タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

人と防災未来センター

2011年06月11日 | 日々雑感
何よりも隣近所のつきあいが大切なのでは??

 昨日は日帰りで神戸に行ってきました。

 行き先は「人と防災未来センター」です。ここは言うまでもなく阪神淡路大震災を記念して造られた社会教育施設、と言えるものです。

        

 昨日も多くの来館者がありました。小学生や中学生の団体が多く来ていました。今回の東日本の大震災が影響しているのかも分かりません。

 私たちは山のグループを核にした団地の団体です。もちろん事前予約していました。

 予約している人はキッチリと管理されたスケジュールに従って見学します。

        

 私たちは13:30から30分間ボランティア・ガイドの方の講和を聞きます。ご自身の震災体験をご自身の言葉で語られます。そのため2度3度と見学に行っても同じ事を聞かされることはありません。

 館内は撮影禁止なので画像での紹介は出来ませんが、、、、

 この見学を通して私たちの参加者もそれぞれがいろいろなことを学んだはずです。それは多種多様なことかも分かりませんが、大きな災害の遭遇したときは何より平素からの隣近所のつきあいが大切、と考えたのは共通していると思います。

        

 災害が起こったときは「自助・共助・公助」が大切と言われます。

 自助~自分の身は自分で守る。何より大切なことですが個人の力には限界があります。

 公助~消防や警察の助けは何より大切ですが、この公助が身辺に届くまでには時間がかかります。

       阪神淡路大震災では3日間と言われています。今回の震災ではその何倍も時間がかかっています。

 そこで大切になるのは共助です。

 公助が届くまでの間、隣近所の人たちが協力して生きぬかないといけないのです。

 そのときの活動少しでもスムースに進めるためには平素からの近所づきあいが大切、と言うわけです。どんなにがんばっても自助だけでは生きられないことが多いのです。

 私たちの山のグループは団地の同好会活動の一環として行われています。いわば町内会活動のひとつです。

 あってはならないその日のために活動しているわけではありませんが、私たちのように地域を拠点に活動していることはいざと言うときには力を発揮するのではないかと考えています。

 ボランティア・ガイドの方がおっしゃるように、タカ長もまた平素の近所づきあいは大切だと考えています。そのため微力ながら町内会の活動にも協力しているわけです。