出発点は押えておかないといけないのです

 安全に「健康のための山歩き」を楽しむために、、、、、、

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