タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

天杉山を歩く

2008年05月24日 | 山歩きから
緑の風に吹かれて、、、、、

 5月23日、タカの観察はトビ吉おじさんらに任せてたタカ長は山歩きをしました。登ったのは島根県匹見町(現在は益田市)の天杉山。西中国山地の真っ只中、ブナをはじめとした広葉樹の森歩きです。



 ご覧のように緑の山が続いている山です。実際に歩くのはこの山の左のほうですが、どこを見ても緑の山です。



 山道からの展望もほとんどありません。天杉山の頂上からの展望もほとんどありません。ただひたすら緑の中を歩くだけです。



 ピークハント型の登山には向きませんが、森を歩きたい人には最高のコースです。奥匹見峡の駐車場から尾根に登りまでは山が切り開かれていてうれしくありませんが、尾根に立てば快適な道が頂上まで通じています。ただひたすら森の中の道を歩くだけです。

 遠くでアカショウビンの声も聞こえました。キビタキの姿も見ました。近くでコルリの声を何度も聞いたのですが姿を確認することが出来ませんでした。

 ソウシチョウの姿も確認しました。野田の原の近くでは相当数のソウシチョウが鳴いていました。
 森の中を鳥を見ながら歩くのは快適でした。

 でも本当は疲れました。タカの渡り観察に明け暮れていてトレーニング不足の体には10kmの山道歩きはこたえました。今回は天杉山の頂上にこだわりましたが、本当はのんびりと森を歩いて、適当なところから引き返してくる、そのような歩き方が似合う山です。