タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

得した気分

2015年02月05日 | 日々雑感
今日の画像はすべてネットから借用したものです。

朝は良かった天気もこの時間は雨になりました。裏山に行かなくて良かった、ということかも分かりませんが、、、、

今日は初めから外に出る気がありませんでした。それは、、、昨日読み始めた本を読み終えたかったからです。


その本はこれ、、、、

さだまさしの「風に立つライオン」は彼の代表曲のひとつで、お聞きになった人も多いでしょうが、、、、

お忘れの人はここをクリックして下さい。

「アフリカでの僻地医療、巡回医療に青春を懸ける青年医師が、母国日本に残してきたかつての恋人に宛てた手紙」

という設定で書かれた「風に立つライオン」は大きな影響を医療従事者のみならず、多方面の人にあたえました。

その曲のリスナーの一人であった俳優の大沢たかおが、2008年に「風に立つライオンを小説で読みたい、映像化して自分が出演したい」といいだし、さだまさしが苦労の末書き上げたのがこの小説です。

この「風に立つライオン」(さだまさし著幻冬舎文庫)を予定通り午前中に読み終えました。

    

さだはこの小説の執筆で苦しみぬき、ギブアップ直前まで追い込まれますが「命のバトン」というテーマに出会って書けるとおもったのです。

「主人公の島田航一郎という青年医師がケニアで自分の命をかけて守ったミケランジェロ・コイチロ・ンドゥングが、やがて医師になり、東日本大震災直後の東北に来る。そこで出会った子どもが、また医師を目指す。この命のバトンをつなぐ道筋に出合った時に、書ける!と思えたのです」

そのような思いで書かれた感動の長編小説ということですが、、、、、、

    

下手な講釈は止めておきます。とにかくお読みください。決して損はさせませんよ。

この本を読んで感動し、タカ長にはまだ感性は残っているのだと嬉しくなり、チョッと得をしたような気分になったことだけお伝えしておきます。

大沢たかお主演の映画「風に立つライオン」は3月14日から公開されるようです。

平素はあまり映画を見ないタカ長ですが、この映画だけは見たいといまから楽しみにしています。