北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

僕ちゃん、もう13歳では無かったから

2018-05-25 20:45:16 | 旅行
北海道には竹林が無い。
厳密には道南、函館の近くに少しあるらしいのだが見たことが無い。

京都へ初めて来た時、桂で竹林を見つけて感激した。
以前西京区にある洛西竹林公園へ行ったこともある。

でも観光客に有名なのは嵐山、天龍寺の北にある竹林らしい。



昔、取引先の男性が「天龍寺の庭には感激しました」と云っていたのを思い出したので今日の行き先は嵐山に決まった。

嵐山へは家内と何度も来ているのでそれ程感激は無いのだが天龍寺から北へは入ったことがない。いつも渡月橋を渡る程度だった。

今回は天龍寺を通り過ぎて竹林へ突入。
道の先にトロッコ列車の駅があるので歩いている人も多かった。





人を避けるようにシャッターを押し、歩いていて見つけたのが天龍寺の北口。



ここから寺へ入っても同じだろうと料金を払って入園。つまり寺へ入る前に庭から入ったと云うことになる。







「なるほどね、これが感激したと言う庭か・・・」と思いながら一巡して寺を出たのだが、疲れ気味の私にはそこそこの感激しかなかった。







有名なコロッケ店の前には修学旅行生の行列が出来ていて諦め、渡月橋を渡って法輪寺へ。







ここはあの望月麻衣さんの小説で知った寺で、数え年で13歳になった男女が、健康を願い参詣する寺らしい。









お詣りが済んだ後、渡月橋を渡るまで後ろを振り返ると知恵が本堂に帰ってしまうという言い伝えがあるらしいのだが、橋の上を気を付けて歩きながらも何度も振り返ってしまい「知恵」がどんどん失われて行くような気がしたのだが、よく考えてみると私は13歳ではなくて68歳だった。



知恵なんか最初からそんなに無いし、すでにボケ老人の入口にいるのだから関係ないとケツを捲ってもう一度コロッケ店の前。



行列はまだまだ続いていて、(ケッ、コロッケなんかどこでも同じじゃい)とここでもまたケツを捲って嵐電に乗った。