北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

歴史的な日

2016-03-26 20:58:00 | 報道
今日は何の日?

それは朝刊を見ただけで一目瞭然だ。
元旦並の、いやそれより分厚い新聞が届けられていた

北海道新幹線開業の文字が躍り、関係首長が笑顔で並んでいる。
北海道中が興奮している。

北島三郎も「函館は もう はるばるではない」とまで言い切った。

津軽海峡を海底トンネルが通った時も歴史的な偉業として喜んだものだが そもそもトンネルは この新幹線を通すためのものだった。

昔、高速道が無い当時、免許取り立ての向う見ずな私は運転できるのが嬉しくて一般道を函館まで12時間かけて走った。
あの狭い曲がりくねった片側が崖の函館山の登山道を怖いもの知らずは必死になって運転した。

ホテルに泊まろうなんて考えのない運転初心者は、とんぼ返りでもう一度12時間を運転して無事帰宅。
あの時、初めて「運転って疲れるものだ」と云うことを体が覚えた。


その函館が今では高速道路が開通して530キロに縮まっている。
頑張れば 7~8 時間の距離だが、オッサンになってしまった体では無理だろう。

函館は やっぱり「はるばると離れた遠い地」に思えてしまう。

函館から札幌への新幹線延伸は15年後だそうで、その頃私は生きているのだろうか。

もし生きていたとしても、スーツケースを転がして新幹線に乗り込む元気は無いに違いない。

来年、元気になって 何とか函館まで行けたなら、やっぱり唄うだろうな。
「♪ は~るばる来たぜ 函館へ・・・・・」