タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

何もしないのが一番楽?

2012年04月21日 | 日々雑感
韓国への出発が近づいてきました。なんとなく心せわしい気分のタカ長です。

前半は山歩き、そして後半は渡り調査。そのため期間は長期になって3週間を超えます。正直言って楽な旅行ではありません。それだけの旅ができるのは山歩きを続けて体力を維持しているからだと言えます。 

現役のころ会社でよく話したものです。「まじめに遊べ」と。そして少し格好良くいうときは「仕事は楽しく」とつけ加えたものです。「仕事は楽しく、遊びはまじめに」と言うわけです。

貴重な時間を使って、なけなしの軍資金を使って遊ぶのですからまじめにやらないとペイしません。そのようなタカ長の生活を批判的に言う人もいましたが、そのような人は自分では何もしていない人なのです。タカ長とて何もしないのが一番楽なのです。何かすると言うことは大なり小なり負担がかかります。

        

プサンでの観察を例にとれば、早朝4時過ぎには起床して、前夜コンビになどで買っておいた朝食を大急ぎで済ませ、タクシーに乗って太宗台公園の入り口まで走り、そこから30分以上歩いて夜が明けたばかりの観察地に駆けつけるのです。

観察を終えてホテルに帰れば、、、、、、観察記録の整理とか写真の整理、、、、、夕食、、、、、洗濯、、、、、、などなどいろいろなことを済ませる必要があるのです。

そのような生活が2週間続くのがプサンでの渡り調査なのです。

         

渡り調査は長時間、長期間に及ぶので楽なことではないのです。それは外国でも、自分の観察地でも同じことなのです。それを承知の上でやるのですから好きだと言えば好きなのでしょうが、、、、、、

だからこそリタイアしたいまでは「遊びは楽しく」と言うことを第一に考えて毎日をすごしています。

タカ長だけではないでしょうが、ある面で言えば何もしないのが一番楽なのです。しかし、そのように楽な生活を続けていることが充実した人生かと言われると、その答えは間違いなく「ノー」でしょう。

そのようなことを考えながら出発前の忙しい時間をすごしています。